プロジェクト実行者
ストーリー
- 感覚を言葉にする「オノマトペ」の魅力とは?
- 「食」にまつわるオノマトペを365日分=365食用意した日めくりカレンダー
- オノマトペによって五感を意識することで、何気ない食事を「体験」に変える
台湾出身の私が、オノマトペの魅力を伝えたい!
はじめまして、食と日本が好きな台湾出身の陳といいます。みなさんは「オノマトペ」って知っていますか?ふわふわ、ひんやり、ドキドキなど感覚を表現した擬音語や、擬態語をまとめてオノマトペと言います。日本語は他の言語よりオノマトペが3〜5倍あると言われています。
私が日本で暮らし始めて4年。日本語を勉強している外国人にとって「オノマトペ」は手強い存在です。最初はオノマトペをひとつひとつ理解しようと苦戦していましたが、頭で考えるのではなく、感じたままに言葉にしていく感覚を覚えてから、オノマトペに惹かれていきました。
オノマトペの魅力を「日めくりカレンダー」に
オノマトペの魅力のひとつは、言葉の持つ音、またニュアンスによってイメージを喚起できることだと思います。例えば、雨が降っている様子を表すオノマトペには、「ざーざー」「ぱらぱら」「しとしと」など様々ありますが、それぞれのオノマトペからどんな雨が降っているかを想像できます。
たったひとつの単語から、どんなモノなのか、どんな感情なのか、どんな様子なのか、あらゆるイメージが浮かび、またそのイメージを誰かと共有できる奥深い日本語です。私はこの面白さ、奥深さをもっと伝えるためにオノマトペの魅力を「日めくりカレンダー」に詰め込みました。
1日の始まりに、1つのオノマトペから広がるイメージを想像してみてください。想像したあと、カレンダーをめくるとオノマトペを表すイラストがあります。
オノマトペから思い浮かぶイメージは人それぞれで、正解はありませんが、イメージ例としてイラストを見ながら、「そんな時、あるある!」とクスっと笑ったり、「私のイメージとはちょっと違うなぁ」と自分なりのオノマトペを感じてみてほしいです。
何気ない食事を「豊かな心身をつくる食事」に変えるオノマトペ
このカレンダーでは、オノマトペの中でも「食」にまつわるオノマトペを365日分集めています。それは私が、食べることが大好きなこともありますが、何気ない料理中や食事中にオノマトペを意識していると見え方、感じ方に変化が生まれたからです。
お湯の沸騰は、最初は「ふつふつ」、次に「ぽこぽこ」、最後は「ぐらぐら」に変化している!
ジュージューと餃子を焼き、パリっと羽根を割り、アツアツのまま口に運び、ハフハフと食べる。そしてビールをごくごく、ぷは〜〜っと飲むとなんだか美味しい!
生きるために欠かせない「食」は、日々心身をつくる大切な営みでありながら、忙しさから画一的、また受動的になってしまいがち…。オノマトペがもたらす小さな発見やワクワク感、ちょっとした感動という感情は、自分だけの感性を思い出させてくれる「感度のリマインダー」となり、心身をより豊かにつくる食へと変えていきます。
またオノマトペには、季節に寄り添った情景を感じさせる表現も多いです。例えば「すくすく」は成長している様子を表す言葉ですが、雪解けを迎えいっせいに芽吹く山菜など、春の健やかで力強い風景も脳裏に思い浮かべることができます。
オノマトペという言葉によって日常への感度が高まり、何気ない「食事」が豊かな「体験」へと変わっていく毎日をつくるために、季節ごとの「食」にまつわるオノマトペを365日分=365食を用意し、春夏秋冬4冊のセットとして収めました。
美しい日本語を、味わう
「オノマトペ」と「日めくりカレンダー」と「食」。この3つのキーワードをつなげたとき、あるひとつのコンセプトが頭に思い浮かびました。
それが「美しい日本語を、味わう」です。
日本を代表する伝統文化のひとつに和菓子がありますが、和菓子は四季との関わりが非常に深く、それぞれの季節の美しい情景や風物詩を、菓子そのものの色彩やデザインによって繊細に表現しているものが数多く見られます。
それらの共通点から、オノマトペを和菓子に見立て、「美しい日本語を味わう体験」として感じていただけるよう、カレンダーやパッケージを設計・デザインしていきました。
また、カレンダーの大きさを手に収まるサイズにすることで、和菓子のちょこんとしたかわいらしさや、季節の折々に寄り添う親しみやすさを表現しています。
四季に合わせたオノマトペを一日ひとつずつ味わうことで、季節の移ろいを感じたり、今まで意識していなかった感覚を感じ取ってほしいという想いを込めています。
▲和菓子のように美しいパッケージを意識
▲手のひらサイズのちょこんとしたカレンダー
▲「食」をテーマに季節にちなんだオノマトペを選定
▲毎日たっぷり味わえる365日分のオノマトペ
それでは、日めくりカレンダー「365食のオノマトペ」の使い方を紹介します!
