海苔漁師が送る、新しい海苔の形。
味付け海苔（青粉味、わさび味、梅味、塩味）をぜひ一度味わってみてください。

和食といえば海苔。

日本では古くから市民に愛され、スーパーで気軽に購入できますが、超一級品の海苔は収量が非常に少なく、全くの別物です。
海苔の芳醇な香りや口どけ感は1番摘みや2番摘みでしか堪能できません。

このプロジェクトでは、兵庫県加古川で60年以上続く海苔漁師が新しく開発した味付け海苔を、ぜひみなさまにお楽しみいただきたく、立ち上げたプロジェクトになります。

ご存知でしょうか？
海苔って生き物なんです。

海苔のランクは1番摘み～14番摘みまであります。
海苔の美味しさは『ランク』と『生産者の愛情』によって決まります。

兵庫県の海苔の生産時期は12月から始まり、4月末頃まで続きます。

12月に初めて収穫する海苔を1番摘み（新海苔）といい、1番最高の原料となります。弊社工場でも3％しか収穫できない極上の海苔です。

今回は、「味付け海苔のアップデート」を目指して、愛情を込めて作った海苔を青粉味、わさび味、梅味、塩味にそれぞれ味をつけて商品化しました。どのような味になっているかは、ぜひ届いて食べてみてのお楽しみです。

実は焼き方も工夫が必要！？

12月に生産された海苔を直接店舗で焼いて提供しておりますが、年中この提供方法はできません。

12月から2月末頃までの期間限定で一番美味しい海苔を提供しております。

焼が弱いと、パリパリ感は出ません。焼が強いと、焦げてしまいます。

自分たちで生産している海苔だからこそ、一番美味しい焼加減で提供する事も可能です。

食卓で皆様が笑顔になる瞬間です。

そのまま食べても旨いし、ごはんと一緒も旨い。

心がほっとする瞬間ですね。

素材が美味しいとそのままでも本当に旨い。

佃煮も1番摘みの原料を100％超贅沢に使用。原料が最高級の為、味も最高に美味しいです。

とろっとろの佃煮は原料が1番摘みの証拠。ごはんと絡み合い口の中でとろけて消えていきます。

海苔の本当の価値を皆様に知って頂きたい。是非一度ご賞味ください。

自己紹介

兵庫県で海苔の養殖をしている3代目海苔漁師の大濵圭右と申します。

私達のミッションは、地元で特産品を作りたい。そして、皆様に海苔を深く理解して頂き、食の豊かさや自然への感謝を感じて頂くことです。

左：若手海苔漁師のハマダ君　　　右：3代目海苔漁師の大濵　

私達は1年を通して海苔ばかり考えている海苔バカです。

私達は海苔の養殖・生産をはじめ、自社ブランドを立ち上げ販売や地域の食育活動を通して、地域に愛される会社を目指しております。

これまでも恋のりなど、様々な商品開発も行ってまいりました。

【養殖・生産活動】　　

漁期中は、兵庫県の加古川河口沖で養殖・生産をしております。

こちら↓　成長した海苔です。収穫前の様子です。

こちらは↓　海苔の収穫専用船『もぐり船』で海苔を収穫しています。

こちらは↓　収穫した海苔を乾燥しています。こだわりの技術で

乾燥させても海苔は生きてます。

こちらが↓乾燥を終えて完成した海苔の原料です。

『今年1番の海苔を作りたいから』

私たちの仕事は自然と向き合う産業です。

毎年、環境は変化しますし、毎年同じ製品を生産する事は不可能です。

その年のクセを見抜き、60年の経験で見極めその年1番の製品を追求しております。

【販売活動】

自社工場で生産した最高級の原料を贅沢に使用しております。

自社ブランドを立ち上げ、皆様に知ってもらえる様に

更に、業界の発展や地域の交流を通して、皆様に必要とされるように

活動を続けております。

食育活動について

子供達に海苔の養殖から生産まで伝えます。

新しい発見に子供達も大変喜んでもらってます。

　町探検の授業で大濵海苔店へ　　　地元小学校へ講師として参加

地域学講座について

小学校以外にも地元の皆様に海苔をより理解して頂くために講師として

参加しております。養殖や生産をはじめ、業界の動向や流通の規制について皆様の知らない事情を報告してます。

　地元の公会堂にて発表　　　　　　　　落語家さんと発表　

地域貢献について

地元の障害をもった子供達の自立と社会との交流を図るイベントに参加

子供達と一緒に遊覧事業で出港します。

乗船にあたり注意事項を説明　　　無事に乗船でき、いざ出港

メディアについて

皆様からご協力を頂き、様々な方面から地元の方にPRしております。

地元の皆様と交流について

地元の催事イベントにも積極参加しております。

生産者が直接、皆様に海苔を試食して頂き、こだわりや旨さの秘訣をお伝えしております。

市役所のイベントにて試食販売

全国の仲間達について

毎年、全国の海苔漁師が集まり、現状の課題の把握や今後の取組みを

真剣に考えます。（海苔サミット）未来永劫、業界が発展するために、今何を取り組まなければいけないか？を考えます。

今年の開催地は神戸でした。来年は愛知県にて海苔サミット。

また、サミットから集まり、クラフト海苔を立ち上げました。

『美味しいはたくさんあると豊かだ』をテーマに海苔を皆様にPRしております。

海苔の本質を理解して頂き、お互いを尊敬しあえる関係を築いております。

漁師4名と参加者の全体写真です。

渋谷で開催しております。若い世代の方でも沢山の方が興味を示してました。

自然を守ることについて

実はお米の農家もやってます。海苔づくりには非常に重要です。

山を守り、大地を守る事は海を豊かにします。

上手とはいえませんが、今年の田植えの風景です。

様々な活動が評価され、信用創生アワードの『成長』部門で受賞されました。

お客様にはこれからも本当に美味しい海苔を食してもらいたい。
海苔の無限の可能性を私達は発見し、伝え続けたい。

そして、第一段として4種の新しい味のりに挑戦する事を決意しました。

商品数を増やすことは、皆様に食してもらえなかった時にフードロスにつながります。

心を込めて生産した海苔1枚1枚が皆様の食卓に並び、食べてもらうことで生産者は救われます。

新しい海苔の価値創造にむけて皆様、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

リスクとチャレンジ

漁の状況等により、配送可能数に上限が出て、出荷時期が遅れる場合があります。その場合は個別にご連絡いたしますが、自然を相手にしているため、あらかじめご了承いただければ幸いです。