「kizashi」とは

「NOMUZO.STYLE」のプライベートブランド。ストーリーある蔵とコラボし、蔵が使いたい原料で、もてる技術の粋を尽くし、造りたいように造る。NOMUZO.STYLEが全量買い上げ、SAKEファンに次代の新しい味「kizashi」として提案。SAKEファンからの声を受け止め、SAKEファンと共に造りあげていくブランド。

「三累醸酒」とは

『三累醸酒』は、貴醸酒協会でいう貴醸酒のこと

「三累醸酒」は一般的に「貴醸酒」と呼ばれ同じものを指します。この「貴醸酒」という商標名は40社ほどで構成される貴醸酒協会加盟社のみが使用可能。未加盟の蔵は「三累醸酒」「再醸仕込み」「醸醸」などの名称を使用。三千櫻酒造は協会未加盟のため「三累醸酒」と呼んでいます。

『三累醸酒』とは、日本酒を日本酒で仕込むSAKE

日本酒は、通常三回に分けて仕込みを行い（三段仕込み）、通常三回とも仕込みに「水」を使います。三累醸酒は、その最後の仕込み（留め添え）で「水」の代わりに「清酒」を使用。仕込み水を「水・水・水」で行うところを「水・水・日本酒」で行う贅沢な日本酒。原料は主に米・米麹そして留め水に使う清酒。味は上品なとろみと濃厚な甘さが特徴。保管年数で熟成の妙味が楽しめる酒として注目されています。

三累醸酒の製法は平安時代に既に存在し1973(昭和48)年に国税庁醸造試験所（現在の独立行政法人酒類総合研究所）で確立。「貴腐ワインに並ぶ高級日本酒」として国賓の晩餐会でワインやシャンパンとともに日本を代表する清酒として使用され隠れた人気を博しています。

応援リターンについて

今回リターンでご用意しているのは、岐阜から北海道に移転した三千櫻酒造の新たなるチャレンジ「kizashi（三累醸酒）」。限定生産かつここだけでしか手に入らないオリジナルブランド。熟成の妙味故、北海道の大地でひと夏じっくりと寝かせ、10月に皆様に発送いたします。Makuakeで応援購入いただくと、どこよりも早くお届けいたします。

Makuakeでの応援価格は、Makuake終了後の一般販売価格に比べ【早割り】が最もお得。続いて【Makuake応援割】。お早目の応援を是非！

また、NOMUZO.STYLEのブランド 純米大吟醸『shiro by 浅間酒造 2021』『shiro by 峰乃白梅酒造 2021』も併せてリターン品として提供。NOMUZO.STYLEならではのリターン品を揃えます。ちなみに純米大吟醸『shiro by 浅間酒造 2021』はInternational Wine Challenge(IWC)2021日本酒純米大吟醸部門で金賞を受賞。この機会に日本が誇る酒蔵のプレミアムSAKEを体感してください…！

※Makuake応援購入では「kizashi(三累醸酒)」完成後どこよりも早く入手可能です

三千櫻酒造との出会い

昨年NOMUZO.STYLEは新しいSAKEの価値を共に創造いただける蔵を探していたところ、昨年秋に岐阜県中津川市から北海道東川町（旭川のそば）に蔵ごと移転し、新たなSAKE造りに挑戦されている三千櫻酒造様を縁あって訪問することに。

▼北海道三千櫻酒造から見える冬景色

【三千櫻酒造が北海道に移転した経緯】

三千櫻酒造は、1877(明治10）年、岐阜県中津川で創業。140年以上自社の天然林湧水で酒を造りこんできました。しかし築100年を超す酒蔵の「老朽化」や酒造りが困難になるほどの「温暖化」で北海道上川郡東川町へ蔵ごとの「移住」を決意。東川町は、北海道のほぼ真ん中、大雪山旭岳の麓に位置し、道内屈指の米どころであり水どころ。山田社長は、良質な東川米と大雪山の雪解け天然水が酒造りにとって大きな魅力と判断。造り慣れた岐阜の地から、納得いくSAKE造りを目指し新天地北海道へ。

