21世紀の職人技で作る！ 渋く輝く無垢ステンレス 削出しボールペン RockeT (ロケット)

この度、東京多摩地区の精密金属加工会社の三社が共同で、各社の技術と職人技を活かした商品を企画、開発しました。 その三社は、IT産業、高速鉄道や航空宇宙産業で使用される様々な部品を製造しています。 我々が部品を作成する時に使用している、精密加工機械、プログラミング技術、 そして、世界に誇る高精細の加工技術と職人技を活かして、既存の市場にあるモノとは、一味違った、「持つことの喜び」や「ステイタスを感じて頂ける」一般消費者向け商品を創りました。

今回、私たちが企画・作成し、ご紹介するのは、以下の4点です。

１、無垢金属から削り出した、ステンレス ボールペン「RockeT」(ロケット)

２、ステンレス ボールペン「RockeT」 専用 ギフト用ケース

３、２ｍｍ厚のステンレス材を加工した、ステンレス ペンスタンド 「Launch Pad」(ランチパッド)

４、無垢金属から削り出した、ステンレス ペンスタンド「Ｇinga」(ギンガ)

2種類のペン スタンド

これらの商品は、全てオリジナルのデザインで作成しました。 デザイン的にはシンプルですが、加工には世界最高レベルの技術が使われています。 単に金属で作った製品と言うだけではなく、細部にもこだわりを持った商品となっており、金属なのに温かみを感じるほどの滑らかさ、鏡のように輝く表面のキレイさ などを含め、限りなく精度を極めた部品たちを観て頂きたいと思います。 

他とは一味も、二味も違った商品を手にしていただくことで、きっとご満足を頂ける仕上がりになっていると思います！！

自分のデスクトップに飾って、毎日使っていただくのもOK！  会社の受付に置くことで、来訪者に対して、重厚なイメージを抱いて頂くこともできると思います。 また、名入れやギフトケースもご提供しますので、記念品やプレゼントなどに如何でしょうか！

RockeT ボールペンの素材には、ステンレス鋼を使用しました。

ステンレス鋼材とは、鉄にクロムやニッケルなどの物質を添加して錆びにくくした特殊鋼の一つです。JIS規格では、ステンレス鋼材の材料記号を「SUS」と書きますが、これは「錆びにくい」特殊用途の鋼であることを示す"Steel Special Use Stainless"から取られています。

                                                無垢のステンレス鋼

この「錆びにくさ」は、クロムを12%以上含有しているときに見られるため、ステンレスとはクロムを12％以上含み耐食性を高めた鋼であるという言い方もできます。最新の国際的な定義では、炭素が1.2%以下でクロムが10.5%以上と定義されています。

成分から大別すると、添加元素としてクロムをベースにしたものと、クロム-ニッケルをベースにしたものがあります。 鉄鋼材料にある特定の元素を添加することで、様々な付加価値を作り出すことができるため、ステンレス鋼材でも種類によって多様な添加元素が足されているケースもあります。

今日では、ステンレスメーカーの独自開発の鋼種を含め、200種類を超えるステンレスがあると言われていますが、この生活に欠かすことのできない重要な鉄鋼材料の用途は多岐にわたります。例えば、刃物やベアリングをはじめ、工業用途ではシャフトやノズル、タービンブレード、台所で用いる調理器具全般、厨房機器、建築内装、外装材、医療器具、宇宙航空部品、自動車部品、鉄道車両、化学プラントをはじめとする各種プラント、海水のかかる機器類などがあげられます。

このステンレス鋼を使用することで、長期にわたり安定した輝きを維持し、丈夫でいつまでも作成時の状態を楽しめるのもポイントです。

RockeT ボールペンケースの素材は、アクリルを使用しました。

アクリルは、ガラス同様に光を通すのでステンレスやアルミなどの金属素材と相性がよく、ポップな印象になります。インテリアとしても、建築関係にも多々、幅広く使われております。 RockeT ボールペンを是非とも貴方のお部屋の空間に置いては如何でしょうか？

