北海道の広大な大地で育てた
話題のオメガ系オイル

亜麻仁（あまに）・荏胡麻（えごま）・菜種（なたね）

北海道の広くて豊かな大地で育てた、
亜麻仁（あまに）・荏胡麻（えごま）・菜種（なたね）の食用オイルを作って届けたい。

８つの生産者・組織が志をひとつにして、自分たちの農作物を自ら搾油する工場設備を造りました。搾油・製造・出荷体制を一元化し、直接全国の皆様へ。

◯ プロジェクト概要

【1】オメガ系オイルの原材料を生産する北海道の生産者たちが、自らつくった安心の北海道産オイル。

自分たちの生産規模と品質をどうやったら、より良い形で皆に届けられるだろう？

持続的な農業を発展させるためには、経済的な安定が不可欠です。
そのために農作物の生産にだけ目を向けていてよいのか、日々模索してきました。

出した答えは、自ら商品開発を実現するための組織を新たにつくり工場を持つことでした。

地域で半世紀近くにわたって、亜麻仁（あまに）・荏胡麻（えごま）・菜種（なたね）の品質を研究し続け、卓越した技術力と指導力のあるベテラン生産者 三好さんのリーダーシップにより、志をひとつにした８つの生産者・組織が結束しました。

同じ地元だから、お隣さんだから、ではなく、本当に思いを共にできる仲間として、ここに集ったのです。

「原料（生産品）を売って終わりでいいのか、食卓まで届く商品をつくって、人の笑顔がみたくはないか。それが自分たちの励みにならないか。経済的にも自分たちに還ってくる仕組みが必要」と、生産者リーダーの三好さんは仲間に語りつづけてきました。

地元生産者の結集の想いに、北海道銀行のアグリビジネス担当者も加わり、社員、生産者、デザイナー、アドバイザーたちと、議論を重ねました。

【2】健康成分に注目が集まる、体に良くて安心な、
北海道産の「オメガ３・オメガ９」オイルを広めたい

亜麻仁（あまに）・荏胡麻（えごま）の食用オイルに含まれる、オメガ３は、α-リノレン酸という必須脂肪酸がその代表格。
必須脂肪酸は人の体内で自らつくることができないたと言われており、食事で摂取する事に注目されています。
特に、亜麻仁や荏胡麻に含まれる植物由来のものや、青魚など魚介由来のものです。

αリノレン酸は、体のなかで、代謝によってDHA（ドコサヘキサエン酸）EPA（エイコサペンタエン酸）になり、元気な生活のサポートへ期待が持てます。

とはいっても、現代の生活習慣では、食事から摂取するのはなかなか大変です。

食用オイルなら、調理いらず、献立にも迷うことなく、
スプーン1杯で、1日に必要な脂肪酸を摂取できます！

健康は自分自身の大切な資産です。
続けることで日々の身体を、サポートしてくれます。

北海道の広大な大地で、生産される亜麻仁（あまに）・荏胡麻（えごま）・菜種（なたね）を、広くたくさんの方の暮らしに役立ててほしい。OMEGA（オメガ）ファーマーズとは、このオメガ系オイルへの、徹底したこだわりを社名にもしました。

左から、亜麻仁（あまに）・荏胡麻（えごま）・菜種（なたね）のオイル。北海道の風景をモチーフにしたラベルです。

てのひらに乗る小さな粒、荏胡麻（えごま）の種です。

【3】持続的に発展する農業のために。
人のカラダに良いものをつくる。
大切なのはまごころと技術、豊かな大地です。

いいものをつくるには、いい環境が必要です。それを支えるのは、生産者と設備、そして大地に種をまき、育て、収穫する人がいてこそ。

生産力と経済力を結びつけて産業を育てなくては、安心して農業の担い手や後継者が育ちにくい。継承しなければ技術は後退し、品質も失われていきます。それは地域の生活に関わる自分たちの大命題であり、生産者の共通した危機意識です。

５月下旬。いち早く大地を黄色く染めた菜の花畑。

品質の良いものをたくさんつくり、求めやすい価格で製造し、安定した流通を行う。その理想を実現するために、地元小学校跡地の再活用と、工場設備について、地元住民との話し合いを重ね、士別市の協力も受けながら、一歩ずつ形にしてきました。

