「世のすべての人が生きる意味は、 目の前の大切な人を守ること」

このプロジェクトはみんなそれぞれの健康を実現するための新たな選択肢を求め、鍼灸師の堂嶋賢征が世界各地で取材を行い、そこでの学びをショートムービーや報告会で世に発信していくものです。

◆今回のプロジェクトの目的 ~なぜやるのか?~

鍼灸師で治療家の堂嶋賢征です。

もしあなたの大切な人が病気になった時、医者から「治療法がない」と言われたら あなたはあきらめますか。それとも別の方法を探しますか――――。

日本の年間医療費は約40兆円と言われています。

日本の優れた医療、保険制度は世界一の長寿国を実現しました。

その一方で「病気になれば病院に行けばいい」という考えが当たり前になり、「自分の健康は自分で守る」ことを忘れてしまいました。

医療費は年々増大しています。

このまま医療費の増大が続けば保険制度そのものが破綻するとも予測され、国に依存した健康管理は限界を迎えつつあります。

今、新たな選択肢が必要なのです。

私、堂嶋賢征は14歳の時、カラダの分野で世界一になることを志し、鍼灸師になりました。

しかし、鍼灸師になってみて驚いたことがあります。

私の元に自分の身体を治しに来られる方は、「妻がいつも腰痛で辛そうにしていて…」「父の糖尿が 一番の悩みなんです」など、皆、自分のことより自分の目の前にいる大切な人の身体の方を心配しているのです。

「これって何だ・・・・?」

自分の身体を治すことは、自分の大切な人のため。つまり、

“世のすべての人が生きる意味は、 目の前の大切な人を守ること”なんだ！！

と気付いたのです。

しかし世の中には西洋医学でも東洋医学でも何ともならない症例があるという現実があります。

将来、『ひょっとしたら大切な人を守れないかもしれない』という不安もあります。

私たち治療家の目的は何よりも『目の前の人を救う』ことです。

世界は広い。だから我々が知らない未知の選択肢が必ずあるはずです。

世界には東洋医学以外にも独自の代替医療や民間療法があって、「不治の病」とされているものが完治する方法もきっと存在する。そんな確信があるのです。

さらには、他人の手を借りなくとも、自らの選択によって健康を実現させることも可能なはずです。

世界中を回って多くの治療家や民間療法家と会ってセッションし、 学び得たことを今後世界に発信していきます。

医療の最先端とは真逆にある、もうひとつの真実を追い求める旅に出たいのです。

◆実は、もうひとつの重大な目的があります。

日本が抱える大きな問題が高齢化と少子化です。

ベトナムの平均年齢は28歳。モンゴルは25歳。カンボジアは22歳。 そして、日本の平均年齢は、なんと46歳・・・・ これは年々上がります。

これが何を意味するのか。 ニッポンの少子高齢化は、我々と子供たちに『生涯現役』を求めます。 働き手がいない。世界最長寿・平均寿命84歳でも、もう追いつかないのです。 老人が老人でいられない国、それが未来の日本です。 『生涯現役』のために、今までの医療の限界を超える、新しい健康医療分野が必要になる。その方法も、同時に見つけなければなりません。

私は現在、27歳。我々が今動かなければ、日本の未来はないのです。

◆まずはアメリカのオレゴンに飛びます。

アメリカは国民健康保険がなく、医療費が自費、つまり莫大な医療費が かかるために医者にもかかることができないという人が増えています。 結果、代替医療の世界は日本より遥かに進んでいます。 代替医療のレベルがアメリカで最も高い州と言われているのがオレゴン。 ここには全米屈指の鍼灸大学もあり、自然と人間が共存する街と呼ばれ、 近年日本でも注目され始めた都市です。注目度は高いものの、まだ州都 ポートランドの街並みや暮らしを映像に納めた作品は見当たりません。 自動車より歩行者が優先され、ファストフードよりスローフードが売れ、1960 年代のヒッピー文化を受け継ぐ自由な雰囲気の街と言われています。

◆ポートランドで取材する人物、文化

◎NCNM（ナチュラル・メディスン国立大学）
ポートランドにある大学。鍼灸なども含め、自然医学、東洋と西洋医学問わず統合した医学教育を追求している。

◎Yuki Itaya / 鍼灸師,教師
モクサアフリカ理事、NCNMの講師、鍼灸師ではなく公衆衛生の生徒にお灸とMtestを教える。
http://www.ncnm.edu/ncnm-faculty/faculty-directory/h-to-l/itaya_y-bio.php

◎Heather Zewickey / 免疫学博士
イエール大学卒業,免疫学、微生物学博士号、世界的にも非常に有名であり、活動が人道的、アフリカ大好き。研究にも深く携わっている。
http://www.ncnm.edu/ncnm-faculty/faculty-directory/s-to-z/zwickey-bio.php

◎Bob Quinn / 鍼灸師
ポートランドで日本鍼灸を広める活動に従事、小児鍼が得意。
http://www.ncnm.edu/ncnm-faculty/faculty-directory/m-to-r/quinn-bio.php

