本当に良いカバンとは、使うたびにその魅力を実感できるもの。

まず、素材が上質であることが重要です。丈夫でありながら、使い込むほどに手に馴染み、経年変化を楽しめるような革や布が理想的です。さらに、デザインはシンプルでありながら機能的で、持ちやすさや収納力が考慮されていることが大切です。

細部の仕上げにもこだわりが感じられ、縫製や金具の質の高さが長く使い続けられる理由となります。一見すると目立たないかもしれませんが、長く愛用できるカバンこそが、本当に良いカバンと呼べるものです。

毎日使うカバンである以上、どうしても持ち手や引手の傷みは避けられないもの。

PLSは何度も試作の製作を重ね、細部までこだわった”強い”レザーバッグを開発することに成功しました。

持ち手は一番傷みやすい部分です。

日常的に使う以上傷みが避けられない部分であることを逆手に取り、持ち手のみを簡単に交換できる金具を使用することで、ブリーフケース自体を永く使うことを可能にしています。

レザーバッグでは革の引手が用いられることが多いですが、その分傷みやすくなってしまいます。

PLSは、強さがあり、かつ上品な金具を使用することで、引手の傷みを防いでいます。

玉べりとは、かばんの縁を美しく保護するための加工のことです。

これによってブリーフケースの強度をあげるだけでなく、玉べりの曲線自体が全体のシルエットに柔らかさを加え、ケースに上品さを与えています。

ビジネスバッグはもちろん地面に置くことも多く、劣化や型崩れが心配。

このブリーフケースでは 底鋲が型崩れを防止し、美しい姿で自立し続けることを可能にしています。

ファスナーポケットの使いやすさにこだわり、日常の動作を快適にサポートするデザインを追求しました。ポケットの深さや位置も、頻繁に使うアイテムをすぐに取り出せるよう計算されています。これにより、細部まで使いやすさを考え抜いた、実用的で上質なポケットを実現しています。

ビジネスバッグには欠かせない容量問題。

もちろん、このブリーフケースも大容量を叶えています。

バッグ自体が軽量であるため、容量が大きくても持ち運びに負担を感じさせません。

ビジネスシーンでのあらゆるニーズに応える大容量設計は、日々の通勤や出張でも役立つこと間違いなし。

メインコンパートメントはノートパソコンや書類をしっかり収納できるスペースを確保しており、A4サイズの書類やファイルを折り曲げることなく収納可能。

複数のポケットを備え、スマートフォンや充電器、筆記用具、財布などの小物も整理して持ち運べます。

さらに、内側に設けられたファスナーポケットは、ファスナーの中だけでなく、外側にも収納スペースを作ったことで、貴重品や頻繁に使うアイテムを素早く取り出せる設計に。

表の外ポケットの中には仕切られた二つの小ポケットがあり、名刺入れやスマートフォンなど、ビジネスの必需品をスマートに取り出すことが可能。

幅広のストラップが肩への負担を軽減し、長時間の使用でも疲れにくく。また、ストラップの長さは調節可能で、好みに合わせて調整できます。両手が自由になるため、移動中や忙しい場面でもスムーズに動くことができます。

ビジネスシーンでのあらゆるニーズに応える大容量設計は、日々の通勤や出張でも役立つこと間違いなし。

カラーバリエーションは、性別を問わずどなたでも使いやすいように。

シンプルで落ち着いた色合いを中心に、ブラック、ネイビー、グレージュなど、ビジネスシーンに適したカラーを取り揃えています。

シンプルで洗練されたデザインが、どんなシーンにも対応できるアイテム。汚れが目立ちにくく、長く美しい状態を保てるため、耐久性や機能性を重視するユーザーにも支持されています。

温かみと上品さを兼ね備えた魅力的なアイテム。落ち着いた色合いながら明るさがあるため、持つ人の雰囲気を柔らかく引き立てます。さらに革の経年変化が楽しめるカラーでもあり、使い込むほどに深みと個性が増していくのも魅力です。

グレーとベージュの中間色で、上品さと柔らかさを兼ね備えた洗練された印象のアイテム。明るすぎず暗すぎない絶妙なトーンが、落ち着いた雰囲気をプラスします。トレンド感がありつつも飽きのこないカラーが上質なかばんにぴったりです。

上品で知的な印象を与えるアイテム。ブラックほど重たくならず明るすぎない絶妙なトーンが、幅広いシーンで使えるのが特徴です。信頼感や誠実さを演出しつつ、堅すぎない柔らかな雰囲気を持たせます。

