自分らしい余白とリズムを取り戻す、
自由を守るためのクラフトジンを発売。

誰かと自分を比べてしまって落ち込む瞬間、がんばれない自分が嫌になる瞬間。

社会の中で生きていると、ふとしたときに自分が薄れていくような感覚が生まれませんか？

年齢を重ねていく中で、“大人”としてままならない自分を感じた経験は、特別なものではないはず。

「しっかりしなきゃ」
「ちゃんとしなくちゃいけない」

そんな思考はときに自分たちを苦しめます。

多様な生き方が受け入れられている時代だからこそ、人と人とを比較することなんて今や時代遅れ。

そう頭ではわかっていても、思い悩む瞬間はきっと誰にでもある。

だから、ほんのひとときでも、役割とか責任から解放され自分だけの自由を楽しめる時間を届けたい。あらゆる人たちが、力を抜いてその人らしくいられる時間を増やしたい。

そんな想いから、「まあいっか。」と、余白や自由を楽しむコンセプトのクラフトジンが生まれました。

私たちは、このままじゃダメかもと思うことがあったとしても、「まあいいや」「これでいいか」と思える余白を持つことも大切なのではないかと考えています。

そんな自由な時間を象徴するのが、現代のクラフトジンです。

食文化のグローバル化が進み、生産者がこだわりを詰め込んで人気が爆発したクラフトビールに続き、クラフトジンはいま新たに脚光を浴びています。

もともとは修道院で医師によって作られたジンは、ジュニパーベリーをベースに多様なスパイスやハーブが漬け込まれた蒸留酒。

その歴史は深いものですが、最近では、生産者の想いと個性を形にするために、独自の素材を使用したクラフトジンが次々と登場しています。

これらのジンは、香りの豊かさと個性を持ち、「飲む香水」とも称される存在に。

造り手が意図的に香りの構成を設計できるため、トップ・ミドル・ラストにそれぞれ独自の風味を感じていただけます。

その自由度と独創性が、多くの人々を惹きつけているお酒なのです。

今回、私たちが名付けた「PYT（ピュット）」は、何かネガティブな出来事が起きたとき、気分を切り替えるために使うデンマークの言葉です。

たとえば、「コーヒーをこぼしてしまった！」というとき、「ピュット、拭けばいいか！」というように、「まぁいいや」や「なんとかなるさ」の意味合いで使うそうです。

どうしてもストレスが多い現代社会で、自分の感性やリズムを守るための言葉だと感じています。

デンマーク人の中には、自宅や職場に面白半分で「PYTボタン」を飾る人たちもいます。悲しくなったり腹が立ったりするような嫌なことが起きたら、代わりにそのボタンを押して気持ちを切り替えるのだそうです。

このPYTボタンのように、飲む人の気持ちを自由な場所へと連れていってくれるような存在を目指したいーーそんな考えから、クラフトジン「PYT」は生まれました。

第一弾のPYTでは、暮らしの中に余白と自由を取り戻し、華やかで穏やかなひとときに寄り添う香りを実現しました。

特にこだわったのはエルダーフラワーの比率です。

白く可憐な花を咲かせるエルダーフラワーは、マスカットのようなフルーティーな香りが特徴的。北欧をはじめとするヨーロッパに生息する花です。

また、魔除けの木としても知られており、古くから魔力を持つ植物として伝えられているのだとか。

そんなエルダーフラワーの香りがしつこくならない、けれど、心地よい華やかさが広がるようなボタニカルの組み合わせを模索し、何度も蒸留家と試作を重ねました。

「PYT」の特徴は、華やかな香りの広がりと清涼感、うっとりとするような甘みです。

ゆったりとした晩酌のおともに、ぜひ「PYT」をお楽しみください。

香りの特徴1.華やかな香り

⚫️エルダーフラワー
エルダーベリーの花から得られる芳香豊かなボタニカル。

古くからヨーロッパでは、エルダーフラワーは伝統的なハーブとして親しまれてきました。また、歴史的に手当てにも用いられてきたことから、「庶民の薬箱」とも称されることがあるハーブです。

華やかで甘い香りは、フローラルで優雅な印象をジンに加えます。

⚫️アールグレイ

ベルガモットの香りを加えた紅茶で、その芳香は多くの人に愛されています。

ジンに加わることで、華やかでフルーティーな香りが生まれ、洗練された味わいを演出します。

香りの特徴2.清涼感

⚫️ジュニパーベリー

ヒノキ科ビャクシン属の針葉樹の果実。

中世ヨーロッパでは魔除けや疫病除けとして使われていたという歴史があり、ジンの独特でスッキリとした香りを生み出します。

フレッシュ感あふれる香りは、ジンに爽やかさと個性を与えます。

⚫️コリアンダー

香り高い葉と種を持つハーブで、スパイスとしても広く使われています。

中東やアジアの料理で重宝されてきたこのボタニカルは、ジンに柑橘系のフレッシュな香りを加え、軽やかで心地よい印象を与えます。

⚫️カルダモン

香り高い種子から得られるスパイスで、特にインド料理に欠かせない存在です。

独特の甘い香りとスパイシーさは、ジンに深みを与え、エキゾチックでリッチな風味を楽しませてくれます。

香りの特徴3.うっとりする甘み

⚫️カモミール

芳香豊かな花から得られるボタニカル。

甘く優しい香りは、ジンに穏やかで心地よい印象をもたらし、飲む人を優しく包み込み、日常の喧騒から解放してくれる存在です。

⚫️シナモン

スパイスとして広く知られる樹皮から得られるボタニカル。古代から香辛料として利用され、特に中東やアジアの料理に欠かせない存在です。

温かみのある甘い香りは、ジンにスパイシーで心地よい深みを与え、豊かな風味を引き立てます。

リターン紹介とお願いしたいこと

自分たちの理想を詰め込んだ、クラフトジン。

今後、その人の暮らしに寄り添う時間を届けるために、新たなシリーズの製作・企画も進めています。

「PYT GIN」  (500ml)

そこで、お願いがあります。

ぜひ、みなさまの「PYT」に対するお声をお聞かせださい。ご意見をいただき、今後の企画・製造やレシピ開発に生かしていきたいと考えております。

具体的には下記のリターンで、みなさまのご意見を伺う予定です。

【2025年1月25日】先着22名限定！ジンのブレンド体験ワークショップ

- クラフトジン「PYT」についてより深く知りたい
- ボタニカルの組み合わせによる香りや味わいの違いを体感したい
- PYTの今後の商品展開が気になる

そんな方にぜひご参加いただきたいリターンです。

松田卓也 / Takuya Matsuda プロデューサー

写真中央。上智大学卒。ABeam Consulting株式会社にて約5年間勤務後、フリー株式会社に転じ、スモールビジネスへの支援に従事。
クラフトジンを愛し、家には50本以上のジンを常備、常飲している。ジンの素晴らしさを世の中の人に広めたいと思い、本プロジェクトを発案。

小林航平 / Kohei Kobayashi クリエイティブディレクター

写真左。ウェブメディアの編集者を経験した後、株式会社hitomediaで、マーケティングやコミュニティ・イベント開催。現在は、株式会社DRESS代表取締役。ウェブメディア『DRESS』の副編集長。お酒と温泉と漫画が好き。

河合海至 / Kaishi Kawai プロダクトマネージャー、フォトグラファー

写真右。立命館大学卒。1児の父。キヤノン株式会社にてカメラレンズの商品企画を担当。その後、フリー株式会社に転じ、スモールビジネスへの支援に従事。