今回、RockeT ボールペンケースにアクリル材を、使用するにあたって、特に技術が必要だった事は温度の変化によって伸縮が発生してしまうので、常温環境での、加工が絶対条件になります。

切削工具で削ると、熱による曇りが発生する所も、加工難しさであります。培ってきた職人の匠の技と加工条件の知識でアクリルの素材を活かした製品に、なっています。

また、本体、キャップ共に、同時間帯の合わせ加工をする事によって、空気の抜けるちょうど良いクリアランスに仕上がることにこだわり、がたつきは無いが、スムーズに出し入れができる、絶妙な精度を実現しました。 これは、我々の半世紀にわたる樹脂加工の実績の賜物といえます。

しかし、「なぜ？アクリル？」「他の樹脂材でも？」と、思われるかもしれませんがアクリルは、光線透過率が90%以上と、極めてガラスに近い透明度から、樹脂のクイーンと呼ばれているのです！！  従って、キレイに輝くボールペンの光をケースの外からも確認ができます。

また、衝撃にも、強く万が一、落としたとしても、ガラスの様に、破片が飛散しません！！耐衝撃強度はなんと、ガラスの10倍以上なのです！

まさに、RockeT ボールペンを守るにふさわしい、ケースの材料と言えますね！！

是非とも、RockeT ボールペンが格納されているアクリル ケースを眺めてみてください。

また、このケースはギフトケースとしての利用も想定しています。 透明なケースがゆえに、名入れをした部分の文字もしっかりと観ることができます。

ペン先の形状について：

ペン先の形状は、ボールペンの先端 と ボールペンの本体とのギャップを限りなくして、一体感を持ったデザインを採用しています。  このデザインを実現する為に、宇宙航空分野での実績を上げた、1000分の1ミリの加工技術が活かされています。 ボールペンの先端は、一つの構造体に見えるくらいに高精度に作られています。 

インク(ボールペン)について：

ステンレス鋼で作成したボールペンですから、プラスチックや他の材質のものよりも、丈夫で長く使っていただける商品になっています。 長く使えばボールペンのインク切れが想定されます。 ペンの芯の部分には、国内の有名メーカーの芯を使っています。 書き味もさることながら、安定して供給されているものですので、末永く使っていただけると思います。 また、芯の固定には、一番の精度を持たせていますので、文字を描くときにぶれたりするようなことが無く、安定した書き味が得られるようになっています。

スタンドは2mm 厚のステンレス鋼を使用した安定感のある「Launch Pad」：

ペンスタンド 「Launch Pad」には、電車のボディーなどに使用される 2mm 厚のステンレス板材を使用しています。 従って、通常のステンレス製品よるも、かなり重厚感、安定感がある仕上がりとなっています。

数メートル四方の大きな材料から、ボールペンを置いた時の、バランスやデザインをきめ細かにデータ化、大型コンピュータレーザーカット機で切り抜きを行い、CAMで、匠の技と組み合わせて、曲げ加工を実施していき、最終的な立体的な構造にしていきます。

