プロレスマスク「PUKUPUKU工房」とは

弊社は静岡県浜松市にある（株）PUKUPUKU工房です。主な業務はプロレスマスクを製作しております。国内の大手団体から海外の選手まで手掛けております。

またプロレスマスクだけでなく、レスラーやキックボクサー等のコスチュームも製作しております。

弊社のようなメーカーは日本中でも珍しく、皆さんもあまり見聞きするような会社ではないと思います。

こんな私がなぜサウナハットの製作に携わったのか、また開発まで道のりをお話しします。

サウナハットとは？

サウナハットとは、その名の通りサウナ室内で被る帽子のことです。日常的にサウナに入るフィンランドやロシアなどでは一般的なアイテムですが、日本でもサウナブームの到来とともに見かけることが増えてきました。

見た目のかわいさから、サウナで身につけられるファッションとしても注目されていますが、実はサウナハットを被る主な目的は「頭の温度上昇によるのぼせを防ぐ」ことと、「熱・乾燥によるダメージから髪を守る」ことです。

サウナ初体験から感じたこと

日々の多忙を理由に、自分自身の健康に気を遣うこともなく毎日を過ごしていました。ただ歳を重ねることに、身体中にこりや痛みを感じ、整体等を試していました。そんな時に兄の紹介でサウナに出会いました。兄は大手不動産会社が手掛ける都市型グランピング施設のスタートアップとして運営に携わり、兄自身もまた20年来のサウナのファンでもありました。

早速サウナに行きましたが、1分も我慢出来ず、、、水風呂に入るのも、ましてや「ととのう」のも無理。サ活がとても難しいことであることに直面しました。

そんな私を見て、兄よりサウナハットの着用を勧められました。

早速ネットで検索し、熱に強いと言われる厚手フェルト素材のサウナハットを購入。使用してみると、１分として耐えれなかった私が、5分10分とサウナを体験できました。そして水風呂ざぶーんからの外気浴、、、これぞサウナ！を実感した瞬間でした。

そんなサ活をしていくと、いろんな疑問や悩みに直面しました。

納得のいくサウナハットへの課題

私がネットで購入したハットは、耐熱性が強いものの、被り心地に満足出来ませんでした。いわゆるチューリップハットの形状ですが、先端が細く、被ると頭の上が空洞が出来、深く被れず、のっかっている感じです。また小心者、初心者故、周りの目が気にもなりました。。。

「この形状をこうしたら、被り心地が良くなるな」

「この長さを調整すれば、いい深さになるな」

「顔隠せると、周りの目を気にしなくていいな」

こうして、私の求めるサウナハット製作がスタートしました。

機能性①被り心地と形状について

まずは使用していたハットの形状を見直しました。

どんな角度で、どんな深さで被ると、カッコよく見えるか？

被り心地はもちろん、この辺りは本職のノウハウ、経験が活かせると思い、

早速型紙をおこし、試作品の製作に入りました。

顔が見えそうで見えない、視野を確保しつつ、どこから見てもカッコよく、お洒落に見えるよう工夫しました。

コンセプトは「覆面レスラーが素顔で被ってもOK」なハットです。

機能性②素材について

この商品の素材として国産羊毛100％・3ｍｍ厚のフェルトを使用しています。

手芸屋さんで販売されているフェルトが1ｍｍ厚なので、その３倍程度の厚さですから、とてもしっかりした素材です。

一般的に羊毛100％の生地は通気性が良く、汗を吸収しやすいため、サウナハットの使用に適していると言われます。また羊毛の天然の油分が含まれているため、湿気を防ぐ効果があるとも言われています。またこの商品は国産の素材です。現在羊毛フェルトを生産している工場が、国内では少なく希少価値の高い素材とも言えます。

【羊毛100％素材の主な用途】
・ピアノハンマーフエルト※ピアノ弦を叩くクッション部分
　ピアノの心臓部「ピアノアクション」には、緩衝・消音・制振など、様々な必要　　特性に応じ20種類以上のフエルトが使用されています。
・研磨用フエルトバフ
　ガラス等の工業用品の研磨剤として
　耐摩耗性にも強い羊毛原料の特性を生かして研磨剤として使用されています。

【取り扱いについて】

洗濯の際は洗濯ネットをご使用ください。ウールはアルカリ性に弱いので白物用の塩素系漂白剤はご使用いただけません。乾燥機は生地が縮んでしまうためお控えください。

機能性③浜松産デニム生地のポケット

このサウナハットには、ポケットは付いています。鍵や小銭を入れることが出来ます。それ自体は決して珍し機能ではありませんが、ポケットの素材をデニムにしました。フェルト素材との相性も良く、アウトドアサウナの場面でもマッチするデザイン性を重視しました。

デニムはハット先端のフックにも使用しています。

このデニム素材は、地元浜松で生産されている濱松丸邊denimⓇを使用しています。濱松丸邊denimⓇは、職人が強いこだわりと想いを込めて、生産しています。また海外のデザイナーにも使用されています。

