新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの人が自宅での暮らしや仕事を余儀なくされています。私たちdripのメンバーも現在はフルリモートで仕事を行っており、1日も早く平穏な日々が戻ることを祈っております。

※一部画像に不備があったため掲載を取り下げさせていただきました。/ 2020年5月14日

このような状況で1日の大半を自宅で過ごすことになると、洋服の持つ機能や役割も大きく変わってきます。

これまで職場では身だしなみを整えた仕事着、自宅ではリラックスできる部屋着、休日は自分らしさを表現するおしゃれ着という風に、シーンや場所によって洋服を選び分けてきました。

しかし自由な外出が難しくなってしまったことで、自宅と職場と遊び場の境目がなくなり、全てを自宅でこなさないといけないようになりました。

これまでになかったライフスタイルが急速に広がるに合わせて、洋服の役割も新しく変わってきます。

仕事だからといって自宅でスーツを着るなんてことはしたくないし、かといって寝間着のまま仕事をするのも気持ちのメリハリがつかないし、オンライン会議だってある。

いま私たちに求められているのは仕事も遊びもリラックスも、全てをバランス良くこなせる中庸な洋服なのだと思います。

そこで今回わたしたちは着心地も身だしなみも妥協しない、新しいワークライフスタイルに合うTシャツ「Remo-T（リモティー）」を開発しました。

着心地も身だしなみも、大切に。

「Remo-T（リモティー）」の特徴は着心地と身だしなみの、どちらも妥協することなく追求した1着であるということ。
これまでの洋服は着る場所やシーンに適合する専用設計のような考え方が主流でした。

しかしこれからは家でリラックスしながらも、仕事でZoomを使ってMTGをしたり、週末は友人とZoom越しに飲み会をすることも多くなるはず。
そんな時に毎回服を着替えるのはちょっと現実的ではありません。そうなると必要になってくるのはリラックスできる着心地の良さと、そのまま人にも対面できる身だしなみを両立した服です。

ストレスフリーなゆったりシルエット

168cm / 52kg / 着用サイズ：1

Remo-Tは普通のTシャツより1サイズほど大きな、ビッグシルエットのTシャツです。それゆえ着用していても窮屈な感じがせず、自宅でもリラックスできる着心地を実現しました。

着心地のよい100%コットン

Remo-Tに使っている生地は手触りの良い100%コットンの天竺編み。高密度に編み込んだ生地はさらっとした中に、コットンの柔らかさも感じられます。
直接肌で触れる部分だからこそ、日本の生地メーカーさんが作ったこだわりの生地で、着心地にとことんこだわりました。

凛とした印象に仕上がるハリのある生地感

Remo-Tは20双糸（ニーマルソウシ）と呼ばれる生地を使用しています。
20双糸とは通常は1本の糸を使って生地を織るところを、2本の糸を捻って1本にした糸を使って編み上げています。こうして作られる生地は厚手で目詰まりがよく、生地に凛としたハリが生まれます。

触った印象はTシャツというよりまるでスウェットのよう。このハリ感のある生地なので、着用するとTシャツ特有のカジュアルさが少なく、きちんと感を出すことができます。

部屋着っぽくならない、細やかなディテール

Remo-Tは記事だけでなく細かなデザインの部分でも他のTシャツと一線を画しています。
Tシャツの裾はスウェットやニットに見られるリブ仕様に。これにより部屋着感が薄れ、より外着らしいきちんと感を演出できます。

さらにデザインの遊び要素として、Championなどのスポーツトレーナーに見られる脇下のサイドパネルという切り返しのディテールを追加。同色での切り返しでさりげないおしゃれを楽しめるようにしました。

比べてみてください、Remo-Tのきちんと感。

着心地の部分はもちろんとして、気になるのは実際にこのRemo-TがZoomを始めとしたオンラインでどういった印象になるかという点だと思います。
そこで今回はいろんな服で実際にZoomミーティングを行ってみた様子をご紹介します。自宅でリモートミーティングを行うときの、Remo-Tの"違和感のないきちんと感"を感じてもらえれば。

部屋着 vs Remo-T

まずは部屋着のままZoom会議に参加。お気に入りのキャラクターがプリントされた部屋着を着用。社内のMTGではいざ知らず、社外の方との打ち合わせだとさすがにこれは締まらない印象です。

ジャケットスタイル vs Remo-T

次は先ほどと対照的にシャツにジャケットを着てフォーマルな装いにしてみました。在宅であることを考慮して、ネクタイは外し肩パッドなしジャケットを羽織ったカジュアルスーツスタイルです。
服自体は悪く無いですが後ろに見える自宅の"生活感"と合間ってちょっと違和感があります。フォーマルなぶん着ごこちも劣るので、面接や堅めの打ち合わせ意外なら極力避けたい格好です。

カジュアルTシャツ vs Remo-T

次は何も考えずにカジュアルな色付きプリントTシャツで会議に臨みました。新歓の打ち合わせをしている大学生みたいな雰囲気ですね…笑

ジャストサイズの白Tシャツ vs Remo-T

次はRemo-Tと同じく白無地のTシャツで会議。Remo-Tと違うのはインナーとして着る前提のTシャツなのでサイズがややタイト目なこと。
映像で見るとよりインナー感が強く、見てはいけないものを見てしまった気分になります笑

違和感のない、きちんと感

最後はRemo-TでZoom会議。比べてみると白無地であることと、サイジングに余裕があることで清潔感ときちんと感が演出できていることがわかります。
裾にスウェットのようなリブが付いているので、ちょっと席を外したり立ち上がった際も、外着感があって好印象です。

リモートビズという新しい考え方

ビジネスカジュアル、クールビズと、時代やライフスタイルに合わせて仕事着というのはこれまでも少しずつ変化してきました。
流れとしてはどんどん簡素にカジュアルになっていて、今回のリモートワーキングがさらにその傾向を加速させるはずでしょう。

ただどれだけ見た目がカジュアルになっていったとしても、仕事着というものはなくならないと私たちは思います。なぜなら仕事着というのは自分の気持ちのスイッチを入れ替え、メリハリをつけてくれる役割も持っているから。

ビジカジとも、クールビズとも違う、自宅でリラックスしつつもオンラインでのコミュニケーションも円滑に行えるリモートビズという考え方の仕事着がいま求められているはず。

dripのRemo-Tがそんな新しい時代のワークスタイルの一端を支えられれば幸いです。

もちろん外で着るTシャツとしても

Remo-T（リモティー）という名前でお家で着ていただくことを前提にしていますが、安心して外出できるようになったらもちろん外でおしゃれ着として着ていただくこともできます。

そもそもRemo-Tプロジェクトは「1枚で着れる格好良いTシャツを作ろう」というテーマで1年前から開発を開始しました。Tシャツなのにスウェットのようなディテールをしているのはその名残です。

1日も早くこのRemo-Tを外でも着れる日が来ることを、私たちは祈っています。

サイズ表

175cm / 59kg / 着用サイズ：2

165cm / 62kg / 着用サイズ：2

172cm / 68kg / 着用サイズ：2

171cm / 60kg / 着用サイズ：2

178cm / 70kg / 着用サイズ：3