プロジェクトについて

会津鉄道は、今年、創業35周年を迎えます。

「地元・福島県会津地方の方々に感謝の思いを伝えたい！」そして…「会津鉄道から、全国に元気を届けたい！」と、2022年を会津鉄道第二のスタートの年として、決意を新たにしています。

今年の夏には、芦ノ牧温泉駅で働く、ねこ駅長「らぶ」たちが主人公の映画、劇場版「にゃん旅鉄道」の公開も決まり、この映画をきっかけに、さらに、会津地方や福島県全体を盛り上げていきたいと考えております。

そこで…今回、創業35周年の目玉として、劇場版「にゃん旅鉄道」をラッピングした車両を、みなさまとともに創り上げるプロジェクトを開始しました。

このラッピング車両は、2022年7月16日（土）に芦ノ牧温泉駅で開催する予定の「会津鉄道35周年式典」で、みなさまにお披露目できればと思っております。

福島の一地方の小さな鉄道会社ですが、地域の活性化を図り、日本一のローカル線となれるよう頑張ります。みなさま、何卒よろしくお願いいたします！

車両改装について

この35年は、決して楽な道のりではなく、記憶の新しいところだと…東日本大震災と福島第一原発の事故、新型コロナウイルス感染症など、何度も大きな不安や悲しみに見舞われ、泣き出しそうなときも、くじけそうなときも、それでも踏ん張って、会津鉄道は、走り続けてまいりました。

これから先、次の未来も、地域のみなさまや応援してくださる全国のみなさまとともに、走り続ける覚悟です。

鉄道は単にお客様を目的地までお運びするだけでなく、沿線地域の魅力や情報をたくさんの人にお伝えすることも責務だと考えています。

会津地方の四季折々の美しい風景の中に、かわいい、ねこ駅長で彩られたラッピング電車を見つけ、みなさまの心が少しでも温かくなり、笑顔があふれることを願っています。

・車両デザイン 小林洋介（芦ノ牧温泉駅を守る会）

・運行開始 2022年7月16日（土）

・改装する車両 普通鉄道旅客車 内燃動車 車両番号 AT‐551

「にゃん旅鉄道」とは

「にゃん旅鉄道」は、故郷の魅力を広く発信しようと2018年に福島県でスタートした番組連動企画。日本テレビ系列の地元テレビ局・福島中央テレビが放送する夕方ワイド「ゴジてれChu！」での地上波放送を軸に、民放テレビポータルTverでの無料配信、地元での「写真講座」イベントを展開しています。

（放送内容）

主人公は、会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の“ねこ駅長”らぶ。

ねこ、でも、駅長。駅舎の見回りやおみやげの管理。列車のお迎えと大忙し。

…ですが、昼寝や趣味の散歩も大事なおしごと。

ちょっと、あくびが出ちゃうような。「ふにゃり。」と、癒しのひとときをお届けします。

■「にゃん旅鉄道」公式webサイト

https://www.fct.co.jp/goji/nyantabi/

【地上波放送】

福島中央テレビの夕方ワイド「ゴジてれChu！」毎週火曜のレギュラーコーナーで放送。2018年から放送を始め、放送回数は、これまでに150回以上、のべ視聴者数は、1,200万人を超えています。（2022年５月３日現在）

■ゴジてれChu！公式webサイト

https://www.fct.co.jp/goji/

【イベント】

物語の主人公・らぶ駅長を被写体にした写真講座を毎シーズン毎に開催しています。講師は劇場版の撮影・演出でもある写真家の五十嵐健太氏で、これまで12回の講座にのべ157人が参加、満足度は99.4%。毎回、定員を大きく超える応募が寄せられる人気企画となっています。

【Tver配信】

民放公式テレビポータル「Tver」で地上波放送の無料配信を展開中。動画の総再生回数は145万回を超える人気コンテンツとなっています。

（「にゃん旅鉄道」は、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で無料配信中！※配信期間はテレビ放送後から1か月間です。）

劇場版「にゃん旅鉄道」について

春夏秋冬、出発進行！！主人公は、会津鉄道・芦ノ牧温泉駅に“勤務”する駅長「らぶ」と弟「ぴーち」、妹「さくら」の３兄妹。ハナモモの季節に天国に旅立った“先代ねこ駅長”「ばす」の思いを知ったとき、人間の想像をはるかに超える、働くねこたちの絆の物語がはじまりました。

