1. PALMSAW（パームソー）は、創業100年企業が開発した、高い機能性とスタイリッシュなデザインを両立させたワイヤーソー（ワイヤー型ノコギリ）です。

2. PALMSAWで使われるワイヤーは、救急医療用材料として開発された難加工材「コバルト－クロム合金線」を使用。日本製の高品質なワイヤーです。

3. PALMSAWのワイヤーは、線材を特殊撚り加工した「３D構造」を備え、高い性能と手への優しさを両立しています（日本国特許 第5201288号、海外特許 米国特許第9,586,254号、欧州（指定国：ドイツ）特許No.2749369 取得済）。

4. PALMSAWのハンドルは、アルミニウムの鋳造製。コンパクトで軽量（ステンレスの約3分の1）。まさにPALM（手のひら）に収まるSAW（ノコギリ）です。アルミの表面を保護し美しい発色を生むアルマイト処理が施され、５色のカラーの中から、お好みの組み合わせをお楽しみいただけます。

 PALMSAWは、キャンプ、バーベキューで手軽に薪や炭が切れるポケットサイズのワイヤーソーです。

PALMSAWは、キャンプ用品として気楽にお使い頂けるワイヤーソーです。

3D構造ワイヤーソーは、アルマイト発色加工されたアルミニウムハンドルに簡単に収納できます。

創業100年企業がチエと工夫で開発した手にやさしい３D構造のワイヤーソーです。

 PALMSAWは、お子さんの手にやさしい、手の平サイズで安全なワイヤーソーです。

持ち運びし易い、カラフルな PALMSAWを、あなたのトレッキングにお供させて下さい。

 PALMSAWをお使いになる時のハンドルとワイヤーソーの組み立て方法です。

手にやさしいワイヤーソーですが、ワイヤーにふれる場合は、怪我の原因となり得ますので、充分注意して下さい。

 PALMSAWは、ハンドル1組、ワイヤーソー2本をスタイリッシュな梱包ケースに入れてお届け致します。

仕様

PALMSAW開発経緯

○創業100年、金属加工の高い技術と研究開発力を磨く

　1916年「夢のあるものづくり」を目指して創業。さまざまなニーズに応える特殊合金材料の開発に真摯に取り組む

○難加工材Co-Cr合金との出会い

　2006年岩手県から、医療用材料の難加工材コバルト－クロム合金線の加工方法の開発を委託され、研究開発を開始

○マーケティングリサーチ

　2011年から2014年 ドイツデュッセルドルフ医療見本市でコバルト－クロム合金線の医療用途を調査

○救急医療専門医との出会い

　災害事故現場において被災者の救命の為、四肢切断という究極の決断をしなければならない現実の説明を受ける。そして、従来の輸入品ワイヤーソーの切断性能の問題点を提示され、コバルト－クロム合金線の特長を活かした救急医療用ワイヤーソーの研究開発を開始

会社概要

株式会社東京ワイヤー製作所

商号    株式会社東京ワイヤー製作所
        TOKYO WIRE WORKS,LTD.
創業    大正5年12月25日
設立    昭和13年12月25日
資本金    4,000万円
代表者    代表取締役　山田洋義
所在地
本社
〒144-0056 東京都大田区西六郷2丁目30番9号

南六郷工場
〒144-0045 東京都大田区南六郷3丁目17番7号

花泉工場
〒029-3207 岩手県一関市花泉町油島字南沢97-151

株式会社岩手東京ワイヤー製作所

商号    株式会社岩手東京ワイヤー製作所
        IWATE TOKYO WIRE WORKS,LTD.
設立    昭和48年9月21日
資本金    1,000万円(全額株式会社東京ワイヤー製作所出資)
代表者    代表取締役　山田洋義
所在地
本社
〒144-0056 東京都大田区西六郷2丁目30番9号

前沢工場
〒029-4201 岩手県奥州市前沢古城字高大寺69

経営理念

私達の会社は、自分達の固有技術─創造力─で裏づけされた豊かな感性─独創力─で、"夢のあるものづくり”をしたいと考えています。
私達が原材料の溶解から最終製品、例えば温度センサー・補償導線・精密抵抗材料を一貫生産し、さらに超電導線や生体材料の新しい分野にチャレンジしているのも"夢のあるものづくり”に私達の夢と可能性を託しているからです。
私達は、社会の変化とニーズに的確に対応出来る製品の開発に取り組み、"夢のあるものづくり”を目指しています。
私達の会社は、色々なことをやっている会社です。
そして、色々なことをやろうとしている会社です。

デザイナーからのメッセージ

デザインのキーワードは「Retract（リトラクト＝収める）」。

従来のワイヤーソーを見ると、長いワイヤーが「剥き出しの状態」で、使用後のスマートな持ち運びが期待でないタイプのものが見受けられました。
本来、優れた道具は、使われる時も、そして使われていない時にも、機能性から生まれる魅力を訴えかけてきます。

PALMSAWのデザイン開発においても、そうした優れた道具に仕上がるよう、心地よい使用感を追求するのはもちろん、使わない時（持ち運ぶ時）にワイヤーをスマートに「収めること＝Retract」も重視しました。

ハンドルは「出来るだけコンパクトに」「心地よく握れる」「ワイヤーを『収める』ための充分なサイズと容積を備える」「連結し一体化する」等々、多くの条件をクリアすることが求められました。その実現のため数多くの試作品を検証するところからスタートし、最終段階でのアルミダイキャストの精度や表面処理に至るまで、本質的な機能を一つ一つ磨き上げました。

アウトドアで使われる道具には、研ぎ澄まされた機能がそのまま魅力に繋がっているプロダクトが数多くあります。
PALMSAWも、そうした道具の一つとしてご愛用いただければ幸いです。

【山口英文 プロフィール】
多摩美術大学卒業後、富士通株式会社デザイン研究所にて情報機器のデザイン開発に従事。OUZAK DESIGN勤務を経て、現在、株式会社Caro代表取締役。

情報機器・公共機器から、食器、ステーショナリー、伝統技術を活かした商品開発まで幅広い分野の開発に参加。主な受賞として「グッドデザイン賞」「第24回 日本文具大賞 デザイン部門のグランプリ」のほか、「Red Dot賞（2012 ドイツ）」「IF DESIGN AWARD (2016 ドイツ）」「GERMAN DESIGN AWARD WINNER（2017 ドイツ）」「A’design award プラチナ  (2017  イタリア)  」「DFA AWARDS  銅賞（2017 香港）」など、海外での受賞も多数。