ストーリー
皆様はじめまして!こんにちは。
内海英明(ウツミヒデアキ)と申します。
私は、群馬県に数多く存在する温泉地の一つである
伊香保温泉に住んでいます。
写真は、伊香保温泉石段街で撮影された富岡製糸場の工女さん達。
厳密に言うと伊香保温泉から約4Kmほど離れたうどん処水沢に住んでいます。
私の実家・・・水香苑(すいこうえん)
今回、幼い頃から馴染みのあった群馬県・富岡製糸場が、
「世界遺産&国宝」に認定されたことを祝い
群馬県産の「コシヒカリ」を使用した
「世界遺産&国宝 富岡製糸場 煉瓦米(れんがまい)」
を制作するプロジェクトを立ち上げました。
群馬県富岡製糸場(2014年6月世界遺産登録、10月国宝指定)
「煉瓦米」(れんがまい)の外観は、富岡製糸場のシンボルイメージである
「煉瓦」をモチーフとし、公募によって決定しました。
「煉瓦」は、世界中から訪れる多くの観光客にとって馴染み深く、
愛着があり、視覚的に訴求するからです。
使用されているお米は、群馬県産のコシヒカリです。
今回の企画「世界遺産&国宝 富岡製糸場 煉瓦米を作ろう!!」は、
資金調達をクラウドファンディングに依って、
パッケージデザインをクラウドソーシングに依って公募しました。
デザインは、全国から応募があり、
最終的に選考委員会が選んだ3つのデザインの中から
投票(200人)で1位に選ばれたデザインが採用されました。
実際に使用されるデザインがこちら。
「絹」を連想させるパールホワイトの背景に
「世界遺産&国宝 富岡製糸場 煉瓦米」の文字が生真面目な
フォントで浮かんでいます。
また、外国人観光客向けに
「Tomioka Silk Mill」
「RENGAMAI」と明記しました。
制作の段階から公募やヒアリングをする事で
富岡製糸場が、より多くの方に親しみやすく身近なものに感じて頂きたい。
という狙いがありました。
最終的なデザインの選考をする過程で実施した
アンケートの回答の中に、「なぜお米??」「お米と煉瓦??」
という「お米と煉瓦の関連性についての質問・ご意見」が多数寄せられました。
少しご説明します。
「世界遺産&国宝 富岡製糸場 煉瓦米(れんがまい)」は、
日保ちの良い真空パックタイプの無洗米(賞味期限約6ヶ月)です。
重量は、1合(150g)タテ22.5cm・ヨコ10.8cmの厚さ約1cmで
その形状は、丁度、富岡製糸場のシンボルイメージである「煉瓦」を彷彿とさせます。
煉瓦みたいなパッケージのお米・・・
これが「煉瓦米(れんがまい)」のネーミングの由来です。
ちょっと意外でしたか?
日本政府は、在日外国人旅行者数を現在の1340万人から、
東京オリンピックが開催される2020年までに2000万人へと引き上げる方針です。
国内に存在する「世界遺産」が、この目標の達成に欠かせないコンテンツである事は、いうまでも有りません。
こうした自然の流れに沿って、富岡製糸場を記念する
「世界に誇れる煉瓦米(れんがまい)を作ろう!!」と言うのがこの企画の趣旨です。
世界遺産登録から約1年経った今も、歓喜に沸く群馬県ですが、
約115年続いた富岡製糸場の歴史は、必ずしも教科書に出てくる様な
ステレオタイプなものばかりではありません。
「日本で最初に建設された、近代的な国営の紡績工場であった。」
「良家の子女が集い、整った衛生環境・労働条件のもとで働いていた。」
と言う「光」の部分と、
経営主体が「国」から「民間」に払い下げられると利益追求の色合いが濃くなり、
「まだ20歳にも満たない、幼い工女達が苦しい家計を支える為に
近隣の山村から出稼ぎに行った。」
「連続的な労働によって体調を崩す、あるいは亡くなる者もあった。」
等の「影」の部分と、両方を併せ持っています。
どちらも、富岡製糸場の真実の姿なのでしょうが
いずれにせよ数多くの女性達が富岡製糸場で日夜働いていた。
という事実に、かわりはありません。
この富岡製糸場について、私には母から聞かされた印象的な一つの
物話があります。
それは、母の父。つまり私の祖父がまだ幼い頃、彼の姉が「工女」として富岡製糸場で働いていた頃の事です。
幼い頃の祖父は、富岡製糸場で働く姉を訪ねる為に
現在と違って、まだ整備されていない交通手段を駆使して長い時間をかけて
