はじめまして、認定NPO法人アジアの新しい風です。

この団体は１２年前に立ち上がって以来、アジアの大学の日本語学習者サポートや、日本語を学び日本が好きで日本へ留学したアジアの大学生の留学生活をサポートをしております。

私たちアジ風（アジカゼ）メンバー２４名（主に現役引退の熟年層）は、去る４月２５日、日本へ留学中の学生たち１６名と水上バスで浅草まで川下りならぬ川上りを楽しみました。

クラウドファンディングで実現したいこと

高名な作家であり当NPOの元理事長の林望氏（リンボウ先生）に、留学生に向けてご自身の留学生活を語ってもらうにあたり、できるだけ大勢の留学生に聞いてもらいたいので、交通費や宿泊費用に充てる費用をクラウドファンディングで集めたいと思うに至りました。一般のリンボウ先生のファンにも呼び掛け、この活動を知ってもらいたいと願っています。

プロジェクトの魅力

会場は８０席の小さいホールですから、親密さを味わってもらえると思います。また、私たちのような社会貢献活動を行っているNPOを広く知ってもらうことで、非会員の皆さんにも自己啓発の機会をもってもらいたい、また留学生との交流で、日本を客観的に見る視点を獲得していただけると思います。

講演会の詳細

「私の留学時代」

開催日：2015年11月07日（土）

開催時間：受付開始１３時３０分、講演開始１４時、終了予定時間１５時

会場：早稲田奉仕園 セミナーハウス

住所：東京都新宿区西早稲田２－３－１

アクセスマップ：  http://www.hoshien.or.jp/map/index.html

※講演会は１４時〜１５時、交流会は１５時１５分〜１６時１５分を予定しております。また、講演後の交流会にリンボウ先生は参加致しませんのでご了承ください。

リンボウ先生の紹介

１９４９年東京生まれ。作家・国文学者。１９８４年～８７年にかけて日本古典籍の書誌学的調査研究のため、イギリスに滞在、その時の経験を綴ったエッセイ『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞し、作家デビュー。

近年は源氏物語を現代口語訳した『謹訳源氏物語』（全１０巻）で毎日出版文化賞特別賞受賞。

現在は『謹訳平家物語』の現代口語訳に取り組んでいます。
NPO法人アジアの新しい風では、父林雄二郎氏（日本NPO学会名誉会長）の後継で、２０１２年理事長に就任。２０１５年９月辞任。
アジア各国から日本への留学生が急増する中、自身の留学生活について語り、彼らの参考になればと願っています。

私たちの普段の活動

留学生のみなさんと被災地訪問ボランティアをして、仮設住宅へ避難している方々と一緒に歌を歌ったり、防波堤の植林をしたりしています。

去る５月２９日、３０日は、宮城県岩沼市で行われた植樹祭に、留学生９名と会員１５名が参加しました。タマサート大学から東京学芸大へ留学中のボンナパースックブンさんは「一本ずつ植えたこの木が大きくなるのを想像して、汗をかき気持ちがよかったです。津波に遭ったところを見て心が痛くなり、地球を守ることを勉強できただけでなく、アジ風のみなさんと仲良くなれたのは大きな収穫でした」と感想を書いてくれました。

留学生は、日本語でスピーチコンテストに参加し、自分の意見を発表したり、交流会では小グループのディスカッションに加わります。日本社会に対する彼らの観察は私たち日本人にとって多くの気づきをもたらし、大変参考になります。

去る２月１４日には、プレゼンテーション「私の考えるグローバル人間」が６名の留学生によって競われ、清華大学から東京大学へ留学中の、日沢さん（左から３人目）が優勝しました。下の写真は講評を聞く６名。

また、中国の名門校・清華大学、タイの名門校・タマサート大学、ベトナムの名門校・貿易大学を訪問し、彼らの日本語教室を参観したり、交流会を開いています。

下の写真は、今年５月１６日に清華大学を訪問時の、キャンパスツアーの記念撮影です。会員の岩切裕樹さんは「私がメールで交流して、日本語を指導する清華大日本語科の金　真泰さんと直接面談できてうれしかった」と語っています。

去る３月７日、８日は、日本からの会員が２６名、タイ・タマサート大学から１１名がベトナム・ハノイの貿易大学を訪問し、貿易大の学生たち20人、３国交流をしました。みんなでハノイのホーチミン廟を観光した時の記念写真です。

皆様、応援のほど宜しくお願い致します。