プロジェクト概要

♦このプロジェクトの目的は2つあります

１高い技術力で今までにないデイリーウェア（使い捨てではない）を作りたかった

２弊社が携わる障がい者雇用を促進、維持させていくため

機能性とデザイン、高級感もある究極のTシャツが出来上がりました

ネイビーは2色ご用意しています。

ユニセックス シンプルタイプ

レディス ロングテールタイプ

ハイブランドだと30000～￥50000で売られているTシャツ。

それらはブランドの格だけでなく、実はちゃんと値段に違わない着心地や雰囲気を兼ね備えています。つまり、高いには高いだけの理由があるということ。普段私たちはそういったきめ細やかな服作りを求められ、それにお応えしています。

今回は、ハイブランドと同クラスの素材を選び、同様のパターンや縫製でこのTシャツを作っています。そこにさらに「想い」を乗せて、この服が完成しました。縫製工場が作る服だからこそ出せるクオリティとお値段になっています。

私たちの自信作、ぜひご一読ください！

♦オンスタイルに大活躍「ブラウス感覚で着るTシャツ」

Tシャツの着用範囲が広がりつつあり、女性が仕事や保護者会など、きちんとした印象で出かけたいシーンでも活躍します。軽くジャケットを羽織れば、素材と縫製の高級感と相まってクラスアップの着こなしが可能です。

よそいきスタイルの完成です。カジュアル感を出さずに着れる希少なTシャツ

こだわった素材と縫製

日本製の綿100素材。化学繊維が入っていないのに、特殊なシルケット加工により表面はシルクのような光沢があり上品に見えます。 一般的なTシャツ素材とは大きく異なり、着心地と高揚感は格別です。パリッとしたブラウスのような張りがあり、衿ぐりが「リブ」仕様になっていないため上品に見えます。

クラス感アップできるTシャツはなかなか見つかりません！

胸ダーツを違う角度から解釈

服に女性の胸を形作る「胸ダーツ」。これは女性が服を着た時に、服が身体に馴染むように形作るために取られる、昔からある服の縫製技法です。

しかし私たちは、この「胸ダーツ」に関して、別の捉え方をしました。

人間の身体は、真上から見ると男性も女性も長方形になっています。「その長方形を形作る為に、胸ダーツを使えないか？」ということです。人体の一番の特徴に服を合わせていく事により、女性だけでなく男性でも着用した時のフィット感が格段に上がるはず。

長さや角度、ダーツの取り方を何度も変えてサンプルを作り、実験しました。

その結果、人体にとって最適な角度、最適な長さの胸ダーツを作る事が出来ました。ぜひお持ちのTシャツと着比べて下さい。

服が身体に当たらないこと。

これで着用時の動きの良さが大きく変わることを実感して頂けると思います。

小さなディテールですが、ダーツがあることで着心地は別格です！

お手入れも簡単

マシンウォッシャブル機能を兼ね備え、帰宅後はネットに入れて洗濯機にそのままポンっとでき、洗濯後も型崩れを起こさずあまり皴になりません。

テレワーカーのビジネススタイルに

モニター越しでもカジュアルに見えない素材感！

オンライン会議などできちんとした印象を出すために、「ジャケットを羽織って会議に臨む」というシーンがあると思います。しかし、実際画面の向こうの相手に見えているのは「ジャケットを着ている」ということだけ。

オンライン会議スタイルを格上げするのは「インナー」です。

衿ぐりを通常の「リブ」よりも細くし共布で仕立てることで、カジュアル感は一掃され、皴が目立たない生地のハリが、Tシャツであっても画面越しにきりっとした印象を与えます。

こだわりのディテール

■ユニバーサルデザインTシャツ

新田が考えた「ユニバーサルデザイン」はラグジュアリーな素材と高い縫製品質＋着用支援です。ファッションの目線からのラグジュアリー素材と縫製品質、福祉・社会意義の目線からの着用支援をトータルデザインしたTシャツです。

後ろ身ごろの小さなループ、私たちのこだわりです。

着用支援とは？

先の２つを組み合わせた製品を、私たちは「ユニバーサルデザイン」と位置付けました。なぜこの組み合わせが必要だったか、㈱新田の企業性格から福祉や社会意義を考える自然な流れから着想し、今風な言葉で言えば「SDGｓを身にまとう」ことを実現したかったからです。

この製品が持つ着用支援とは「Tシャツの前身、後ろ身が理解できない」という発達障がいを持たれている子供たち、「目が不自由で、前身、後ろ身がわかりづらい」という不自由さを感じている方への支援を共感する取り組みとして理解してください。

服を着るという行為は一般の人からしてみれば難しくなくても、なんらかの障がいのある方には不便さや不自由さを感じることがあります。その方々の不満な点を解消することと高い製品クオリティを両立させることができるのは新田でしかできないことなのではと考えました。