製糸場へ向かいました。
しかし最盛期で日本の輸出総額の70~80%を占めたと言われる
当時の紡績業界は、多忙を極め、ようやく姉の元へたどり着いたものの
面会する事は、叶わず・・・
案内役の大人に
「あの列の右から〇〇番目の人」「あれが君のお姉さんだよ」と、
指し示された姉の横顔を作業場のドアの隙間から覗き込むのが精一杯だった。
というお話です。
工女の中には、富岡製糸場で学んだ紡績の技術や知識を郷里や実家に持ち帰り、
製糸業を興す者もあったと資料には、あります。
そういえば前橋市にある母の実家にも、木製のハタ織り機(?)が何台も設置されていたのを覚えています。
祖父の姉もそうした工女の一人だったのかも知れません。
下の写真は、イメージです。実際は、もっと小さくて華奢な機織り機でした。
昼夜を問わず蒸気の立ち上る機械の前で働き続けた工女達が紡いでいたのは、
高品質の生糸だけでなく
「豊かな暮らし」や、「明るい明日」、「家族」と言う「希望」だったのかも知れませんね。
時代の流れと共に、家電産業や自動車産業が日本経済を牽引する様になると
紡績業は、廃れ・・・
富岡製糸場は、その社会的使命を終えるところとなった訳ですが
今も尚、創業時の威厳を保ち続ける荘厳な建物の中には、
工女達の夢や希望が刻まれている様な気がします。
富岡製糸場の世界遺産登録&国宝指定を
誰よりも喜んだのは、青春の多くの時間を日本の近代化に捧げた
工女達ではないでしょうか?
どんなに時が流れても
「誰かを想う」事の尊さは、いつまでも色褪せません。
今回の「煉瓦米(れんがまい)つくり」は、そんな工女達の「想い」に呼応するかの様に始まりました。
皆様にも是非
工女達の澄んだ笑顔に想いを馳せながら
皆様の支援で完成した「世界遺産&国宝 富岡製糸場 煉瓦米(れんがまい)」を食べ頂きたいと思います。
そして、その「想い」が詰まった「煉瓦米(れんがまい)」を通じて
世界中の人々が笑顔になり、「「夢」や「希望」が拡散してゆく事を願っています。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2015年06月29日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
世界遺産&国宝 富岡製糸場 煉瓦米(れんがまい)
3,240円(税込)
3000円のご支援を頂いた方に
世界遺産&国宝 富岡製糸場
煉瓦米(れんがまい)1枚 をプレゼント
★煉瓦米
日保ちの良い真空パックタイプの無洗米(賞味期限約6ヶ月)です。
1合(150g)タテ22.5cm・ヨコ10.8cmの厚さ約1cm
世界遺産&国宝 富岡製糸場 煉瓦米(れんがまい)
10,800円(税込)
10000円のご支援を頂いた方に
世界遺産&国宝富岡製糸場
煉瓦米(れんがまい)3枚 をプレゼント
★煉瓦米
日保ちの良い真空パックタイプの無洗米(賞味期限約6ヶ月)です。
1合(150g)タテ22.5cm・ヨコ10.8cmの厚さ約1cm
世界遺産&国宝 富岡製糸場 煉瓦米(れんがまい)
32,400円(税込)
30000円のご支援を頂いた方に
世界遺産&国宝 富岡製糸場
煉瓦米(れんがまい)9枚をプレゼント
★煉瓦米
日保ちの良い真空パックタイプの無洗米(賞味期限約6ヶ月)です。
1合(150g)タテ22.5cm・ヨコ10.8cmの厚さ約1cm
煉瓦米(れんがまい)群馬県産コシヒカリ
54,000円(税込)
50000円のご支援を頂いた方に
煉瓦米(れんがまい)15枚
★煉瓦米
日保ちの良い真空パックタイプの無洗米(賞味期限約6ヶ月)です。
1合(150g)タテ22.5cm・ヨコ10.8cmの厚さ約1cm
煉瓦米(れんがまい)群馬県産コシヒカリ
108,000円(税込)
100,0000円のご支援を頂いた方に
煉瓦米(れんがまい)30枚
★煉瓦米
日保ちの良い真空パックタイプの無洗米(賞味期限約6ヶ月)です。
1合(150g)タテ22.5cm・ヨコ10.8cmの厚さ約1cm
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「世界遺産&国宝 富岡製糸場を記念し 世界に誇る 煉瓦米(れんがまい)を作ろう!!」プロジェクト詳細ページです。