▼北海道東川町の新蔵玄関

「温暖化」「老朽化」に正面から対峙し、伝統をさらに進化させようとする山田社長の挑戦が注目され、メディアにも頻繁に取り上げられるようになりました。今年2月にはテレビ東京「ガイアの夜明け」でも特集が組まれ、移転ドキュメントが大反響。NOMUZO.STYLEは、温暖化や蔵の老朽化など自らの力ではどうにもできない困難にひるむことなく挑戦し、北海道の新天地で次代を築こうとする三千櫻酒造様の姿勢に共感。迷わずコラボをお願いいたしました。

▼移転した北海道東川町にある三千櫻酒造の新蔵

三千櫻酒造の酒づくりへの想い

「明治10年に創業し143年目で岐阜県中津川から北海道東川町に移りました。「温暖化」「蔵の老朽化」、これからも逆風は余多あるでしょうがいい酒造りを続けるために逃げずに克服していきたい。場所が変わっても時代が変わっても三千櫻の目指す酒造りはこれまでと変わりません。」

「酒は人と自然の絶妙な協働作業で生まれます。どちらか一方が強くても旨い酒はできません。だからこそ基礎をひとつひとつ積み上げ、知り得る技術を全て出し切り、酒と自然に真摯に向き合うこと。それだけです。

水と向き合い

米と向き合い

麹に語りかけ

麹の声を聞く

決して気負わず手を抜かず、自然を信じて酒を待つ。

それが私たち三千櫻酒造の酒造りです。」

▼早朝、蒸米の水蒸気で煙る発酵タンク

「kizashi(三累醸酒)」の魅力

１．「時間が価値に変わるSAKE」を目指す

ウィスキーやワインは時間経過とともに価値が上がるものがある。日本酒にもそのようなジャンルがもっと深まってもよいはず。そんな想いが今回の挑戦の始まり。時間経過とともに単に濃厚になるだけでは面白くない。まろやかに奥行きが増し、一方でキレの良さを両立できないか。そんなパラドックスを超えてみたい。複数本を購入いただき一年ごとに味の変化を楽しんでいただく。目指す味覚設計とそれを実現する製法の模索を開始。

２．地元産にこだわるから「テロワール」

▼北海道東川町の稲田風景

「北海道の風土や個性を活かした“テロワールコンセプト”（地元産原料にこだわり活かす）にこだわりたい。酒米は地元北海道東川町産（麹米はきたしずく、掛米はななつぼし）をふんだんに使用。水はもちろん地元大雪山系の水。仕込み水として使う留め水（留添）は「東川産きたしずくを55％まで磨き自ら醸した日本酒」。この留め水こそが三累醸酒の真髄です」

「選び抜いた北海道の原料で時間を価値に変える魔法を生み出せたらうれしい。山田錦をはじめ日本を代表する酒米は歴史の中で完成度が高い。一方、北海道の酒米は近年急速に品質が向上していますがまだまだ伸びしろがあります。それがとてつもない魅力。そのよさを学び、引き出し、北海道の酒米と共にこの地で成長していきたい」と山田社長は語る。

▼水源と三千櫻酒造の酒

「kizashi(三累醸酒)」の味覚コンセプト

「三千櫻酒造創蔵以来、はじめて「三累醸酒」を醸す。三千櫻にとって歴史的な出来事。磨きを競うのではなく、地元産の原料で三累醸酒に新しい味のカテゴリーをつくりたい。「甘く、濃厚」、だけど「軽く、すっきり、きれいに切れる」、このパラドクスの両立。新しい味覚。初めての挑戦。どこまでイメージ通りにできるかわかりませんが今持てる技術をすべて注ぎ込みます。三千櫻144年の歴史にしっかりと刻める後悔のない商品にしたい。「三千櫻のkizashi」がレストランやご家庭でバニラアイスにたっぷりかかりデザートでサーブされる。そんなシーンが見れたらどんなに素敵か。新しい使われ方、それが三千櫻の新しいチャレンジです。」

「kizashi(三累醸酒)」の飲み方

「フレッシュな新酒で飲んでもよし、何年も熟成して飲んでもよし」。

「応援購入いただいた直後の「新酒」はしっかり冷やすかオンザロックで。味を引き締めて飲むのがお勧め。半年、1年、2年と落ち着かせた「熟成酒」は少し冷やすか常温で。

食のマリアージュは食前・食中・食後で可能性を試していただきたい。味の濃いデミグラス料理やチーズ料理が面白いかもしれません。

「バニラアイスクリームにたっぷりかけるのは相性抜群」「日本酒通はもちろん、日本酒に馴染みのない女性や甘口のお酒が好みの方にもぜひ楽しんでいただきたい。熟成の妙もあるので「贈答品」としてもよいと思います。楽しみにしていてください」

