日本人の戦争（戦場）経験者と被爆経験者は年々減少へ。

未来へ続く持続的な抑止力となりえる「子ども世界平和サミット」を全世界の人々に

日本人の戦争（戦場）経験者の方々は年々減少しています。特に平均年齢85歳となる原子爆弾による被爆経験者数は2024年3月末現在残り113,649人。

しかしながら、まだ9カ国が保有する約1万2100発の核弾頭や世界各国での戦争は残念ながら今現在でも続いています。

これまで核爆弾や戦争の抑止力となってきた日本の戦争（戦場）経験者と被爆経験者があと何年か後にゼロになってしまうことで、過去の惨劇を伝承する人たちの体験や思いを、これからの未来へ繋ぎ、その抑止力を少しでも維持していくため、私たちは未来の世界を平和にしていくためのアイデアを持つ10代の世界の子ども代表に日本へ集まってもらい、毎年日本から世界へ向けて未来のポジティブな抑止力となる世界を平和にする為の「子ども世界平和サミット」を過去4年間継続的に開催しています。

私たちのプロジェクト「子ども世界平和サミット」は、世界中の子どもたちが集い、平和について考え、そのアイデアを共有する場を提供しています。

広島で生まれ育った私、多田多延子が、平和の重要性を伝えるために2009年にピースピースプロジェクトを設立。「巨大折り鶴でギネス記録」などの活動を経て、2020年から「子ども世界平和サミット」を毎年開催しております。

これまでに4年連続開催し、27か国の子どもたちが参加し、多くの感動的なスピーチが生まれました。

このプロジェクトの魅力は、世界各国の１０代の子ども代表が主体となって世界平和を創る為のアイデアを日本から世界へ発信し、実践していくことです。

彼らの純粋な思いと強い意志が、未来の平和を創る力となります。また、審査員として宇宙飛行士や外交官、YouTubeクリエイターなど、さまざまな分野の著名な方々が参加し、子どもたちの努力を評価し、サポートしてくれています。

来年2025年は広島に原爆が投下されて80年を迎えます、それでもなお世界の紛争や国同士の争いは今現在でも続いています。

私は、広島で生まれ、原爆で祖母を亡くし、祖父はフィリピンで戦死しました。

両親を亡くした5歳の母を、曾祖母が女手一つで育て、私は、母と曾祖母からヒロシマ復興の実話を聞きながら育ちました。

このままでは当時の核爆弾による惨劇や戦争の悲惨さを伝えてきた戦争（戦場）経験者と被爆経験者がこの日本から居なくなってしまうことで、その抑止力を失ってしますことがこの先の未来の大きな課題です。

しかしながらその反面、私は高校生の時から、広島の平和記念公園内の記念碑を案内するボランティア活動に参加していました。

しかし、どの資料も広島の被爆の悲惨さだけを伝えるものばかりで違和感を覚えております。

広島は、悲しい思い出だけの都市ではありません。がれきの中から見事に復興を遂げた、希望あふれる「復興都市」です。

これまでの戦争や原爆の悲惨さだけを伝えるのではなく、平和を願い続ける都市であると知って欲しいと願っていました。

私がこれまで4年間、「子ども世界平和サミット」を開催してきたのは、世界中の10代の子どもたちを日本に招き、未来を平和にするためのアイデアを考え、それを世界に発信する礎を創るためです。

子どもたちの純粋な眼差しから生まれる「平和を創るアイデア」は世界平和を本当に実現するための大切な基盤となります。

このサミットは、「お金」や「政治」のためではなく、世界中の10代の子どもたちが一緒になって明るい未来を創るためのものです。

今後は、さらに多くの国々の子どもたちに参加してもらい、多くの大人たちにもこの活動を知ってもらうことで、世界平和をポジティブに、未来志向で実現していきたいと考えています。

その上で、マクアケでプロジェクトを立ち上げた理由は３つです。

①より多くの世界の人々にLIVE配信でこの活動を知ってもらうこと

②日本の子どもたちに世界の子どもたちと交流する場をつくること

③子どもたちのアイデアを実践させてあげること

この３つを実現するためにMAKUAKEにて応援購入をお願いしたいです。

予算の都合で参加できない子どもたちが多くいる中で、皆様の応援があれば、もっと多くの子どもたちに平和のメッセージを届けることができ、その実現にむけて大きな力となります。

このプロジェクトを通じて、世界中の人々に平和の大切さを伝え、未来を明るく照らす一歩を共に踏み出しましょう。

応援、心よりお願い申し上げます。

今年で第5回目を迎える「子ども世界平和サミット」は、毎年着実に参加国が増え、世界中にその輪が広がっていることを実感しております。

その反面、私の私財や一部の企業スポンサーの応援だけでは、すべての予算をまかなうことが次第に難しくなっています。

予算の都合で参加できない国の子どもたちも多く、もっと多くの国の子どもたちに「子ども世界平和サミット」に参加してもらいたい、世界各国の子ども代表の親御さんや友人たち、応援してくださる方々に子どもたちのスピーチをLIVE配信で見てもらいたい、と熱望しています。

そこで、まずは、日本の子どもたち200名をサミットに招待し、世界の現状を知り、平和な未来を創るためのスピーチを直接聞いてもらうことで、日本の未来を支える子どもたちと世界の子どもたちが交流し、刺激し合える場を提供したいと考えておりますため、今回Makuakeを実施させていただく事に致しました。

また、広島に原爆が投下されて80年を迎える来年2025年には、会場を東京の衆議院会館から広島へ移し、国内初の"まちなか"サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」にて「第6回 子ども世界平和サミット」を開催し、平和の象徴である広島から全世界へ10代の子どもたちによるスピーチを発信することが決定致しました！

応援してくださる皆様へ、心から感謝します。

子どもたちが本気で世界平和について考える時間や学びと体験の場、そして実践していく応援を「子ども世界平和サミット」はこれからも子ども達に提供し続けて参りたいと思います。

皆様の応援により皆様の未来を、そして皆様の子どもたちの未来の世界平和を実現するための活動に、どうかご協力をお願い致します。

来年度の第6回子ども世界平和サミットは、サンフレッチェ広島様のご協力により、国内初の"まちなか"サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」にて開催されます。

収容人数は28,000人で、参加国数や参加する子どもたちを増やし、世界中の人々に集まっていただきます。子どもたちの平和スピーチと日本のエンターテイメントを世界に発信します。

▼ビデオメッセージ
小山高生さん/脚本家

神田昌典さん/株式会社ALMACREATIONS 代表

こんにちは、一般社団法人ピースピースプロジェクトの代表理事を務める多田多延子です。広島で生まれ育ち、平和の重要性を身近に感じながら成長しました。

初代ミスJRひろしまを経験後、NHKのパーソナリティなど多方面で活動してきました。2009年、平和への願いを込めてピースピースプロジェクトを立ち上げました。

私の尊敬するマザーテレサが1979年にノーベル平和賞を受賞された際、「世界平和のために私たちはどんなことをしたらいいですか」と尋ねられた時、マザーテレサは「家に帰って家族を愛してあげてください」と答えられました。

この「目の前にいる人を大切にする」という想いに、とても感銘し、世界平和とは「幸せな人の集合体が大きくなること」が最短路だと理解しました。

自らの実践として、「お目にかかる方にしあわせになって頂きたい」と願いを込めて、見ると幸せホルモンが分泌されることが実証されている「ピンク」の洋服を365日毎日身につけて活動しています。