書道×VRの大規模アート書道展

世界で類をみない！VR（仮想世界での作品）× R（実作品）の大規模アート書道展！書道を「VR（仮想世界での作品）」と「R（実作品）」で表現する、世界で類をみない前衛アート書道の展示イベントを開催します。

作品に潜るという体験

制作の様子を20秒程度の動画にしております。イメージするのが難しいとおもいますのでぜひ一度目を通していただけますと幸いです。

前衛書道家 岩坂典子

企画者の前衛書道家岩坂典子と申します。私は、3歳の時から「書」の道を歩み、現在は「前衛書道家」として活動をしています。

26歳の時に10万人に1人の難病を発病し、現在薬を使わず社会生活を送っている奇跡的な状況を通し、若い頃から死を身近に感じています。死ぬことを見つめることにより生きることを考える。その中で何を感じ、何を伝えるか。

自分の人生において、一書道家として文字を書く中、既存の書道の限界を感じるようになりました。それは、「文字」による限界です。漢字・仮名がわからない人には楽しめてもらえない、例えば「心」という感じを見れば、漢字圏の人たちや文字から情感や想いを考えることができます。わからなければ、文字の持つ感覚がストレートに伝わらない。書が映し出す世界を共有することが難しいのです。

文字の美しさに加え、「書」には日本文化特有の空間の美があります。多くの人が書道の持つ世界観や筆線の美しさ等を感じてもらえれば。したらもっとこの美しさを知ってもらえるのだろう。

こうして私の挑戦は始まりました。

皆さんが抱いている「書」のイメージを変え、より五感に響く文字を使わない＜非文字＞で表現をする前衛書道家として活動しています。今回はこの＜非文字＞の世界、新たなる書の世界を知っていただく機会を作りたいと展示会を企画しました。規模が大きく、また少しでも多くの方に作品に触れてほしいという思いから、このプロジェクトに挑戦することとなりました。言葉・世代、すべてを超えて観た人全員が共有して「何か」を感じることができる書アートの世界。

世界に羽ばたく日本文化への応援、ぜひよろしくお願いいたします！

経歴

【書道】前衛書道家(飛雲会同人)兵庫県書作家協会同人

2022年 国際コンペティション サロン・ドートンヌ(Salon d’automne)入選 2021年 六甲山サイレンスリゾート 岩坂典子作品展 From Earth to Infinity Symphony 2020年 明石市立文化博物館 岩坂典子作品展 in the future 書の新たな未来

2016年 Consul’art 2016(フランス・マルセイユ)芸術部門日本代表

2013年~ 第47回-52回 兵庫県書道展 特選奨励賞等 6年連続賞第67回-72回 飛雲展 神戸市長賞飛雲会賞 6年連続賞

【華道】 花師 生け花(未生流甲山会師範)
2013年モナコ王室主催46回モナコインターナショナルブーケコンテスト創作優美賞

様々な世代に楽しんでいただくために

デジタルアート、前衛アート、新たな広がりは若い世代のアートとしての可能性が広がっています。反面、アナログの良さを感じる世代は、VRやARのデジタルは難しいものと敬遠されているように思います。中でも書道の作品展は、友人か、親戚か関係者以外は目にする機会が少ない状態です。

この度、子供たちや若い世代、おじいちゃんおばあちゃん、外国の方や障がいを持った人、全員が楽しめる書道展を企画しました。学童の子供たち、介護施設のおじいちゃんおばあちゃん、留学生団体等、協同団体をはじめ、多くの方を招待したいと思っています。

会場について

神戸ハーバーランドスペースシアターという600㎡の広さで３階までの吹き抜けのある商業施設で行います。前衛書道のアート書のR（実作品）が5点あり、それに紐付いてVR作品を配置しています。四隅と中央にVR作品を見ていただけるようにパーテーションで区切りっています。中央はVR大作品を展示し、2m四方の芝生を置いて、寝転がったり座ったりしながら鑑賞できる空間を設けています。1枚のチケットで2点見ていただけます。メインの大作品を1点、残り4点の内お好みの1作品を鑑賞いただけます。当日は、２次元のアート書の作品を鑑賞した後、VRのヘッドセットをつけ、実作品の中に入り作品の内側から鑑賞する体験をしていただきます。作品の中に自分が入って、横切ったりできるイメージ！書道の筆線の表や裏、円の中を通りすぎたり、円の内側から見たりと、まるで北斎の波の下から見上げる躍動感！想像しかできない作品の躍動感。勢い。儚さ。憂い。アートの中に入って感じる世界は、どんな気持ちを感じるのか。是非体感してください！

