皆様はじめまして。金沢で食品の製造をしているオハラの松下龍文と申します。

私が皆様にお届けしたいモノは、能登大納言の魅力がギッシリ詰まった生どら焼きです。能登が誇る能登大納言のおいしさを全国の皆様にお届けいたしたく、プロジェクトを立ち上げました。

「能登大納言の魅力を最大限にお伝えしたい。そして、たくさんの人に食べていただきたい。」そう思って思いついたのがどら焼きです。

どら焼きは日本人に最も親しみのあるお菓子であり、さらにドラえもんの大好物として世界中にも認知されているものなのです。

そして、「こし餡にするなんてバチがあたる！」といわれる能登大納言の魅力を最大限表現できるのが「粒あん」であり、これを使った　最強のどら焼き　を開発することが日本中、さらには世界に能登大納言の魅力を伝える最も良い方法と考えました。

今回は、若い年代の方にも食べていただきたいということでクリームを使った　生どら焼き　を開発いたします。

現在、

・能登大納言クリーム
・能登大納言抹茶クリーム
・能登大納言チョコクリーム
・能登赤崎農園いちごクリーム

の4種類を発売予定としております。

試作段階では、
・大納言のおいしさがクリームに隠れてしまわないこと
・大納言の粒あんのおいしさがしっかり感じられること
・生地、餡、クリームのおいしさのまとまりがあること
・餡、クリームがはみ出すくらい食べごたえがあること
を考えながら試作を進めております。

石川県の奥能登4市町村で栽培されている能登大納言は畑のダイヤモンドと呼ばれるほど、美味しく美しい大納言小豆です。

全国にある大納言小豆の中でもひときわ大きな粒と、艶やかで宝石のように鮮やかな赤い色。菓子処として有名な金沢の老舗菓子屋からも、炊いた時にふっくらと皮が柔らかくなり、食べても皮が口に残らないこと、味・香りなどの風味も良いことなど優れた特性があります。

特徴については、以下のＨＰを参照ください。

http://bunanomori.com/noto-azuki/index.html
http://matome.naver.jp/odai/2143184660033608001

日本で栽培されている小豆が年間60,000トンに対し、能登大納言は60トン（0.1％）と栽培量は少なく、あまり知名度もありません。しかしながら、品質については小豆の最高品種である丹波大納言に「勝るとも劣らない」との評価もいただいている大納言です。

ＮＨＫ朝ドラの「まれ」でも、能登の優れた食材の代表格として紹介されました。
http://matome.naver.jp/odai/2143184660033608001

能登大納言の栽培研究費として、どら焼きの売上の一部を産地に寄付させていただきます。

能登大納言は、技術向上のために農家さんたちの知恵を集めた「実験農場」で栽培方法を試行錯誤し、そこで得られた優れた栽培方法を各農家さんに還元するという取り組みを行っております。

農家さんが元気になるためには安定的な収穫が必要となりますので、僅かながらにもこちらのお手伝いをしたいと思っております。

能登大納言の栽培は播種～さやぼり・選別作業まで手作業の占める割合が多く、若い農家さんにとっては負担の大きな作物となっています。  上の写真は、“さやぼり”と呼ばれる収穫作業です。手作業が中心で、ひとさやずつ手で丁寧に収穫します。

収穫後は、信じられないかもしれませんが各農家さんでは１粒１粒すべての大納言を手で選別してから農協へ出荷しています。

若い農家さんが喜んで栽培できる。そんな産地を形成するための一役を担いたいという想いも私たちが能登大納言を使用する理由の一つです。

製品化されたものを販売する方法として、自社の通信販売と東京での駅ナカの販売を計画しております。これは、日本一モノと情報が集まる東京で能登大納言の魅力を紹介したい、また、情報の発信地としても日本一の東京から全国に能登大納言の魅力を発信したい、ということです。

今回ご支援いただいたお金の使い道は

生どら焼きの商品開発費
生どら焼きを販売するために必要な機材と販促物

に使用させていただきます。

株式会社オハラは、金沢市に本社のある食品製造業です。
会社の規模はそれほど大きくありませんが、日本各地の素材、特に石川県内の素材を積極的に使用し、おいしいものづくりを追求しています。
「農家さんの想いを、おいしさに変えて、金沢からお届け」を合言葉に、商品づくり、想いのカタチづくりをしております。その活動が認められ、2008年には　農林水産大臣賞　を受賞いたしました。

今回、ご協力いただくのは、能登大納言を使ったどら焼きの製品化ですが、クラウドファウンディングを通じて、全国の皆様に能登大納言の素晴らしさ、私たちの暮らす加賀・金沢・能登の素晴らしさをお伝えしたいと思っております。少しでも多くの方に、ご協力、ご支援いただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社オハラ　松下龍文