濱松丸邊denim公式サイト：http://hamamatsudenim.jp/

【濱松丸邊 denimⓇ とは】

先ず全ての工程を浜松市内で行っています。
スクモとインディゴの割建てで藍染めをしています。
経糸に太さの違う糸をバランス良く配置し、古き良き時代のデニムの風合いを再現しました。また空っ風に削られた浜名湖の白波もイメ－ジさせます。
染めも経糸に敢えて邑を施し濃淡を付けることで遠州灘の荒波を表現し、真に他にはない色合いを醸し出しています。
緯糸はスタンダードな白をご用意致しました。手触りは太さの違う糸を使用することによる微妙凹凸感を 味わう事ができ、また経年変化による色落ちも、職人さんの綛絞り染めを旧式のシャットル織機にてゆっくり織り上げる拘り様の為、他のデニムより長い時間をかけて楽しむことができる、これぞ浜松というデニムに仕上げました。

これから始める方にも、より快適に楽しんで欲しい

※上記写真はMサイズマスク着用

サウナハットと弊社で開発したマスクの組み合わせ。

※こちらの商品とのセットになったリターンもご用意しました。

こちらのマスクは通気性も良く、サウナマスクとしても使えます。サウナハットとのコーディネートも楽しめます。

こちらの素材は、水着に使用されています。その為、普通のマスクよりも通気性や吸水性に優れているため、高温多湿なサウナ内でも息苦しくなりません。弊社ではプロレスラーのコスチューム素材として、主に使用しています。

また、サウナ用マスクはサウナハットと同様に、顔周りが熱くなり過ぎるのを抑えてくれる効果も期待できます。
タオルを巻くよりしっかり顔にフィットするので、長時間快適に楽しめます。

これから始める方にも、おススメのセットです。

【マスクの素材】２WAYトリコット地（ポリエステル85％・ポリウレタン15％）

【取り扱いについて】洗濯は、洗濯機にネット無しで大丈夫です。乾燥機のご使用も問題ありません。

※上記写真はMサイズマスク着用

※上記写真はLサイズマスク着用

※上記写真はLサイズマスク着用

サウナハットとマスクマンと浜松城

PUKUPUKU工房のサウナハット

覆面レスラーが素顔でも被れる、いい感じの深さです。

商品の仕様について

商品サイズ　：フリーサイズ

カラー　　　：白・紺

重さ　　　　：125ｇ

商品の材質製造国：素材（日本産）／製造（日本産）

FAQ

Q、納品予定はいつですか？

A、2023年11月上旬頃から随時発送予定となります。もし、予定より早まるもしくは遅れる場合は、活動レポートにてご報告申し上げます。

Q 、返品・交換は可能ですか？

A、商品特性上、返品・交換は致しかねます。但し、初期不良品や誤発送の場合は、商品到着後1 週間以内に「実行者に問い合わせ」よりご連絡をお願い致します。（交換にはお時間を頂く場合がございます）

Q. 乾燥機は利用できますか？

A. 乾燥機は生地が縮んでしまうためお控えください。

Q、日本国外への配送は可能ですか？

A、今回ご注文頂いた商品は日本国内の発送に限らせて頂きます。

Q、男性でも使用可能ですか？

A、男女兼用かつ頭囲も60cm程度ございますので、男性の方にもぜひご利用いただきたい商品となっております。

Q、カラー展開は何色ですか？

A、白・紺の2パターンのみの展開となっております。ご了承ください。

Q、サイズは1サイズのみですか？

A、フリーサイズ（頭囲60cm）のみとなります。ご了承ください。

スケジュール

■プロジェクトスタート　～　2023年8月15日終了

■サウナハット生産について

　最終サンプルチェック　～2023年7月中旬頃

　上記チェック後、生産スタート　～仕上がり　2023年10月下旬

■発送準備　2023年11月上旬～　　　　　

リターンについて

定価：8,580円　→　 Makuake：6,600円

※送料、消費税込

【内容】

・サウナハット：1個

※サウナハットの色は白・紺の2色からお選びいただけます。

・サウナマスク：1個（Mサイズ）

※サウナマスクの色はA・B・C・D（画像を参照ください）からお選びいただけます。

定価：8,580円　→　 Makuake：6,600円

※送料、消費税込

【内容】

・サウナハット：1個

※サウナハットの色は白・紺の2色からお選びいただけます。

・サウナマスク：1個（Lサイズ）

※サウナマスクの色はA・B・C・D（画像を参照ください）からお選びいただけます。

実行者紹介

初めまして。PUKUPUKU工房の神谷淳（かみやじゅん）と申します。

私は静岡県浜松市生まれのプロレスマスク職人です。小学生の時に、タイガーマスクのデビュー戦に影響され、独学でマスク製作を始めたことがきっかけで、モノづくりの世界に魅了されました。大学卒業後、市内企業にて企画部・広報部、外資系人材会社の営業経験を経て、４０歳でマスク職人となり、現在はメジャー選手をはじめ各団体・全国、海外から依頼を受け、様々なデザインのマスク製作をさせて頂いています。プロレスマスク職人は、子供の頃夢見た職業でした。

現在はそのプロレスマスク製作の技術や知識、経験を他に活かせるように活動もしています。昨今のコロナ禍においては、そのノウハウを活かしてマスクを開発・販売をしました。

商品名は「浜松マスク」名付け、１枚売れる毎に100円相当を浜松市に寄付し、地域貢献を目指してきました。

同じく地元貢献の一環として、今まで数十校の浜松市内の小中高校生対象に、夢を見る事の大切さ、楽しさの講話を続けてきています。

私の今の夢は、自分の技術や経験を活かして、心が豊かになれるモノづくりをしていくことです。

今回はこのサウナハットを応援してくださる皆さんが、サウナのひと時を快適に、楽しく豊かに過ごして頂けるよう、想いを込めてご提案させて頂きます。