今までのレザーパンプスはかたくて足に馴染まなかったり、摩擦で靴擦れしてしまったり、夏場は蒸れてしまったりと、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？

そんな問題を解消してくれる、魔法みたいな靴を作りたい！そんな想いのもとに開発したのが、フラットパンプス “ Washi Flat（わしふらっと）” です。

名前の通り「和紙の糸」から作るこの靴は、保形のためにあえてかたく作られているパンプスとは全く違う、軽くて、さらっとしていて、さらに自宅で手軽に洗える、夏にぴったりの一足となっています。

Features―特徴―

①さまざまな足の形に馴染み、靴擦れを起こしにくい

多様な足に対応。ニットだからこその馴染みのよさ

足のサイズが同じでも、形や幅、厚さなどは人それぞれ。だから、「靴選びは難しい…」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方にこそ履いていただきたいのが「Washi Flat」です。独自の設計・編み方で作られたこのニットパンプスは、自然とそれぞれの足の形に沿い、包み込みます。

足をふんわりと包み込み、歩きやすく、靴擦れしにくい！

「Washi Flat」は、まるでスリッパを履いているかのような軽やかな履き心地でありながら、足をふんわりと優しく包み込み、自然と靴が足についてくるような不思議な感覚を味わっていただけます。
また、指一本で持てるほど軽く、屈曲性にも優れているので歩きやすいのも特徴。さらに、摩擦が起きにくい「和紙糸」を使用しているため、長時間履いても圧迫感がなく、靴擦れが起きにくいのもポイントです。

②夏の素足履きに最適

素足で履いても蒸れない！さらさら感が続く！

春～夏にかけてよく耳にする「素足でパンプスを履きたい！」という声。でも、蒸れやにおいなどが気になってしまい、靴下やストッキングを履いているという方も多くいらっしゃるようです。

そこで、「Washi Flat」は、素足でパンプスを履くことのデメリットを解消し、あえて“素足で履く”ことをおすすめすることにしました。

「和紙糸」の原料となる繊維は天然の多孔質素材であり、通気性や吸湿性、速乾性に優れてるため、素足でも蒸れずに心地よく履いていただけます。まるで呼吸をしているかのように軽やかに、あなたの夏の足もとを快適に彩ります。

さらさら、とぅるん。「和紙糸」の心地いい触感

素足で履くには、肌にあたる部分の感触も大切。

「和紙糸」ならではの特性を活かし、「素足で履きたい！」と思っていただけるような触感を目指しました。履きはじめは、和紙ならではのさらさらと空気を含んだようなふんわり感が心地よく、だんだんと足に馴染んできて水分と油分を含んでいくにつれ、とぅるんとしたテクスチャーに変化。ずっと撫でていたくなるような気持ちよさです。履くほどに心地よく変化を続ける、自分だけの「Washi Flat」をぜひお楽しみください。

夏のライトな装いにぴったりな“軽さ”

涼しげなリネンのスカートや夏らしさ満点のハーフパンツ、スタンダードなTシャツ+デニム……。ライトな夏の装いに合わせて、せっかくなら足もとも軽くしたい！そんな時には“Washi Flat”がぴったり。 スニーカーよりもエレガントで、サンダルのようにペディキュアやかかとを気にする必要もありません。さらに和紙特有の少し褪せたような色合いと、さらりとした抜け感のあるテクスチャーはコーディネートの邪魔をせず、寄り添うように上品に足もとを引きたてます。

見た目の軽やかさはもちろんですが、実際の重さも片足分123gと非常に軽量で、指先ひとつで支えられるほど。 まるで履いていることを忘れてしまうような軽さをぜひご体感ください。

本体もインソールも自宅で洗える！

「素足で靴を履くと皮脂などで汚れるのが気になる…」「夏は足もたくさん汗をかくのに、素足で履くのはちょっと…」と思う方もいらっしゃるはず。“Washi Flat”は、「夏に素足で履いてほしい」と思う靴だからこそ、インソールも本体も全部洗えるようにしました。しかも、すぐ乾く素材だから、なかなか乾かないストレスや生乾きのお悩みからも解放！