こうして２０１９年５月３１日、菜種の搾油プラント、コールドプレス圧搾設備を擁する合同会社OMEGAファーマーズが発足しました。

札幌から北に180km！車で高速道路を使っても2時間19分！
この距離感は北海道ならでは！そんな広い空の下、士別市に工場を作りました。
ぜひ一度遊びに来てください！

６月中旬。花が終わり、収穫を待つ菜の花畑。豊かな緑が、風にそよいで、光をきらきら反射させています。

７月初旬の亜麻畑。朝にしか花を開かない亜麻の花。涼しげな紫色が大地に広がっています。

商品紹介

【 亜麻仁（あまに）油 】

OMEGAファーマーズの生産者による亜麻仁のみを使用した高純度の亜麻仁油。亜麻仁が本来もつ風味やコク、栄養成分を保った食用オイルです。

必須脂肪酸であるα−リノレン酸（オメガ3系脂肪酸）が含まれています。1日およそ小さじ1杯（4g）をそのまま飲むか、ドレッシングとしてお召し上がりください。全て原材料は国産です！

＊加工調理に向きません。＊光、熱、酸化に弱いため、開栓後は冷蔵庫に保管し、お早めにお召し上がりください。

【 荏胡麻（えごま）油 】

OMEGAファーマーズの生産者による荏胡麻のみを使用した高純度の荏胡麻油。荏胡麻が本来もつ風味やコク、栄養成分を保った食用オイルです。

必須脂肪酸であるα−リノレン酸（オメガ3系脂肪酸）が含まれています。1日およそ小さじ1杯（4g）をそのまま飲むか、ドレッシングとしてお召し上がりください。全て原材料は国産です！

＊加工調理に向きません。＊光、熱、酸化に弱いため、開栓後は冷蔵庫に保管し、お早めにお召し上がりください。

【 菜種（なたね） 油】

OMEGAファーマーズメの生産者による菜種のみを使用し、菜種が本来もつ風味やコク、栄養成分を保った食用オイルです。全て原材料は国産です！

＊生食用のオイルです。加熱するとふき出しますので、天ぷら油などでの使用はおやめください。＊低温で白濁することがありますが、種子由来の成分ですので品質上問題ありません。

◯ こだわりのポイント

生産者の味覚は、特に自身の作物の品質を知る味覚は極めて鋭敏です。

例えるならシェフの食材を見極めるような感覚であり、舌先で100年の歴史を読み解くワインソムリエのようでもあります。こうした生産者自らの味覚と嗅覚を研ぎ澄ませ、何度も試行錯誤を重ねました。

皆に愛される商品としての味と、独自の存在感を持った味の両立はどうやるのか？対局する味の評価を皆で吟味してきました。

雑味を払うために、荏胡麻の実は、収穫時点では、畑に生える雑草の葉や実などがまじります。これを高温で風を送り、重さによって振り分け、夾雑物を取り除くのです。こうした手数を繰り返すことで味がより整いやすくなるのです。

風味はそのまま自然の風味。

北海道の良さ、商品が生産される風土を知ってもらいたい。その想いはパッケージ・ラベルに込めました。大地の広がりは、そのまま一面の色彩をもった絵画ともいえます。目の前に広がる風景を、そのままオイルの味とともに想像してほしい、日々の食卓に、北海道の風景をとけこませたい。そんな願いを形にしました。

◯ 希少な国産生産地・北海道

国内に流通している食糧油の原料処理量（搾油処理された原料）は、
輸入原料がほとんどで、国産原料はわずか6〜7%（※）です。
その希少な国産原料の生産の一部を担っているのです。

※農林水産省 油糧生産実績調査（平成31年（令和元年）確報版に基づく
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/oil/

OMEGAファーマーズのオイルは、自社生産・製造だから高純度の食用オイルを生産することができるのです。

◯ 商品の特徴

北海道の各地にあるOMEGAファーマーズ生産者の農場（士別市、音威子府村、名寄市、剣淵町、帯広市、美唄市、浦臼町）で生産される亜麻仁（あまに）・荏胡麻（えごま）・菜種（なたね）を、低温圧搾法（コールドプレス法）によって精製される高純度オメガ系オイルです。