「飼われている農家さんから、原料を取り扱う人、鞣し、加工する人、

製品という実際の形にする人、それを愛用する人。

みんなを「結」そんな商品をつくりたいと思い始まりました。」

高山一也たかやまかずや　１９７９年姫路市生まれ

大学まで野球一筋。学習教材・寝具・不動産業界で飛び込み、テレアポ、法人営業を経験（宅地建物取引士資格取得）

H２３年：現在の仕事の基盤となる国内皮革製造業トップシェアの（株）マルヒラに入社し、取締役、高木工場長として皮革業界に

H２８年：（株）ＰＬＳ設立、代表取締役

Ｒ４年：（株）マルヒラの高木工場撤退に際し、完全独立。ＰＬＳレザー工房の立ち上げ。現在に至る

マルヒラ時代、月に７０００頭という沢山の革の製造に立ち会ってきましたが、原皮の鞣しから半製品までの製造で革問屋に革を卸すため、その革がどこでどのようにどんな製品になりどんな方に使われているのか？実際に使われる方との距離をすごく感じている状況でした。

ＰＬＳレザー工房では、この業界にかかわる生産者や職人（作り手側）と実際に使われるお客様（ユーザー）との距離を縮めることをやっていこうと、「結」をテーマに取り組んでいます。皮から革になるまでには非常に多くの工程があり、多くの方がかかわっています。

今回の自社製品製造への取り組みは、広島県で１００年に渡り畜産副産物を取り扱う萬谷さんと農家さんへの訪問からスタートしました。

「毎日大切に育てている牛たちが、おいしいお肉を食べていただく以外にも喜んでもらえる何かになれば、出来れば、こんなもの（製品）になってます。がわかれば嬉しいです。」こんななにげない会話でしたが、自分の想っている思いと共感するものを感じたところからスタートしました。

飼われている農家さんから、原料を取り扱う人、鞣し、加工する人、製品という実際の形にする人、それを愛用する人。みんなを「結」。そんな商品をつくりたいと思い始まりました。

試行錯誤の連続。なにをどう形にすればいいか？世の中に革製品はあふれているし。。。売れているのはハイブランドばかり。。。こんな中で１つの答えが、

「毎日使ってもらえるもの、特にビジネスシーンで使えるものに特化しよう。」

でした。皮革業界に入る以前の営業職時代、欲しいサイズ、デザインの鞄がなかなか見つからずに探し回った経験がありました。また、お客様先に訪問するときにいい鞄（時計、靴、小物）は持ちたいけどハイブランドは目立ちすぎるしちょっと。。。と感じていました。

そこで「国産で上質ないいもの」を製品にしようと決まりました。

原料の仕入れにもこだわりが。

広島県で屠畜される牛の中から厳選されたものを使用し、革づくりの歴史の始まりといわれる姫路市高木地区の知力を結集し、とことんこだわった「天然シュリンク革」を使用。

また、皮をなめす工程の中で鉱物なめしと有機物なめしを複合することで、革をより良質で強いものに。

さらに、なめし終わった後一度乾かし、そこに薬剤を入れることで、通常の革よりもさらにシボを深くさせ、陰影を出し革の色に奥行きや深さ、立体感のある仕上がりに。

１枚１枚の表情（シボ感）の違い、個性、２枚とない、唯一無二な製品にしたいというこだわりは、革の製造からスタートしています。

その想いを最終的な形（バッグ）にするのにも、全工程を日本でおこない、原料から最終の製品まで純日本製にこだわりました。

製造メーカーは、香川県で創業９１年のエールック（株）。

三代目の長田社長とご子息の耕平さんと何度も打ち合わせを重ね、意見を出し合いながら、技術の高さを証明できる製品に。

サンプルの製作にも時間をかけ、細部のポケットの位置やファスナー、持ち手、引手など細部までこだわりました。

バッグを長くご愛用いただけるよう、レザーケアキットをお付けしました。レザーは使うほどに味わい深くなりますが、適切なお手入れが欠かせません。このケアキットには、革を保護し、艶やかさを保つためのクリームなどが含まれています。

PLSは、一番初めに使う前からプロテクションクリームを使っていただくのを推奨しています。それによって、美しい状態を長く保ち、時間とともに深まるレザーの魅力を存分にお楽しみいただけます。

また、LINEのお友だち登録でメンテナンスをスムーズに行うことが可能。

初回にはお得なサービスも。(部品交換の場合は別途部品代がかかります)

毎日使うものだから、メンテナスも手が届きやすいものに。

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■素材

　牛革 (広島県産)

■本体サイズ(持ち手・底鋲は含まない)

　縦42.0cm×横31.0cm×マチ10.0cm

■ショルダー

　長さ：最短約60.0cm〜最長約100.0cm　幅：3.0cm

■重さ

　1,160g

■生産国

　日本 (兵庫県姫路市・香川県東かがわ市)