汗をたくさんかいた日、汚れが気になった時、お出かけの前の日、お好きなタイミングで洗濯機で洗っていただけます。

※洗濯方法の詳細はFAQ欄をご覧ください

※第三者機関での洗濯耐久性テスト実施済み

③「日本人の足がきれいに見える」設計に基づいた
どんな服装にも寄り添う、シンプルでベーシックなデザイン

日本女性が「履いた時」に最も美しく見えるように計算された、
靴木型とカットライン

もともと欧米発祥であるパンプス。日本において「私の足は甲が高くて合わない…」「幅が広くて合わない…」といったお悩みが多く出てくる理由は、日本人と欧米人の足の違いをあまり考慮していない靴が多く流通していることにあります。だからこそ「Oito」では、日本人女性の靴や足に関する悩みをしっかりとヒアリングしたうえで、日本人の足形を知り尽くしている国産の木型メーカーに木型の作成を依頼。まずは足を美しく見せる「革靴」用の木型を作ってから、“Washi Flat”のニットパンプス用に木型を応用しました。

「履いた時」に最も美しく見えるよう考え抜き、設計したカットライン。正面からも、横からも、どこから見ても美しいルックスを目指しました。

ゆるやかなV字のカットラインは足の甲を美しく見せ、ほんのり華奢見え。その一方で、ワイズ（足囲）にあわせて適度に広がるから窮屈に見えず、絶妙に調整した捨て寸（靴を履いた時にできる、つま先から靴までの空間）によって足が長く細く見える視覚効果も期待できます。

あえてのシンプル。だからこそ、どんなシーンにもフィット

オフィスカジュアルにも、リラックス感のある装いにも、休日のお出かけにも、さまざまなシーンにフィットするように、あえてのシンプルデザイン。シンプルだからこそ際立つカットラインが、控えめでありながらも美しく足もとを彩ります。

また、豊富に揃ったカラーバリエーションの中から、その日のスタイルや気分によって色を選んでみるのも楽しいかもしれません。

糸の濃淡が美しい杢調で、シンプルでも奥行きのある佇まいに

同系色で濃淡のある糸を数種類使用することで、絶妙な杢調に。奥行きのある質感と佇まいが、シンプルなデザインに上品な華やかさを添えます。また、杢調にすることで明るい色も落ち着いたニュアンスになるため、普段は選ばないようなアクセントカラーを取り入れてみても。

Spec―商品仕様―

“Washi Flat”のスペックを大解説！

独自技術をぎゅっと詰め込んだ一足

「Oito」だけの独自技術を詰め込んだ“Washi Flat”は、肌にあたる部分（靴の内側・インソール）は「和紙糸」を使い、靴の外側は汚れに強い「リサイクルペット糸」を使用した二層構造。環境へ配慮したエシカルな素材を全体に使いつつ、靴を履く人の心地よさも両立させています。また、高機能の衝撃吸収クッションを内蔵し、長時間歩いても疲れにくい設計になっています。

アウトソールにもさまざまな工夫を凝らしました。一見レザーのような高級感のあるソールは、実は「軽量ラバー」という非常に耐久性に優れた素材をレザー調に仕上げたもの。ノンスリップ加工も施してさらに滑りにくく、雨の日のマンホールなどの上でもピタッと止まります。また屈曲性も抜群で、軽さと歩きやすさを実現しています。

加えて、リフト材も非常に耐久性に優れたものを使用しており、安全に、そして長く履き続けていただける靴を目指しました。

「和紙糸」の特性

「和紙糸」は水分や湿気を素早く吸い取り、素早く乾かす特徴（吸水・吸湿＆速乾性）を持っています。綿と比べてもその差は一目瞭然！蒸れの原因になる湿気やベタつく汗を吸い取り、素早く乾かしてくれます。だからいつもさらさらの肌心地なのです。

