プロジェクト概要

私達ポルティラタツノラボは日本最大の革の産地兵庫県たつの市で活動する“野生獣革専門のタンナー”です。

日本全国から集まる鹿や猪、その他野生動物の皮をノンクロム、ノンホルマリンの環境負荷を極限まで抑えた独自の鞣し製法で皮革を作り続けています。

ご好評頂いております“害獣を「財獣」に変えるプロジェクト”の第四弾！！

プロジェクト詳細

今回は“SHINARI”の代表作“FOLDO”をポルティラ特製猪革でお作り致しました。

ミニマルサイズながらお札、小銭、カードが収納でき野生の猪革のワイルドな表情と光沢感がマッチした美しいお財布です。

ブランド紹介

SHINARI “シナリ”

「靭り」鞣革のように柔軟で、「師也(我以外皆我師也)」

学びに貪欲で確かな技術を持ち、「ひととなり」が想像できる作り手でありたい。

職人大塚氏のポリシーがブランド名の由来です。

今までになかったものを現代に合わせて生み出す新進気鋭のブランド。

鞄の聖地、兵庫県豊岡市の職人の技工をお楽しみ下さい。

利用シーン

黄金比を元に設計された無駄の無いフォルム。

厚み15mm程度と薄く洋服のポケットに入れてもかさばりません。

現金からキャッシュレスへの過渡期、大きく膨らんだ財布を整理し必要最低限を持ち出すスタイルへアップデート。

製品紹介

① 縦約70mm 横約100mm 厚み約15mm 重さ約65g

小さくてもカード、お札、小銭をきっちり収納

② 決済方法によって左右を区別

カード決済時

現金決済時

③ バネ口金具を採用し素早くコインを取り出せる。

④ 紙幣が三つ折りになるギミック

⑤ カード6枚、紙幣10枚、硬貨10枚を収納して厚みは25mm程度

小さくてもカード、お札、小銭をきっちり収納出来ます。

皮革紹介

※革はミモサによるフルベジタブルタンニン鞣し

革を鞣し過ぎずタンニンによる充填で丈夫で長持ち

※合成染料を使わず天然由来の渋成分タンニンと鉄のみで発色させています。

カラー “ブラック” “黒鉄色”

タンニンと鉄の反応による発色に天然クリームを使用したツヤ出し

カラー “ベージュ” “渋色”

植物タンニンによるナチュラルな色あいに天然クリームを使用したツヤ出し

※天然由来成分を主に独自開発したクリーム(特許取得済)を使用し1枚1枚手作業で丹念に磨き上げ無垢の革本来の手触り、靭やかさ、艷やかな光沢をお楽しみ頂けます。

皮革と肌の相関性に着目した特製クリームはシリコン、パラベン、アルコール、フェノキシエタノールなどを使用せずに、植物由来成分のみで防腐抗菌性を発揮します。日本薬局方(JP18)保存効力基準を満たしており安心してご利用頂けます。

キメの整った猪革は経年と共に独特な風格を醸し出し末永くお使い頂けます。

※ホホバオイル：もっとも人肌の皮脂に近いオイル

※ココナッツオイル：中鎖脂肪酸を多く含むオイル

※アルキルグリセロール群：人体や深海鮫の肝臓に含まれる重要機能成

※α-グルカンオリゴサッカリド：皮膚常在菌叢制御による美肌フローラ効果

※何故、野生の猪皮を使うのか？

猪の分布域は1978年から2018年までの40年間で約1.9倍に拡大しています。2014年をピークに猪の頭数は減少傾向にありますが適正とされる生息数を目指すには引き続き捕獲強化が必要です。

猪は特に農作物への食害が大きな問題となっており、その個体数が増加した原因は生息適地である耕作放棄地の増加、中山間地区の過疎化等、人間の活動の変化が大きく影響を及ぼしています。

本プロジェクトは“害獣を財獣に変えるプロジェクト”としておりますが“害獣”と呼ばれる理由は動物達にはありません。人の活動により生態の変化を余儀なくされているのは動物達の方なのです。

駆除されてしまった動物の皮を使う事で人と自然、人と動物の共生のあり方について考える機会になればとの思いです。

私達ポルティラは“森林の多様性 = 豊かさ”を守り後世に残す事もブランドのコンセプトとしています。

スケジュール

7月中旬革準備開始

8月中旬縫製開始

9月下旬より順次発送開始予定

リターンについて

専用ケースに入れての発送になります。

資金の使い道

売上金の一部はジビエ肉、皮の有効活用の推進に使用させて頂きます。

実行者紹介

株式会社A.I.C.

ポルティラ タツノラボ