四季がはっきりと移ろう福島県会津地方の雄大な自然を背景に、働くねこたちの日常と成長を３年に渡って記録しました。撮影は「飛び猫」で知られる写真家・五十嵐健太さんが担当。ねこ目線の優しい実写映像にアニメーションを組み合わせ、これまで語られることのなかった“初代”と“二代目”の感動のバトンリレーや“奇跡が起こる駅”のドラマを描きます。公開は今年2022年の夏を予定しています。

※劇場版「にゃん旅鉄道」は、保護猫支援やねこの病理研究に役立てていただくため、収益の一部を関係機関に寄附することを検討しています。

■劇場版「にゃん旅鉄道」公式webサイト

https://www.fct.co.jp/nyantabi_movie/

【登場人（猫）物】

・らぶ（二代目名誉駅長）

・ぴーち（施設長）

・さくら（アテンダント）

・ばす（初代ご長寿あっぱれ名誉駅長）

【キャスト・制作】

（声の出演）

近日発表（※ねこ好きの声優が集合予定！）

（撮影・演出）

・写真家 五十嵐健太（1984年生まれ、千葉県出身、ベストセラーの猫写真集「飛び猫」で知られる。テレビ・新聞・人気雑誌など大手メディアで多数紹介される。全国の商業施設などで写真展も開催される。著書の累計発行部数は10万部を超える）

（制作）

・劇場版「にゃん旅鉄道」製作委員会：福島中央テレビ・エムツージーピー・ダックスプロダクション・ねこにすと・エリアクリエイティブ

・協力：会津鉄道・会津芦ノ牧温泉観光協会・芦ノ牧温泉駅を守る会

・企画：エムツージーピー、福島中央テレビ

・構成：福島中央テレビ、尾中たけし

・キャラクター開発：タカムラスズナ

・アニメーション制作：勝鬨スタジオ

【主題歌】

大黒摩季「今そこに君がいる 今ここに僕がいる」

（作詞・作曲：大黒摩季 / 編曲：Yohey Tsukasaki）

デビュー30周年を記念して製作中のベスト盤、リミックス・リアレンジ盤、新曲版で構成される３枚組記念アルバムに収録されます。

ねこ駅長「らぶ」とは

会津鉄道・芦ノ牧温泉駅と“働く猫”たちの歴史のスタートは、前任の「ばす」が初代名誉駅長に任命された2008年のこと。「ばす」の就任で、芦ノ牧温泉駅の利用客は、前年の1.5倍に増えました。高齢となった「ばす」の後継として2014年に駅長見習いとして採用されたのが「らぶ」。2015年には「らぶ」が二代目名誉駅長となり、芦ノ牧温泉駅でのお見送りや駅舎の見回り、時には、会津地方の観光地に出張して盛り上げるなど、猫らしく「ふにゃり。」と働いています。

【二代目名誉駅長「らぶ」について】

プロフィール

誕生日：2014年4月10日

性別：男の子

種類：アメリカンカール

好きな食べ物：ちゅーる、いなば焼ミックス

勤務地：芦ノ牧温泉駅

公休日：火・金曜日

勤務時間：9:00～16:00（「たまに寝ているときもあるにゃ」ｂｙらぶ駅長）

■らぶ駅長 twitter

https://twitter.com/ashinomakionsen

■らぶ駅長 instagram

https://www.instagram.com/ashinomakionseneki/

現在は、2020年3月末に病気治療のため退任した、「らぶ」の実弟で、施設長の「ぴーち」に代わって、実妹が駅の仲間に。「さくら」と命名され、2021年、アテンダントに就任し、平日は「らぶ」と交代で出勤しています。