なぜ三千櫻は挑戦し続けるのか

「岐阜を出るときに笑顔で送り出していただいた皆様への私なりの恩返しです。昨日よりも今日、今日より明日。より納得できる酒を造り続けることしかありません」

▼岐阜県中津川市田瀬にある旧三千櫻酒造（移転前）

▼中津川の旧蔵から北海道に向けて搬出されるタンク

三千櫻酒造は優しくも熱狂的な「三千櫻ファン」が多いことで知られています。それはこれまで岐阜の地で地道にお客様の声に耳を傾けSAKE造りを続けてきた賜物。その「三千櫻ファン」は北海道移転後も熱心に応援を続けています。

今では三千櫻の味に魅せられた新たな「三千櫻ファン」が全国に拡大。小さい蔵故、醸せる量は限定的。それ故、三千櫻ファンはSAKEの出来上がりを楽しみに待っています。蔵の店頭販売ではオープン前から三千櫻ファンが列をなし、昼前にはほぼ完売。皆さん、嬉しそうに大事そうに三千櫻のSAKEを持ち帰ります。三千櫻酒造のフェースブックグループ（新天地で新境地を拓く三千櫻を見守る会）はとてもアットホーム。ファンが掲載する写真はどれも温かく「三千櫻愛」にあふれています。是非のぞいてみてください。

新天地で新境地を拓く三千櫻を見守る会 | グループ | Facebook

旧三千櫻酒造（岐阜県中津川市田瀬） 2021年3月27日 - YouTube

【三千櫻酒造】北海道東川町「ファーストタンク 」仲仕込み - YouTube

▼東川町の新蔵に掲示されている移転応援者の名入りプレート

▼三千櫻酒造 山田社長

▼三千櫻酒造を支える皆さん

「kizashi（三累）醸酒」を提案するのは

会員制プレミアム酒販売サイト“NOMUZO.STYLE”

「kizashi」は、会員制プレミアムSAKE ECサイト「NOMUZO.STYLE（のむぞすたいる）」のオリジナルブランド。

NOMUZO.STYLE Webサイトはこちら

これまで、「NOMUZO.STYLE」は全国の蔵元様や消費者様から多くの声を伺ってきました。

そこで、次の時代にプレミアムな日本酒文化をつなぎ、蔵元様と消費者双方の想いや理想をつなぐ場所が必要だと考えました。そうして出来たのが「実験販売」ができる場所、「NOMUZO.STYLE」。日本酒ファンの皆様は、蔵元様の挑戦を「応援購入」という形で支援できます。

また、おすすめの蔵や応援したい蔵があれば「NOMUZO.STYLE」にご連絡ください。「NOMUZO.STYLE」が皆さんに代わり、蔵元様とのプロジェクト調整を行います。もちろん蔵元様からのプロジェクト参加希望も歓迎。蔵元様×酒ファン×NOMUZO.STYLEでプレミアムな酒市場を楽しく創っていきましょう。

▼NOMUZO.STYLE ECサイト

NOMUZO.STYLE（stores.jp）

これまでコラボした酒蔵

1. 群馬県 浅間酒造様（代表銘柄：浅間山）

NOMUZO.STYLEがプロデュースした『shiro by ASAMASHUZO 2021』は、IWC2021日本酒純米大吟醸部門で金賞受賞

2. 新潟県 峰乃白梅酒造様（代表銘柄：峰乃白梅）

3. 秋田県 四季彩館様（代表銘柄：kizashi（どぶろく））

4. 北海道 三千櫻酒造様（現在Makuakeで応援募集中）

▼NOMUZOプロジェクトに興味を持たれた方は、この機会に是非無料会員登録を。

（会員登録無料）NOMUZO.STYLE（stores.jp）

【会員特典】

1. 新着プロジェクト情報（新商品情報など）を優先的に配信

2. 数量限定応援販売の優先購入

3. イベント（蔵元訪問等）への優先案内

4. その他

コラボ蔵 三千櫻酒造 / 実行者 NOMUZO

【三千櫻酒造 / 社長 山田耕司】

今回、鏑木さんからお話をいただき「日本酒の新しい文化を創る」という想いに共感し、参画をさせていただきました。

造ってみたいプレミアムな酒に挑戦できる。そして、造り手の想いを理解し応援していただける。酒ファンに想いを込めた酒を飲んでいただける。造り手としてこんなにうれしいことはありません。

