吾嬬製作所は東京の下町墨田のプラスチック加工工場です。これまでマスクを作ったことはありませんでした。しかし、感染リスクの高い場所で従事している方に優先してマスクや防護服などが供給されるように。「自分達のマスクは自分達で作る」という想いから制作したのが始まりです。 多くの方に反響と要望をいただき一般の方向けに販売を始めさせていただくことにいたしました。

水分を通さない素材ので、高い飛沫対策効果が望めます。

❶プラスティック真空成形工場ならではのマスク。職人の技術と素材の特性を活かしたマスクを目指しました。
❷カバーの素材は飛沫（水分）を通さないポリエチレン樹脂を選択、柔らかく肌にもフィットしやすい樹脂です。またクシャクシャにならないので非常に扱いやすいです。
❸形状は立体的で快適な形状を目指しました。
❹布製と比較し洗った後、長時間乾燥させる必要がありません。水分よく切るか拭き取っていただければすぐに使えます。
❺フィルターには小松マテーレ株式会社製の制菌加工素材「バイオガード」製フィルターを使用しております。フィルターは洗濯しても効果が継続いたします。
❻フィルターの代わりにお手持ちのハンカチやガーゼなどを使っていただくこともできます。
❼１日も早い現状の収束を願い、売上の一部を「国境なき医師団（Médecins Sans Frontières=MSF）」に寄付することにいたします。

工場では医療機器や光学機器向けの非常に繊細なパッケージも製造しております。
商品はホコリやゴミがつかないよう、静電気除去加工したのちに個包装します。

❶付属のゴム紐をマスク両側のスリットに通し、お好みのフィット感になるように長さを調整して結んでください。
❷インナーをマスクカバーの内側にのせてください。
❸中央や両側のガイド線で折るとより立体的になりフィット感が向上します。
❹カバー本体はハンドソープ、石鹸、中性洗剤でやさしく手洗いをして下さい。水切れが抜群に良いのでとても衛生的に繰り返し使えます。
❺使う人に合わせて折り目をつけたりカットして調整も可能です。

本体：約143 × 129 mm、ポリエチレン製
インナー：約102 × 95 mm、ポリエステル製
ゴム紐：約40cm x 2本

今回のプロジェクト支援期間が終了次第、直ちに皆様に発送いたします。

●製造の型代の一部として使用させていただきます。
●一部を「国境なき医師団（Médecins Sans Frontières=MSF）」へ寄付 させていただきます。
●より多くの人に届けらるように販路の開拓資金として使用させていただきます。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
今回のプロジェクトは、町工場の株式会社吾嬬製作所とデザイン事務所のPit-A-Pat（ピットアパット）との共同プロジェクトです。
我々はもともと別のプロジェクトで動いておりましたが、地域の皆様のご要望に応えるため、急遽進行中のプロジェクトを中止。マスクプロジェクトを立ち上げました。
そして、完成したマスクがより多くの方のお役に立てればとMakuakeへ参加いたしました。

この文章を書いている5月27日現在、マスクの供給は様々な企業の努力により以前よりは安定しており、私たちも「良かったなぁ」と話しております。 ただ、今後も感染症と共に生活をしていく可能性が見えてきた今、この樹脂製マスクを使っていただき、使い捨てマスクや医療マスクの温存の一助になれば幸いです。