「作務衣」を着こなすのはハードルが高い。。。
そんな貴方に、二代にわたる仕立て屋が取り組む「おでかけ作務衣」をお届け！
作務衣には興味あるけど、どう着たらいいかわからない。普段着にしかならない。という悩みや思いを仕立て屋が解決！

現代的なシルエットに和をプラスして、「街」に溶け込む作務衣に仕上げました。

・作務衣の紐を無くしたことで、ジャケット風のデザインに。

わずらわしい紐をなくし、ジャンパーホックとオープンファスナーによって着脱が簡単に。

袖口、裾は、カフス仕様。ストッパー付きコードで、絞るとカジュアルシルエットに。（コードは収納可）

社内開発会議の風景。

右ポケットは、ジャンパーホックで、ポケット口をしっかりガード！

衿は「ふゆmoji」「ふゆmoji＋」でお馴染みの、袘（フキ）のある二重構造で、キリッとした、へたりにくい、すっきり見た目の縦ラインが強調。衿の厚みを調整することで、全体の乾きやすさを重視し、お手入れの煩わしさをカット。着物っぽい衿の飛び出しを無くすことで、開けて着用した時に和洋ジャケットの良さが引き立ちます。

パンツは、袴のようなヒダをアクセントにしたワイドなシルエット。ウエストはゴム仕様で簡単に着脱できます。フロントにはファスナーがあり、ベルト通し付き。もちろん両脇にはサイドポケットがあります。

・カフェでのひと時、ワンマイルウェアとして

・機能性を持ったおしゃれなワークウェアとして

・和装男子のスポーツ観戦コーデ

・休日のゆったりホームウェアとして

左：絞った状態、右：絞らない状態
漆黒ブラック、Lサイズ、ポリエステル100%。

※ウエスト部分はゴム仕様になっており伸縮します。
※ユニセックスサイズです。女性はワンサイズ下をお選びください。

L・M・Sサイズ比較

男性が着た場合
Lサイズ着用：180㎝H98㎝、Mサイズ着用：173㎝H99㎝、Sサイズ着用：168㎝H97㎝

絞った状態で女性が着た場合　
Sサイズ着用：157㎝H90㎝、Mサイズ着用：168㎝H97㎝

絞らない状態で女性が着た場合
Sサイズ着用：157㎝H90㎝、Mサイズ着用：168㎝H97㎝

尾州織の特徴が最も現れるウールと化学繊維を組み合わせて作る毛織物の中から高級感のある『銀鼠シルバー』を数量限定してご用意しました。シルクのような光沢があり、薄くてハリのある生地は、和風ジャケットスーツとしてお召しいただけます。

⚫︎仕様
【セット内容】
・上着、パンツのセットアップ１セット
【カラー展開】
・漆黒ブラック・銀鼠シルバー（限定品）
【素材】
・漆黒ブラック：ポリエステル１００％　
・銀鼠シルバー（限定品）：ポリエステル６０％ウール４０％
【原産国】
日本（富山県氷見市）

⚫︎お手入れ方法
ホームクリーニングOK！速乾性も優れており、お手入れも簡単です。
・洗濯の際はネットを使用し、おしゃれ着洗い用洗剤をおすすめします。
・洗濯の際、蛍光漂白剤のご利用はお避け下さい。
・脱水は軽く短時間（約１〜２分）とし、陰干しをしてください。
・タンブラー乾燥はお避け下さい。
・脱水後にシワを伸ばし、ハンガーにかけ形を整えてから、風通しの良い日陰に干してください。
・淡色、白物と一緒に洗うと色が付くことがありますので、他のものと分けて洗って下さい。濡れた状態のままでは、他の衣類に移染する原因となりますのでご注意下さい。
・アイロンは、中温以下で行って下さい。

⚫︎FAQ
Q：お手入れ方法を教えてください。
A：ご家庭でお洗濯頂けます。洗濯ネットに入れ、おしゃれ着洗いモードでご自宅で洗濯してください。

Q：サイズ直しはできますか？
A：ご要望がある場合は、別途ご相談ください。（送料は相互負担となります。）

Q：ギフト発送はできますか？
A：ご希望の方は、ラッピングいたします。（質問欄をお使いください。）

【新生活の一歩・超早割】2025年3月末発送予定

【超早割】2025年５月末より発送予定

【早割】：2025年6月末より発送予定
-----------------------------
※掲載のリターン品及びイメージ写真は実物の色に近づけるようにしておりますが、お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の色味と異なる場合があります。
-----------------------------

株式会社ラポージェ「したてやさん」
1991年富山県氷見市で創業。呉服縫製のかたわら、着物を仕立てるための機械の開発、各種縫製会社用機械の開発販売も手掛けています。国内縫製を守っていくための技術の継承と女性が活躍できる社会を目指し事業を行っています。ファクトリーブランドとして高品質な商品をお届けするため、本プロジェクトに4年前より取り組んでいます。今回で６回目の取り組みとなります。

