時空間超越する牡蠣

冬の味覚の一つ牡蠣。「新鮮な状態で1年中いつでも好きな時に食べれる美味しい牡蠣が、家の冷蔵庫にあったらいいのに…」を形にしました。
冷凍室から取り出して、流水解凍8分（道具不要）。
こうなります。

現在の真空技術と冷凍技術の進化には驚かされました。時空間超越です。

日本では主に冬～春に真牡蠣を食べて、夏には岩牡蠣を食べる季節モノです。
近くのスーパーマーケットで試食をして購入するという訳にもいかないし、美味しい牡蠣を見分ける事も難しい。生食で３日ほどと足も早いし、食当たりの代名詞みたいなものですから、なにかと敬遠されがちです。でも少し高級な人気者。
だから気軽に購入出来て食べる機会が増えればいいのにという思いでした。
その思いを形にできる時がいよいよ来ました。

福井県福井市のシーフードレストラン オーシャンズ。地元に愛されて25年営業しています。福井は「海の幸がおいしいと思う都道府県」ランキング！ 1位【2021年】にも選ばれています。北海道や富山を抑えて選ばれているなんて…本当に意外です。
当時私は「美味しい魚介と言えば福井」のイメージを拡げる思いでシーフードレストラン経営を始めました。だから少しでも力になれているなら嬉しいと思っています。
ただ福井には、世界中に好きな人が多いシーフードの「牡蠣」を食べる文化がありませんでした。そこで10年ほど前から牡蠣専門に力を入れていくことになっていきました。

毎年年間に国内外70産地3000個以上の牡蠣を試食します。
そんな牡蠣のエキスパートが、今回ご案内するのがこの「氷河牡蠣」です。

氷河牡蠣の魅力は、なんといっても味です。

今まで他社が作るいくつもの冷凍牡蠣を試食してきました。美味しく冷凍は出来ないと思っていました。しかし、2022年春に驚くほどの冷凍技術の進化を体験する機会があり、「あれ？美味しいじゃない！」という驚き。その後、何度も何度も保存方法を変えて試作を作り続けて、今回、ようやく「氷河牡蠣」作りに成功しました。氷河が過去の地球を知る冷たいタイムカプセルのように、時空間超越する冷たい海産物でいつでも好きな時に生牡蠣が楽しめる状態であることを表現するために名付けました。産地の元の味わいはそのままです。

ー３０℃で急速凍結して、そのまま冷凍庫で保管です。
これで面倒で危険な殻むきする必要もなく、いつでも好きな時に食べられます。

新しい家飲みスタイル
「牡蠣飲み」

これからは、家の冷蔵庫にいつでも好きな時に食べれる美味しい牡蠣が冷凍されている状態です。今までになかったこれからの新しい家飲みスタイルが生まれます。

【進化系牡蠣飲み】

日本酒も、焼酎もいいですし、シャブリのような辛口の白ワインももちろんいいのですが、試して欲しいペアリングがあります。産地に合わせて選ぶのが楽しいですね。

氷河牡蠣とウィスキー

村上春樹の紀行文『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』で書いている牡蠣の食べ方は秀逸で是非試して欲しい。

”レストランで生牡蠣の皿といっしょにダブルのシングル・モルトを注文し、殻の中の牡蠣にとくとくと垂らし、そのまま口に運ぶ。うーん。いや、これがたまらなくうまい。牡蠣の潮くささと、アイラ・ウィスキーのあの個性的な、海霧のような煙っぽさが、口の中でとろりと和合するのだ。どちらが寄るでもなく、どちらが受けるのでもなく、そう、まるで伝説のトリスタンとイゾルデのように。それから僕は、殻の中に残った汁とウィスキーの混じったものを、ぐいと飲む。それを儀式のように、六回繰り返す。至福である。”

クセの強いモルトウイスキーのスコットランド・アイラモルトを生の牡蠣に垂らして食べる食べ方！！
クセが強くパンチがある産地の牡蠣には、アイラモルトを垂らして一緒に食べる。牡蠣のうまみやミルキー感とアイラモルトの潮感、スモーキーフレーバーが相性抜群です。

氷河牡蠣と赤ワイン

牡蠣には白ワインが定石ですが、ボルドー地方のワインなら赤でも白でもです。
牡蠣を食べる時、焼いたソーセージをつなぎにしながら、ボルドーの赤ワイン。
ソーセージじっくり焼き上げて、生牡蠣で包んで食べる。
これがなかなか興味深いマリアージュで、牡蠣の風味も丸みを帯びたワインのタンニンとシンクロ。もちろん、カキにレモンを搾ってはならないし、ヴィネグレットもここではNGです。

【基本解凍方法】

食品冷凍学の権威が唱える「食品冷凍技術システム論」は、
『品質の美味しさ＝素材・調理 × 凍結 × 貯蔵 × 解凍・調理』
つまり、どこか１つでも「０」になると品質の美味しさは再現されないということで、「解凍・調理」のところを上手にこなすことが美味しさにつながります。

流水解凍で完全解凍される少し前に袋から取り出して、牡蠣殻に移して盛り付けます。素材の味を消さない独自の調味液によって復活する旨味。キンキンに冷やされた牡蠣の身と貝柱に残るわずかなシャリっとした食感、冷凍解凍から生まれるほんの少しトロリとした粘度が楽しめます。

❶流水解凍約８分
❷氷水に移す（冷たく冷やすため。短時間で味は変わりません）
❸牡蠣殻にのせる
❹盛り付け

仕様

これから冬を迎えて、牡蠣漁も最盛期を迎えていきます。12月からその時身入りのいい牡蠣を世界中から厳選して凍結させて氷河牡蠣を生産していきます。

スケジュール

2022年11月末 本プロジェクト終了
2022年12月上旬 急速凍結機搬入
2022年12月上旬 保健所認可申請
2022年12月中旬 商品製造開始
2022年12月下旬 リターン商品発送開始

リターンについて

生牡蠣5産地×１セット

生牡蠣5産地×３セット

生牡蠣5産地×５セット

生牡蠣産地違いの５種アソート×３セット×３か月の冬期限定サブスクセット

生牡蠣産地違いの５種アソート×５セット×３か月の冬期限定サブスクセット

オーシャンズお食事券10000円

資金の使い道

応援購入で集まった資金は、急速凍結機の購入資金の一部に充てたいと思っています。

実行者紹介

株式会社アカネ実業

昨今、冷凍技術が注目を集め始めて、私も驚くほどの冷凍技術の進化を体験する機会がありました。
仕入れた食材を急速冷凍して保存しておくことで、鮮度を保ったまま賞味期限を延ばすことが可能になり、食品ロスの削減につながります。調理した料理を急速冷凍すると鮮度が高くておいしい料理がいつでも家庭で楽しめるのは、消費者にとってのプラス面が多い。この技術があれば、今までの想いがきっと形になる！と思いました。
それは「冷凍技術×ITで全国の消費者と飲食店をつなぎたい」という想いです。
今回は初めての試みとして、自社で生食用牡蠣等の商品開発と販路開拓を行います。
まずは、小さな経済圏作りから取り組み始めます。
少しずつ地元で人気店の料理を全国にお届けして行きたいと思います。
「新しい飲食店経済圏を作り、地域経済に貢献する」をミッションに「作る人」「売る人」「食べる人」三方良しのプラットフォームサービス作りに取り組んでいきます。