「アニメ作家谷口崇による自主制作アニメ『おなら吾郎』から、楽しい企画を生み出したい」 というスローガンのもと、様々な分野から有志を集い、「おならプロジェクト」を立ち上げました。今回、その主軸かつ最大の目玉となるTVアニメ化企画の “宣伝費用”をご支援くださるサポーターを募集いたします！

おならの中で一番えらいおなら吾郎が、ちょっとドジな少年ドジ夫くんと繰り広げる、心温まる日常ギャグアニメです。

企画チーム「おならプロジェクト」によって、小学館『コロコロアニキ第5号』（2016年3月15日発売）に漫画を掲載していただくに至りました。

現在、谷口崇オリジナル作品初のTVアニメ化を目標に、さらなるおなら仲間が登場する壮大な絵コンテを制作中です。

宣伝プランとして、「LINEスタンプ化」「他キャラクターとのコラボ」「主題歌制作」「イベント出展」などを検討中です。

個人作家として数々のアニメを制作し、自主制作アニメ『森の安藤』 が、 YouTubeで400万回以上再生 （ファンの方がアップしたもので現在そのアカウントは消滅）され話題となる。他の作品も含め、国内外のコンペで受賞。その後、様々なアニメ制作の依頼を受け、 今回、オリジナル作品初のTVアニメ化を目指す。

■自主制作アニメ『森の安藤』

<受賞歴>
2006年 TBS DigiCon6＋2 奨励賞
2007年 NHK デジタルスタジアム 中島信也セレクション
2007年 トロント日本短編映画祭2007 Festival Choice Award
2008年 ザグレブアニメ映画祭 入選
2015年 第11回 吉祥寺アニメーション映画祭 ギャグアニメ部門グランプリ

など。

<仕事歴>
・TOHOシネマズ劇場幕間アニメ『ねた実そね美』制作。
・小学館『じーコロコミック邪 はじまりの第壱笑』に、オリジナルアニメ収録。
・フジテレビドラマ『大奥』PRショートアニメ『小奥』制作。

など。

株式会社ウサギ 代表取締役

おもちゃ開発者/アイデア・コークリエイター秋田県北秋田市出身。2004年大手玩具メーカーに入社し、国内外累計335万個を発売した「∞（むげん）プチプチ」 や、自分の本名を冠にさせて頂いた 「瞬間決着ゲーム シンペイ」などの企画開発に携わる。

2014年に現職となり、様々なチームとアイデア商品を共創する「アイデア・コークリエイター」として、「笑い、遊び、楽しみ」をキーワードにした新商品・ビジネス開発に携わる。また執筆活動、講師業など全国で幅広く活躍中。2016年には米を育てるカードゲーム『らいすふぃーるど』を発売。著書に『アイデアが枯れない頭のつくり方』（CCCメディアハウス）など３冊。

発想法「アイデアしりとり」 を提唱し、2013年、 TED×Tokyoに登壇し、スピーチがTED.comにて世界に発信された。

作詞/作曲/編曲/サウンドプロデュース/ギタリスト/DJとして多彩に活動。

TVアニメ、声優、アイドルを中心にテーマソングや劇伴音楽を提供。

近年では「エヴァンゲリオン」シリーズの監督・庵野秀明氏が立ち上げた映像イベント「日本アニメ（ ーター）見本市」の中で「I can Friday by day」（鶴巻和哉監督作品/歌Neko Jump）、「偶像戦域」（山下いくと監督作品）の2作品で音楽を担当し、解説トーク番組にも出演する等、勢力的に活動中のクリエーターである。

また、ギタリストとしても「映画BECK 武道館プレミアム試写会オープニングアクト ZINGI」「横山智佐のサクラ大戦 帝都花組全曲ライブ」等に出演。自身も多数楽曲を提供している声優「小松未可子」のライブツアーではバンドマスターも担当。現在アニソンカバーバンド「アニパンク」へも参加している。

1983年8月23日生まれ 三重県出身。
東北大学 経済学部を卒業後、2006年、株式会社バンダイ入社。キャラクターライセンス業務を経て、トレーディングカードゲームの企画・プロモーションなど、幅広くキャラクターマーチャンダイジングを経験。

