リターン品の配送が完了するまで、佐藤貿易社は全農企業社の日本における独占販売権を有する正規代理店です。詳細に関しては、ページ下部のリスク＆チャレンジをご確認ください。

台湾と日本、二つのふるさとを持つ生い立ち

　笹子は台湾で生まれ、日本と台湾の文化、言葉に囲まれて育ちました。幼少期から「二つの故郷」と「二つの母の味」を持つ彼にとって、食は単なる栄養源ではなく、家族の絆や思い出を象徴するものでした。

　台湾では約18年間、日本の食品・食材を輸入し、百貨店やスーパーでの販売を手掛けてきました。日本語と中国語を母国語とし、その言語力と経験を活かして、食品を通じて両国の架け橋として奔走していました。

日本への帰国とマンゴーとの再会

　4年前、笹子は日本へ帰国。毎月台湾と日本を行き来しながらも、日本での新しい生活に適応する日々が続きました。しかし、台湾で当たり前に食べていたものが、日本ではなかなか手に入らない...

　ある日、台湾で仕事をしていた頃のことを思い出しました。夏になると、市場に並ぶマンゴーを目にして人々が目を輝かせる。甘い香りに包まれながら、大切な人とマンゴーを分け合う時間。日本の人々にも、この体験を届けたい——その想いが、台湾マンゴー輸入事業の原点となりました！

　台湾マンゴーを日本に輸入するのは簡単ではなく、輸入許可を得るための厳しい検査、農薬基準のクリア、日本の流通市場への参入など、数々の壁が立ちはだかりましたが、今回すべてをクリアしチャンピオンマンゴーを皆様にお届けすることができます！

日本で「マンゴー」と聞くと、宮崎県や沖縄県産のマンゴーを思い浮かべる方が多いかもしれません。
実は、これらのマンゴーはもともと台湾から渡ってきたものなのです。台湾の生産者が日本の生産者に技術を伝授したことで、日本でもマンゴーが栽培されるようになりました。
本場、台湾・屏東（ピントン）のマンゴーは、甘さも香りも格別です。
台湾・屏東産のチャンピオンマンゴーは、これまでのマンゴーの常識を覆すほどの美味しさを誇ります。ぜひ一度、その違いをご堪能ください。

日本産のマンゴーは一般的に糖度14〜15度ですが、今回ご紹介する台湾・屏東（ピントン）産のマンゴーは糖度16度以上を誇ります。

日本産のマンゴーは比較的繊維質が多いものもありますが、台湾・屏東（ピントン）産のマンゴーは繊維が驚くほど少なく、口に入れた瞬間になめらかにとろける食感を楽しめます。

台湾国内でも屏東産のマンゴーは評価が高いブランドです。品評会では「チャンピオン」の称号を獲得し、皆様に愛されております♪

台湾マンゴーはとても甘く、より濃厚な味わいですが、日本産の一般的なマンゴーより手頃な価格。味とコスパ、どちらも優れたマンゴーです♪

屏東（ピントン）は「台湾のハワイ」と呼ばれ、ハワイと同じ緯度経度に位置するリゾート地です。雨が少なく、日照時間が長いため、マンゴー栽培に適しています。

台湾の屏東（ピントン）は、台湾の最南端に位置しています。そのため1年を通して暖かく冬でも霜が降りません。屏東の冬の平均気温は20℃程度。
熱帯果実のマンゴーにとって、屏東の環境は理想的な環境です。

屏東（ピントン）は4〜5月の乾季にマンゴーが完熟するのが特徴です。
この時期は雨が少なく、果実が水分を控えめに吸収するため、
糖分が果実内に濃縮され、甘みが強くなります。
乾季の日差しによって糖度が上がり、雨季が始まる前に収穫をするため、水分で甘みが薄まることなく最大限の甘さのマンゴーを収穫できます。

屏東（ピントン）は年間を通して気温の差が少ないため、成長が安定します。そのため、どのマンゴーも高品質、ばらつきのない安定した美味しさをお届けすることができます。

寒暖差の激しい地域では、病害が発生しやすく、農薬の使用が増えがちですが、屏東（ピントン）の温暖な気候では病害が発生しにくいため、極力農薬の使用を抑えて、安定した品質で栽培できるのも大きなメリットです。

1本の枝にマンゴーは1つ。すべての栄養を凝縮させ、自然完熟するまで待ちます。

チャンピオンマンゴーには、屏東（ピントン）の酪農家が作る肥料を使用しています。土壌の栄養価を高めることで、甘みが強いマンゴーが出来上がります。

マンゴーは幹から落ちると完熟とされていますが、台湾・屏東（ピントン）は海が目の前にあり、山脈も近いため風の強い地域です。そのため、酵素を使って幹を強くし、マンゴーがしっかりと完熟するまで枝から落ちないようにしています。