このループを目印に後ろ身ごろを認識

まだまだあります、こだわりポイント！

そもそも今頃にTシャツ？季節がずれるのでは？とお考えの方もいるかと思いますが、日本では半袖着用の期間が年々長くなっています。地域にもよりますが、10月初めまで半袖は必需品です。そこから冬までの間はジャケットインナーとして活躍します。そしてなにより今回作るTシャツは１～２シーズンでダメになるような品質ではありません。何十年は大袈裟ですが、数年は着ていただけるクオリティをお約束します。

厚手のジャケットインナーでも負けない存在感！

★高級婦人服と同様の高い技術力で縫製

新田の取引先はラグジュアリーブランドや大手有名企業ですので価格訴求型の製品を作っていません。高い技術力を要求される製品は少数で高価格です。そのような仕事を請け負える弊社の縫製技術に必ずご納得いただけるはずです。

㈱新田ならではの縫製レベルです。

★光沢感があり、ドレープもでる素材感

前述の通り、素材はハリがあって艶感のあるものを選びました。Tシャツはコットンが主流ゆえに艶のあるものは少なく、キレイ目に着こなす時やジャケットインナーにしたときに少し違和感を感じていた方も多いのではないでしょうか。ドレスシャツの様にインナーとしてもご使用いただけるこの素材はヘビーローテ間違いなしです。

ホワイトなのに艶感もあります。

カラーは4色

★シンプルなシルエット

流行りのルーズシルエットでもドロップショルダーでもありません。正統派のクラシックなデザインです。アウターでもきれいに、インナーでもダボつくことなく、絶妙なサイズ感です。ゆったり着こなしたい方はワンサイズ上をお選びください。製品はユニセックスです。

シンプルなTシャツに小さな社会貢献を加えました

★子供たちへの着用支援アイデアを服のアイデンティティーに

「着用支援」聞きなれない言葉だと思います。実際に私たちも最初はこの言葉の意味が分かりませんでした。発達障がいを持つ子供たちに服の着方を教える時には、まず「ここを持つんだよ」ということを教えるそうです。その為にお母さんは、服の後裾にシールを張ったり、ワッペンを付けたりという支援を行います。私たちはそのことをヒントに、容易に理解できる「目印」を付けたTシャツを開発しました。

もちろん「目印」はお洒落に見えるように工夫してあり、目が不自由な方へ「目印」を触れば、後ろ身頃が簡単に分かるようになっています。今回のTシャツは大人用ですが、「普段当たり前に着る」という動作に「着る度に着用支援を感じる」というエッセンスを盛り込みました。

ユニセックスでサイズも豊富です

★1枚で決まる、もうTシャツ選びはこれだけでOK

どんなボトムにも合うキレイ目Tシャツ

★艶感としなやかさを実感してください

サイズ表

お手入れ方法

【組成】

コットン100

【洗濯方法】

家洗い可。ネットに入れて洗濯してください。

※洗濯条件については、絵表示や注意表示でご確認ください。

【乾燥方法】

ハンガーに二つ折り竿干しが理想です。また、平干しの方が整えた形を崩さずに乾燥出来ます。普通にハンガーに掛けて乾燥させると自重で衿回りが伸びたり、丈が伸びて巾が縮んだりします。

【アイロンについて】

アイロンをしなくても皴は少ないですが、スチームを当てて手で形を整えますとハリ感は一層アップします。

※アイロンの温度については絵表示や注意表示でご確認ください。

【洗濯絵表示】

①液温は30 ℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る
②塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
③タンブル乾燥禁止
④日陰のつり干しがよい
⑤底面温度110 ℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げができる（※この素材は裏からのスチームは可です）
⑥石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる
⑦弱い操作のウエットクリーニングができる

※洗濯で生地表面を傷めないために、服を裏返して洗うことをおすすめしています。

このプロジェクトの目的

１高い技術力で今までにないデイリーウェアを作りたかった

㈱新田は日本では数少ない「リバーが縫えるカットソー工場」であり、伸びない織り物（リバー）と伸びる編み物（カットソー）、二つの相反する素材を扱っています。そのため、織り物製品に必要な立体的にする技術をカットソーに転用することで、他にはないカットソー製品が生まれます。

弊社がオーダーを受ける商品は大量生産品がありません。１着２０点とか、３０点という発注もあります。

工場としては大量に発注いただくのが良いのですが、小さな工場ですので縫製のレベルが落ちてしまう事が懸念材料となります。社員３０人ほどの工場で生産できる量は限りがありますが、納得できる製品を作ってきたという自負もございます。

幸いにもこの状況においても微減はあるものの経営は継続できています。しかしアパレル産業は厳しい状況にあり、特に日本製製品の減少は歯止めがききません。ファストファッションの台頭で洋服も使い捨ての時代の中、長く着れる商品を生み出していきたい、シンプルだけど愛着の持てる製品を生み出したい、そんな思いでこのプロジェクトをスタートしました。

㈱新田が作るものですので、既存のお取引先様の商品に引けを取らない良いものを作りたい、大事に扱われ、使い捨てにならない製品を作りたい。きっと満足していただける製品に仕上がっています。