2011年、ソフトバンクモバイル（株)（※現ソフトバンク株式会社）に移籍し、スマートフォンのマーケティング業務・クルー向けの研修プログラム立案などに従事。

2014年より、株式会社ILCAにて映像を起点にしたメディアミックスを仕掛ける。

＜座右の銘＞
何もできないからといって、何もしなければ、もっと何もできない。

（中尾）
晋平さんとは、前職の先輩後輩の間柄で、しかも、大学でも先輩後輩という関係なんです。当時から、ずっと何かご一緒できないかと片思いしていたのですが、前職在籍中はそれが叶わず、今回、おなら吾郎を通してご一緒できることになり、とても嬉しく思っています。

私が、おなら吾郎の企画を初めて見たとき、一番初めに相談してみようと思ったのが、晋平さんでした。

（晋平）
そうですね。前職時代は接点がありませんでしたが、中尾さんのことはもちろん知ってました。実は、私は5年以上前から谷口作品の大ファンでして、このプロジェクトの話を聞いたとき、ぜひ一緒に取り組みたいと即答させていただきました。

絵もさることながら、私が特に惚れ込んでいるのは、独特の「間」でして、言葉や表情、音声といった表現の間が本当に素晴らしいと思います。絵だけを見ても「間」が感じ取れるのが非常に魅力ですよね。
これをもしTVの大画面で、家族と一緒に観ることができたらどんな感じになるのか、ものすごく興味があります。

（中尾）
同感です。あとは、キャラクターのビジュアルにもインパクトがありますよね。

（晋平）
そこに宿った性格といいますか魂といいますか、何か独特な息吹を感じます。
今回のおなら吾郎のビジュアルを初めて見たとき、その上品さに本当に驚きました。おならなのに品がある。おならなのに恥ずかしくない。

（中尾）
なるほど、確かに上品さに溢れていますね。
少し話は変わりますが、今回のプロジェクトにおいて、晋平さんの関わり方を教えていただけますか？

（晋平）
今回この作品を世の中に広めていくにあたって、「おなら吾郎を世界中から愛されるキャラクターにしたい」という視点から、このプロジェクトに携わります。特に、グッズ化のお手伝いをしていきたいと思っております。
『おならプロダクトプランナー（OPP）』という肩書きもいただきました。どんなグッズができたら皆様に喜んでいただけるかを考え、推進していきます。

（中尾）
とても心強いです。今回Makuakeで入手できる商品についても、一緒に考えていただけるんですよね。

（晋平）
はい、今回のMakuakeのリターン項目に上がっている商品のラインナップも、谷口監督と一緒に考えました。デザインを、現在、鋭意検討中です。すべてMakuake限定の商品 として企画しておりますので、是非楽しみにしていてください。ちなみに、私のイチオシは 「抱き枕」です。

（中尾）
最後に、本プロジェクトへの意気込みをお願いします。

（晋平）
おなら吾郎は気体であり、温かみと柔らかさ を感じさせます。おならであるため、耳に 心地良い音 もポイントです。最大の特徴は、おならなのに品があり、愛らしいということ。そのため、グッズに関しては、肌触りや柔らかさを意識しつつ、いつも肌身につけて持ち歩けるものが良いと考えています。

また、家族や友人と一緒に、「おなら吾郎のなりきり遊び」をしていただけるものも、積極的に企画していきたいと思います。自分たちからおなら吾郎が出てくる遊びをすることで、笑いと運を呼び込めます。幼児玩具も作りたいですね。うちの２歳の娘は最近毎日「パパ、おなら吾郎やって～」とせがんできます。

一人でも多くの方々に、おなら吾郎を愛してもらい、楽しんでもらえるグッズを沢山生み出していきたいと思っております。皆様、応援のほどお願い致します。

（中尾）
以前、私が別の仕事で急遽、音楽制作が必要になって途方に暮れていたときに、助けてもらったのが、SiNさんとの初めての出会いでした。知人に紹介してもらい、明日収録だから来ていただけないかと、無理を承知で相談したところ、「了解です、大丈夫ですよ！」と快諾いただき、最後まで支えていただいたのを、今でも鮮明に覚えています。

