もしも逃げ場所の無いところで暴漢に襲われた時、普段の持ち物で身を防げたら頼もしい。

プロテクトートは、防刃デニムと防護板を採用した日常使いができる全く新しいトートバッグです。

要人警護用の防護バッグはニュースなどでボディーガードが持っているのを見たことがあると思いますが、普段使いするのは現実的ではありません。

底面に収納された防護板をワンタッチで展開するシンプルな構造。

防護板はファスナーで取り外しが可能。

すっきりとしたシンプルなデザイン。

たっぷりのマチ。

ざっくりとした14オンスの厚手防刃デニムと本革の相性が抜群。

裏生地に明るいダンガリー生地を採用。

フラップを採用し、中の物が落ちにくい構造。

持ち手には、ヌメ本革（牛革）を使用。使い込む度に飴色に変化して手に馴染んできます。肩からのズレ落ちを低減するためにダブルステッチを採用。

SHINDO社製の光沢が美しく肌触りの良い高級ナイロンテープを採用。

ざっくりとした防刃デニムに本革が映える。持ち手の取り付けはステッチと金具を採用した丈夫な構造。

収納部はスマホが入る小さなポケットが一つのシンプルな構造。明るい裏生地で物が探しやすい。

Lサイズは容量が30Lもあり旅行にも使える。

本体の生地に防刃デニムを使用しているため、本体のみでも防護力があります。

防護板が畳まれた状態では高い防護力を発揮します。（防刃レベル1 ※防弾機能無し）

地震時に防護板を外して、引き手を顎下を通して固定すると防災頭巾としても利用でき、また緩衝材が入っているので快適な敷物としても利用可能。

広角性ガラスビーズを採用した高性能反射テープを採用。

プロテクトートはテレビ東京の番組 ワールドビジネスサテライトの「トレンドたまご」 でご紹介いただきました。

https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_197075/

利用シーン / 利用方法・操作方法

普段の通勤、通学や休日のお出かけなど利用シーンは日常です。使い方は一般的なトートバッグと同じで肩掛けしてご使用いただけます。

緊急時の防護機能を発揮する際には、肩掛け時に持ち手を通した手で本体底面から出ている引手を上に引き上げるとバッグ底面に折り畳まれている防護板が展開します。もう片方の手で展開した防護板の内側にある取手を持ち、引き上げた方の手を体側に引くと盾の様になります。または、バッグ本体をそのまま持ち上げて底面を脅威の対象に向けても効果があります。バッグの収納部入り口には蓋が付いているため中の物が落ちません。

地震時には、底板を本体から取り外して、防護板を頭に被せる事で防災頭巾になりガラス片などの落下物から頭部を守る事ができます。バッグ本体のみの使用も可能で、この際にはかなり軽量になります。

鞄の内側は明るく物が見やすくとてもシンプル構造、スマホが入るファスナー付き内ポケットが一つと非常時に中の物が落ちないようにフラップが付いています。ダンガリー生地を使用したスカイブルーとピンクの２色からお選びいただけます。

15インチのノートブックPCも1リットルのペットボトルも余裕で収納可能。

防刃デニムはカッターの刃では簡単に切れません。

普通のデニムは普通は綿100%でできており、防刃デニムには66%のUHMWPE素材が含まれている。（白く見える裏生地に相当）

防刃試験

防護機能と鞄としての軽量化を両立させる事は簡単ではありません。まさにトレードオフの関係です。安全性を目指せば、鉄板で防護するのが一番ですが、重い鞄では持ち歩く事ができません。そこで私たちは、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)という軽量で強靭な素材に辿り着きました。この素材はダイニーマ®︎として有名でアウトドア製品、釣り糸や防弾チョッキなどに使用されている素材です。この素材とポリカーボネイト を組み合わせる事で防刃試験で公式な規格であるNIJの防刃レベル1 （１mの高さから約2.5kgの重さのついた刃物を落とし被験体の貫通が7mm以内に収まる ※防弾機能無し）と同等の結果を弊社の試験で確認しました。（防護板を3枚重ねた状態 ）

