30代後半から始まる小さい文字との戦い

スマホの字が見えない。

スーパーの商品内容物、産地記載、カロリー表示が見えない。

見たいけど見えないから諦めてしまう。

日常生活に溢れる小さい文字が見えにくいと感じたり、老眼鏡をかけていてももっと文字を大きくしたいと感じることはないでしょうか。いつでも携帯していたいルーペですが、持ち運びに困ったことがあるのではないでしょうか。

眼鏡をかけたい時、眼鏡を仕舞いたい時にケースをさがして鞄をゴソゴソすることはありませんか？

早い方は30代からスタートする小さい文字との戦い。時々小さい文字が見えにくいと感じる方、老眼鏡は持っているけど小さい文字が見えにくい方へ。毎日続く小さい文字との戦いでも出来るだけスマートにそして面倒なことを軽減して、見ることを諦めないでほしい！そんな思いで生まれた商品です。

見えないから諦める...そんな問題を解決するべく２つの企業が立ち上がりました。

２つの企業の技術の掛け合わせ

同じ（一社）川崎北工業会に所属している私たちは、日常に起きる小さな困ったを解決するべくそれぞれの専門分野において技術を活かし見やすく使い易いルーペを開発しました。

もっと大きく見たい！その瞬間を諦めないルーペがここにあります。

レンズ部を担当する寿精光株式会社とは？

光学ガラスレンズの加工分野において60年以上の経験と実績を持つ会社です。プロジェクターや医療機器などに使用されるレンズの性能を向上させるコーティング技術で高い評価を受けています。1日に数千個ものレンズを取り扱い、微細な傷や汚れを見逃すことなく、職人たちが一点一点目視にて検品を行なっています。納品するレンズは99%が良品という実績がコーティング技術で高い評価を得ている理由です。

レザーカバー部を担当する株式会社SKLO(スクロー）とは？

革製品の企画・製作・販売を行う会社です。オリジナルのレザープロダクトの製作、販売に加えOEMの受注、ワークショップを開催しています。過去にMakuakeで販売したアイテムは多くの方に応援いただきました。

これまでの経験を活かして持ち歩きやすく、使いやすいカバー部分の設計と製造を担当しました。

KOTOBUKI EZ-LOOK（イージールック）

KOTOBUKI EZ-LOOK（イージールック）は特殊コーティングされた光学ガラスレンズを日常生活でも利用できるアイテムです。

どのようなところがEZ（Easy)？

①クリアーな視界で見やすい！

特殊コーティングを施した光学ガラスレンズは割れにくく、傷がつきにくい特徴があります。近年ではプラスチックレンズが多くの眼鏡、ルーペで使われています。光学ガラスレンズは高熱（200〜300℃）でコーティングが出来るため、プラスチックレンズよりもコーティングが剥がれにくく、クリアな視界が長続きします。

※プラスチックは高温だと溶けてしまう為、強固なコーティングは出来ない。

②カバーを変えられるから持ち歩きやすい！

持ち運び方は３種類。首からかけたり、カバンの持ち手、コイン&パスケースにも付けられ、ルーペの持ち運び方はあなたのスタイルに合わせて変えられます。

③サッと出し入れできて使いやすい！

電車の中などで本を読んだり、スマートフォンを見るときに文字が小さいと感じても大丈夫！鞄の中をごそごそ探すことなく、使いたいときにすぐに取り出せます。

首掛けタイプの時も、ストラップでもコイン&パスケースのどのタイプでもすぐに使える様出し入れしやすくなっています。

サッと使えるイメージ動画です。

そもそも老眼鏡とルーペはどう違う？

老眼鏡：映る物の焦点を調整する事が目的です。
ぼやけた状態から、クリアに見えるようになりますが拡大はしません。

ルーペ：和名では拡大鏡と言います。
簡単に言えば、 『細かい文字や記号、物を拡大して映す』 レンズです。老眼鏡と似ていますが、ルーペには 老眼のピントの歪みを直す機能はありません 。

 そのため、物を大きくして見たい時は、ルーペが活躍します。

EZ-LOOK心臓部のレンズの特徴

高品質な特殊コーティングを施した光学ガラスレンズでクリアーな視界が長く続く

いつも使っているメガネやルーペにコーティングがされていることはご存知ですか？

レンズの表面反射を防止して光の透過率を上げるためにレンズコーティングを行います。レンズ表面に薄い膜を付けることで、より多くの光を透過するレンズとなるのです。また、寿精光のコーティングは機械と熟練の技術により硬いコーティングが可能になっています。硬いコーティングによりレンズ表面に傷がつきにくくなります。