「どこから見ても美しい」フォルムと豊富なカラーバリエーション

計算し尽くしたフォルムは、正面はもちろん、横から見ても美しいように設計。ソールを薄くシャープなシルエットにすることで、繊細さも演出しています。

また、カラーバリエーションは杢調で統一された全7色。ライトな淡色からダークな濃色からまで、シーンや気分、お好みに合わせてお選びいただけます。

涼やかな淡色は「洗える“Washi Flat”」だからこそ挑戦したい色。

ONの日、OFFの日を選ばないダークトーンの濃色は、様々なコーディネートに合わせやすい万能カラーです。

かかとを包み込んで、さらに摩擦を起こしにくい設計に

かかとを優しく包み込む設計で、「和紙糸」の摩擦の起こりにくさと合わせ、靴擦れの可能性をより軽減しています。

薄く見えても、しっかり衝撃吸収

薄く見えるソールですが、アウトソールはもちろん、インソールにもしっかり高機能の衝撃吸収クッションを内蔵。「和紙糸」ならではの心地よいテクスチャーとともに、歩きやすさも担保しています。

サイズ感について

「Oito」では、高品質な素材を贅沢に使い、丁寧に靴を製作。日常のシーンに寄り添い、長く愛用いただきたいからこそ、細かいポイントにまでこだわっています。ぜひ安心してお試しください。また、ご不安がある方は、気軽にお問合せください。

●足が疲れるイメージのフラットシューズ。軽い=ソールも薄いなら、
さらに疲れてしまうのでは？

⇒スニーカー発想で、ヒール・インソールの両方に高機能の衝撃吸収クッションを内蔵。足が疲れにくい設計をしています。

●試着をしないとサイズが合うか不安…

⇒それぞれの足の形に馴染むよう、足の横幅（ワイズ）に合わせて自然に調整される特殊な編み方を用いて設計していますが、付属のインソール２セット（計４枚）でもサイズ調整が可能です。
人間の足は1日のうちでもサイズが変わると言われています。インソールを持ち運び、その時の足の状態によって調整してみても。

また、お届け後に万が一サイズが合わなかった場合も、サイズ・カラーの在庫次第で交換を受け付けておりますので、ご相談ください 。

※売り切れの際は交換不可となりますのでご容赦ください

●和紙の糸…？ 雨でふやけたり、すぐに破けたりしない？

⇒「1000年持つ」といわれているように、和紙は非常に耐久性に優れた素材です。「Oito」では、その和紙の特性を活かして糸にし、靴へと加工しています。
また第三者機関にて、靴を洗濯ネットに入れ、家庭用洗濯機で200分間洗濯をしたあとに自然乾燥をする行程を10回繰り返し、色落ちや底はがれ、伸び縮みなどの問題がないことを検証。検査にも合格しています。
また皮革の靴と同様に、和紙糸が徐々に足の形に馴染んでいきますが、特殊な編み方をしているため、必要以上に伸びることはありません。

Scene―シーン―

「Oito」の“Washi Flat”は、様々なシーンやライフスタイルに寄り添い、日常に溶け込みます。

きちんと見えのシルエットだからオフィスはもちろん、泥で汚れても自宅で洗えるから公園にだって履いていけちゃいます。さらに屈曲性にも優れているから自転車だって楽々漕げて、高機能の衝撃吸収クッションも内蔵しているから、長時間のショッピングもずっと楽しく！

“Washi Flat”で、あなたの行動をもっと自由に。

＼実際に履いた方に聞いてみました！／

1： Sakiさん、IT営業 28歳

「このラインがきれい！（V字の部分を指しながら）」

「普段もベーシックな色の洋服が多いから、私はやっぱり一番使いやすい黒かな〜」

「履いた瞬間に涼しさを感じるから、夏にちょうどいい！」

「甲が高いから普通のパンプスは窮屈に感じるものが多くて…。でもこれはぴたっとしてるのに窮屈さがない！」

2：Chisatoさん、デザイナー 37歳 ＆ Yukoさん、会社員 40代

Chisatoさん

「ずっと自分の足がコンプレックスでしたが、そんな足もキレイに包んでくれて嬉しい！」

「幅広いのが悩み。普段は足の長さじゃなくて幅で選んでワンサイズ大きめのものをぱかぱかさせながら履いてます…。Oitoはその窮屈さが全然ない！」

Yukoさん

「履いた時のさらさら感が本当に気持ちがいい！普段スニーカーだったから、パンプスを履くとやっぱり嬉しいです」

「ピンクとか、派手色も夏っぽくて可愛いですね」

3: Yukiさん、専業主婦 40代

「若いときに高いヒールを履きすぎて外反母趾に…。パンプスは履かなくなりましたが、“Washi Flat”は締め付け感がなく、さらさらで気持ちがいいから履きたい！」

