はじめまして。ロボットベンチャーのヴイストン株式会社と申します。
ヴイストン株式会社では、「ココロをもったロボットをつくりたい」というポリシーのもと、これまでにさまざまな二足歩行ロボット、教育用教材を開発してきました。

Makuake第二弾となる今回は、倒立振子学習用教材「ビュート バランサー2」の開発プロジェクトを立ち上げました。ビュート バランサー2は、タイヤが2つしかないのに自分でバランスを取って立ちます。その状態で前後移動、左右旋回と様々な動きができます。パソコンやリモコン（オプション・別売）での操作も可能です。

セグウェイにも活用されている倒立振子の制御方式が学べるプログラミング教材をぜひともご支援ください。

<ヴイストン株式会社とは？>

二足歩行ロボットの開発や、ロボット技術を応用した教育用教材、研究用ロボットの開発、製造を行うベンチャー企業です。ロボットサッカーの世界大会である「ロボカップ」にて、五連覇を達成した実績もございます。

「ニトリのランドセル」テレビCMに出演した、小学生サイズの二足歩行ロボット「ヴイストン ティクノ」を開発したほか、デアゴスティーニから刊行され人気沸騰中の「週刊ロビ」の、メインボード設計なども手掛けています。

日清食品のキャンペーンでの「カップヌードルロボタイマー」や「HIYOBO（ヒヨボ）」、「フライングUFO」の開発も行なっております。

劇場公開映画では、「ロボジー」や「キカイダーREBOOT」での機材協力、撮影協力もいたしました。

ロボット関連技術を応用した、プログラミング学習教材や研究用ロボットも多く手掛けています。学習教材の中に、効果的にロボット技術を用いたことで、「プログラミング」の途中経過や結果が、「目に見える形」で体験できるようになりました。

＜驚きのバランス感覚！＞

「ビュート バランサー2」は名前の通り、バランス感覚が優れています。

二輪だけで支えが無くても立ちます。

もちろん前後の移動もお手の物。旋回だってできちゃいます。

坂や階段もものともしないバランス感覚です！

物を乗せてもうまくバランスを保ちます。

綱渡りなんかも出来そうですよね？

＜これでも「教材」なんです＞

ここまで見るとまるですごいおもちゃのように見えますが、実はプログラミング「教材」なんです。

パソコンにつなげばプログラミングがすぐにできます。

倒立振子の制御プログラムは結構難しいのですが、簡単に内部設定が変えられるソフトを付属しておりゲイン値を変えるだけで動作の特性が変更できます。

C言語のサンプルソースも付属しているので、高度なプログラミング学習や実験にも用いることができます。

また、パソコンが無くてもセンサで捉えたデータを記録していくことができるようになっているので、動作特性を学ぶ事も可能です。

専用のモジュールを追加する事で、床に書かれた線に沿って走らせたり、コントローラで操作する事も可能になったりします。

このように拡張性が高い為、プログラミングの勉強も幅広く可能です。

見た目は非常にシンプルですが、中身はハイテクを詰め込んだしっかりとした「教材」なのです。

未来の乗り物の研究開発に使う、なんてことも出来ちゃうかもしれません。

＜最後に＞

近年、さまざまなテクノロジーが進歩し便利な機械が日常生活を彩っています。しかし、機械の中でのプログラミング処理と目に見える形での出力との間に、どのような関係性があるのかを体感する機会はあまり多くないといえます。この「ビュート バランサー2」のプロジェクトは、目に見えないプログラムの世界を、倒立振子の動きとして実体化させることを可能とします。このことは、今後さらに進歩するであろうソフトウェアの世界とそれを利用する人間との間を繋ぐという、ロボットの持つ最も魅力的な側面の体現でもあります。

単なる「ロボットの入門機材」にとどまらない、本プロジェクトへのご支援をいただけますと幸いでございます。