低温圧搾法とは、熱を加えない圧力による搾油です。急速に圧力を加えると摩擦により高熱になるため、一定の温度管理のもとに精製します。大量生産には時間のかかる方法ですが、栄養素を壊しにくく、風味も保たれた食用オイルができあがります。

菜種油 充填の様子。花の鮮やかさを思わせる黄金色！

健康管理は、運動と食事が大切とよく言われます。でも実践するのは大変。
ましてや習慣化するとなると…。運動を毎日の習慣にするのは難しい・・・という方も多いはず。

毎日の食事に取り入れてスプーン1杯で食事と一緒につづけられる食用油は、健康志向の多くの方に好まれています。

豆腐や納豆、パンやヨーグルトにかけて、あるいはお味噌汁にいれて、サラダドレッシングとして。
メニューを選ばず、すっと飲むだけ・さっとかけるだけ。

3本セットから送料無料です。
広い北海道の大地で作られた、生産者が作ったオイルをぜひお試しください。

◯資金の使いみち

OMEGAファーマーズ製造の亜麻仁（あまに）油、荏胡麻（えごま）油、菜種（なたね）油の搾油精製・製造・出荷をして、全国の皆様にお届けします。

各地で収穫され、風乾燥（原材料と雑草などの夾雑物を分ける工程、この工程を繰り返すことにより、高品質な原料をつくります。）によって選別された原材料を仕入れ、製造します。

旧武徳小学校跡地の体育館を活かしてその内部をプラントに改造しました。

菜種油のプラントです。

亜麻仁油・荏胡麻油：バッチ式生産
菜種油：連続プラント生産
受入収量：400ｔ
販売形態：一般個人消費者向け小瓶・ボトル、業務用一斗缶
※受入収量は年度によって増減あります。

◯ 実行者紹介

合同会社OMEGAファーマーズ
代表社員 中島英利

業務執行社員
中島英利
三好和巳（生産者リーダー）
大西福生（大西農場 代表）
株式会社オレンジファーム（代表取締役 竹田拓森）
木村哲哉（木村農場 代表）
株式会社アグリプロダクト笠井（代表取締役社長 笠井正憲）
有限会社中藪農園（代表取締役 中藪俊秀）
西島一洋（西島農場 代表）
株式会社牧野農園（取締役 牧野健仁）

代表社員
中島英利（なかじまひでとし）

1990年㈱北海道銀行入行。

2005年より法人営業部にて農業分野担当。アクリビジネス推進室 室長を経て、2016年音更支店長。2018年より、アグリビジネスプロジェクトの推進担当となり、2019年7月、合同会社OMEGAファーマーズ代表社員に就任。日本政策金融公庫農林水産事業認定：「上級農業経営アドバイザー資格取得」道内の農業法人の金融・コンサルティングなどを手掛ける。53歳。札幌市出身。

生産者リーダー
三好和巳（みよしかずみ）

1952年生まれ。地元で５０年近くにわたり営農をつづける。23歳のときに父親が他界。農地を引き継いだときは27ha（およそ東京ドーム６個分）の土地をほぼ1人で作業した。現在は120haの圃場を管理する。(東京ドームおよそ25個分)

大型農業機械の営業担当とヨーロッパ視察にでかけた39歳の時をきっかけに、ヨーロッパを頻繁に旅するように。その頻度は2年間で3回。1度の渡欧で最長半月ほど周遊する。視察で得た現地の交流や、現場で得た知見は、自身の営農にも反映。

行動に徐々に影響をうけた仲間たちが徐々に結束し、ヨーロッパ視察は視察隊になる。実質的には、これがOMEGAファーマーズの前身組織となる。

「味は土からつくる」「不作は人災」と言い切る、農の哲学人。

OMEGAファーマーズ

この工場に原料となる作物が集められ、食用オイルとなってみなさんの食卓へ送られます！

工場の目の前は、視界の先ぜ～んぶ空と山と畑です！この場所からみなさんの食卓へお届けしま～す！

会社概要

会社名：合同会社OMEGAファーマーズ

所在地：士別市武徳町44線東7号
代表社員：中島英利

事業内容：農産物の生産・加工・販売
亜麻・荏胡麻・菜種の搾油、販売など
生産規模：亜麻・荏胡麻・菜種など 合計約250ha

出資金：31,950千円
設立：2019年5月31日