※本プロジェクトへの寄附金のうち、個人様による寄附は「ふるさと納税」の対象となります。「確定申告」又は「ワンストップ特例申請」を行うことで、寄附金のうち2,000円を超える部分について、所得税と合わせて全額が原則として控除・還付されます。例えば本プロジェクトにおいて15,000円の寄附をした場合、合計13,000円の税金が還付・控除されます。詳しくはこちらとページ下部の注意事項をご覧ください。※寄附をした方の給与収入や家族構成などに応じた還付・控除額の上限がありますのでご注意ください。総務省ホームページにて寄附金控除額を計算（シミュレーション）を行うことができます。
 

私たちは、岡山県の北東のはしっこ、西粟倉村民です。岡山県の三大河川の１つである吉井川の最上流部、源流域の吉野川沿いに発達した村です。

人口約1500人の小さな村ですが「平成の大合併」で周囲の自治体の大半が合併を受け入れる中、2004年に自立の道を選択した西粟倉村では、「上質な田舎へ」をキーワードに、地域資源としての価値を見失いかけた林業を活性化させて持続可能な地域づくりを目指して様々な挑戦を行ってきました。
2008年には、「百年の森林（もり）構想」を掲げ、伐採から加工、流通までを行う林業の六次産業化や、移住起業支援事業である「ローカルベンチャースクール」などに積極的に取り組んできました。

・西粟倉村百年の森林構想

村の95％以上を占める森林を活用するために立ち上げた構想で、50年前祖先が子孫のために植林した森を守り、50年先の次の世代に引き継ぎながら、健全な森を生かす地域経済の仕組みです。

具体的には、村の主な資源である木材に付加価値をつけて、全国に西粟倉の木を流通させる仕組みです。そのために、西粟倉村の山を村がとりまとめ、効率的に森林の管理を行う必要があり、1400人ほどいる地権者ひとりひとりに地道に交渉をして、森林を村に預けてもらっています。

【西粟倉村は、全国のモデルとして、魚の沢山いた楽しい川を再生します！】

そんな西粟倉村ですが、村長をはじめ、昔はみんな、子供の頃は川で遊びながら自然の厳しさや楽しさを学んで大人になりました。昔の川を知っている村内の大人たちは、昔と比べて魚が減り、川に入らなくなったと言います。

(村長インタビュー：川面に顔をつけたとき、ぼくの世界は輝いた。 西粟倉村の村長が話す、 川が育てる、生きるを楽しむ力)

すぐそばにはオオサンショウウオや魚の泳ぐ綺麗な川があるのですが、村の子供達が川で遊ぶことはめっきり少なくなりました。

そこで私達はやっぱり挑戦し続けなければいけないと、今回のプロジェクトに動き出したのです。

多様な人と魚が楽しく共生する川づくりを目指します！

海からは最上流の村ですが、昔は海からウナギがたくさん登って来ていたと聞きます。村の大人は川で遊び、自然の厳しさと楽しさ、そして知恵を学びましたが、今の子供達は川に入ることさえ少なくなりました。

まずは、道の駅に子供達が川に入る場所を作り、自然を楽しむ入り口を作りたいです。その後、小さな村であることを生かし、自然再生のPDCAを早く回し、真に自然と共生するローカルモデルとなりたいです！

まずは、村外からの入口である村内唯一の「道の駅あわくらんど」に川や魚と遊べる場所を作り、村の子供達や村外の親子に自然と遊ぶ楽しさを体験してほしいです。

今後、この水源の村から人と自然とを繋いでいくこのプロジェクトを始めて、自然と生きる楽しさを、大人には取り戻してもらい、子供には感じてもらいながら下流の町へ、また吉井川流域だけでなく、全国の河川へ広がって欲しいという思いを込めてチャレンジしたいと思います。

また、川の再生プロジェクトでは、川遊びがはじめての方への入口とし、自然と関わることの楽しさを知ってもらった後に、自然再生事業へと発展させてゆきたいと考えています。