【会津鉄道・芦ノ牧温泉駅について】

所在地：〒969-5122 福島県会津若松市大戸町上三寄乙 49

1927年（昭和2年）11月 1日 国鉄会津線の上三寄駅として開業。

1987年（昭和62年）7月16日 会津鉄道に転換。芦ノ牧温泉駅に改称。

1999年（平成11年）６月 「ばす」を地元の小学生が保護、芦ノ牧温泉駅へ。「ばす」が駅舎に住みつく

2008年（平成20年）4月24日 「ばす」が名誉駅長に就任

2014年（平成26年）6月 「らぶ」が「駅長見習い」として貰われてくる

2015年（平成27年）12月24日「らぶ」が二代目名誉駅長に就任

2016年（平成28年）4月22日 「ばす」永眠

2017年（平成29年）7月16日 会津鉄道30周年記念でらぶ駅長へ感謝状

2017年（平成29年）10月14日「ぴーち」が名誉施設長に就任

2018年（平成30年）7月 5日 「らぶ」が 芦ノ牧温泉 観光大使 就任

2020年（令和 2年）3月31日 「ぴーち」が施設長を退職

2021年（令和 3年）4月17日 「さくら」がアテンダントに就任

■芦ノ牧温泉駅を守る会

http://ashinomakionseneki.com/

会津鉄道について

【第三セクターとして再生した会津地方を結ぶローカル鉄道】

会津鉄道は、福島県とすべての会津地方17市町村ならびに団体、企業、個人の出資により設立された第三セクター方式の会社です。

西若松から会津高原尾瀬口間57.4kmの運営を行っています。（会津若松から西若松間はJR只見線へ全列車乗り入れています。）

2003年には「AIZUマウントエクスプレス号」のJR喜多方駅乗り入れ、2005年には、東武鬼怒川温泉駅乗り入れを開始し、短時間の乗り継ぎで首都圏と結ばれています。

2017年には、東武鉄道の新型特急「リバティ会津」が会津田島へ乗り入れを開始し、それに合わせ、会津田島～会津若松間で「リレー号」の運転を開始、首都圏とのアクセスがさらに便利に快適になりました。

所在地 ：福島県会津若松市材木町１丁目３番２０号

設 立：1986年（昭和61年）11月10日

営業開始：1987年（昭和62年）7月16日

【コロナ禍で赤字に…乗客数も４割減】

一方、当社を取り巻く経営環境は、あまり楽観視できるものではなく、急速な少子・高齢化に加え、原発事故による「風評」という被害が払しょくされない状況に、追い打ちをかけたのが新型コロナウイルスでした。

新型コロナウイルスの感染拡大は、社会のシステム、人々の生活に大きな影響を及ぼし、緊急事態宣言などにより、経済・雇用が不安定化するなかで、公共交通機関の利用者が激減し、緊急事態宣言の解除後も客足は戻らない状況が続いています。

1991年には、約120万9000人に上っていた乗客数も、2020年は、会津鉄道の歴史上、これまでで、最も少ない、約30万人。コロナ禍前と比べても、４割減少する事態に。

2020年の運輸収入は、過去最低で、県などから補助金が支給されたものの、赤字決算となり、経営は大打撃を受けています。

それでも、会津鉄道は、この35年、晴れの日も、雨の日も、雪が降り積もる日も、ご利用いただいているみなさまのために、走り続けなければならないと、会津地方のローカル鉄道として、地域のみなさまの“足”として、運行してまいりました。

いま、会津鉄道の社員一同、誰も経験したことのない、苦難の中ではありますが、何とか、ここで踏ん張って、運行を続けていかなければならない、会津鉄道を止めてはならない、と決意を新たにしているところです。

会津鉄道を守るためには、地域の方々だけでなく、全国のみなさまのお力が必要です。

たくさんの全国のみなさまが、会津鉄道を利用して、会津地方を訪れてもらい、自然豊かな景色を愛で、おいしい食事と日本酒を笑顔で楽しんでほしいと、強く思っています。

目標額について

車両の改装には、基準を満たす素材や専門的な技術が必要なうえ、大量生産では対応できないため高額の費用がかかります。

本プロジェクトでは、その改装費用の一部を応援していただく、１５０万円を目標にしております。

リターンについて

①3,000円 【ねこ駅長 応援プラン】

・芦ノ牧温泉駅 駅構内に希望するお名前（ニックネーム可）を３か月間展示

・お礼状(データ)

・劇場版にゃん旅鉄道 オリジナル待ち受け画像(データ)

⇨ねこ駅長さんを初めて知った方におすすめ♪

②5,000円 【ねこ駅長 入門プラン】

・劇場版にゃん旅鉄道ラッピング車両内に希望するお名前（ニックネーム可）を掲載

・お礼状(データ)

・劇場版にゃん旅鉄道 オリジナル待ち受け画像(データ)

・デジタルフォト(にゃん旅鉄道本編)