【作品を鑑賞した人の感想】

見なければわからない世界が、そこには広がっていました。大胆に描かれる筆ならではの曲線、かすれ、濃淡。これまで半紙という二次元の中でしか鑑賞することのできなかった「書」が、VRという技術と手を組み、魂を得た瞬間を見た気がしました。

【初の取り組み】

今回は、神戸の学童施設・介護施設・福祉施設・在日外国人サポート団体等と連携しています。日頃美術館に足を運ぶのが難しい人たちが、オープンな商業施設であれば、鑑賞しやすい。体験してみたいという声をいただきました。今回の取り組みを応援したいけど、遠隔で行くのが難しいという方が、自分の代わりに連携団体の人たちに鑑賞しもらうギフトチケットの返礼を作りました。コミュニティ単位にギフトチケットをお渡しいたします。
① リターンの一覧の中から、ギフトチケットを選ぶ。（個人枠・スポンサー枠お選びください）

② リターン購入時に出てくる「備考欄」に、「贈り主」の名を記入（※ギフトチケットを受け取るコミュニティの人たちにお伝えするものです。当日会場に表記されます。ニックネームでも可。特に指定がなければ、リターン購入者様の本名になります）

③ コミュニティーサイドから、御礼のメッセージなどがあれば、makuakeサイトに記載させていただきます。ギフトチケットは、オリジナル封筒に入れて、可能な限り「岩坂が手渡しで」コミュニティーの代表者様にお渡ししに行こうと考えております。

※共同団体：NPO法人まなびと・株式会社はっぴー（介護付シェアハウスはっぴーの家ろっけん）他

今後の展開

今後は、今回の取り組みをベースとし、さまざまな地方都市や首都圏、環境に応じた開かれた場で開催し、多くの人にデジタルと実作品の良さを感じ、全世代で楽しめる書道を通した日本文化の良さを新しい形で世界に向けて発信したいと思っています。

3Dで書ける楽しさをVRパフォーマンスや、VR空間を走り回りながら書が描けるワークショップ。リアルでは、書の「筆線」を楽しむ体験のできるアート創造教育の一環として、ワークショップを行います。きれいな字を習うお習字だけでなく書道の取り組みとして、一心に頭を空っぽにして没頭できる日本文化の楽しさや、心の豊かさを多くの人に伝えていきたいと思います。

日本文化とアート、様々な枠組みを外すイベントや体験を展開したいと思っています。

スケジュール

2023年1月11日 makuake スタート

2023年2月12日 18時チケット締め切り

2023年2月15日 順次チケットmakuakeメッセージ送信及び発送

2023年3月11日 イベント開始（神戸ハーバーランドスペースシアター）

2023年3月12日 イベント閉会

2023年3月20日 makuake 終了 チケット以外の返礼品順次発送

リターンについて

【入場チケット】※2月12日 18時チケットのみ締め切り

・全作品鑑賞スペシャルチケット ※限定10名

・当日前売入場割引チケット2作品鑑賞（1人＋コースター・ペア・3人）

【アーティストmakuakeイベント書き下ろし作品】※額入

・ファブリック作品 （F3サイズ・F4サイズ)

・各種サイズ別オリジナル作品（ハガキサイズ・A4サイズ・A3サイズ・A2サイズ）

【アーティストオリジナル各種小物・ファブリック】

・アーティストオリジナルスカーフ・オリジナルコースター・オリジナルランチョンマット・オリジナルランナー・こだわりノート

【企業様向け：ご協賛プラン】プレミアム・コーポレートサービス・サポーターズ権

【ギフトチケット】協同団体への学童・介護施設・団体へギフトチケットを贈る権

資金の使い道

皆さまから頂いた応援金は、今回及び継続的な開催と、プロジェクト完遂のために使用させていただきます。

【イベント関連】 イベント運営費/会場費/設備費など

【プロモーション関連】 印刷物制作費/SNS PR費など

【企画関連】 VR開発費/プログラム企画制作費/編集費など

実行者紹介

岩坂 典子 前衛書道家・華道家 オフィスNori 代表

前衛書道家であり華道家。伝統的な書の技法と、文字を超えた「非文字」の手法で アート書(前衛書)の創作を行う。祖父、父の影響で3歳より筆を持ち「道」を通し 内観し、「伝える」ことによりインスピレーションを得、道を体現しながら世界へ発信する。

【書道】前衛書道家 飛雲会同人・兵庫県書作家協会同人

2022年 国際コンペティション サロン・ドートンヌ(Salon d’automne)入選 2021年 六甲山サイレンスリゾート 岩坂典子作品展 From Earth to Infinity Symphony 2020年 明石市立文化博物館 岩坂典子作品展 in the future 書の新たな未来