【資金使途１：「道の駅」を「川・魚遊びの駅」に！】

「道の駅あわくらんど」は、鳥取道とも隣接した村への玄関口で、交流の拠点でもあります。すぐ裏に清流があって、かつては川遊びができるように整備され、魚のつかみ取りなどのイベントが実施されていました。しかし、土砂が堆積して草が繁茂することで、利用が難しくなっています。

photo 以前の道の駅（すぐに川遊びができる）

photo：現在の状態（川遊びができない）

photo：2018/6/8、まず自分たちで出来る事をしようと、草刈りを実施しました。

思っていた以上に土砂が堆積しており、多量の土砂を移動させて、川遊びしやすい空間に再び整備するには行政の協力も得て、重機の利用や専門的な流路の設計が必要です。
　そこで、地域でできる自然再生の取り組みを全国に普及している専門家集団「小さな自然再生研究会」の知恵もお借りし、今後の管理手法や治水への配慮を確認しながら、村内外の子供達の冒険心をくすぐる魚・川遊びの場となるように整備したいです。

小さな自然再生研究会

【資金使途２：自然再生の実験場として整備】

この場所を整備する際には、水生生物との共生を図るために、水際の植生を残したり、瀬や淵といった多様な流れが確保されるように石の配置を考えて、魚や水生昆虫の生息場所づくりを行います。川べりには箱メガネを設置し、川の中の世界を覗けるようにします。

【資金使途３：道の駅内部を魚とのふれあいの場に。水槽展示など】

また、「道の駅あわくらんど」や「旬の里」には、うなぎや地元の川に生息する魚を展示します。お店に立ち寄った人にも何気なく「川の魅力」を伝え、すぐ横にある川へと人々を誘います。水族館での勤務経験のあるスタッフが、水槽のレイアウトや管理のしやすさなどを工夫して展示します。

【スケジュール】

◯クラウドファンディング：6/28〜8/15

◯返礼品の各種ツアー

・魚人渓流ツアー：8/16〜10月

・オオサンショウウオツアー：8/16〜１０月

◯川遊びのための改修：８/16〜９月

※リターンのご提供は全てプロジェクト期間が終了してからとなります

以下にはリターン（返礼品）が続きますが、どんどん壊れている日本の川も、村と魚人が本気出したら、ちょっとづつでも改善できるんだ、という勇気が私たちがお渡しできる一番のギフトだと思っています。

日本の川が良くなって、地域に活力が生まれること、再生の方法や取り組みを展示して、日本中の川の手本となれるような挑戦のプロセスを共有したいと考えています。
本気で取り組みますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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【先着特典】

各コースには、先着特典として、西粟倉村の新しいキーワード「生きるを楽しむ」のステッカーをお付けします。（私達は、挑戦しすぎるのですが、その過程が楽しくないと挑戦が長続きしないことも実感しつつあるので、この言葉を忘れないようにしています。）


a)「魚もいない川なんて退屈すぎるぜ！」魚人証
（＊魚人証：西粟倉で川の再生に取り組む仲間の証です！）
これを首からかけて、本気で自然再生しましょう！

b,c)西粟倉村でゆっくり育った「森のうなぎ」
※bはひつまぶしなどに使える刻んだ鰻「きざみ」、cは蒲焼そのままとなります

岡山県西粟倉村から大きく美味しい鰻をお送りします!
●西粟倉村で森の恵みを利用し、無投薬で1年以上かけてゆっくりと大きく育てています。
●うなぎ職人が1匹1匹丁寧に捌き、蒸し、手焼きをしています。
●無添加の独自で開発した ”たれ” は、うなぎの旨味を引き立てます。
●美味しい状態でお届けするため、急速冷凍をしています。 

2016 年 1 月から準備をし、5 月から設備を入れて、まずはビカーラ種の養殖からスタートしました。一般的には半年ほどで出荷サイズになるよう育てられますが、無投薬にこだわり、1 年以上かけてゆっくり大きく育てています。

