プロジェクト実行者
ストーリー
- 革の手磨きによって生まれる美しいグラデーション。完成品に仕立ててから時間をかけて磨き上げる
- 手のひらにすっぽり収まる小さな財布。手にすれば芳醇な気持ちが沸き上がる
- この革に惚れ込み、磨きつづけて35年。東京練馬の自社工房で製作するハンドメイド
ラグジュアリーなPARLEYクラシックからデビュー
ヘラ鹿革の「エルクレザー」を得意とする「革工房PARLEY」。素材はそれだけにとどまらず、グラデーションが美しいキップレザーの「PARLEYクラシック」シリーズも、実は30年以上前からのレザーの定番ラインナップです。
革なのに透明なガラス質のような風合いと、吸い込まれるような深みのある美しさは、製品に仕上げてから丁寧に磨き上げることで生まれます。
お客様の中には「まるでコードバンのよう」「曜変天目茶碗みたい」と称する方もいるほど。嬉しいご感想です。
この手磨きの職人技は、ベテランから若手へと伝承されてきた根気のいる仕事です。磨くポイントは「使い込むたびに経年変化するであろう箇所」を想定していること。これが新品の時から、深いツヤとアンティークのような輝きの秘訣です。
この質感はデザイナーが、カブト虫の持つ艶々した光沢に魅せられ「これを何とか革に落とし込めないか」と試行錯誤のすえに生み出されました。
そして最初に開発した革がこの「ラズベリーレッド」。
まさに“カブトムシの背中”そのもののツヤ感です。
そして次に、“曜変天目茶碗”のような小宇宙が感じられる「ロイヤルブルー」。
また、引き込まれるような深い色合いの「ジョージアグリーン」もデビュー。
いずれの素材感も、ため息が出るほどに深みのある色合いで、持っているだけでワンランク上のラグジュアリーなムードを楽しめます。
“折り紙”をイメージしたコンパクト財布
そして今回新たに「PARLEYクラシック」の素材を使って生み出したのがこちら!
オリジナルパターンのコンパクト財布がデビュー。ダレスバッグなどと同様に、完成品にしてから丁寧に手磨きしています。
ポイントは一枚の革を大きな型で抜き、“折り紙”のようにパタパタと折り込んで作られる点です。一般的に革財布は、細かなパーツがたいへん多いのですが、これはパーツを極力縫い合わせていないので、使い込んでも糸切れしにくくほつれにくいことがメリットです。
一枚の革から財布ができるまで
小さなパーツを縫い合わせるのではなく、このようにして一枚の革を大きく型抜きしてから、組み立てていきます。
この素材は美しい色に染められた革の上に、黒い染料を重ねています。それが擦れることで色が落ち、少しづつ自分ならではの風合いが出てきます。一般的な縫い合わせの財布とはまた違った“アタリ”が出て、育てていく楽しさが味わえます。
この写真のようなスポンジだけでなく、布などさまざまな道具を使用し、ひとつづつグラデーションが偏らないように気をつけて磨いていきます。革の質感がより立体的に見えるよう、色の“ピーク”を考えながら磨きます。なのでよく見ると、1点づつ全く同じ色合いのものはありません。
コンパクトさと使いやすさの両立
仕立てる際には、細かく革の厚みを変えており、堅牢度のバランスにも気を使っています。
コインは20枚程度、お札は15枚ほどは収納できます。カードは3枚までを推奨しておりますが、手前に良く使う1枚を入れ奥に他のカードをまとめて収納する作りです。押し込めば5枚は入ります。
使い勝手の動画をご覧ください(60秒)。
ポイントは小銭入れのフラップ部分で、小銭がこぼれないようキャッチ出来る仕掛けを作りました。これも折り畳みのテクニックを駆使しています。
豊かな色あいの3つのバリエーション
カブトムシの背中をイメージした「ラズベリーレッド」。
深いみどりの湖畔を思い起こすような「ジョージアグリーン」。
コバルトの小宇宙を彷彿させる「ロイヤルブルー」。
コンパクトなので、ジャケットの内ポケットにもすっきりと収納できます。オールインワン収納なので、お札・コイン・カードを別々に持たなくてもOKです。
「PARLEYクラシック」コンパクト財布仕様
●サイズ・・・W85㎜、H90㎜、厚み20㎜
●素 材・・・牛革、キップレザー
●重 量・・・60グラム
●カラー・・・ラズベリーレッド、ジョージアグリーン、ロイヤルブルー
●生産国・・・日本(東京都練馬区)
「PARLEY CLASSICシリーズ」とは?
私たちが開発した「PARLEY CLASSICシリーズ」は、すでに30年以上のロングセラーを誇る超人気素材になります。
もとはこのような、ダレスバッグや長財布など大人がラグジュアリーなシーンで、自らが鼓舞されるような素材を開発したいと考えておりました。
特にひとつひとつアイテムを磨き上げる手法は、実は1日がかりの気の遠くなるような作業ですが、PARLEYが独自に開発した技術で現在も脈々と受け継がれています。
“手にしているだけで芳醇な気持ちになれる素材はないものか”…と考えて生み出された「PARLEYクラシック」。
特に最近は新しい生活様式への移行のなか、生活シーンの様々なところに急激な変化の波が押し寄せ、自分自身が萎縮している方もいらっしゃるかもしれません。
革小物は、毎日触って、毎日使い、毎日いとおしむもの。
職人による手磨きの深い輝きが、あなたの気持ちを奮い立たせる一助となると嬉しいです。
職人集団「革工房PARLEY」とは
私たちは、他がマネできないユニークな革を探して魅力的なレザーアイテムに仕立て上げる、革職人集団「PARLEY(パーリィー)」です。
工房は東京都練馬区にあり、若手の職人たちが日々技術を磨き続けています。2019年で創立30周年を迎えました。
日々私達が考えるテーマは、「PARLEYらしい、おもしろい革を追求する」ということ。わたしたちは、「丁寧で丈夫なものづくりと、大人の“遊び心”を大切にし、お客様が満足して頂ける商品創りをする」をモットーに、日々ものづくりに励んで参ります。
ぜひ他にはない、この“手のひらのラグジュアリー”をお楽しみください。ご支援よろしくお願い申し上げます。
リスク&チャレンジ
なお、本製品のクラウドファンディング実施にあたって万全の準備をしておりますが、不測の事態が起こった場合に細かい仕様の変更や、納期の遅れが発生する可能性がございます。リスク&チャレンジとしてご理解いただけますようよろしくお願いします。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年09月13日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 ファッションカテゴリの 「手磨きのグラデーションを味わう「PARLEY」のラグジュアリーなコンパクト財布」プロジェクト詳細ページです。