【コーティング前後の比較】

※コーティング前のレンズではライトが反射して拡大したい文字が見えません。コーティング後のレンズは透過されて文字が見えます。

今回使用しているレンズは国内外で使用されている某有名電子機器メーカーの一台一千万円近くするプロジェクターに搭載された光学ガラスレンズと同じ仕様のレンズ材と同様の特殊コーティングを施した光学ガラスレンズです。

ガラスの光学レンズは耐久性があり割れにくく、200〜300℃の熱をかけて行う真空蒸着も可能です。コーティングをすることで傷がつきにくくなります。

光学ガラスレンズのコーティングは熱を加えて行なっている為、プラスチックレンズよりもコーティングが剥がれにくくなっています。

コーティング技術を公開！

EZ-LOOKレザーカバー部分の特徴

レンズを守る、持ち運ぶ、見るを快適に

レザーカバーを設計するにあたり様々な年齢の方に意見を聞いてみました。

小さい文字が見えない時はどんな時ですか？

・値札に記載されている値段を見る時（3か8か見えない）（70代女性）

・スーパーの商品内容物、産地記載、カロリー表示の記載を見る時（60代女性）

・バス停で時刻表を見たい時（60代男性）

・眼鏡が取り出せないほど混雑した電車の中でスマートフォンでメールを見る時（50代女性）

・スマートフォンで地図や画像を見る時（50代男性）

・ランチの時にメニューに書いてある内容が見えない時（40代女性）

・結婚した年を知りたくて指輪の裏を見たけど刻印が見えなかった（笑）（40代夫婦）

・本当は細かい文字も見たいけど、手ぶらで出かけたいから見ることを諦める（40代男性）

日常に溢れる小さい文字。ちょっとのことが面倒と感じて見ることを諦めてしまう人も多いことがわかりました。

EZ-LOOKはせっかくの良いレンズを眠らせないために、いつでも手軽に使えるサッと使えるルーペです。

レンズには革のフレームを採用し、レンズ表面への衝撃を抑えるため革のカバーをつけています。革は使うほどに手に馴染み、衝撃と傷から守ります。

レンズの持ち歩き方はあなたの生活スタイルに合わせて、携帯方法を変えることができます。

鞄をごそごそしなくてもサッと出し入れできるので煩わしさが軽減されます。

実際の使用シーン

もともとプロジェクターに内蔵されていた光学ガラスレンズには持ち手がないためレンズの外周に革のフレームを付けました。カバーなしでそのままで使うこともできます。

使い方1：首から下げて使うタイプ

このルーペは、首からぶら下げられるデザインを採用しています。これにより、いつでも手軽に使用でき、カバンやポケットから出す手間が省けます。常にアクセス可能で、取り出す手間もしまう手間も必要ありません。

使い方2：ストラップタイプ

鞄の持ち手などにつけることで、見たい時にサッと取り出せます。鞄の中をゴソゴソすることもなくなります。ストラップはホックで開閉な為、ベルトやズボンのベルトループに付けることもできます。また、スマートフォンのショルダーストラップに付けておけば、スマートフォンで地図を見る時などにもすぐに使えます。

使い方3：コイン&パスケースタイプ

お昼休みなどお財布だけ持ってお出かけしたときなどにも困らない様にコインケースに取り付けて持ち歩くことができます。ランチタイムのメニューを拡大したい時、コンビニエンスストアでカロリーや内容物を確認したいときにもさっと使えます。

また、ケースにはコインやカード以外にも常備薬や診察券など入れることもできます。

お出かけの必須アイテムのコイン&パスケースに付けておけば忘れる心配もありません。

番外編

コイン&パスケースのリングの下部からストラップを通すと、コイン&パスケースが持ち歩きやすくなります。

革・デザインのこだわり

革へのこだわり

革はすべて国産のタンニンなめし革（牛本革）を使用しています。

当初は硬めのかっちりとした革を使用予定でしたが、意見を交わしている中でよりレンズを優しく包み込み、傷がつきにくい加工を施した種類の革に変更しました。

肌触りが良く、レンズに優しい革＝吟スリ加工＋バタフリ加工

上記を実現する為に２つの特殊な加工を施しました。

・ガラスの表面を守る為の吟スリ加工

吟スリ加工とは、革の仕上げ塗装を行う前の作業で バフィングペーパーを使用し、革の表面の汚れや傷などを薄くバフィングし微細に起毛させた加工。

・レンズを優しく包む為のバタフリ加工

バタフリ加工とは、文字通り革を機械に挟んでバタバタとふり続けてより柔らかくする加工。

じっくりと染込ませたオイルワックス効果により、ツヤや焦げ付きなどの独特なエイジングが愉しめます。

デザインのこだわり

SKLOでは企業のお客様から、個人のお客様まで多くの革製品を直接企画、製作、販売してきました。

そのノウハウ、技術、経験を活かし、ただの革のレンズカバーではなく、使う人が使いやすく、そのアイテムを十分に活用できるデザインになっています。

仕様

製品仕様:

【レンズ】素材：ガラス　重さ：約30g

【革フレーム&カバー】素材：国産のタンニンなめし革（牛本革）

スケジュール

プロジェクト実施期間:2023年11月1日〜12月30日

商品製作：2024年1月

リターン発送時期

超早割、早割：2024年1月下旬〜2月上旬

Makuake割：2024年3月発送

リターンについて

A.基本セット

コイン&パスケースは使わないけど、首掛けやストラップをつけて持ち歩きたい方におすすめのセットです。

B.コインケースセット

首掛けやストラップは使わないけど、お出かけの時に必ず持ち歩くコイン&パスケースにつけて持ち歩きたい方におすすめのセットです。

C.コンプリートセット

ある日は首掛け、ある日はストラップ、ある日はコイン&パスケースにと使うシーンに合わせて持ち歩き方を変えたい方におすすめです。

Option.1 名入れ刻印

ご希望の刻印をお入れします。A.基本セットの場合には台形のカバーに刻印します。B.コイン&パスケースをご注文の場合にはコインケース内側に刻印します。C.コンプリートセットをご注文の方で、同じ刻印の場合には台形カバーとコイン&パスケースの両方に刻印します。

Option.2 予備レンズ

一つのレンズを付け替えずに使いたい方や予備にもう１点欲しい方などのためにご用意しました。予備レンズ単体で色をお選びいただけます。

FAQ

1.レンズは割れやすくないですか？

レンズの縁はレザーで保護され、レンズ自体は割れにくい素材で出来ていますがガラス製の為落下など強い衝撃が加わると割れてしまう場合があります。

2.傷はつきやすいですか？

傷防止のコーティングがレンズに施されていますので、メンテナンス注意事項をお守り頂きますとより綺麗で傷が付きにくい状態が長持ちします。

3.ガラスレンズとプラスチックレンズの違いは何ですか？

ガラスレンズは重量がありますが、表面が固い為傷が付きにくい素材です。一方プラスチックレンズは軽い反面表面が柔らかく、傷が付きやすい素材です。

4.レンズの重さはどれくらいですか？

レンズは約30gです。10円玉7枚分の重さです。

実行者紹介

右：寿精光株式会社 代表取締役 筏 真理

左：株式会社SKLO（スクロー） 代表取締役 齊藤 倫平

右の機械は真空蒸着機。

このプロジェクトを実施するにあたり２社の代表にこんな質問をしてみました。

寿精光への質問：なぜSKLO（スクロー）に依頼しようと思ったのか？

プロジェクターや医療機器に内蔵されているガラスレンズのコーティングのご依頼をいただいていますが、クリアに見えるこのレンズをもっとたくさんの方に日常で使っていただきたいと思うようになり、お客様に直接お届け出来る方法を模索していました。

ある日SKLOの齊藤さんに相談したところ前向きに話を聞いていただくことができました。（一社）川崎北工業会にはたくさんの金属加工の会社がありますが、何度かお話をする中で剥き出しのレンズを商品化できるのはSKLOさんしかないと思いました。

SKLOさんはただレザーアイテムをつくるだけではなく、企画から製造、販売方法などの提案もしてくれました。

SKLOへの質問：なぜこの商品製作を受けようと思ったのか？

SKLO（スクロー）とはチェコ語で「ガラス」を意味します。父親が特殊電球のステムを製造する町工場を営む傍ら行っていた吹きガラススタジオから屋号を引き継いでいます。

幼い頃からガラス素材を身近に見たり触っていたこともあり、いつかガラス素材と革を合わせた商品を作りたいと思っていた為お受けすることにしました。

最後に

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

冒頭に書いた通り、同じ（一社）川崎北工業会に所属している私たちは、それぞれの専門分野において技術を活かし見やすく使い易いEZ-LOOKを開発しました。

質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

皆様からの応援購入お待ちしております。