骨格（フレーム）と外殻（シェル）が分離できるロボット模型はこれまでもありましたが、その多くは同一メーカーが開発・販売する「クローズド」な製品でした。
ラグナロイド は誰もがシェルの開発に関われるよう、フレームの3Dデータを公開している「オープンフレームプロジェクト」から生まれた製品です。
模型ファン、3Dモデラ―、オリロボ（オリジナルロボット）好きの皆様の創作活動にぜひお役立てください！

ラグナロイドは フレームとシェルを分離したアーキテクチャ を採用。
オリロボをフルスクラッチで立体化するには相当なスキルを要しますが、ラグナロイドならシェルを着せ替えるだけで何通りものオリロボを手軽に作って楽しむことができます。

ラグナロイドのシェルはネジ止め式で、ドライバー1本で着脱が可能。
ちょっとしたすき間時間でも、シェルを着せ替えてオリロボを楽しむことができます。

ラグナロイドのメインフレームは丈夫なナイロン製で、可動部分には金属素材を使用。組立はネジ止め式で接着剤は不使用なため、少々荒っぽく扱ってもパーツが外れたり関節が折れたりすることはありません。

関節の動きは Oリング内蔵のパッシブシリンダー がサポート。
曲げ伸ばしを繰り返してもヘタらないから、思いきりタフに遊べる！

シェルは専用サイト「ヴァーチャルハンガー」で購入／販売が可能。
シェルは購入時にオンデマンドで3Dプリントされるため、売切れの心配はナシ。
※購入・販売には、連携先の3Dプリントサービスのアカウントが必要となります。

3Dモデリングに興味がある方は、ぜひ シェルの開発にチャレンジ してみてください。あなたがデザインしたオリロボをラグナフレームをフィットするように加工できたら、あなたはもう立派なシェル開発者です！

開発したシェルの3Dデータは、ヴァーチャルハンガーにアップロードして公開・販売が可能。あなたがデザインしたオリロボを収益化するチャンスがぐっと広がります。※公開には著作権者の許諾が必要です。

【ヴァーチャルハンガー】https://virtualhangar.net/

オリロボが好きな人は 模型ファン か 3Dモデラ― のどちらかであることが多いです。これまで模型ファンと3Dモデラ―の創作活動にはあまり接点がありませんでしたが、3Dプリント の登場によって両者は急接近し「新たな模型市場」を生み出しつつあります。

新たな模型市場＝ オリロボ市場 において、3Dモデラ―はオリロボをデザイン、販売する提供者となり、模型ファンは、彼らが提供するオリロボの中から好みのオリロボを購入し、組み立てる消費者となります。

3Dモデラ―はラグナロイドにフィットするようにオリロボをモデリングすることで多くのラグナロイド所有者に自身のオリロボを販売することができます。
模型ファンはラグナロイドを１体持っていれば、3Dモデラ―がデザインする多種多様なオリロボを購入し、組立を楽しむことができます。

ラグナロイドは、オリロボ市場が成長・発展していくために必要な 模型ファンと3Dモデラ―をつなぐハブ のような製品だといえます。

製品画像

組立について

・ラグナロイドは組立キットとなりますので、サポーターご自身で組立てる必要があります。
・接着剤が不要なネジ止め式ですが、ネジの締め付けに力が必要な個所があるため、推奨年齢を15歳以上としています。
・組立に要する時間は10時間程度です。

塗装について

ラグナロイドのパーツは、材質により塗装に適するものと適さないものとがあります。塗装に適さないパーツについては素材そのものの風合いを楽しむことをお勧めします。

＜塗装に適さないパーツ＞
　・金属製パーツ
　・メインフレーム（黒い樹脂パーツ）

＜塗装に適するパーツ＞
　・サブフレーム（白い樹脂パーツ）

白い樹脂パーツは模型用の塗料で塗装することができます。なお、白い樹脂パーツは素材の特性上、直射日光や室内灯に長時間暴露すると変色をおこすことがあります。変色が気になる方は、事前に塗装することをお勧めします。　

プロジェクトの実行者（青田）は、学生時代から多くのロボット模型を作っていましたが、受験勉強を機に模型作りを一時中断します。
社会人となり模型作りを再開した彼は、店舗で売られているロボット模型がどれも「似たり寄ったりなデザイン」であることに不満を感じました。
もちろん、1つ1つのロボットは抜群にカッコいいのですが、店舗に並ぶ商品を俯瞰してみると、驚くほど画一的に見えたのです。

その理由は、模型作りを中断していた時期にSNSやコミュニティサイトで世界中のクリエイターがデザインする多種多様で魅力的なオリロボをたくさん目にしていたからでした。

　　多種多様なオリロボの一例（ラグナロイドのラインナップではありません）

それらの魅力的なオリロボが模型化されれば、多くの模型ファンにとってエキサイティングな製品になると彼は直感しますが、同時にクリエイターの多くは「模型化」にさほど関心がないことや、彼らが自身のデザインからそれほど多くの報酬を得ていないことも知ります。そして、クリエイターたちに模型化に興味を持ってもらうには、2つの仕組みが必要だと気づきます。

1つは、彼らを関節などの内部構造の設計から解放し、外観のデザインに集中させる仕組みです。もう1つは彼らがデザインを収益化できる仕組みです。
この2つの仕組みを持つ製品は、新たな模型市場を生みだす可能性があると考えた彼は、ラグナロイドの開発をスタートすることになります。

本プロジェクトにおいて、ラグナロイドの樹脂パーツ（メインフレームとサブフレーム）の造形は「DMM.make 3Dプリント」に委託しています。
HP：https://make.dmm.com/print/