できるだけ農薬に頼らず、自然な農法で育てたい。そういった思いがあるため、虫よけも自然な農法で行っています。海が近いため、漁港から魚を買い、マンゴーの木の下に置いて発酵させます。魚はそのまま土の栄養となり、魚の臭いによって天然の虫除けにもなります。

マンゴーの甘さは専用の赤外線糖度測定器を使用して厳密にチェック。
地面に近い部分が特に甘いため、上下左右4方向から測定し、糖度のばらつきを防ぎます。基準を満たしたものだけを出荷するため、どの果実を選んでも濃厚な甘さを楽しめます。

収穫はすべて熟練の目利きによる手作業。マンゴーが完熟するベストなタイミングを見極め、ひとつずつ丁寧に収穫します。収穫後も、目視で厳選し、傷や変色のある果実を取り除きます。

日本へ輸出するマンゴーは、日本の検疫官が台湾で直接チェックするため、日本到着後の検査は不要。さらに、すべてのマンゴーは45.6℃のスチーム処理を4時間実施し、虫や病原菌を徹底排除しています。
この工程により、マンゴーの表面に付着した炭疽菌や害虫を除去し、品質を保った状態で日本に直送されます。

すべてのマンゴーにはQRコード付きのトレーサビリティシステムを導入。
「どこの農園で、誰が、どのように育てたのか」が明確になっているため、納得の品質でお召し上がりいただけます。

※目安となります。状況によって前後する場合がございます。

台湾と日本間の協定により、マンゴーは事前に台湾で検疫を済ませた状態で輸入されるため、日本到着後、速やかに発送可能な仕組みとなっております。収穫後はすぐに選別・糖度測定・スチーム処理を行い、日本へ空輸。新鮮な状態でお楽しみいただけます。

チャンピオンマンゴーの生産には多くの人の手がかかっています。例えば、1枝に1つのマンゴーを育てる農法のため、どのマンゴーが美味しく育つか見極める必要があります。また、品質のよいマンゴーの選別にも長年の経験が必要になります。またISO22000とHACCP取得し、生産から輸出、輸入、納品まですべて日本人が行なっている会社です。

※保存方法:冷蔵
※到着後お早めにお召し上がりください。
※マンゴーのサイズや玉数は選べません。
※収穫後順次発送のため日時指定ができません。
※農産物のため天候により収穫・発送が遅れる場合があります。ご了承ください。
※2025年5月末までにお届け

台湾最南端の屏東県。その豊かな自然環境のもと、「チャンピオンマンゴー」は屏東で最優秀賞を受賞した品質の甘さと香りを誇るマンゴーである。このマンゴーの生産を担うのは、3代目の盧（ルー）氏。屏東県枋山郷果樹生産販売第55班の班長を務めながら、2012年に「全農企業社」を設立し、農産物の販売を開始。さらに2021年には「保証責任屏東県朋泉生産合作社」を設立し、パッケージング・運送・加工の支援体制を強化している。

農作業においては、自然農法を徹底し、除草剤や熟成促進剤を一切使用せず、牛乳を原料とした液体肥料を用いて栽培を行っている。このこだわりにより、自然に完熟した芳醇なマンゴーを生み出している。2025年にはISO22000とHACCPの取得を予定しており、国際基準に準拠した品質管理体制を確立する見込みである。

日本市場への展開には、日本と台湾の食文化に精通した佐藤貿易株式会社の笹子氏が全面的に関わっている。笹子氏は台湾生まれの日本人であり、日本の流通や消費者の嗜好を深く理解している。生産・パッケージ・品質管理・輸出・輸入のすべてを日本企業と連携して管理している数少ない企業であり、日本市場向けの品質基準をクリアしたマンゴーを安定供給できる体制を構築している。

台湾国内では、大手スーパー、コンビニチェーン、スイーツ・飲料メーカーに提供しており、海外では日本、韓国、カナダ、シンガポールなど世界各国へ輸出を行っている。日本の消費者へ届けるため、さらなる品質向上と流通強化を目指している。

佐藤貿易株式会社　ー台湾マンゴーを輸入しようと思った理由

台湾で生まれ育った私にとって、マンゴーは幼い頃から親しみ深い特別な果物でした。
日本でも多くの方にその美味しさを知っていただきたいという思いが年々強くなり、
日本と台湾の架け橋として、台湾マンゴーを届けることを決意しました。

台湾のマンゴーは、豊かな自然と温暖な気候のもと、丁寧に育てられており、
特に糖度や香り、なめらかな食感は世界でも認められております。
しかし、輸送や品質管理の難しさから、日本ではなかなか現地の美味しさそのままに届けられていない現状がありました。

そこで、私自身が長年の経験と信頼を活かし、
現地の優れた生産者との直接連携、そして日本基準での品質管理を徹底することで、
台湾の最高品質のマンゴーを日本に届けようと考えました。

「本当においしい台湾マンゴーを、より多くの日本の方に味わってほしい」
その一心で、輸入事業をスタートさせました。