そして、最後は 一品、逸品を、一つ一つ職人による手作業にて、バフ研磨作業をしています！！

バブ研磨とは、布で作られた研磨輪で表面に、素材に応じた研磨剤を付け機械で回転させ、磨き処理を施す方法の事を言います。

ステンレスの板材から出来たスタンドの原型を滑らかに、手触りよく仕上げて、行くのです！

このバフ研磨作業により、渋く高級感のある光沢に仕上げます。若干のヘアライン(髪の毛のように細いスジ/実際は髪の毛よりもかなり細いスジ）が入ります。

これと同じ加工をしたモノは、厨房器具やホテルで使用される什器のパーツなどに多く利用されています。

RockeTボールペンの相応しい技術と発射台を思わせるデザインにもこだわりました。

そして、このスタンドは、ペンを立て掛けることはもちろんのこと、スマホスタンドとしても利用ができます。

「Launch Pad」には、アクリルのアダプターが付属しています。

直ぐに書ける状態でスタンドを使用する場合は、アクリルのアダプターを装着して、ペン先を下にして置きます。

ペンのキャップを付けた状態でスタンドを使用する場合は、アダプターなしでペン先を上にして置くようにします。

            アダプターあり                                          アダプターなし

ステンレス製円球回転スタンドについて

ステンレス素材で、もっとも苦労するのが、切削加工です。

この円形回転スタンドの特徴は、なんといっても重厚感です。  直径は、65mm、重さは 570g にもなります。

このような大きさになると、加工も難しくなってきます。

ステンレス以外の材料ですと、切削で発生した熱は通常、製品と切削工具に、伝わり逃げていく加工し易い素材もあるのです。

しかし、長年にわたり、職人培ってきた、加工方法工具選定に、切削油とありとあらゆる加工実績のデータを元に製作しております。

底の部分は、切削加工で可能な限り、円球形状を作りだしています。 重量も相まって重厚感のある逸品となっております。

球面加工と重さにより、起き上がりこぶしのようにペンを指しても安定した状態をキープします。 また、ペンを指す中央部分には、金属摩擦による傷を防止するために、アクリルの素材を埋め込んでいます。

是非とも、間近でステンレスの重厚スタンドを堪能してみては、如何でしょうか！

曲面彫刻について：

RockeT ボールペンで採用したステンレス鋼の局面彫刻は、全て50年の歴史をもつ、コムロ機械彫刻所の職人さんが、手作業で彫刻を行います。 この彫刻は＜深彫り＞と言う手法で、一般的なレーザー加工などに用いられる＜浅彫り＞（サンドペーパーや仕上げバフがけなどで消える位の深さ） などとは違い、使いうこむうちに削れて見えなくなってしまうようなことはありません。長くキレイに使っていただくために最も適した手法と言えます。

RockeTボールペンにはボディー部、後方部に丸ゴシック体での名前を入れられます。

今、多素材での彫刻の主流といえばレーザー彫刻です。 パソコンのデータを元にレーザーで彫刻する訳ですが、これは設備が、あれば簡単に出来ます。

しかし、RockeT ボールペンでは、名前の彫刻彫りでも 職人の、超絶ワザでステンレス鋼に、素晴らしいネームを彫刻します！

正に、自分だけの、真の逸品になります！

レーザー彫刻に、勝るものはないのではって思いますか？ レーザー彫刻は、平面、フラットな素材では、力を発揮しますが、曲面のRockeTボールペンには通用しません！

丸棒に、彫刻する自体が最難関に難しいのです！！

最先端のコンピュータ制御の機械でも、かなりの複雑多面的加工な、プログラムが必要になります。

RockeTボールペンは、その、プログラムデータに頼らず、手彫り職人の超絶技により、ステンレス鋼に＜深堀＞施した、手作りの逸品をあなたの元に、RockeTボールペンをお届けします。

両端の形状について：

本体の両端の形状は、真球形状になっています。

切削加工で、可能な限りの真球を目指して作り上げました。

匠な切削プログラムと、切削工具の融合より、まさにRockeT ボールペンの様な、綺麗な半円形状に仕上がりました。

また、キャップの内側には、テフロン的な加工を施し、しっかりと蓋をしてペン先を保護する目的と金属摩擦による傷防止ができるような構造になっています。

RockeTボールペンのイヤホンジャックアクセサリー用の孔加工について

今回、RockeTボールペンのボディー部終端の孔に今、女性、若者に大人気のイヤホンジャックにアクセサリーを装着してオリジナリティーを演出するアソビ ゴゴロも追加しています。

この、RockeTボールペンの終端孔加工には、特殊加工を施しています。

先ずは、第一孔加工、次に第ニ孔加工、そして、第三孔加工とイヤホンジャックがスムーズかつ、しっくりとした感覚で、装着できるように、薄タップ加工を施して正に、オーディオ機器にイヤホンジャックを装着する感覚を実現しています！