◎ホームページ：https://lapoge.jp/

今回の「おでかけ作務衣」は、息子の「作務衣はハードル高いよね」という一言から「なんで？どうして？」と会話したことがきっかけでした。「お坊さんイメージ」「貼り付けポケットが変」「紐がぶらぶらしている」「手がニョキっとなる」「パンツが細身」等々、では着たくないのか？というと「着たいから気になる」なるほど、着たいのか！スエット上下よりスマートで、着るのが楽なセットアップが欲しい。という要望に応えるようにデザインしました。

生地選択の決定打！
生地は、普段縫製会社として縫製している「弓道着」の生地を使用しております。国内一の毛織物産地である尾州（愛知県尾張）産の織物は、ウールのみならず、化学繊維、ウールと化学繊維を組み合わせた繊維等に特化しており、古武道の一つである弓道の所作をより美しく支える弓具として経験、知験を活かして選定された生地です。その生地をご提供いただき、今回の「おでかけ作務衣」に使用させていただきました。武道に耐えうる丈夫さと、所作の美しさを支える生地の張りは他では探すことのできない生地でした。今回はその中から最も安定した『漆黒ブラック』とより高級感のある尾州織『銀鼠シルバー』をリターン品の生地として使用しました。

『漆黒ブラック』に使用している生地は、稽古着としての丈夫さを備え、手入れが簡単で、日々の洗濯にも耐えうる上質なポリエステル１００％の生地です。柔らかい上品な感触が味わえます。

限定品、尾州織『銀鼠シルバー』に使用している生地は、黒、紺、青、グレーを基調に深みのある単糸を使用したウール４０％ポリエステル６０％のシルキー光沢のある仕上がりです。

第１弾から続く、氷見を盛り上げたい！という強い思い
今回の撮影についても、氷見の街中を使わせていただいています。地域の元気を取り戻すためにも、氷見のアピールをしていきたい！という私たちの想いに共感してくださった方々がモデルとしても登場してくださっています。ワークウェアとしての使用感が欲しいという想いに応え、華麗なカット技術を惜しげなく披露してくださった美容師さん。町屋での撮影に場所提供をしてくれたゲストハウスオーナー。突然の思い付きに人肌脱いでくださったカフェのマスター。まだ雪の残る中、撮影のため薄着チャレンジをしてくれた人。サイズ比較のために自前の洋服持参で来てくれた人。たくさんの地元の皆さんにご協力いただきました。皆の思いの中にある、氷見を元気にしたい！地域をもう一度元気にしたい！という同じベクトルの強さを改めて感じました。

「第６弾は自分達らしい作務衣を作りたいね」と、話していた一昨年末から、あっという間に時間が流れてた被災地としての一年を過ごしました。第５弾のプロジェクト実行中に起きた「令和6年能登半島地震」は、富山県氷見市でも、私たちの思考をストップさせる規模の被害でした。それでも、発災から4日目には、動かしているプロジェクトを遂行するため、自分たちで、くずれたものを取り除き、壊れたところをなおし、制作できる場所を確保できたのは、9日目のことでした。いち早くスタッフ共々立ち上がることができたのは、手がけていたプロジェクトへの責任感と、お待ちくださっている皆様へ届けたいという使命感だったように思います。昨年2月16日に全ての「ふゆmoji＋」を発送した後は、すぐにでも次のプロジェクトを！と心では思うものの、被災に対する対応や雑務がびっくりするほど多くのしかかり、動き出す事もままならない状態がしばらく続きました。構想はあるものの、気持ちが足踏みをするそんな中、12月、１月に行われた東京・大阪のイベントに参加した際、告知を見てくださったリターン購入者の方がブースを訪れてくださり、お声掛けくださったことが本当に励みになり、再び『凸凹姉妹』として動き出すきっかけになりました。本当にありがとうございました。

ちょっと身構えてしまう和への入り口を広げたいと、ファクトリーブランドを立ち上げ、５つのプロジェクトを行ってきました。当初から作りたかった「おでかけ作務衣」を作り、こうしてお届けすることができました。

富山県氷見市という繊維産業と無縁な立地にもかかわらず、「着物を仕立てる」という技術を活かし、地域に根ざした企業として生きるため、ロケーションを氷見と定め、氷見を発信するとともに自らの目標である『日常の中にある和』を大切に、サポーターの皆様に支えられ、再始動することができました。

「かっこよく取り入れられる和があったら嬉しい」をテーマに、着物に寄りすぎず、機能性があり、和の匂いを感じることができるセットアップとして皆様の生活に溶け込んでいただけたらと思っています。

撮影協力：esquisse hair works（富山県氷見市諏訪野）
　　　　　Guesthouse泉屋（富山県氷見市本町）