「クッションが効いていて履き心地が良く、フィット感がありますね」

「普段、足の小指が当たって痛くなってしまうけど、これは全く痛くならない！」

「普段、スニーカーは24㎝を履いていますが、これだと23.5㎝がちょうど良いかも（中敷を一枚のみ使用）」

Schedule―スケジュール―

淡色系４色は8月上旬のお届け、濃色系3色は８月下旬～9月上旬のお届けを予定しております。

※「紅（赤）」のインソールが「生成（ベージュ）」（写真右）と同じものに、「漆黒（黒）」のインソールのロゴ刺繍がグレーに変更となります

＼見学会を開催いたします！／

2021年７月２日（金）・３日（土）、９日（金）・10日（土）の計４日間、弊社のオフィス（東京・表参道駅）にて実物をご覧いただける見学会を開催いたします。参加をご希望される方は、contact@oito-jp.comまでご連絡ください。

製造の都合上、見学会でご用意するのは23.5㎝のみとなりますが、“Washi Flat”の軽さやデザインについて、じっくりとご覧いただくことができます。

【日時】2021年７月２日（金）・３日（土）／７月９日（金）・10日（土）、

全日12時より17時まで

【場所】「Oito」オフィス（東京・表参道駅から徒歩5分）

【参加方法】予約制 ※ご希望の方は contact@oito-jp.comまでご連絡ください

History―開発ヒストリー―

―「半径２メートル以内の人を幸せにする靴」を作りたい。

プロジェクトが立ち上がったのは緊急事態宣言下。ユーザーの方への大規模なインタビューができない中で、何千、何万の靴を世の中に送り出してきたファウンダーのShinが考えたのは、「身近な人を幸せにする靴のあり方」でした。
そして、身近にいる女性の同僚、家族や友人の力も借りながら、様々な年代、国籍、職業の女性にインタビューをすることに。その数はなんと50人にも及びました。そして見えてきたのは、女性が足に対して抱えるコンプレックスでした。

「扁平足で…」「親指だけが長くて…」「幅広で甲高なんです…」。そんな“生の声”が教えてくれたのは、ほぼすべての女性が靴に対して悩みを抱えているということ。
であれば、私たちが作るべきなのは「女性の自由を奪うのではなく、自信に繋がったり自然体になれたりするような靴」なのではないか、そんな想いのもとに「Oito」は生まれました。
そして、従来の靴の常識にとらわれずに、新たなものを作り出そうと生産方法を根本から見直してスタート。「やったことがないから」と、工場を探すのにも苦労し、開発期間は１年にも及びました。そして、色々な失敗をしながらようやく21回目の試作品で納得できる出来栄えに。

「従来の靴の常識を覆すものを」という意気込みはありつつも、これまでの長年の靴作りで培ってきた経験や技術、アイデアが大いに活き、「Oito」と“Washi Flat”は誕生したのです。

「Oito」や“Washi Flat”を語るうえで欠かせない「和紙糸」。私たちがいったいどんな部分に魅かれ、メインの素材として選んだのか、その理由をご紹介します。

①原料は「間伐材」

Photo by Annie Spratt

密集した立木を間引くことによって木の生育を助けたり、採光性を高めたりする「間伐」。その際に伐採された「間伐材」の樹皮を原料として作った「和紙糸」を「Oito」では使用しています。建築用としての需要が少ない間伐材をどう活用していくかが課題となっているなかで、「和紙糸」はその糸口となる可能性を秘めているのです。

②天然由来の抗菌性・防臭効果を持つ

樹皮が持つ自然の力を活かして作られた「和紙糸」。天然由来の抗菌効果や防臭効果、吸湿効果を持つ（※）ため、「におい悩み」の解消・緩和にも最適です。

※素材の特徴としての記載であり、この製品自体の抗菌性・防臭効果の実証実験はしていません

③通気性が良く、さらさらとした肌心地

通気性がよく乾きやすい多孔質素材を原料としているため、汗をたくさんかく夏の靴素材にぴったり。また、空気を多く含んでいるため、さらさらと清涼感のある肌心地を楽しむことができます。