さまざまな、イヤホンジャックアクセサリーを、装着して、自分だけのRockeTボールペンを創作して真の、逸品としていただければ幸いに思います。

楽しむ、実用性あるインテリア！！    それが、RockeTボールペンなのです！！

RockeT ボールペンのステンレス スタンドは、インテリアと実用性の両方を兼ね備えています！！

RockeT ボールペンは、キャップと端が半休形状で、ロケットのようなデザインになっています。 持ち歩いたり、ペンケースに入れる場合は、キャップを付けて使用します。 

そして、直ぐに書ける状態で備えるには、アクリル素材のRockeT ボールペンアダプターが、活躍するのです！

都内某所で、実際に受付でこのRockeT ボールペンを置いています。

お客様が、すぐに手に取り、署名する為には、アクリルキャップを外した状態で使用できる、実用性を持たせています。

ペン先のボール及びインク乾燥にも優しい、凹部分にも、R形状加工を施しています。

また、名前を入れて記念品や贈答品としてしてもご利用いただけます。

RockeTボールペン / 二つのスタンドのサイズは以下の通りです。

RockeTボールペン： 長さ 150mm / 直径 10mm / 重さ 80g    ※ ボールペンとしてはかなり重いです。

Launch Pad スタンド：  高さ 92mm / 幅 70mm / 奥行 40ｍｍ

Ginga スタンド：  高さ 31mm / 直径 65mm / 重さ  570g

今回参加した三社です。（株式会社 システムプラス、株式会社 トーバン、コムロ機械彫刻所）

～～ 無垢金属から削り出した、ステンレス ボールペン「RockeT」の製造工程 ～～

製造： 株式会社 システムプラス ( https://systemplus.jimdo.com/ ） 

創業： 昭和45年～

～～ ２ｍｍ厚のステンレス材  ペンスタンド 「Launch Pad」の製造工程 ～～

製造： 株式会社 トーバン (http://www.tohban.com/)  

創業： 昭和45年～

～～ 曲面名入加工： 手作業による深ぼり彫刻の製造工程 ～～

製造： コムロ機械彫刻所  

創業：昭和42年～

21世紀の職人技で作る！ 渋く輝く無垢ステンレス 削出しボールペン RockeT (ロケット) の企画・制作には、長い時間と多くの方のお力をお借りしました...

最初は、居酒屋でお酒を飲みながら、「何か新しいことをしたいね。 しなくちゃだめだよね！」と言うところから始まりました。

しかし、多くの製品を製造はしていますが、自分で商品を企画するのは初めてで何から手を付けて良いのか分かりませんでした。。。

そして、何度かの居酒屋会議を経て、たどり着いた答えは、「自分たちの強みを活かそう！！」と言う事でした。

自分たちの強みは何か。。。 今まで培ってきた精密加工技術であり、それらを加工する過程で蓄積された職人技やノウハウです。 

最初に加工が難しいステンレスをあえて使用することを決めました。 それは、自分たちの挑戦であり、また、他社には負けない技術を思う存分に発揮できるからとの発想もありました。 難しい素材＋高度な技術を組み合わせれば、必ず今までにない ユニークな商品が出来上がると信じて、進んできました。

最初にステンレス ボールペン RockeT の試作品を作成し、自分で使用することと、それを多くの仲間に紹介。。。 見てもらうことを行いました。

仲間は、皆さんモノ作りのプロたちです。 本当に多岐にわたる、細かな指摘やアドバイスを頂き、何度も何度も作り直しました。

そして、やっと完成したのが、 ステンレス ボールペン RockeT です。

並行して、私たちの想いに共感してくれた二社がそれぞれの得意分野を活かして、バフ研磨技術を活かしたペンスタンド と 深堀の曲面彫刻での名前入れ でこの企画に参加してくれました。 

アドバイスをしてくれた仲間、参加してくれた二社、撮影に協力してくれた方々、Makuake の方々。。。

多くの方のお力添えに応えるためにも、是非ともこのプロジェクトを成功させたいと考えています！！

ご支援、よろしくお願いします！！