三千櫻酒造は、岐阜県中津川市で生まれ143年間土地の風土や気候を活かした造りにこだわってきました。蔵の老朽化と地球温暖化で、今まで通りの自然を活かしたやり方では日本酒を造ることが年々難しくなっていました。自然を活かした造りを継続するには酒造りに適した場所に移転するしかない。143年の時間は多くの方に支えられ、思い出を紡ぎました。そこから離れることは迷いがありましたが、「三千櫻」の暖簾を次の100年につなぐにはこの方法しかありませんでした。距離にしておよそ1550Km。2020年10月、北海道上川郡東川町が三千櫻のあらたな冒険の地となりました。

三千櫻を支えていただいた皆様に報いるとすれば、この新天地で新たな挑戦を続け、成長する姿を見ていただくことかと。それを実現する意味でこの度三千櫻としてまだ醸したことがない「三累醸酒」に挑戦する運びとなりました。

三千櫻酒造はじめての「三累醸酒」。地元産の原料で新しい味のカテゴリーをつくってみたい。「甘く、濃厚」、だけど「軽く、すっきり、きれいに切れる」。新たな舞台、北海道の地。三千櫻の新たな挑戦を叱咤激励含め応援いただければ幸いです。

【NOMUZO.STYLE / 代表 鏑木タツヤ】

最後までお読みいただきありがとうございます。

NOMUZO STYLE 代表の鏑木（かぶらぎ）と申します。

「温暖化」「蔵の老朽化」といった課題に正面から向き合い岐阜県から北海道に移転され新たなチャレンジを続けていらっしゃる三千櫻酒造様。山田社長様と昨年お会いし、SAKEをフックに持続可能社会形成を目指す姿勢に共鳴。「NOMUZO.STYLE」のオリジナルブランド「kizashi」にてコラボし個性ある三累醸酒を立ち上げる運びとなりました。

蔵元様は歴史と共に地域に根差し、その元気は地域に伝搬します。新天地北海道東川町で新たなチャレンジをされていらっしゃる三千櫻様であればなおさら。「気候変動」を私たちを取り巻く環境は刻々と変化しその影響が大きくなっていることは間違いありません。

山田社長と出会い「kizashi(三累醸酒)」を通した新たなチャレンジで、蔵が、地域が、社会が、少しでも楽しく元気に前進できればどんなに素敵でしょう。「NOMUZO.STYLE」は、日本酒業界の未来に、私たち社会の将来に、わずかでも貢献出来たらいいな、への小さな一歩を進めます。一緒にプレミアムなSAKE文化を創造していきましょう。応援よろしくお願いいたします。

スケジュール

2021年7月12日 Makuakeプロジェクト開始

2021年7月～ 「三千櫻酒造kizashi(三累醸酒)2021+1」の完成（熟成開始）

2021年9月末 Makuakeプロジェクト終了

2021年10月 リターン発送順次開始

FAQ

Q：常温でも保存できますか？

A：可能な限り冷暗所にて保存頂ければ幸いです。

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Q：どのような飲み方がよいですか？

A：到着直後の「新酒状態」はしっかり冷やすかオンザロックで。半年以上時間をかけて落ち着かせた「熟成酒状態」は、少し冷やすか常温がお勧めです。

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Q：「kizashi(三累醸酒)」の製品スペックを教えてください？

A：以下のラベルを参考にしてください。

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Q：リターンの発送方法を教えて下さい

A：宅急便です。リターンコースによって発送元の蔵が異なる場合、到着日が異なりますのでご了承ください。

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Q：リターンはいつ頃届きますか？

A：10月初旬から応援申し込み順に順次発送予定です。

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Q：NOMUZO.STYLEは有料会員登録をしなくても使えますか？

A：はい、無料会員でも登録いただければご利用いただけます。

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Q：NOMUZO.STYLEの会員特典を教えて下さい

A：1. 新着プロジェクト情報を優先的に配信

2. 数量限定応援販売の優先購入

3. イベント（蔵元訪問等）への優先案内