④過酷さでも知られるウルトラマラソン用の靴下としても人気

Photo by Mārtiņš Zemlickis

吸湿・速乾性に優れ、低摩擦で靴擦れが起きにくい、さらに丈夫な「和紙糸」を使った靴下は、その過酷さでも知られるウルトラマラソンのランナーにも愛用者が多いそう。より過酷な状態だからこそわかる、その性能の高さの裏付けとも言えそうです。

Our Story―「Oito」プロジェクト―

履く人にも、環境にも寄り添う靴を

「Oito」の靴作りを手がけるのは、約30年にわたり「女性の足を美しく見せながら、履き心地の良さも実現したヒール靴」を常に模索してきたエキスパート。さらに、日本の「糸業界」「ニット編み工場」「靴工場」のプロフェッショナルたちも業界の垣根を越えて集結し、その経験や知見、アイデアを惜しみなくこのプロジェクトに注いでくれています。

そんな私たちが目指したのは、履き心地を超えた“肌心地”の良い靴を、原料の糸からこだわって作り出すということ。

また、間伐材を原料にした「和紙糸」はエシカルかつ、天然由来の抗菌性や防臭・吸湿効果があるといわれる、隠れた高機能素材でもあります。

靴は洋服のように洗ったり、繕ったりできず、メンテナンスがしづらいために履きつぶされ捨てられ続けているのが現状です。

そして、非常に組み立て部材が多く、ケミカルなパーツを使用していたり、ヒールにくぎ打ちがされていたりと、リサイクルがしにくいうえに、環境負荷が高い商材だとされており、ゴミとして捨てられたあとは、埋立地で自然に還るまでに50～80年（※）という長い年月がかるともいわれています。

Photo by Jon Tyson

そこで「Oito」は、間伐材からつくられた自然環境にやさしい和紙糸に着目。環境への負荷はもちろん、履く人にもやさしい靴作りを目指しました。また、飽きのこないデザイン性や、繰り返し洗えるメンテナンスしやすさを追求し、長く使っていただくことこそが環境保全にも繋がるという視点で靴づくりを行っています。

捨てられるものの利活用、ひとつのものを長く大切に使う、といった日本古来の“Mottainai”という考え方こそ、究極のエシカル発想だと考えて、商品開発を行っているのです。

※引用： U.S. National Park Service; Mote Marine Lab, Sarasota, FL and “Garbage In, Garbage Out,” Audubon magazine, Sept/Oct 1998.

About us―開発者について―

日本人の女性の足をきれいに見せる「Japan Made」であることにこだわった靴作りを行っている私たち「Oito」。

その根底には、「“日本のつくり場”を守りたい」という想いがあります。

安い輸入靴が増え、元々低下傾向にあった国産婦人靴ですが、コロナ禍によってさらなる大打撃を受け、2021年には国内生産シェアが2%まで低下することが予想されています。

しかし、日本女性の足を知り尽くし、日本女性の足をきれいに見せるノウハウを持つのは、やはり日本のメーカー。そのため、日本における靴の産地として名高い、神戸・長田のメーカーとともに開発・生産を行ないました。

国内生産が減少し続ける中でも、真摯に“国産”の靴作りを続けている工場や職人の皆さんとともに、これからも私たちは歩み続けます。

「Oito」という名前に込めた想い

糸を紡いでいくように人と人との距離が近づいたり、糸と糸とで織物が出来上がるように「つくり場」と「消費者」が交流したりと、そんな風に繋がっていけるような、繋げていけるようなブランドになりたいという想いから「Oito」と名付けました。

Oito

輪を表す“O”がふたつ、現代を生きる私たちを表す“IT”を包んでいる様子を表現。デジタル社会を生きている今こそ、人との繋がりや自然との繋がりなどを求めている方も多いのではないでしょうか。そんな中で、「Oito」の靴を履いて出掛けることで、新たな温もりある繋がりが生まれるきっかけとなれることを願っています。