下準備:リングを通して、毎日見えるところに置いてみよう
1番上の束を手にとり、付属のリングを穴に通します。このカレンダーは、単語帳のような束になっていますが、自立することも、リングで壁掛けすることも可能です。毎日見える場所に置いてみてください。
STEP1:想像する
カレンダーのオモテ面にはオノマトペの「文字」が書かれています。ぜひ想像力を働かせて、そのオノマトペの意味や情景を思い浮かべてみてください。
STEP2:めくる
想像しながら、ぺらりとめくってみるとオノマトペを表すイラストが見えます。
STEP3:味わう
カレンダーのウラ面には、イラストと一緒にオノマトペの語としての意味や用法についてテキストで書かれています。このオノマトペの解釈はオリジナルの解釈です。
ひとりひとりが自由な解釈をするための一助になれば幸いです。
オモテ面、ウラ面、どちらも使えるカレンダー
この日めくりカレンダーは、日付がどちらの面にも印刷されています。オノマトペの文字が書かれた面、イラストや解釈が書かれた面、お好きな方をお使いください。
季節が変わったら…
カレンダーは1月はじまりで四季毎に、全部で4冊に分かれています。最初の季節の束を使い終わり次第、次の束にリングをつけ替えて、季節ごとのオノマトペを楽しみましょう!
上から
1冊目:2023年1月〜3月
2冊目:2023年4月〜6月
3冊目:2023年7月〜9月
4冊目:2023年10月〜12月
このカレンダーには、「日めくりカレンダー」としてだけではなく、様々な使い方があります。自分なりの味わい方を見つけてみてください!
日本語学習の単語帳として
私と同じく、日本語の中でも「オノマトペ」に苦戦している外国の方は、オノマトペ単語帳として使ってみてください。また子供にオノマトペを教える際にも役立ちます。オノマトペから感性を磨いていけるかも!
インテリアとして
デスクの上などで、他の生活雑貨とも調和しつつ、おしゃれなインテリアとしても活用することができます。
贈り物として
「食」が好きな友人や、日本語を勉強している方に、プレゼントとして贈るのも良いでしょう。
近年はパンデミックにより、新しい世界に触れるチャンスが減っています。すぐそばに置ける日めくりカレンダーで、いつもと同じ風景でも見え方を少し変えるだけで、新しい世界と触れるきっかけを作っていきましょう!
付属品:外装箱、カレンダー本体(4冊セット365日分)、リング(1ヶ)
外装サイズ:約W96*H208*D30mm
本体サイズ:一冊 約W91*H50*D24mm
※デザイン・仕様は変更になる可能性がございます。
▲パッケージのイメージ
▲カレンダーのイメージ
[超早割] 8%OFF 先着15名 カレンダー 1個 ¥2,895
[早割] 5%OFF 先着35名 カレンダー 1個 ¥2,995
カレンダー 1個 ¥3,150
[まとめ割] カレンダー 2個 ¥6,150(¥3,075/1個)
[まとめ割] カレンダー 5個 ¥15,000(¥3,000/1個)
[まとめ割] カレンダー 10個 ¥29,000(¥2,900/1個)
2022年9月28日〜2022年10月21日 Makuake実施
2022年10月下旬〜2022年11月下旬 印刷・製造
2022年12月上旬〜 リターン配送開始
株式会社Surface & Architecture
私たちSurface&Architectureは以下のようなミッションを掲げています。
体験することは世界を広げる
体験をデザインすることは、世界を意識して拡げること。
体験のデザインをとおして、世界の新しい地図を届けたい。
今回のテーマである「オノマトペ」が、日常にもたらす「体験」は、自分の世界を少しずつ広げるきっかけとなると考えています。
HP:https://www.surface-arch.com/
◆ ディレクション|岡村祐介
感じたことを言葉で表現する。そのつながりに意識を向けることは、感じる力を研ぎ澄ますことに他なりません。365のオノマトペの一つ一つが「食べる」ということをより豊かに感じ、暮らしを丁寧に味わうガイドです。そんな1日の始まりを作るカレンダーをお届けします。
◆ ディレクション|陳佳宜
食と日本が好きな台湾人です。日本語は話せますが、オノマトペだけは苦手でした。今回のプロジェクトを通して、オノマトペの点数が爆上がり、日常への感度も高くなりました!ぜひ私みたいな外国の方に、手に取っていただけたら幸いです!
