日本でいちばん１００歳以上の多い島根県
そんな長寿県から１００年先まで伝えたい食と人とまちの魅力を届けたい！
『１００年先まで伝えたい食　おもいでごはんストーリーズ　プロジェクト』

“しあわせに歳（とし）を重ねる高齢者のいきる知恵と食の知恵を、お届けします”。

１０万人単位で１００歳以上がいちばん多い島根県。
１４年前から島根県雲南市吉田町では毎年１０月に「日本たまごがけごはんシンポジウム」を開催しています。
「たまごがけシンポジウム」開催のきっかけは、地元の市町村合併でした。

“わが町がなくなる”。
そんな寂しいおもいが住民にひろがるなかで、もともと「たまご」の一大生産地であった雲南市。たまごがけごはん醤油ブームの火付け役となった専用醤油『おたまはん』の製造、販売をしている株式会社吉田ふるさと村が主体となってシンポジウムを企画。

回数を重ねるごとに、たまごがけごはんファンがこの小さい町に全国から訪れるようになりました。
“ごはん”　”たまご”　“醤油”。
シンプルな食材の組み合わせである「たまごがけごはん」ですが、「たまご」と「白米」、それに発酵食品である「醤油」を組み合わせた贅沢で栄養バランスのとれた食べ方。
そんな「たまごがけごはん」を地元では、各家庭の味噌や漬物。地元の食材を使ったご飯の供（とも）などをトッピングにすることで味わいもひろがりバラエティーに富んだ食べ方が伝承されていました。

【１００年先まで伝えたい食　おもいでごはんストーリーズについて】
「たまごがけごはん」もそうですが、全国各地には健康長寿につうじる食材や食べ方が伝承されています。しかし、決して大量には生産、製造できないものばかりです。
そんな数量限定。少量生産の食を守りたい。
そんなおいしい食を、みんなでいっしょに食べる機会をつくりたい。
それが「おもいでごはんストーリーズ」のはじまりです。
「１００年先まで伝えたい食」の推奨食材を食べる「おもいでごはん会」の開催。
産地ツアーの企画。料理教室や「おいしいハート．ｎｅｔ」での情報発信をおこなっています。

今回のセット商品には、たたら製鉄の町としても栄えてきた雲南市吉田町の豊かな資源（水・餌・健康に育つ環境）にこだわった最高品質の『たなべのたまご』と地元産の「コシヒカリ」を組み合わせすることで、最高級の美味しさを追求した「たまごかげごはんセット」を商品化。
ごはんのお供には、雲南市吉田産の食材でひとつひとつ丁寧に製造する「３種セット（からみちょ）（おのぎりみそ）（生姜の佃煮）」を組み合わせました。
自分流の「たまごがけごはん」の楽しみ方でぜひ、ご賞味ください。

これまで私のふるさとである島根県をはじめ、100歳以上の多い鳥取県、高知県、鹿児島県、佐賀県など全国各地を自費でまわり、地元に伝承される食材や食べ方。高齢者のくらしについてヒヤリングしてきました。

クラウドファンデイングでご協賛いただきました費用を使わせてもらって、これまで蓄積してきた高齢者が幸齢者として生きる秘訣となる「食」と「地域」と「暮らし」の魅力を情報発信していきたいとおもっています。

まずは第1弾企画として、「吉田くんと味わう　たまごがけごはんセット」を通して、島根県の人と食の魅力をお届けします。

協賛金は、これまで14年間開催してきた「日本たまごがけごはんシンポジウム」で収集されたたまごがけごはんの魅力の情報をまとめ、島根県の食の魅力とともに発信します。

① 「たまごがけごはんのおいしく食べるレシピ集」の製作費
② たまごがけごはんを食べるおもいで「ごはん会」の開催費

に使わせていただく予定にしています。

はじめまして、石原奈津子です。

この度は、「１００年先まで伝えたい食　おもいでごはんストーリーズ」にご興味をもってくださり、ありがとうございます。

全国各地には、数はたくさんつくれないけど美味しい食材、残したい、伝えたい食べ方がたくさんあります。
そんな食材をこれからも多くの人たちに伝え、一緒に食べる機会をつくりたいとおもっています。
今回は私のふるさと島根県から、「１００年先まで伝えたい食」として、“たまごがけごはんセット”とその食材をお伝えすることにしました。

今回、みなさんにご協賛いただくことで食の魅力と食にたずさわる人の魅力をもっと伝えていきたいと思っております。

島根県雲南市から正式に特別住民票の交付を受けているキャラクター「しまねsuper大使 吉田くん」の生みの親であり、「秘密結社 鷹の爪団」の作者であるFROGMANこと小野亮さんが今回このプロジェクトに賛同してくださり、新しいデザインの吉田くんが誕生しました。

島根県は１００歳以上の多い県らしく高齢者の方が生涯現役で農業、水産業、林業などにたずさわっています。
今回の「たまごがけごはんセット」は発送の際にも地元の高齢者の皆さんが手伝ってくれる予定です。

「高齢者」が「幸齢者」として、しあわせに暮らせるまちには、生涯現役で働ける機会と場所。
豊かな自然と豊かな食材。そこにはきっと笑顔が広がる食卓があるはずです。

今プロジェクトでは『たまごがけごはんセット』を通して、１００年先まで伝えたい食と人とまちの魅力をお届けします。