Oito

「糸」という素材を表しているのと同時に、その糸が持つ「ストーリー（意図）」をも語っていきたいという意味も込めています。そして、私たち「Oito」がこれから紡いでいくストーリーも表現しています。

チーム紹介

【右から2人目】Shin、Oitoファウンダー＆開発担当
「神戸レザークロス株式会社」で約30年間にわたり、何万足もの婦人靴のバイイング・開発にかかわる。その間に立ち上げたブランドや携わったブランドは数知れず。素材、木型など女性の靴について知り尽くしたエキスパート。これまで百貨店や大型商業施設などで販売される“マス”に向けた靴を作ってきた中で矛盾を感じる部分もあり、これからは「自分の半径２メートル以内の人を幸せにする靴」を作ることを決意。身近にいる人の悩みを解決するために「Oito」を立ち上げた。

【右から3人目】Aya, Oito ファウンダー＆マーケティング担当
外資系コンサル・MBA留学とバリキャリを経て見えたのは、ファッションを通じてもっと女性は自由になれるかもしれない、という可能性。女性のエンパワメントとボディポジティブに貢献すべく邁進中。「世の中にはまだ見えていない魅力のあるもの」を発掘して、世に送り出すことが得意。

【右から1人目】Shaun, Oito ファウンダー＆デジタル担当
IT系のスタートアップから「Oito」へ。スタートアップで培った、顧客インタビュー手法やデザインシンキング手法を用い、「Oito」のコンセプト作りやマーケティングに貢献。ビーチクリーンや環境保護活動に興味があり、サスティナビリティへの関心も高い。

【右から4人目】Taisei, Oito ファウンダー＆生産担当
パタンナーや生産をへて、長年のアパレル業界に携わるなかで得た知見を通じて「Oito」をサポート。「Oitoをいつかは海外に」を夢に掲げ、大学生の娘さんに英語を教えてもらう日々。

Return―リターン説明―

①超早割30% Off

40足限定・11,935円

※サイズ・カラー限定（漆黒＜しっこく＞／20足・全サイズ、墨＜すみ＞／20足・一部サイズ）

②早割20% Off

数量限定・13,640円

※カラー限定（漆黒／全サイズ）

③早割10% Off

数量限定・15,345円

※カラー限定（墨／全サイズ、藍＜あい＞／全サイズ、生成＜きなり＞／全サイズ、芥子＜からし＞／全サイズ、紅＜べに＞／全サイズ、空＜そら＞／全サイズ）

After Funding―資金の使い道―

●ローンチ用資金

●冬用の商品開発の資金

服よりもサイズ展開や色展開が多い靴は、サイズ展開や色展開を増やすために多額の資金を必要とします。より多くの顧客様に履いていただきたいため、今のサイズ展開よりもさらに多くのサイズを取り揃えたいと思っています。

FAQ―よくある質問―

■注文・配送状況について■

Q：複数の住所への発送はできますか？

A：一つのご注文ごとに一つの住所のみへの発送となります。複数の住所への発送をご希望の場合、住所ごとにご注文を分けていただくよう、お願いいたします。

Q：荷物の追跡はできますか？

A：発送されたお荷物に関しては確認用のリンクを記載しておりますので、そちらでご確認ください。

Q：届いた商品に汚れや傷があったので返品したい！

A：配送に関しては、細心の注意を払っておりますが、万が一お客様が受け取った際に商品に汚れや傷などが確認された場合は弊社カスタマーサービスへご連絡ください。

Q：注文後に届け先の住所を変更したい

A：申し訳ございませんが、発送準備を開始した時点で住所変更を承ることができません。あらかじめご了承ください。正しい住所が入力されているか、ご注文時に今一度ご確認ください。

Q：倉庫の安全はどう確保していますか？

A：私たちの倉庫で働く従業員は、日々体温確認をし、マスク・消毒液・手袋を各個人に用意しています。倉庫内の清掃は頻度を上げて行い、１週間に何度も消毒作業を行います。万が一、従業員内に感染者が出た場合は倉庫を閉業し、消毒作業を行います。また感染者との濃厚接触者が認められた場合は、直ちに検査を行います。

