プロジェクト概要

16年の歳月をかけて生まれたタネまで食べられるスイカを、
皆様に楽しんでいただきたく、今回のプロジェクトを立ち上げました。

一般的に夏のイメージが強いスイカではありますが、秋冬に収穫するスイカも、朝晩の気温差があることで、非常に甘みが乗っており、美味しく召し上がって頂けます！

「すべてはニッポンの農業のために すべてはニッポンの食卓のために」

当社は野菜の品種改良を行い、新品種のタネを販売している種苗メーカーです。この度は開発に16年の歳月を掛け、タネが小さくてそのまま食べても気にならないというマイクロシードこだまスイカ「ピノ・ガール」の種子を開発しました。

スイカ消費シーンで「タネ」の存在は、特に女性やお子様にとって食べる際に邪魔となる「嫌われ者」になることが多く、タネのせいで購入、消費が敬遠される場面が多々あるのが実情です。

しかし、この「ピノ・ガール」はタネが小さくて邪魔になりません。ひとたび口に入ってしまえば、驚くほどタネの存在が分からなくなります。ほとんどのタネは歯に当たることなく食べられ、万が一タネを噛んでも柔らかなチョコチップのような食感で嫌な苦味がありません。

タネを取り出す必要が無く、ストレスなく食べられるという最大の特徴は、スイカが持つ「永遠のテーマ」とも言えるタネ問題を解決する品種なのです。さらに甘さと食感が優れており、新たな果物として極めて高い可能性を秘めています。

この「スイカ革命」とも言える新品種「ピノ・ガール」。

ぜひ支援者の皆様にこの全く新しい果物をお召し上がり頂き、スイカの魅力をご堪能頂きたいと思います。

プロジェクト詳細

私たちの「願い」は、スイカの消費マーケットが活性化し、衰退してしまっているスイカ産地の活性化、永続的なスイカ農家の経済的発展です。その起爆剤としてピノガールは、それを実現しうるパワーがあると確信しています。

しかし先日、果実を扱うある大手青果市場の方にピノガールをご紹介したところ、「スイカの種なしやマイクロシードは邪道だ。普通の種があるスイカで良いよ。」という無関心な反応が返って来て、愕然としました。

どの世界でも新たなブランドや価値を創り出す作業は、こうした既成概念や無関心、古い業界ならではの一部の既得権者からの抵抗と言った壁があります。しかしその結果として全国のスイカ産地は30年前をピークに作付面積が3～4分の1に減少しています。消費動向も同様の顛末です。未だに現役も多い団塊の世代の高齢農家が本当に引退したら、日本からスイカ産地が無くなってしまいます。

（下写真は茨城県スイカ産地でのスイカ栽培ハウスでの光景。左右に映っておられる男性は職人的な技術を持つ小玉スイカ農家のお二人。地元のラジオ局の２人の女性記者が取材に来られた際の記念写真です。なお右から２人目が当プロジェクト実行者の私です。）

これまで私達は品種開発者として、この壁に挑んでは自らの力不足により何度も何度も弾き返されて来ました。しかし今回のピノガールは品種が持つパワーの強さが明らかに異なります。マイクロシードスイカの登場を世の中が歓迎してくれ、感動してくれる姿が既に目に浮かんで来るのです。

ぜひmakuake支援者の方々のご評価をキッカケに、日本人がもっとスイカを食べるようになり、消費量を底上げし、スイカ農家さんにもっともっと儲かって頂いて後継者が生まれ、スイカ産地が末永く発展することを強く願います。

マイクロシード®︎の魅力

タネを取るのが面倒でスイカを敬遠するお子さまは多いと聞いております。先ずはお子様にもっともっとスイカを食べて貰いたいです。私の小さな娘たちも、試作段階でできたピノガールを何度も食べるうちに「ピノガールじゃないとダメ」と言うようになりました。

そして、女性の方。特に若い女性は人前でお口からタネを取り出すことがはばかられるという理由でスイカを敬遠することも多いと聞きます。ピノガールならそんな想いもせずに思いっきりお召し上がり頂けます。

そして、もともと「スイカ好き」を公言するようなスイカマニアにも食べて欲しいです。タネはもともと気にせず食べてるというお方でも、このピノガールのタネの小ささと柔らかさに慣れてしまうと、もう戻れなくなります。

小さなタネは果肉と共に口の中に入ると、驚くほどにタネの存在が分からなくなります。歯に当たることはたまにありますが、噛んでも柔らかくて直ぐに無くなってしまいます。嫌な苦味も出て来ません。カリッとしたチョコチップのような食感とも例えられます。

タネにはミネラル、ビタミン、脂肪酸、タンパク質が豊富。

2018年に東京ビッグサイトにて開催された「野菜・果物ワールド」展示会において、この「ピノガール」を来場者に試食して頂きましたところ、747名のうち94パーセントの方々が、タネを気にせず食べられたとご回答頂いております。

食べる方にはあらかじめ「タネが小さい品種」であることを認知して貰ったうえでお召し上がり頂くようにお願いします。ぱっと見だけでは、普通にタネがあるスイカに見えてしまいますので、せっかくのマイクロシードのタネを取り出すことになりかねません。

リターン商品について

今回はまだ世の中に出回っていないこの「ピノガール」スイカを支援者の皆様に特別価格でご提供させて頂きます。

「ピノガール」スイカ ２玉入り6000円。

「ピノガール」スイカ ８キロ箱（およそ６玉入り）11000円。

いずれも熊本県熊本市植木町のスイカ栽培職人の農家さんが丹精込めて栽培し、収穫した果実を厳選してお届け致します。

下写真は、８キロ箱の出荷イメージです。ピノガールの果実サイズはおよそ1.5～2.0kg。栽培時期や生育状況により果実サイズには幅がありますので、梱包する玉数は６玉前後を想定しております。

今回は先着割引として、さらにおトクな価格もご用意致しましたので是非お早めにお申込みをお待ちしております。

スケジュール

10／9よりプロジェクト実施スタート

11／20プロジェクト終了

11／21より随時ピノガールスイカの収穫および、配送開始。

12月末までには全ての支援者の方々に配送が終了する見込みです。

実行者紹介

①高瀬雅庸43歳

ピノガールは当社の育種ブリーダーがコツコツと16年の歳月を掛けて育種に成功したマイクロシードスイカです。この品種には世の中の皆さんに「もっとスイカを好きになって貰いたい」という想いと共に、「スイカ産地の農家さんがもっと経済的に潤い、末永く産地が発展して行って欲しい」という切なる願いが込められています。

そう言えば「シャインマスカット」は2006年に品種登録され、皮ごと食べられるタネ無しブドウとして、瞬く間に世の中のブドウ消費の主役に踊り出ました。この品種によって日本のブドウ消費市場が活性化し、ブドウ産地に活気を取り戻させた原動力となって今でも消費や産地での栽培規模は成長中です。

ピノガールは「スイカ界のシャインマスカットになる！」そう信じて、日々邁進しております。皆様のご支援をお待ちしております。

②中辻悠輝29歳

ナント種苗㈱営業部に所属。

「ピノガール」スイカで、「日本の農業を元気に！日本の食卓にワクワクを！」の想いを想いのままで終わらせない為に、クラウドファンディングに挑戦。

このプロジェクトを通して、一人でも多くの方に、「ピノガールスイカ」を知って頂きたい。そして、思いっきり頬張って頂きたい！！

もっともっと食卓にスイカが並んでいる未来が想像できます。

ご支援お待ちしております。