⇨ラッピング車両に希望するお名前（ニックネーム可）が掲載されます♪是非、ご乗車されたい方におすすめ♪

③【A】 10,000円 【ねこ駅長スタンダード 御朱印プラン】

・劇場版にゃん旅鉄道ラッピング車両内に希望するお名前（ニックネーム可）を掲載

・お礼状(データ)

・劇場版にゃん旅鉄道 オリジナル待ち受け画像(データ)

・デジタルフォト(にゃん旅鉄道本編) (データ)

・makuake限定デザイン 猫御朱印 ※日付は運行開始日

・makuake限定デザイン 乗車招待券

⇨乗車招待券付き♪猫御朱印の日付は運行開始日なので記念にどうぞ♪

④【B】 10,000円 【ねこ駅長スタンダード 缶バッジプラン】

・劇場版にゃん旅鉄道ラッピング車両内に希望するお名前（ニックネーム可）を掲載

・お礼状(データ)

・劇場版にゃん旅鉄道 オリジナル待ち受け画像(データ)

・デジタルフォト(にゃん旅鉄道本編) (データ)

・makuake限定デザイン 缶バッジ

・makuake限定デザイン 乗車招待券

⇨乗車招待券付き♪65mmのビックサイズ缶バッジが付きます♪

⑤【C】 10,000円 【ねこ駅長スタンダード アクリルキーホルダープラン】

・劇場版にゃん旅鉄道ラッピング車両内に希望するお名前（ニックネーム可）を掲載

・お礼状(データ)

・劇場版にゃん旅鉄道 オリジナル待ち受け画像(データ)

・デジタルフォト(にゃん旅鉄道本編) (データ)

・makuake限定デザイン キーホルダー

・makuake限定デザイン 乗車招待券

⇨乗車招待券付き♪オリジナルデザインのキーホルダーが付きます♪

⑥30,000円 【ねこ駅長プロフェッショナル・コンプリートプラン】

・劇場版にゃん旅鉄道ラッピング車両内に希望するお名前（ニックネーム可）を掲載

・お礼状(データ)

・劇場版にゃん旅鉄道 オリジナル待ち受け画像(データ)

・デジタルフォト(にゃん旅鉄道本編) (データ)

・makuake限定デザイン 乗車招待券

・makuake限定デザイン 猫御朱印 ※日付は運行開始日

・makuake限定デザイン 缶バッジ

・makuake限定デザイン キーホルダー

・オリジナルTシャツ

⇨グッズを網羅した、コンプリートプラン♪グッズで迷った方はこのプランで間違いなし♪

⑦50,000円 【8人限定】 【ねこ駅長 免許皆伝 グランドマスタープラン】

・劇場版にゃん旅鉄道ラッピング車両内に希望するお名前（ニックネーム可）を掲載

・お礼状(データ)

・劇場版にゃん旅鉄道 オリジナル待ち受け画像(データ)

・デジタルフォト(にゃん旅鉄道本編) (データ)

・makuake限定デザイン 乗車招待券

・makuake限定デザイン 猫御朱印 ※日付は運行開始日

・makuake限定デザイン 缶バッジ

・makuake限定デザイン キーホルダー

・オリジナルTシャツ

・ねこ駅長が実際に被っていた、あの帽子！

・らぶ駅長の幸運のヒゲ (個数限定)

※リターンに使用している幸運のヒゲは、自然と抜けたものを集めました。幸運のヒゲは、飾れるよう小さなフレームに入れ、手作りの証明書を添えて、発送する予定です。

⇨会津鉄道とねこ駅長さんを誰よりも愛し続け応援したい方にオススメ♪まさに公式認定の免許皆伝！！

※駅構内の展示保証期間 2022年7月16日〜2022年10月15日

※車両内への名前掲載は、ラッピング車両の車内壁に、劇場版にゃん旅鉄道のイラストが入ったフレームをラッピングで作り、お名前を入れる予定です。お名前も含めたラッピングになります。掲載保証期間 2022年7月16日〜2023年7月15日

※展示・掲載する名前（ニックネーム可）は、10文字以内。公序良俗に反するもの、機種依存文字は掲載できません。

※乗車招待券は、西若松～会津田島間往復（１名で使用の場合）２名でお使いの場合は片道券として使用できます。ラッピング車両専用ではありません。有効期限は2022年7月16日～2023年1月14日までです。