メインフレームとなる黒い樹脂パーツにはPA12というナイロン素材が用いられ、MJF（マルチジェットフュージョン）方式で造形されます。サブフレームとなる白い樹脂パーツにはエコノミーレジンという素材が用いられ、SLA（光造形）方式で造形されます。
（画像はメインフレームを造形する HP Jet Fusion 4200 のプロセッシングステーション）

DMM.makeの3Dプリント工場には豊富な専門知識を持ったスタッフが常駐し、ラグナロイドをはじめとする様々なプロダクトの造形を支援しています。

引用元：https://make.dmm.com/blog/news/kaga-factory/

Q1：組み立てる際に接着剤は必要ですか？
A1：ネジ止め式なので、接着剤は使用しません。

Q2：組み立てる際に工具は必要ですか？
A2：プラスドライバー（大、小）とマイナスドライバー（小）が必要です。なお、キットには六角レンチ（1.27mm）が付属しますが、使用頻度が高いため同サイズの六角ドライバーをご用意いただくと作業効率が格段にアップします。

Q3：パーツをカットする際にカッター等は必要ですか？
A3：小さいパーツを切り離す際に、ニッパーやカッターがあるときれいに切り離すことができます。

Q4：組み立て説明書は日本語で書かれていますか？
A4：組み立て説明書は日本語と英語で書かれています。

Q5：3Dプリントで造形される樹脂パーツには積層痕がありますか？
A5：はい、3Dプリントの技術的特性上、樹脂パーツの表面には積層痕があります。従来のプラモデルとは異なり、ザラザラした質感です。

Q6：パーツを紛失、破損した場合はどうすればいいですか？
A6：有償にてパーツのご提供が可能です。ページ上部の＜実行者にメッセージ＞から必要なパーツをご連絡ください。

Q7：専用サイト「ヴァーチャルハンガー」はいつから使えるのですか？
A7：プロジェクト開始時点ではベータ版をご利用いただくことができます。ぜひ試用していただき、評価やご意見をお聞かせください。

Q8：応援購入した製品をキャンセルできますか？
A8：申し訳ございませんが、Makuake 利用規約の規定の通りサポーターご自身の都合によるキャンセルはお受けできません。

【Makuake超早割】
　ラグナフレーム（単体）
　一般販売価格：¥49,800 → ¥43,800（¥6,000 OFF）

ラグナロイドの骨格となるラグナフレームです。
シェルは別途ご購入ください。

【Makuake早割】
　ラグナフレーム（単体）
　一般販売価格：¥49,800 → ¥48,500（¥1,300 OFF）

ラグナロイドの骨格となるラグナフレームです。
シェルは別途ご購入ください。

【Makuake限定セット】
　ラグナフレーム ＋ シェル（ヴァルキリー）
　限定12名様　62,000円（税込）
　ヴァーチャルハンガーにて ヴァルキリー の3Dモデル公開中！

神野オキナ氏 による小説『バイザーフォース』に登場する主役メカ「ヴァルキリー」のシェルとラグナフレームのセットです。デザインはロボマニアックス、モデリングとフィッティングは ライトライングラフィックス が担当しました。

【Makuake限定セット】
　ラグナフレーム ＋ シェル（りゅうぎんロボ）
　限定12名様　72,600円（税込）
　ヴァーチャルハンガーにて りゅうぎんロボ の3Dモデル公開中！

琉球銀行のイメージキャラクターとして人気の高い「りゅうぎんロボ R-2200」のシェルとラグナフレームのセットです。デザイナーである 上地克也氏(@CgKatsuya) 自身による監修・モデリングでラグナロイド化しました。

【Makuake限定セット】
　ラグナフレーム ＋ シェル（魔神機アザトース）
　限定12名様　81,800円（税込）
　ヴァーチャルハンガーにて 魔神機アザトース の3Dモデル公開中！

VRChat用のアバターとして人気の高い「魔神機アザトース」のシェルとラグナフレームのセットです。デザイナーである メカ魂氏(@mekakon_Mk1) の監修のもと、3Dモデラ―の DysonMax氏(@minitype00) のフィッティングでラグナロイド化しました。

【スペシャル限定】
　オーダーメイド ラグナロイド
　限定1名様　465,000円（税込）

サポーターご自身からオリロボのイラストやスケッチを提供いただき、世界に1つだけのラグナロイドをオーダーメイドで作成いたします。

本プロジェクトページをお読みいただきありがとうございます。
ロボマニアックスの代表・青田直也です。

ロボマニアックスはアクションフィギュアの企画・開発を行うホビーブランドです。
より多くの模型ファンと3Dモデラ―の方にラグナロイドを知っていただきたいと考え、本プロジェクトを立ち上げました。

これまでにロボマニアックスは様々なアクションフィギュアの企画、開発に携わってきましたが、いずれもロボマニアックスが単独で開発する「クローズドな製品」でした。

一方、ラグナロイドは誰もがシェルの開発に参加できる「オープンな製品」です。
現代は「1億総クリエイター時代」とも呼ばれ、多くの方々が3Dモデリングや3Dプリントに関わる時代です。こうした時代にラグナロイドのような製品があれば、模型ファンやオリロボファンがワクワクするような魅力的なロボット模型がたくさん生まれるのではないか、という期待をこめて本プロジェクトにチャレンジしました。

オープンな製品を提供し、クリエイターの皆さまと協力することで 新たな模型市場を開拓 するべく尽力して参りますので、応援・ご支援のほどよろしくお願いいたします！