プロジェクト概要

咲かせる喜び忘れていませんか？

開店祝いなどのプレゼント用として購入されることがほとんどの胡蝶蘭は高価な花です（１鉢約2万円ほどで取引されています）。そのためせっかくもらっても育て方がわからず枯れさせてしまうことがほとんどでした。

しかし胡蝶蘭は東南アジアの熱帯を中心とした地域が原産地で，日中28℃程度，夜間18℃程度の高温多湿の場所に自生しています。その姿から清楚，高級，儚い，などか弱いイメージがありますが，原産地では木の幹に張り付いて生活に必要な養水分を空気中から吸収するという生命力にあふれた植物なのです。

この生命力をうまく利用し，手ごろな価格で水だけで育てられるようにできれば，もっと多くの人に咲かせる喜びを味わってもらい楽しんでもらえるのではないかと思い開発した商品が水栽培コチョウラン「ファレノブランコ」です。

プロジェクト詳細

*最初は根っこの先端2cm程度浸るくらいの水の量で

＊蕾がついたら根っこの半分くらい浸る水の量で

・根に特殊な処理を行いヒヤシンスのように水栽培できるようにしました。

・普段の管理は水やりだけ。肥料も必要ありません。誰でも簡単に何年も花を咲かせられます。

利用シーン / 利用方法・操作方法

・土がないので清潔です。そのため食卓に飾っても安心です。

・斬新な見た目でプレゼントとしても喜ばれます。

・葉や蕾，根まですべての生育が見えるので，教材としても最適です。

仕様

・胡蝶蘭は豊富な花色(白，ピンク，紫，緑)，大きさ(大輪，中輪，小輪)の数千といわれる品種があります。複数種類集めてそれぞれの生育状況の違いを楽しむこともできます。今回出品するのはそのうちのごく一部の品種になります。

・カーテン越しの柔らかい光が当たる場所がおすすめです。

・根も光合成しますので光が入る透明な容器での管理をおすすめします。

・過度な温度・光の変化は株にストレスがかかります。急激に変化させないよう気を付けてください。

・水は通常時は根の先端が少しつかる程度にしてください。花芽が見えたら根の半分程度がつかるまで水を足してください。

・鉢物と比べると輪数は半分程度まで少なくなりますので，本来の姿を楽しむことになります。

・花芽付きの株を出荷しますが、開花するまでに早くても２ヶ月程度はかかります。

・自然の開花期は鹿児島で4～5月頃です。ただし生き物ですので地域・場所で開花までの期間や輪数が異なります。

・苗の準備の都合上，受付終了後1ヶ月程度経過してから発送します。

・時期は8月上旬からを予定しています。

・返礼品が届いたらすぐに開け，直射日光が当たらない暖かい場所に置いてください。

スケジュール

・6月下旬 Makuake出展・出資募集

・7月中旬 台湾より商品用種苗入荷

・8月下旬 出資締切

・8月下旬 出資者データ解析・リターン準備・リターン発送

リターンについて

【Aコース】 2400円

ファレノブランコ単品 定価3000円→2400円100セット

【Bコース】3000円

ファレノブランコ単品＋栽培容器 定価4000円→3000円 50セット

【Cコース】4900円

ファレノブランコ2品＋栽培セット 定価7000円→4900円 30セット

ファレノブランコ単品 初めて植物に触れる方向け。低額で気軽に始められます。

水栽培セット ガラス容器付なので届いたその日からすぐに栽培出来ます。

2品セット 色の異なる2品種のセット。すこし経験者向けですが、部屋を華 やかに彩ります。

資金の使い道

資金の使い道(目的)と目標金額皆様からご支援していただいた支援金をもとに，

①商品の安定生産のための調査研究費

②生産設備の拡充

③パンフレット等のPR資材の作成

を行い，商品の安定供給と知名度向上をはかり，胡蝶蘭をより身近に愛着の湧く存在へと変えていきたいと考えています。。

実行者紹介

皆さま初めまして。日本の南端の指宿市、さつま富士と呼ばれる開聞岳を望む場所で胡蝶蘭を栽培している(有)モスオウキッドの濱田卓郎と申します。このたび栽培が難しいイメージのあった胡蝶蘭について，誰でも簡単に水だけで栽培できるコチョウラン「ファレノブランコ」を開発しましたので，ご紹介させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。薩摩半島最南端，暖流の影響もあり年平均気温18℃という温暖な気候と豊富な温泉資源を活用した産業(観光・農業)が盛んな指宿市で温泉熱を活用し、鉢花生産者向けの胡蝶蘭苗を開花前まで育成・栽培しています。

濱田家は先祖代々人参やレタスなどの露地野菜を作る農家でした。1991年に大学を卒業しサラリーマンとなりましたが、20代後半になると漠然と親の経営を引き継ぐのか、でも親の敷いたレールにそのまま乗りたくない。父親とちがう土俵で勝負をしたい。親の経営を引き継ぐか、このままサラリーマンを続けるかといろいろ考えるようになりました。

1990年代後半はすでにバブル経済が崩壊していましたが，まだ胡蝶蘭もよく売れている時代でした。近所の仲間たちで胡蝶蘭栽培に取り組もうという話が持ち上がったことがきっかけとなり農業の世界に飛び込みました。以来20数年間胡蝶蘭の苗を栽培し，鉢物生産者へ届け続けています。

・胡蝶蘭の育成・栽培の流れ

花屋で普段目にする胡蝶蘭は、湯飲み茶碗程度の鉢に入った小さな苗を台湾より輸入し，それをモスオウキッドでカップラーメンサイズの鉢に植え替えて8ヶ月育て，そこからさらに関東の生産者のもとで開花させています。台湾で6ヶ月，モスオウキッドで8ヶ月，関東の生産者で6ヶ月かけて開花させるという約2年弱の長い時間をかけて育てています。