資金の使い道

みなさまから応援購入いただいた資金は、車両改装費用に充てさせていただきます。

実行者紹介

■芦ノ牧温泉駅を守る会 小林 洋介

福島県は会津地方を走る第三セクター、会津鉄道の芦ノ牧温泉駅で広報をしている小林と申します。

私が働いているのは山と田んぼに囲まれた田舎の小さな駅、そして『ねこ』が駅長のちょっと不思議な駅です。

私は、生まれも育ちもこの町で、小さな頃からこの芦ノ牧温泉駅を利用していました。10年ほど上京した後、結婚を機にUターン。

『ねこ駅長』さんが縁を繋いでくれて、広報の仕事をすることになりました。

会津鉄道が走っている福島県は、皆様ご存じの通り、相次ぐ災害で観光業は長らく疲弊してきました。そこに少子化とコロナ禍が続き、まさに夢も希望も見出せない日々が続いていました。

そんな時、テレビを付けると『ねこ駅長』さんが一生懸命毛繕いしたり、ホームをお散歩（巡回）している姿が映ります。災害やコロナ禍のちょっと怖いニュースが『ふにゃり』としてくれる、それが『にゃん旅鉄道』というミニコーナーです。

なんと！その『にゃん旅鉄道』が劇場版として銀幕デビューすることになりました。正直、腰が抜けそうになりました。主題歌も『大黒摩季』さんが歌ってくれると知った時、本当に感無量で、夢じゃないかと思った程です。

私達（駅員さん）は思いました。これだけ沢山の人が関わって、頑張って福島県や会津を盛り上げていこうとしているのに『自分達も何か出来ることはないか？』と。

しかし、先程、書かせてもらいましたが、田舎の小さな駅です。お金はないけれど、アイデアを絞りました。

そして、思いついたのが『車両のラッピング』です。

会津は盆地で四季が非常にはっきりとした、素晴らしい土地です。

鉄道として、駅として、そこに住む住民として、その景色にねこ駅長さん達が生き生きと描かれているラッピング列車を走らせたいのです。

きっと農作業中の人達も、一休みして列車を見送ってくれると思います。

可愛い車両を見た子ども達も手を振って喜んでくれると思います。

そこから繋がる縁は、きっと福島県や会津がより良い未来へ繋がる希望になると私は信じています。

初めてのプロジェクトで、至らない点もあると思いますが、頑張りたいと思います！

応援の程、宜しくお願い致します。（芦ノ牧温泉駅を守る会）

■会津鉄道 代表取締役社長 鈴木重敏

会津鉄道は、福島県と会津地方17市町村並びに団体、企業、個人の出資により設立された第三セクター方式の会社で、昭和62年7月16日に西若松～会津高原（現在の会津高原尾瀬口）間で営業を開始し、今年で35周年を迎えます。

地域の足として、また、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道と連携した首都圏直結輸送の要として、社員一丸となって日々「安全・安定輸送」に取り組んでおります。

この間、多くのお客さまにご利用いただき、また、ご支援いただき運営してまいりましたが、残念なことに、2019年11月、12月と連続して脱線事故を起こしてしまいました。

事故復旧に際し、福島県をはじめ会津地方17市町村の方々、そして、多くのお客さまからも多大なるご支援・ご協力をいただきました。感謝！感謝！！です。

今は、新型コロナウイルスとの闘いの日々です。影響は大変厳しい状況でありますが、早期の収束を願いつつ、私たちにできることを考え、取り組んでいこうとしています。

先ずは「安全第一」、次に「列車を止めない」、大雪・倒木・大雨・地震等の自然災害に対して、早期の除雪・線路点検等を全社員一丸となって取り組んでおります。

そして、増収・地域貢献です。35年を一つの区切りとし、やれることを考え、ひとつひとつ実現していこうとしています。

今回、このプロジェクトは、会津鉄道「ねこ駅長」と一緒に、全国のみなさまに福島県会津地方を知っていただき、地域の足として日々ご利用くださる地域の方々、観光で訪れてくださる方々に「感謝」を込め、一地方の小さな鉄道会社ではありますが、地域の活性化を図り、日本一のローカル線となれるよう頑張ってまいります。みなさまのお力添えを、何卒よろしくお願い申し上げます。