※ ダイニーマ®︎はDSM社の登録商標です。
※意匠登録出願中 : 意願2020-003435

弊社での防刃試験の様子

防護板のヒンジ部にUHMWPE板を用いる新構造によりヒンジ部にも防刃性を持たせ隙間が無く守れる。独自のヒンジプロテクションシステムを採用。

仕様

本体表生地素材 : 14オンス 防刃デニム（超高分子量ポリエチレン66%/綿34%）

本体裏生地素材 : T/Cダンガリー（65%ポリエステル/綿35%）

防護板表生地素材 : 14オンス 防刃デニム（超高分子量ポリエチレン66%/綿34%）

防護板材 : 超高分子量ポリエチレン(UHMWPE) /ポリカーボネイト/発砲ポリエチレン

持ち手素材 : 植物タンニン鞣しヌメ 天然皮革（牛革）

収納部サイズ : 約35cm x 34cm x 22cm（約30L）Lサイズ

約28cm x 27cm x 18cm（約24L）Mサイズ

持ち手サイズ : 約50cm（金具から金具までの長さ）M Lサイズ同

重さ : 約1.3kg （Lサイズセット防護板含む） 約 800g（Lサイズ本体のみ） 約 1kg（Mサイズセット防護板含む）約640g (Mサイズ本体のみ）

生産国 : 日本

注意点 : 超高分子量ポリエチレンには150度以上の熱を与えないでください。変形の原因となります。※アイロンのご使用はおやめください。

防刃デニムの試験結果

超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)を66%も含むこのデニムはケブラー®︎繊維よりも強度が強い事が証明されています。一般的にバイク運転時のモーターサイクルデニムとして使用されています。

※ケブラー®︎はデュポン社の登録商標です。

量産工場紹介

株式会社OZUCA 所在地 : 山梨県山梨市

Facebook ページ : https://www.facebook.com/ozuca.inc/

メンズ＆レディースの布帛・カットソーなど多種多様の素材に対応でき、オールアイテム、官公庁救命胴衣など技術力に大変定評があります。同県内では大規模な工場で、特に救命胴衣などを年間数千着以上生産しています。

スケジュール

①4月募集開始～

②5月生産最終調整、生産開始

③6月生産完了、検品

④6月末から順次、発送予定

リターンについて

①プロテクトートLサイズ本体（定価の30%OFF）: 7,000円

②プロテクトートMサイズ本体+防護板（定価の30%OFF）: 11,300円

③プロテクトートLサイズ本体+防護板（定価の30%OFF）: 15,700円

主な使途はプロテクトートの材料費、製造費、配送費、手数料になります。

その他は、プロテクトートの販路開拓と新商品開発ための資金として使用させていただく予定です。

Q : 材料は国産ですか？

A : 防刃デニム生地とUHMWPEの板は中国製となり、それ以外は日本製です。

Q : 製品保証はありますか？

A : ご購入から一年間、通常のご使用で破損などが発生した場合、無料で修理いたします。

Q : 水洗い、洗濯はできますか？

A : 本革を一部使用しているため水洗いはできません。汚れを水に濡らした布で拭き取ってください。

Q : 防災頭巾の使用時はヘルメットほどの防護力がありますか？

A : ありません。あくまで50g程度の軽量な小型ガラス片などから頭部を守ることができます。

プロテクトートが生まれたきっかけは、代表の大森が2017年トルコのイスタンブール旅行に行く際にテロが多発する現地の治安を不安に思い、身を守るために制作した防護機能付きトートバッグが原型になりました。しかしこのバッグは2.5kgもあり重いのが課題でした。帰国後このバッグをさらに軽量化し女性でも普段使いできるようにしたら素晴らしいと考えました。自社で５回程試作を重ね、ようやく量産化できる見通しが立ったのでぜひ、クラウドファンディングを通じて協力工場様のサポートを受けて同商品を量産化し皆様へお届けしたいと思い立ちました。

弊社は、山梨県甲府市にある、主に金属ばね製品の下請け製造を行なっているメーカーです。プロジェクトリーダーの大森 渉です。専門学校の工業デザイン科卒業後、各メーカーの商品企画室や製造現場で物作りの業務に携わりました。2015年に家業の金属ばね町工場を母体したメーカーを立ち上げました。良いモノ、コトづくりを通じて世の中の役に立つ事を目指しています。趣味が高じたレザークラフトでは、実店舗と合わせて今まで2000点以上のバッグ類を制作販売しご好評をいただいております。当プロジェクトの皮革部品も制作担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

オンラインショップ : https://www.creema.jp/c/wata420

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

現在は、シェアの流れもあり物が購入されにくい時代になってきていると言われています。物が過剰に溢れ、物を増やさない生活を指向する人が増える中で本当に求められるモノは何か？という問いを素材を扱う作り手は常に自問し続けなければいけないと思います。その一つの答えが、当たり前ですがまだ誰も気づいていない隠れた不便さや課題をその商品を通じて解決を目指す事だと思います。

当プロジェクト実現には皆様のお力が必要です。今混迷の時代を迎えています。新型感染症の影響で経済の落ち込みも避けられません。不況と犯罪の増加には相関があります。また長期的な視点ではこれから観光客や移民が増えていき複雑化や不確実性が高まっていく日本に新しい安心のかたちと体験をご提供させていただきたいと思います。ぜひ応援よろしくお願いいたします。