【グローバルアスリートプロジェクト】

海外に挑戦する日本人アスリートの語学面をサポートするプロジェクトとしてサッカー日本代表の川島永嗣が発起人の一人となり、2011年にスタートしたグローバルアスリートプロジェクト。 

近年、世界に進出するアスリートは増加傾向で、それに比例するかのように多くのアスリートが成功を果たしています。しかし一方で多くのアスリートもまた、挫折を味わって帰国する者が多くいるのも現状。「監督、チームスタッフ、選手らと上手くコミュニケーションが取れない」、「監督・コーチの言っている言葉や戦術が理解できない」・・・・これらの一要因として「コトバのカベ」によってダメになってしまっているといえるのではないだろうか？ 

スポーツで自分の夢をかなえる為、海外で頑張っていこうとする日本人アスリートが競技以外のところで夢を砕かれないように、競技に専念し、競技で勝負できるように。外国語でのコミュニケーションに悩まず、自分の実力を思う存分発揮できるように。そんな環境を作ってあげたい。そんな思いで本プロジェクトは発足しました。

グローバルアスリートプロジェクトでは、海外に挑戦しているアスリート100名以上から話を聞いてきました。そんな選手達から話を聞くと、共通して帰って来る事は、世界のトップレベルで活躍するには、日本国内で練習やレースや試合をしているだけでは足らず、一日でも多く海外に行き、最先端のトレーニングや指導を受け、より多くの海外のレースや試合に出場する必要がある。しかし、それには膨大なお金がかかり、それらを個人で負担したり、スポンサーがついてくれたりするアスリートはごく稀。という事でした。

そんな日本人アスリートをサポートすべく、グローバルアスリートプロジェクトでは、クラウドファンディングを通じ、皆様の支援を通じて、日本人アスリートが世界で活躍することをサポートしたいと思っています。

【このプロジェクトについて】

カイトボード大島彩を応援して下さい！

みなさん初めまして。大島彩です。

 突然ですが、カイトボードいう競技はご存知でしょうか。

私は大学2年の時にたまたま友人に誘われたのがきっかけでカイトボードを始めました。最初はスクールに通ったのですが、他の横乗り系のスポーツと違って凧（カイト）の操作が重要で、しかも難しいためになかなか乗れるようにならず悔しい思いをしました。

負けず嫌いな私は「もっとうまくなりたい！」と思うようになり、そこから練習にのめり込むようになりました。

翌年初めて出場した国内大会で男女混合オープンクラス3位入賞を果たし、その後は国内外を問わず数多くの大会に出場してきました。現在はアジアチャンピオン３年連続タイトルを持っています。

この頃カイトボードのインストラクターの国際資格を取得し、現在は拠点をスリランカに移しています。スリランカという場所を選んだのはカイトボードに重要な風がよく吹くことと、練習しやすい環境が整っていることからです。

とは言ってもやはりマイナースポーツである事からスポンサーの獲得は非常に難しく、たとえ大会で優勝しても生活できるだけの賞金がもらえるわけではありません。インストラクターをしながらぎりぎり生活しているというのが現状です。

そこで、今回はまずこのプロジェクトを通して多くの方にカイトボードというスポーツを知って頂き、支援を頂くことで今後の活動費・遠征費に充てていきたいと考えています。

より良い環境で練習を積み、今年も大会への出場を実現させる事で、最終的に４回目のアジアチャンピオンになり、皆さんに結果という形で恩返ししたいと思っています。

皆さんの応援が大きな力になります。

どうぞよろしくお願いします。

【大島選手について】

2007年、大学2年でカイトボードを始め、翌年初めて出場した国内大会で男女混合オープンクラス3位入賞を果たす。その後、数々の国際大会に出場し、技の難易度を競うフリースタイルでは2010年に世界ランキング8位、 2011年にはアジアチャンピオンのタイトルを獲得。同時期にセーリング種目であるコースレースへの取り組みも始め、続く翌年にはフリースタイルとコースレースの両種目においてアジアチャンピオンとなる。2013年現在、フリースタイルは3年連続アジアチャンピオンである。

【主な戦績】

[フリースタイル]

【カイトボードってどんな競技？】

パラグライダーの様な大きなたこ（カイト）を上げてボードに乗り、風の力のみで海上を滑走するマリンスポーツです。カイトサーフィンとも呼ばれています。ウェイクボードのように様々なトリックをしたり、サーフィンのように波に乗ったり、ヨットのようにクルージングやレースをしたり、楽しみ方は無限大。10m以上の高さに跳ぶ事もできる究極の 3Dスポーツです。風さえ吹けば海でも川でも湖でもできるし、波の有無は問いません。また、広い意味でのカイトボードにはスノーボードやスキーを履いて雪上で行うスノーカイトや、地上で行うカイトスケボーやカイトバギーなんてものもあります。

カイトボードは今大注目の新しいスポーツで、2020年の東京オリンピックにおいて種目に採用される可能性が有力視されています。

【実行者から】

はじめまして。カイトボードの大島彩と申します。

カイトボードは日本ではまだまだ有名スポーツではありませんがヨーロッパではサーフィンくらい一般に認知され、ゴルフのように多くの人が楽しんでいるスポーツです。

風の力だけで自由にライディングできる爽快感もさる事ながら、少し練習すればジャンプ等のトリックも案外簡単にできてしまいます。また、このスポーツは飛んだり回ったりという事だけでなく波乗りやレース、さらにはスピードを競うこともでき、動きのバリエーションが多いため見ているだけでも楽しむ事ができます。

このプロジェクトを通し、より多くの人にカイトボードを知ってもらい、カイトボードが盛り上がるきっかけにしていきたいと思います。そして最終的に2020年の東京オリンピックに採択された場合、オリンピックに出場し結果を残し、日本の第一人者としてカイトボードを広めていきたいです。

みなさんのご支援、よろしくお願いします。