私たちは、環境に優しい再生土を使ったフラワーベースを開発しました。

お花を飾っていると、すぐに花がしおれてしまう、そんな経験はありませんか？

忙しい日々の中で、お花の手入れに時間をかけられない方も多いのではないでしょうか。また、花瓶の水がすぐに濁ってしまい、美しさが長続きしないことに悩んでいませんか？

そんな問題を解決するために、rebloomは誕生しました。

rebloom（リブルーム）は、再生土を使用したフラワーベースで、空気循環と気化熱の効果により、お花の持ちが格段に良くなります。※以降のページで詳細について解説します

試験結果でも、通常の花瓶に比べてバクテリアの数量が1/16、濁度が1/4と、圧倒的な効果が証明されています。

rebloomを使えば、お花の美しさを長く楽しむことができます。 環境にも優しいこのフラワーベースで、日々の生活に彩りと心の余裕をもたらします。

↑これは同じ環境下で1週間お花を水につけた状態の写真です。

※効果には個体差があります

「rebloom（本製品）」「透明なガラスの花瓶」「チタン入りの透明な花瓶」の 3種類の花瓶に同じ量の水とお花を入れて実験を実施。 写真で記すように 1 週間後の花持ちは rebloom に入れたものが見た目も触った感じも元気でした。 水質も第三者機関にてチェックを実施。 バクテリアの数が通常のガラスの花瓶の約 1/16 と少なく、濁度は 1/4 とよりクリアな色でした。

（これは試験開始時の写真です）

rebloomのフラワーベースは、表面に釉薬を使用していないため、極微細な気孔が多く含まれており、そのおかげで空気が通りやすくなっています。これがお花の持ちを良くする秘密です。

極小の穴（気孔）が空気の通り道になり、フラワーベース内部で空気が循環しやすくなります。空気の流れが良いことで、水の中に酸素が供給されやすくなり、バクテリアの増殖を抑えます。結果として、水が長く清潔に保たれ、お花も元気で長持ちします。

さらに、再生土のフラワーベースは気化熱の効果も発揮します。水が蒸発する際に気化熱が発生し、花瓶の中とその周辺の温度変動を抑えます。これにより、花が熱でダメージを受けるのを防ぎます。また、気化熱により周囲の湿度も保たれ、　お花が乾燥しにくくなります。湿度が高い環境では、お花がより長く新鮮な状態を保つことができます。

本製品はbestpot（ベストポット）やrangestar（レンジスター）といった自社の陶器製品を製造する際に生じる不具合品を再利用して作られています。

bestpot（ベストポット）は三重県四日市市の特産品である萬古焼と鉄の鋳物から作られた無水調理ができる土鍋です。「本当に美味しい土鍋ごはん」が炊ける！と話題になり、その技術を活かし、「もっと簡単に」「電子レンジで」ごはんが炊けないか？と、試行錯誤してできたのがrangestar（レンジスター）です！

（写真はベストポットです）

いずれも伝統工芸「萬古焼」の技術で作られています。萬古焼の特徴は保温性の高さ。さらに、弊社が誇る精密な削りの技術による高い密閉性で、より保温力が高くなり、料理もごはんも手軽に美味しく作り上げることができるんです。

（写真はレンジスターです）

そして、今回のrebloomも日本の伝統工芸である萬古焼の技術を活かしつつ、ペタライトの再利用を行っています。ペタライトは焼き物の原料となる鉱物で、近年は入手が困難になっています。ペタライトは電気自動車（EV）の電池などに用いられるリチウムを含むために需要が増え、価格も高騰。また、調達先だったジンバブエの鉱山が中国の企業に買収され、現地から入手するのが難しくなったという背景もあります。

そんな限られた資源を最大限に活用してできたrebloomは、環境に優しい選択を求める消費者にとっても理想的なフラワーベースです。

rebloomのデザインは、シンプルな形状でどんなインテリアにも自然に調和します。このフラワーベースは、お花の美しさを引き立てるために設計されており、空間を一層華やかに演出します。

さらに、3つの異なる形状を用意しており、ブーケや砂時計を模したデザインが特徴です。それぞれの形状が持つ美しさと機能性を楽しみながら、お花のある暮らしをお楽しみください。

rebloom製造体験コース

このコースでは、rebloomのフラワーベースがどのように作られているかを実際に体験していただけます。日本の伝統工芸である萬古焼の技術を学びながら、自分だけのフラワーベースを作り上げる楽しさを是非味わってください。職人の指導のもと、再生土を使ったフラワーベースの製作を体験することができます。

体験予定日：2024年11月16日(土)

場所：四日市ファクトリーカフェ

〒510-8033 三重県四日市市下さざらい町4-16

Q1: rebloomのフラワーベースはどのような材料で作られていますか？

A1: rebloomのフラワーベースは、bestpotやrangestarの製造過程で生じる不具合品を再利用した再生土で作られています。この再生土は、通常の土よりも空気を多く含むため、お花の持ちを良くする効果があります。

Q2: rebloomのフラワーベースはどれくらいお花を長持ちさせることができますか？

A2: rebloomのフラワーベースは、空気循環と気化熱の効果により、通常の透明な花瓶に比べてバクテリアの数量が1/16、濁度が1/4と水質の改善が証明されています。これにより、お花の寿命が延び、美しい状態を長く保つことができます。

Q3: rebloomのフラワーベースはどのようにお手入れすればよいですか？

A3: rebloomのフラワーベースは、特別な手入れは必要ありません。使用後は通常の花瓶と同様に洗浄してください。再生土の特性上、花瓶内の水はきれいなままで保たれますが、定期的に水を交換することで、より長く美しい花を楽しむことができます。

Q4: 万が一、製品に問題があった場合の対応はどうなりますか？

A4: 万が一製品に問題があった場合は、お手数ですがプロジェクトページの問い合わせフォームからご連絡ください。迅速に対応させていただきます。また、リターン品の交換や返金についても対応させていただきますので、ご安心ください。

私たちは、モノに触れる全ての方が「想い」を持てるようなモノづくりを大切にしています。
使い捨てではなく、長年側に置いて頂けるようなものを創ること。
手にした時、大切な人の表情を思い浮かべるようなものとの出会いを創ること。
そして創る人、贈る人、使う人。
三者が同じ想いを持つことができる製品を創ること。
モラトゥーラの製品を、そして"削り"を通じて、そんな想いを届けられる存在でありたいと考えています。

rebloom(リブルーム)の開発の背景は、萬古焼の土鍋に使用されているペタライトと言う鉱石が入手困難になり、さらには価格が高騰した事がきっかけです。 

ペタライトと言う鉱石はアフリカのジンバブエから輸入されてくるのですが、一昨年にジンバブエのイギリス資本の鉱山が中国の企業に買収されEV向けのリチチウム電池向けに需要が高まって来たことにより入手困難で価格が高騰している状況が続いています。

そこで、手に入らないのであれば自社商品の bestpot や rangestar の製造工程で10%~20%出る不具合品の中でも廃棄していた物を細かく砕いて、再生土として取り組むことで限りある資源を有効活用する SDGS な開発が始まりました。

再生土は通常の土を80%使用し混合する事で製品となるが、元々の耐熱性は失われており土鍋などの直火での使用には適さないことより、bestpot や rangestar には成れなかったが同じテーブルの上で輝ける商品を目指して、フラワーベースとして活用できる商品開発を開始しました。

是非、日常をより長く彩るrebloom(リブルーム)をお手に取っていただけますと幸いです。