◎Sara Calabro / ジャーナリスト
元ジャーナリストで、主に影響力のある鍼灸関係の人をインタビューする「Acutake」という鍼灸のオンライン雑誌の発起人。
http://acutakehealth.com/about/founder

◎Sarah Ohgushi / 助産師
水中出産や自宅分娩を推奨する助産婦。小児科の医師でもある。
http://www.sarasfamilycare.com/

◎Heiner Fruehauf / 漢方医
漢方医として、中国本土に出向き、品質管理を全て自ら行っている。自然と生きる、現代病と常に探求している。森のなかに作った家が圧巻。
http://www.classicalpearls.org/who-we-are/

◎Golden Cabinet / ハーブショップ
市内にある漢方薬局。経営しているKaceyが、質の高い漢方を入れるために自分で薬局を作ったというエピソードがある。
http://www.goldencabinetherbs.com/

その他、ポートランド在住の個性溢れる医療人、文化人、オーガニックレストランなどにも取材交渉中。

＜インタビュー&セッション*内容＞

▶ポートランドで行われているカラダのケアについて・マインドについて ・食について

▶運動について

▶予防について

▶健康の価値について

◆活動のステップ

アポイント ⇒ 訪問 ⇒ インタビュー&セッション* ⇒ 体験 ⇒ まとめ ⇒ 各テーマ毎にショートムービーを作成し、Youtubeで無料公開

◆2015年 堂嶋賢征 訪問予定都市

■ 4月13日~20日 ~アメリカ オレゴン州ポートランド

■ 7月~8月 ~タイ バンコク

近年、タイの首都バンコクは目覚ましい発展を遂げている。その一方で伝統的な建造物、文化を色濃く残し、特にアジアの伝統医療が数多く集まる都市としても注目を集める。バンコクではアジアの伝統医療を中心とした取材を行う。

■ 11月~12月 ~イギリス ロンドン  

アロマセラピーやホメオパシーなど、日本ではまだ医療と認識されていないものが既に医療として王室や政府に認められている。補完医療の分野ではドイツと並び世界トップレベル。病院と補完医療の連携、医療としてのアロマセラピーなどを取材予定。

◆この旅のポリシー

西洋医学と東洋医学、そして世界に存在する『未知の民間療法・代替療法』。 「こっちの方が優れている」なんて言うのはくだらないことです。 医療の目的はひとつ。対立ではなく、『人を救うこと』のみのはず。 あなたやあなたの大切な人が万一の時、何が奏功して助かるかわかりません。 そのために 1 つでも多くの情報を集め、発信していきます。 出会う相手をリスペクトし、貴重な方法と知恵を頂くというスタンスで接します。 科学的根拠を超えたものもウエルカム!の姿勢で吸収してくることを誓います。 もちろん、堂嶋賢征が持つ東洋医学の知識も相手に伝えていきます。

◆期待

「類友の法則」で素晴らしい治療家には同じ志の仲間がいるはずです。 その方たちを紹介頂き、時間が許す限り交流し、学ぶことを繰り返していきます。 想像を超える結果が生まれることを今から期待しています。

◆なぜ「今」なのか?

日本政府が今後数年で鍼灸を中心とした『東洋医学』に力を入れようとしている現状 があります。政府のかつてない動きと流れは国民に西洋医学以外に意識を向けて貰うには絶好のタイミングなのです。

《2013年》

▶政府の発行する今後の日本の医療方針の中で初めて「鍼灸」という言葉が含まれました。

《2015年》

▶鍼灸国家試験内容の変更 : 『学問中心』の問題から『実践重視』の問題へ変更

▶ボーイスカウト世界大会 : 今年7月に約40年ぶりに日本で開催されるボーイスカウト世界大会。世界各国から約6万人が訪れるこの大イベントを日本政府は東京オリンピ ックの前哨戦ととらえています。世界に日本をアピールするこの機会に、会場入り口に大規模な鍼灸ブースを配置し、世界中の子供たち(12~17歳)に鍼灸を知ってもらう機会を設けます。

◆堂嶋賢征と共に未来を創るメンバーが揃いました。

映像、演出、写真、医療面の監修など、今プロジェクトに賛同してくれた各分野のプロフェッショナルと共に着々と準備を進めています。

◆最後に、なぜクラウドファンディングなのか？

今回のプロジェクトは多くの人に自分事と感じてもらうことに意味があります。 『自分の大切な人を守る』そして、『日本の未来を守る』ことにご賛同頂けるなら1000円から支援できるよう金額設定をし、当事者として関わりながら堂嶋賢征の旅を自分が旅するように感情移入をして楽しみ、期待をして頂きたいと思います。 世界には自分の知らない選択肢がまだまだあるんだ、そして希望は捨てなくていいんだということを堂嶋賢征と共にリアルに実感して頂ければ幸いです。

新たな選択肢を見つけていくことで、見ているあなたの「安心」をひとつひとつ 増やしていく。そんな冒険の旅にしていきます。 帰国後は報告会なども準備いたします。 直接言葉を交わしながらぜひライブで交流し、みんなで未来を創りましょう！