「パンのたね」のはじまりのものがたり
自宅にパン屋さんがやってくる。
小さな想像からパンのたねは生まれてきました。
パンのたねは何を話すことも出来ません。
しかしパンのたねが出会いと夢の架け橋になるよ。そんな気がしました。
ある日、一人の青年にパンのたねのことを話しました。すると青年は「パンのたね」は自宅にパン屋さんを連れ来てくれると語りはじめたのです。その青年の話しを聞いた青年がまた一人、こんな夢を描きました。
朝は小麦とバターの香りで目覚め、昼食は同僚と今日は何を焼こうかと語り、夕食前の時間になると家路で小麦とバターの香りが町を暖かく包みこんでゆくのを感じる。
その夢を聞いた青年はパン職人さんでした。
パン職人さ...
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