私たちは、単にうなぎの養殖をするのではありません。森に囲まれた環境で、森のめぐみを活用しながら林業と水産業をつなげて循環させていくことを目指しています。

「森のうなぎ」ですが、“森” だけから生まれたのではありません。
私たちの目指す“循環”も、楽しんで味わってもらえますと嬉しいです。

d)2TONE吾妻袋 Mサイズ(ヒノキ染め）
ソメヤスズキの拠点である西粟倉村では、スギやヒノキの間伐が盛んです。間伐材を製材する際に不要となる樹皮で、こんなにきれいな色が染まりました。ヒノキの色を2TONEで使った特別なアイテム。山がくれた、ちょっと贅沢な贈り物です。
さっと持てる、ちょうどよいサイズです。小物をまとめてバッグインバッグとして、着替えを入れて温泉や銭湯へ、旅行の荷造りに、小さく畳んでサブバッグとして、などなど使い道はいろいろ。浴衣や籠バッグとの相性も抜群。手土産やギフトにも最適です。
 

e)もりうお（アマゴのシェーカー）
森と音がつながる「mori no oto」：西粟倉村で楽器と音の出るおもちゃを創っています。木の香りと暖かな音色につつまれ、自然と人が支え合うすてきなくらしを創りたい。一つ一つの楽器にそんな想いを込めています。
（シェーカー：物を振ってリズムを刻む楽器。主にラテン音楽で使用される。）

f)村の魚人と行く渓流ツアー（半日）に参加

g)職人が目の前で料理する森のうなぎの蒲焼
村の養殖場・加工場見学＆職人が目の前で焼く手焼き蒲焼森のうなぎのうな重

h)オオサンショウウオツアー
：自然環境の専門家が野生のオオサンショウウオを見れるまで付き合います。

下図が関係者（ステークホルダー）のイメージ図です。

川の自然再生は、自然が相手のために不確実性が伴いますが、小さな村で現場密着のメリットを生かし、たくさんの方の知恵と協力をもとに、実験と改良を重ねて、誰もが楽しめる川づくりに努めたいと思います。この成果をもとに、小さな自治体としてのローカルモデルを作り全国に発信したいです

たくさんの魚人、あつまーれ！

注意事項

※本プロジェクトはふるさと納税型クラウドファンディングです。寄附金は西粟倉村への寄附として取り扱われます。購入型のクラウドファンディングとは異なり、寄附控除を受ける際は別途申請が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

※ 西粟倉村にお住いの方は返礼品を受け取ることはできませんが、寄付控除の対象にはなります。

※本プロジェクトに対する寄附金には、西粟倉村から寄附金受領証明書が発行されます。発送は2018年中になりますので、この寄附金受領証明書をもとに、2018年分の確定申告の際に、税制上の優遇措置を受けることができます。

※寄附する人の収入や家族構成に応じて還付・控除額は変わります。

※お届け先の方が寄附金控除の対象者となりますのでご注意ください。

※寄附申込みの際にワンストップ特例申請を希望された方に、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書（ワンストップ特例申請書）」を西粟倉村から郵送します。必要事項を記入・確認、押印し、本人証明書類を添付のうえ、同封の返信用封筒で返送してください。

【ワンストップ特例制度について】
手続きの簡素化のため、確定申告の不要な給与所得者等がふるさと納税を行う場合に、確定申告を行わなくてもふるさと納税の寄附金控除を受けられる仕組みです。申請には、ふるさと納税先の自治体数が5団体以内で、かつふるさと納税を行う際に「寄附金税額控除に係る申告特例申請書（ワンストップ特例申請書）」と本人証明書類を提出する必要があります。

※このプロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、寄附をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。

※法人のお客様へ、本プロジェクトは企業版ふるさと納税の対象とはなりませんが、寄附金控除等の申請をされる場合は寄附金受領証明書の発行が可能です（自治会等の課税がない団体が寄附された場合、寄附金控除はございません）。