ミニマルな洗練されたデザインと柔らかい履き心地で、気が付けばいつも履いている。

そんなスニーカーを日本にある技と資源をもとに作り上げました。

自然に優しいエコレザーを使い、日本の職人の技で作り上げたこだわりのアイテム、それがPESSのサスティナブルスニーカーです。

プロジェクト概要

限られた資源、自然を守ること。国内にある職人の技術に光を当てること。その課題に着手し、形にしたのがPESSのエコレザーを使ったサスティナブルスニーカーです。

海外製品による大量生産大量消費が問題視される中、自然環境に配慮しながら、日本の職人が持つ確かな技術が反映されたアイテムを作っていくことで、国内の製造業の未来に繋がる取り組みを行なっていきたいとの思いから今回のプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクト詳細

職人の持つ技に光を

長く海外に生産のシェアを多くとられていたため、国内の製造現場の力は間違いなく落ちており、原価が高く、対応できる仕事の範囲も狭くなっているのが現状です。

とりわけ靴は、他のファッション雑貨と異なり製造工程が多く、それにかかる設備も大掛かりなものが必要なため、生産ロットも大きくなり、国内製造が非常に困難なアイテムのひとつであります。

そんな不都合の中でも、日本のメーカーが持つ確かな技術が活かされるような商品を作っていくことによって、国内生産の未来へ繋がるような取り組みをしていきたいと考えました。

掛け替えのない自然を守りたい

また、今日の大量生産大量消費のものづくりによる自然環境への悪影響は最早誰もが知るところではありますが、それでもなお、物が大量に作り続けられています。

世界が物で溢れているのに、生活をしていくために物が作り続けられている現状に対して、消費者に愛着を持って長く使い続けてもらえる商品を提供しながら、ものを作る事でものを減らしていく取り組みを行なっていきたいと考えています。

*リターンの商品について

リターンの商品はエコレザーで作られたワンピース (一枚革) のレースアップスニーカーです。

今回使うエコレザーは、自然環境に配慮して作られた牛革で、一般社団法人日本皮革産業連合会によるエコレザー認定を受けたものです。

スニーカー自体も日本皮革産業連合会から、エコレザーを使った製品であるとの認定を取得しており、どのタンナーの革でどのメーカーが作った靴であるかを紐付けできるようなトレーサビリティがついています。

廃棄の際に土に還り、乳児が誤って口に入れても害がないほどの厳しい基準をクリアしており、その原皮自体も日本の、私たちが食べた牛肉の副産物によって作られています。

私たちが生きるサイクルの中で、環境に無理な負荷をかけることがないようなものづくりを大切にしていきたい。その想いから今回の革を選定しました。

その革で作るのがワンピースのレースアップスニーカーです。

靴は様々なパーツを縫い合わせて立体にしていくのが一般的ですが、ワンピースの靴には踵以外に繋ぎ目がありません。

平面のものを、革の伸びと復元力に頼りながら形作っていかなければならないため、製造にはかなりの技術が必要です。

また、ひとつのパーツが大きくなり革の取り都合も悪くなるため、通常高級紳士靴を除いてはあまり採用されることがありません。

ですが、ワンピースの靴は革の底力や職人の力量が最も試される製法であり、繋ぎ目のないそのデザインは非常にシンプルで美しくどんなコーディネートとも良く合います。

このように『環境を守り、職人の技に光を』という今回のプロジェクトへの想いそのものが靴の上にも表れるような商品開発を行い、完成したのがこのスニーカーです。

利用シーン

無駄を削ぎ落とした究極にシンプルなデザインは、様々なスタイル、シーンにマッチします。

『そういえば、またこの靴履いてるな』。そんな、皆様に寄り添い永く愛されるスニーカーになるように願いを込めてお作りしています。

カジュアルなスタイルはもちろん

ブラックはスラックスのようなビジカジスタイルにもよく合います。

程よくエスプリのきいたデザインは女性の足元にもマッチ。

老若男女問わず、幅広くお履き頂けるスニーカーです。

仕様

ワンピースの靴には継ぎ目がほとんどありません。

言い換えれば、パーツが重なる部分が極端に少ないため、まるで一枚の革に足が包まれているかのような柔らかい履き心地を実現しています。

また、そのシンプルなデザインは革本来の状態に近い、極上のミニマルといえます。

一枚の革に足が優しく包まれる感覚を是非ご体感ください。

・木型について

今回のスニーカーのためにラスト(木型)を一から開発しています。

甲を盛り、踵を削り、何度も何度も気が遠くなるほど修正を重ね、デザイン性と履き心地を両立させたラストを作り上げました。

・使用する革やパーツについて

アッパーに使用されるエコレザーは、兵庫県姫路市にあるタンナーで作られたものです。製造から廃棄まで、有害物質を残さず環境に負荷をかけることがないように丁寧に作られています。