2016年 Consul’art 2016(フランス・マルセイユ)芸術部門日本代表

2013年~ 第47回-52回 兵庫県書道展 特選奨励賞等 6年連続賞第67回-72回 飛雲展 神戸市長賞飛雲会賞 6年連続賞

【華道】 花師 生け花(未生流甲山会師範)
2013年モナコ王室主催第46回モナコインタ-ナショナルブ-ケコンテスト創作優美賞

瀧大輔 インタラクティブエンジニア・メディアアーティスト・株式会社U 代表取締役

エンターテイメント領域に特化したインタラクティブコンテンツの企画、製作を行う一方、デジタルメディアを駆使したアート活動を行う。
空間演出、センシングによるインスタレーション等を得意とする。
ARの本質と日本古来の「見立て」の文化に親和性を感じ、新たな表現手法として模索中
2019年-2021年 兵庫県メディアディレクターとして就任

藤井和博 大和出版印刷営業・スラカフェオーナー

10年以上の経験をもつ印刷営業マン。冊子やカタログといった紙媒体はもちろん得意としているが、紙以外の素材も積極的に取り入れて立案できる営業を展開中。数多くの業者と連携し、木工・アクリル・レザーなどの素材からOEMやノベルティ商材を提案し、イベントのディレクションも手掛ける。また神戸の北東部にある北区出身で、地元企業や団体の技術や豊富な地域資源を活性できるプロモーションにアドバイザーとしても活動している。

中村明博 美術スタイリストAKIHIRO NAKAMURA FRAME OF MIND 代表

I'm in a great frame of mind 額装表現から届ける美術

額装はコミュニケーションを生み出すキッカケとし、感性だけでなく体系的な理論に基づいた空間づくりを行う。特に作品展示・室内空間を演出を得意とし、「私は額縁を使って表現します 私は額縁を使わない表現をさがします」を信条とする。

秋田大介 社会課題解決コーディネーターKobe Mural Art Project実行委員会代表

持続可能な社会を求めて神戸市を舞台に選び、この街を環境先進都市にすることを目的に市職員になる。公私問わず、官民連携・市民協働プロジェクトを立ち上げて社会課題を解決するためのコーディネートすることがライフワーク。神戸の都心の将来ビジョン策定、1000SMiLE Project、須磨ユニバーサルビーチプロジェクト、Kobe Mural Art Project等。

onoshun メディアディレクター

プロジェクトの「裏」方で、新しく「世界が変わる仕事」を志している。 WEB・映像・配信・音楽・舞台など、メディアに関わることを入り口に チームの一員になってプロジェクトをディレクション、プロデュースしている。 1000SMiLE Project、TEDxKobe、Kobe Mural Art Project等。

山下和希 神戸デザインセンター ディレクター・フォトグラファー

大学卒業後、自動車メーカー、ファッション小売を経て、現在 デザイン事務所勤務。写真やデザインを通じて、まだ知られていない素材や技術・作り手の思いを届けるサポートをしている。

上田和良 イベントクリエイティブ・トークショー司会

世界 一 周の船旅、NPOの立ち上げ 等、幅広い活動を行い、神戸で縁を足 す場所カフェバー エンタス(en+)を構え、人生のタ ニングポイントにな る出会いを生み出している

中山迅一 運営スタッフリーダー 認定ＮＰＯ法人まなびと 理事長認定

やりたいことが見つかるまでの「待ち時間」をテーマに、やりたいことが無くても居ていい「居場所」と、多様な価値観や生き方を知れる「出会い」を、子ども、外国人、大学生と一緒に創っている。主な事業に学童保育、日本語教室、コミュニティカフェ運営などがある。

エミリンペラン Emeline Perrein トランスレーター・海外配信

Arriving in Japan from France, I came to study a master course at Kobe University. I fell in love with the country and want to give my strength to help its artisans shine outside its borders. Speaking different languages including English, French and Japanese, I wish to help the opening and spreading of this "VR project: VR×Real×Avant-garde art calligraphy project"and facilitate its access to foreign people by giving it an international dimension.I am now teaching English full time and working on another project called “Les Bulles de Kobe” (神戸の泡), aiming to distribute my family’s Champagne in the Hyogo region.

フランスから来日した私は、神戸大学で修士課程を学びました。日本が大好きになり、この国の職人たちが国境を越えて輝けるよう、力を尽くしたいと思っています。英語、フランス語、日本語を操り、このVRプロジェクトのオープニングと普及に貢献したいと思います。「VR×現実×前衛アート書プロジェクト」を国際的な次元で展開し、外国人へのアクセスを作りたいと思います。現在、英語を教えながら、「Les Bulles de Kobe」（神戸の泡）プロジェクトに取り組んでおり、実家のシャンパンを兵庫県で流通させることを目指しています。