■返品・交換について■

Q：返品ポリシーについて教えてください

A：Makuakeでの販売に関しては、商品の返品を承ることが出来ません。あらかじめご了承ください。

Q：注文をキャンセル、もしくは変更したい場合はどうすれば良いですか？

A：Makuakeの規定により、注文後のキャンセルを承ることができません。ただしサイズが合わない場合、なおかつ弊社に在庫があった場合に限り、交換対応が可能です。その場合、お受け取りから10日以内にご連絡ください。

■商品やサイズに関して■

Q：サイズ表記について教えてください

A：「Oito」では、センチメートル（㎝）表記を採用しています。

Q：伸縮性がありますか？また、どのようなフィット感ですか？

A：“Washi Flat”は糸自体が伸縮する靴ではありません。

足の縦の長さ（足長）に対しては伸びず、足の横幅・足の甲周りのワイズ寸法（足幅・足囲）に対して、鎖・チェーン状に編んだ糸が少しずつ足になじむように広がります。

その結果パンプスとしての美しいかたちを保ちつつ、お客様の足（足幅・足囲）に沿って自然になじむ独自のフィット感を感じていただくことができます。

Q：サイズ感はどのような感じですか？何を基準にするとよいですか？

A：お客様ごとに個人差・左右差がありますが、ユーザーテストでは国産の革靴パンプスや一般的なスニーカーと履き比べた際のサイズ感とほぼ同じ、といったレビューをいただいております。

まずはご自分の足長（足の縦の長さ）に合ったサイズを試していただくことをおすすめいたします。ご使用いただくうちに、靴が足に合わせてなじんでくる感覚を体感いただけるはずです。

Q：なぜ、インソールが2枚（計4枚）付属しているのですか？

A：基本的には1枚のみでご使用いただくことを想定してサイズを設計しております。その上でサイズやフィッティングの調整用として予備のインソールをお付けしております。

少し緩く感じる場合はインソールを2枚入れて頂き、逆に少しきついと感じられる場合にはインソールを外していただくことでフィット感の調整が可能です。

また、素足で履く場合、靴下で履く場合と使い分けていただくことも可能です。

Q：インソールにはどのようなクッション性がありますか？

A：インソールには衝撃吸収の高反発クッションが内蔵されています。さらに靴のかかと部分にも衝撃吸収材を入ることで地面からの衝撃を吸収し、快適な歩行を助けてくれます。

Q：“Washi Flat”にはどのような機能性、快適性がありますか？

A：足が直接触れる靴の内側とインソールに「和紙糸」が編み込まれています。

和紙糸は通気性が良く乾きやすい特徴を持ち、さらに汗や湿気を吸い取って放出させるため、いつもさらっとした清涼感のある肌心地を実現してくれます。また、レザー調の中敷きや合成繊維の中敷きと比べ摩耗熱が少なく、靴擦れやマメなども起こりにくくになります。

さらに和紙糸には天然由来の抗菌性や防臭効果、吸湿効果もあり、夏でも快適に履いていただくことができます。

Q：どのようにお手入れすればよいでしょうか？

A：家庭用洗濯機で丸洗いできます。以下の手順で行うことを推奨いたします。

①洗濯前に靴底などの大まかな泥汚れなどをふき取ります。

②靴からインソールを取り外し、本体とインソールをそれぞれ洗濯ネットに入れたら洗濯機へ。この際、他の衣類と一緒に洗わないようにしてください。

③家庭用中性洗剤で洗います。

※柔軟剤使用不可 ※ドライクリーニング不可

④洗濯・脱水まで行ったら、自然乾燥させます。この時、キッチンペーパーなどを靴内部に敷き詰めると、より早く乾きます。

※乾燥機使用不可。

⑤自然乾燥後、シューキーパーや購入時に付属の紙の靴型で保形することおすすめいたします。

Q：夏以外も履けますか？

A：もちろん一年を通して履いていただけます！冬は温かい靴下とあわせて履くのもおすすめです。秋～冬を目指してフワモコの冬専用インソールも開発予定です！出来上がり次第、ご紹介いたします。