艶感のあるカーキ

２縫製業界に障がい者雇用の機会を増やしていきたい。

㈱新田では長年にわたって障がい者雇用をしており、一般就労として先代の時代から55年続けてきました。これは一般的にイメージされる福祉的な支援とは異なります。弊社は高級品を扱う縫製工場ですが、職人のみならず多種多様な人たちが働いています。服づくりには100以上の様々な工程があり、人には出来る事、出来ない事、向き不向きなど様々な特性があります。それらを個性と捉えて仕事適性を見出し「適材適所の製造ライン」を実現しました。 当たり前のことに聞こえますが、㈱新田は健常者だけで運営されている企業ではありません。製造ラインには発達障がいを持つ方たちも働いています。そんなことができるのか？とお思いでしょうが、実は彼らにしかできない細かい手作業が新田の服づくりを支えているのです。

今働いている人が少しでも長く働けるように。そして新しい人材を雇用していくことも、これからの私たちの大きな目的です。

思いっきり働いた後に「あぁ今日もよく頑張った！」と思える。

そんな一日を感じることができる職場を目指し、専門家と連携して、新しく入ってくる人も働きやすいように、社内の「生活環境調整」を進めています。

リターンについて

・リターン詳細

１ 【早割り 限定40名様 15％Off】ユニセックス シンプル円 1枚 12750円

【早割り 限定20名様 15％Off】レディス ロングテール 1枚 12750円

２ 【まとめ割り 限定20名様 20％Off】組み合わせ自由 どれでも2枚セット 24000円

３ 【MAKUAKE定価】ユニセックス シンプル 1枚 15000円

【MAKUAKE定価】レディス ロングテール 1枚 15000円

・リターン発送予定日： プロジェクト終了後2か月以内順次発送

スケジュール

～令和3年12月6日まで:プロジェクト公開期間

～令和4年12月末～1月中旬:製造完了

～令和4年1月末:初期ご注文分出荷完了

資金の使い道

集まった資金で、弊社の考える障がい者支援である「生活環境調整に向けたソーシャルサポート」に向けて、設備の拡充を検討しています。また、次回のプロジェクトに向けて、国内メーカーからの素材調達にも使わせて頂きます。

実行者紹介

■新田ってこんな会社です

・創業６８年、国内、海外ブランド等の高級婦人服を縫ってきました。

㈱新田は縫製工場です。質の高い製品を作っています。私たちは価格を追求せず、高級品を縫い上げる工場として各お取引先様から高い評価を受けております。

工場で働く社員は常時３５人前後（繁忙期は近所の方々にパートで入ってもらったりします）、うち9人が何らかの障がいを持っており、残りは他の社員と中国からの技能実習生です。障がいを持つ社員も他の社員と変わらない責任のある仕事をしてもらっていますが、個々の特性に合わせて力を発揮できる作業を振り分けています。当然ですが仕事の質はなんら問題ありません。

縫製の仕事というのは分業化かつ、細かい手仕事が多いものです。特に新田が請け負う商品は高級品に分類され、多くの手作業が必要となります。

ここで疑問に思われるかも知れません、障がいのある方に高い縫製技術を習得できるのかと・・・

答えは「できる」です。もちろん熟練といわれるまで長きにわたって技術の習得が必要ですが、それは他の社員も同様です。私たちは先代の代から55年の間この体制でモノづくりをしてきました。

私たち新田の社員は各々が得意とする技術を製品づくりに生かせる環境で仕事をしています。

■障がい者が思いっきり働ける会社「新田」ができる事

プロジェクトを考えたきっかけは工場長である私の妻との会話から

工場長の秋本の妻は「NPOひなた」という障がい者支援団体を主宰しています。

ひなたでは地域で障がいのある方やご家族のサポート全般をしています

NPOひなた内、相談支援ルーム

妻が障がい者支援を志したのはごく自然な流れでした。

幼いころから障がい者の雇用や寮生活をサポートしてきた母や叔母を見て育ってきた彼女は特別支援学校で教員として経験を積み、母や叔母の後継者として新田にいる障がいを持つ人たちのサポートを開始しました。

自分たちが日々仕事している環境は世間から見れば特異であり、そのような環境を多くの企業が持っていない。新田ができることは他の企業できるのではと簡単に考えたいが、世の中そう上手くはいかない。

障がいのある方を雇用するには周りの環境や働く人々の理解が重要である。雇用はするがどう活用すればいいか、

多くの企業が悩むところを新田は普通にやっている。どうして他社は踏み切れないのか・・・

こんな話を夫婦でしているときにふと気づいたんです。

「私たちが支援の規模を広げればいい」と、実際に雇用はしているし、会社の戦力になっている、会社が大きくなれば雇用を増やせて、利益をひなたに供与してそこで障がい者支援の規模を拡げられる。

この様な思いで作り上げた渾身の1着です。ぜひ新田の意気込みを着倒してください！

・企業紹介

高級既製服縫製工場 ㈱新田

大量生産品は受注せず、自社で管理できる範疇で仕事を選ぶ技術力の高い縫製工場。

ラグジュアリーブランドでも用いられる縫製方法で質の高い商品を提供しています。主に高級婦人服を生産していますが、カジュアルなカットソーを婦人服縫製の手法で仕上げた贅沢な商品群も人気です。