こんにちは、玉利正と申します。私は妻が「認知症」になったことをきっかけにこの「老年男子からの手紙　もしも私が」というCDを制作しました。世の中の人たちに認知症に対する理解を深めていただきたいという思いから、このCDを世の中に広げたいと考えています。

社会問題になっている「認知症」を予備軍の方や、患者を抱える家族に理解してもらい、認知症に対する関心や、気持ちを共感してもらいたいと思っています。

CD制作に至った経緯

近年の急激な高齢化社会は深刻な社会問題となっており、なかでも認知症問題はマスコミ等でも連日報道されるほどの大問題となっております。

今回私が制作した認知症テーマの唄「老年男子からの手紙・もしも私が、、、」につきましては、そのきっかけが「妻の急病」から始まったもので、偶然そのテーマに近づいてしまったと言ってもいいものでした。

一度も病気をした事がなかった妻が、２０１３年５月２０日の明け方「くも膜下出血」で突然倒れ、意識不明の昏睡状態に陥り、緊急手術、そして入院治療とリハビリの日々が始まりました。

私は毎日、一日も欠かさず病院に通い付き添いました。２０日間ほどで意識は回復したものの、重い脳機能障害が残り、子供の名前はおろか、自分の名前や生年月日もわからず、「重度の認知症」と同じような後遺症が残るとの事でした。思いも依らないところから今回のＣＤ制作に至り、妻の入院期間４か月、そしてリハビリ６か月の間に、「認知症」の事について勉強し、書き溜めた「歌とセリフの詩」が元となり出来上がった作品でございます。

CDの反響について

　この作品は、今年で７７歳の喜寿を迎えた私自身の声で歌って語っていますので、まさに素人の「老人の声」ですが、それが案外同年代の人たちには共感をいただき、「泣きながら聞いた・・・」とか、「自分の今の気持ちそのものだ・・・」との反響をいただき、鹿児島県内から多くのお問合せがありました。

老人会やデイサービス施設などの施設運営者や、とある屋久島のお寺の住職さんからは、ＣＤ４０枚のご依頼をいただくなど、今年２月から４月まででＣＤ５００枚、５月から７月までで４００枚のＣＤを発送しました。

それからは口コミで、県内の民生委員さんたちの間から情報が広まり、「体験と歌の発表」の依頼が来るようになり、４月から７月までの間に１０会場で「講演と歌の発表」を致しました。どこの会場も妻を伴い、元気に歩けるようになった姿を紹介しながら発表し、「じっくり涙ながらに」聞いていただきました。

（今現在の妻と私）

“もっと聞いてもらいたい・・・、全国の高齢者や予備軍に聞いて欲しい・・・という気持ちから、Makuakeのサイトにエントリーさせていただいた次第でございます。

（ぜひ一度聞いてみてください）


お金の使い道

ＣＤの増刷や、認知症関連資料などの制作費、全国の「老年男子」募集費用等に使わせていただきます。

実行者/チーム紹介

玉利 　正

平成27年１月１５日ＣＤ発売

１月１２日　ＭＢＣラジオで紹介　　　　　※認知症家族から問合せ。
１月１５日　南日本新聞に掲載　　　　　　※ＣＤの注文あり。
３月５日　ＭＢＣニューズナウで放送　　　※ＣＤの注文殺到。
３月９日　ＭＢＣかごしま４時で放映　　　※さらに大反響。ＣＤの注文殺到。
３月１９日　ＦＭ銀河出演　　　　　　　　※全国に紹介される。

 
反響は県内の老人会や介護施設等に広がる。

３月１６日　伊集院町徳重中央通り公民館「いきいきサロン」で講演と歌。
３月２２日　地元有志によるＣＤ発売記念パーティ。
４月１１日　鹿児島市小野町宇都部落「いきいきサロン」講演と歌。
４月１８日　日置市永吉町「蓑笠市まつり」講演と歌。
５月１３日　薩摩川内市東郷町鳥丸西公民館「老人会」ふれあい給食会で講演と歌。
５月１９日　日置市伊集院中央公民館「母子寡婦大会」講演と歌。
５月２０日　鹿児島市真砂町　老人ホーム「はるうらら」講演と歌。
６月１３日　川内山形屋「旬の手作りアート展」講演と歌。
７月１６日　薩摩川内市東郷町鳥丸地区「高齢者クラブ」講演と歌。
７月２７日　串木野市串木野脳神経外科センター「夏祭り」講演と歌。 
 

ご支援よろしくお願いいたします！