◆ アートディレクション・デザイン|永山希美
ひとつひとつのオノマトペの意味を分解していくと、驚くほど感覚的な言語なんだということ、そしてその懐深さに改めて気づかされました。オノマトペの意味は、ある程度指針はあるものの、本人の感覚や経験によりその解釈はさまざまです。みなさんにもその懐深いオノマトペを、愛らしいイラストや文字といっしょに楽しんでいただけたら嬉しいです。
◆ 編集・ライティング|大橋真紀
オノマトペは、日本語の「言葉あそび」のひとつ。言葉は「或ることを言うと或ることが言えない」という有限性をはらむ不自由な媒体です。しかし「言葉あそび」はその有限性から少しだけ解放してくれる「希望」だと思います。オノマトペから、感じ方の自由さと、日本語の自由さを教わりました。日々、自由な感性を発見できる365食のオノマトペを召し上がれ!
パートナー様
イラスト|こいずみめい
フリーのイラストレーターとして、書籍の装画や挿絵等、雑誌、広告のお仕事を中心に活動。4コマ漫画、絵本、雑貨、テキスタイルデザイン等も手がける。
web:www.meikoizumi.com
instagram:https://www.instagram.com/mei_koizumi/
instagram 4コマ漫画:https://www.instagram.com/mei_hyohyohyo/
twitter:https://twitter.com/mei_koizm
印刷|有限会社篠原紙工
1974年創業。製造部分だけではなく、デザインの段階からクライアントと一緒に本やプロダクトを作り上げていく製本会社。本質をさぐり、チーム力とチャレンジ精神で、話題となる本やプロダクトを日々世の中に送り出している。
リスク&チャレンジ
・本プロジェクトの商品は、開発中の工程においてデザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ・本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 ・原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルさせていただきます。 上記のようにプロジェクトページに記載している内容に変更がある場合は、できるだけ早く活動レポートなどで共有を行なっていきます。 最後に、「食のオノマトペ」日めくりカレンダーを手に取ったみなさまに喜んでもらえるよう、心を込めて対応していきますので、応援よろしくお願い致します。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2022年10月21日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
<追加>日めくりカレンダー2023「365食のオノマトペ」1個
3,150円(税込)
完成した商品1個
・外装箱
・カレンダー本体(4冊セット365日分)
・リング(1ヶ)
※1月末配送分の追加リターンとなります。
日めくりカレンダー2023「365食のオノマトペ」2個 (¥3075/1個)
6,150円(税込)
完成した商品2個
・外装箱
・カレンダー本体(4冊セット365日分)
・リング(1ヶ)
日めくりカレンダー2023「365食のオノマトペ」5個 (¥3000/1個)
15,000円(税込)
完成した商品5個
・外装箱
・カレンダー本体(4冊セット365日分)
・リング(1ヶ)
日めくりカレンダー2023「365食のオノマトペ」10個 (¥2900/1個)
29,000円(税込)
完成した商品10個
・外装箱
・カレンダー本体(4冊セット365日分)
・リング(1ヶ)
【超早割・先着15名】日めくりカレンダー2023「365食のオノマトペ」1個
2,895円(税込)
完成した商品1個
・外装箱
・カレンダー本体(4冊セット365日分)
・リング(1ヶ)
【早割・先着35名】日めくりカレンダー2023「365食のオノマトペ」1個
2,995円(税込)
完成した商品1個
・外装箱
・カレンダー本体(4冊セット365日分)
・リング(1ヶ)
日めくりカレンダー2023「365食のオノマトペ」1個
3,150円(税込)
完成した商品1個
・外装箱
・カレンダー本体(4冊セット365日分)
・リング(1ヶ)
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 出版・ジャーナリズムカテゴリの 「オノマトペの魅力で食卓を変える日めくりカレンダー2023「365食のオノマトペ」」プロジェクト詳細ページです。