その後、谷口監督から「自主制作で『おなら吾郎』というアニメを作る」という話を聞いた際に、監督にSiNさんを紹介させていただきました。そこで面白い化学反応が生まれ 、これまでの谷口作品に 新たなエッセンス が加わったため、今回、「おならプロジェクト」を立ち上げるにあたり、引き続き音作りに携わっていただけないかお声がけさせていただきました。

（SiN）
最初に中尾さんから監督を紹介いただいたときに、過去作品をすべて拝見しまして、「間」の部分がかなりの精度までこだわって作られている点、そして、情報量を減らして純度を上げていくといった点にこだわりを感じ、魅力的な作品だと思いました。特に毒のある部分に知性を感じます。

（中尾）
自主制作アニメ『おなら吾郎』の、サウンドプロデュースと主題歌の編曲に携わるにあたって、どのような視点で取り組まれましたか？

（SiN）
携わらせていただく部分はズバリ「音」ですので、音楽家としてのみでなく、何か一つの劇を一緒に作っていく感覚に近かったです。「表現」していくという部分の意識ですね。音が鳴っていない部分に関してもそうですし、監督自身が声優として演じている息遣いの芝居までちゃんと届く形で音として表現出来るかなど、全て「表現」ですね。

（中尾）
今後、TVアニメ化を目指していくわけですが、TV版の『おなら吾郎』のサウンドを制作していくにあたり、SiNさんがこだわりたいポイントはありますか？

（SiN）
そうですね、大きくは二つあります。

一つは「心の純度と精度」ですね。
音楽的なアプローチは勿論ですが、それを盛り過ぎるんじゃなくて、例えば「間」の部分の精度一つ取ってもちょっとしたノイズや音量差が雑念を生んだりすることもあるし、意図とは逆に「音」が心理描写や情景描写の邪魔になってしまう場合もあるんですね。そういった部分の純度や精度で「手作り感」を損なわないようにアプローチしていくこと。

そしてもう一つは「監督とのワークフローの純度と密度」です。
このプロジェクトの大きな特徴、そして魅力として感じている部分で、「でっかい有名な超一流のスタジオを手配したんで、はい！何時間以内にハリきってどうぞ～」というのだけでは出せないやり方なんですよ。このところ僕のプライベートスタジオにも足を運んでいただく機会も増え、一緒に作業しながらアプローチしていく中で特にそういった期待が膨らんでいますね。

（中尾）
最後にメッセージをお願いします。

（SiN）
自主制作アニメの発表から２週間で既にYouTubeの再生回数が約２万回という嬉しい幕開けとなり、僕自身も今後の展開にワクワクしております。各セクションが既存の概念に捕われず、アイディアに溢れたやり方で動き出したこの「おならプロジェクト」。
続きを作る前から既にオンエアが楽しみです。皆様も是非ご期待いただければ嬉しいです！ご支援の程よろしくお願い致します。
 

谷口崇監督の作品が初めて世に出たのは、2004年。今から遡ること12年前です。『悪いのを倒せ!!サラリーマンマン』を発表し、彼はアニメ作家デビューしました。その後も自主制作アニメを作り続け、これまで7つの作品を世に送り出してきました。

そして、累計8作目にして、3年ぶりの新作『おなら吾郎』が発表されました。

過去の作品においても共通するのは、それぞれの作品に登場する魅力的かつ印象的なキャラクターの存在です。一度見たら忘れない。ふとした瞬間に、ついつい会いに行きたくなる（視聴したくなる）。とても強烈なインパクトを私は受けました。

私が大好きな格言に「止まった時計は日に2度合う」 という秋元康さんの言葉がありますが、彼の送り出す作品からは、まさにその言葉通りの、決して 「ブレないスタイル」 と 「意思の強さ」を感じました。

今回、縁あって、谷口監督の最新作誕生の瞬間に立ち会うことができたのですが、「この作品を、一部の人間で独り占めするのは嫌だ」という率直な感想が自然と湧いてきました。『おなら吾郎』をみんなで盛り上げ、面白がり、進化させていくキャラクターにできたら、どんなに素晴らしいだろう。そう考えました。

その一歩目が今回のクラウドファンディングです。

皆様からお預かりした資金を元に、我々プロジェクトメンバーは、おなら吾郎を、世界中から愛されるキャラクターに育てていくことを誓います。

是非応援いただけると、力になります。何卒よろしくお願いいたします。