今回の革にはミーリングという、表面に自然なシボをつける加工を施しており、その革で作られるスニーカーはとても優しい表情に仕上がります。

(※スニーカー表面のシボは、型押しのような一定のパターンによって施されたものではなく、そのため個体差がございます。予めご了承ください。)

ライニング(裏材)には東京の豚革を使用。靴内部の湿気を吸収してくれます。また、履き口周りとベロの裏にクッションを入れ、フィット感を向上させています。クッションの厚みも、靴のミニマルなデザインを邪魔しないよう緻密に計算しています。

中敷にはカップインソールを採用。足への負荷を分散します。

靴底はvibram社のカップソールです。高い防滑性と耐摩耗性を備えています。

・展開カラー、サイズについて

モデル：616
カラー：ブラック / ホワイト
サイズ：ユニセックス

アメリカサイズ 4（日本サイズ 23.0～23.5）
アメリカサイズ 5（日本サイズ 23.5～24.0）
アメリカサイズ 6（日本サイズ 24.5～25.0）
アメリカサイズ 7（日本サイズ 25.0～25.5）
アメリカサイズ 8（日本サイズ 26.0～26.5）
アメリカサイズ 9（日本サイズ 27.0～27.5）
アメリカサイズ 10（日本サイズ 27.5～28.0）

サイズ感に関しまして、以下のリンクに着用データをおまとめしております。

サイズ選びの参考になさってください。

https://pess.co.jp/product/616size/

■ホワイト

■ブラック

スケジュール

12/11（金） プロジェクトスタート

2/9（火） プロジェクト終了

プロジェクト終了後、資材調達を開始し、生産を進めて参ります。

5月初旬～ 順次商品発送

※応援購入数が想定を上回った場合に発送予定日が遅れる場合がございます。

リターンについて

一般販売予定価格：26000円(税込28600円)

・超早割 50足限定 税込21450円：完成したスニーカー1足(販売予定価格の25％OFF)。

・早割 100足限定 税込22880円：完成したスニーカー1足(販売予定価格の20％OFF)。

・Makuake割 税込24310円：完成したスニーカー1足(販売予定価格の15％OFF)。

・おまとめ割 20組限定 税込40040円：完成したスニーカー2足(販売予定価格の30％OFF)。

資金の使い道

『環境を守り、職人の技に光を』という理念のもと、皆様に愛されるような新商品を開発していく為の費用に充てさせて頂きます。

FAQ

Q. サイズが合わなかった、商品に不具合があった場合交換は可能ですか？

A. 商品の到着から7日以内であれば交換対応させて頂きます。

ただし、屋外でのご使用による汚れ等がないものに限らせて頂きますので、ご試着は室内でお願いいたします。

交換をご希望される場合、大変お手数ですがプロジェクトページにあります『実行者へ問い合わせ』より、ご希望のサイズ、カラーをご記入頂き、下記宛先まで商品をご発送ください。

※お送りの際は大変恐縮ではございますが、元払いにてお願いいたします。

〒663-8113

兵庫県西宮市甲子園口3丁目3-17 KT甲子園口302号

株式会社PESS Makuake事業部宛

Q. エコレザーのケア方法はどうすればよいですか？

A. 一般的な革靴と同様のケア方法で問題ございません。

ご使用後にブラッシングをして汚れや埃を落としていただき、定期的に靴クリームを加え保湿してください。

実行者紹介

はじめまして、株式会社PESSの中川と申します。

私はこれ迄海外製の婦人靴メーカーとして、主に中国でコストパフォーマンスに特化した商品を大量に作って参りました。

しかし近年その取扱量が増えるにつれて、自分の仕事が日本のマーケットや製造現場へ及ぼす悪影響に罪悪感を覚えるようになっていました。

マーケットが極端に安価な商品で溢れかえることによって良い商品が埋もれてしまっていたり、過去数十年海外が生産の拠点となって、その間に衰退していく国内製造業者を見てきたからです。

その中で今回の取り組みは、国内の生産者の協力のもと、どれだけ掘り下げたものづくりが出来るのかという自分にとってのチャレンジでもあります。

また、ただ物を作って既存の流通に乗せて売るという流れは限界を迎えつつあり、今後は直接消費者に訴えかけ、そのニーズを汲み取り形にして届けるというような、製造から販売までの一連の仕組みが必要になってくるとも考えています。

そのような理由から今回クラウドファンディングに挑戦させて頂きました。

是非、私たちが丹精込めて作り上げた自信の一足をお試し頂ければと思います。

未だ大変な状況が続いておりますが、皆様の安全をお祈りしております。

最後まで読んで頂きありがとうございました。