私たち発酵温浴nifuと吉野ヒノキ

私たちは東京で発酵温浴nifuという温浴施設を運営しています。

発酵温浴とは、自然の力で発酵させたふかふかのおがくずの中に体を沈めて温める、酵素浴、酵素風呂と呼ばれるものです。 美容・健康に良いと近年注目されています。

直接肌に触れるおがくずには、奈良県吉野産のヒノキを100%使用しています。
キメが細かいことで肌触りが良く、香りも良い吉野産のヒノキ。
私たちにとって吉野ヒノキは欠かせないものとなっています。

そんな吉野ヒノキをもっと身近に感じてほしい気持ちから、”毎日使える吉野ヒノキ”をテーマに商品の開発を進めてきました。

発酵のチカラで美と健康のお手伝いをしている私たちは、これまでMakuakeで３種の入浴剤をご紹介しています。
今回も私たちらしくみなさまの暮らしに寄り添えるものは何か、と考えたところ吉野ヒノキの天然精油を利用したアロマミストに辿り着きました。

気分やコンディションで選べる３種のミスト。

このプロジェクトを通して、吉野ヒノキの魅力をみなさまにもっと知っていただきたいと思います。

五感の中の「嗅覚」

私たち人間には、大きく分けて視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚の五感があります。
五感を刺激すると、直感が磨かれることで新しい可能性が広がったり、脳が健康になり心と身体を健やかに保つことができます。

五感の中で現代の私たちが最も使えていないのが嗅覚と言われています。

嗅覚はにおいで危険を察知し、時に命を救うことのある大切な感覚です。
また喜怒哀楽などの感情と関連が深く、時間や空間の認識や記憶とも深く結びついているため、 嗅覚が研ぎ澄まされることでより心豊かに日々を過ごせるとも言えます。

人工的な強い香りが日常生活に多く溢れていませんか？ 強すぎる合成香料は現代で嗅覚が鈍くなっている大きな原因の一つです。 「香害」と呼ばれ体調不良を起こすほど社会問題にもなっています。

しかし、質の良い香りを意識的に嗅ぐことによって嗅覚は刺激され高まっていきます。

香りは日常生活に溢れるとても身近なもの。

何気ない暮らしの中に上質な香りを取り入れることで、心豊かな暮らしへと繋がっていきます。

日本で最も古い植林の歴史をもつ、吉野地方

春には桜が美しいことで知られる吉野地方。

日本三大人工美林の一つと言われ、美しい山々が広がる地域です。

日本の各地で植林が行われ有名なヒノキの産地も数多くありますが、 その中で吉野は最古の人工林で、日本有数のブランドヒノキである吉野ヒノキの産地です。

吉野の植林の歴史は、室町時代末期の1500年頃と記録があります。
その後豊臣秀吉が大阪城や伏見城をはじめ、多くの寺社仏閣に吉野の木を建材として使うようになり、 林業は吉野の生業として深く根付いていきました。
広大な吉野川によって輸送が発達したことで、さらに林業が発展しました。

伝統的な吉野の植林方法

環境に恵まれた吉野の林業は、その独自の手法が伝統的な産業として脈々と受け継がれてきました。

吉野では、「山守制度」によって林業が営まれています。
「山守制度」とは、山を所有する者と山を管理する者を分けて行う管理制度。
山主に代わり山守が現場で木を育てる役割を果たします。

山守の仕事は山林の保護管理から植栽、手入れ、間伐等の労務、資材・労務者の管理まで多岐に渡ります。

苗を植えてから伐採するまで、幾世代にも引き継がれ大切に育てられ、守られて現在に至っています。

山主と山守の信頼関係が何世代も引き継がれることによって、山が丁寧につくりあげられ、吉野の木の高い付加価値を生み出しているのです。

吉野では一定面積に間隔を開けず苗を植える「密植」という方法で、ヒノキや杉を育ててきました。

通常1ヘクタールあたりにおよそ3000〜5000本を植えるところ、吉野ではおよそ8000～12000本という大量の木を植えます。

木と木の間がおよそ１メートルくらいの間隔で植えるので、それぞれの樹木は若いときに太くなりすぎることがありません。

植林間隔が狭いと、お互いが成長を抑制し合うので一年一年の成長がゆっくりとなり、 年輪幅が細かく均一で頑丈な材が育ちます。

節のもととなる枝を切り落とす「枝打ち」を行うことも、吉野林業の特徴です。
節は見た目の美しさを損なうだけでなく、材そのものの強度にも影響を与えます。

吉野林業では、間伐や枝打ちを行いながら、数十年から100年、200年以上の時間をかけ、１本１本の木を大切に育ててきました。
そのため吉野では、見た目が美しいだけでなく頑丈さも併せ持った、節のない緻密な木目のヒノキを今も日本中に送り出すことができています。

さらに除伐や間伐をすることで、良い木・良い密度の森を育てています。

吉野ヒノキの特徴

美しく品質の良い吉野ヒノキは有名な寺社仏閣でも多く使われてきました。

吉野のヒノキをこれからも守るために

植える→育てる→収穫する

このサイクルをうまく循環することで、森林の機能が十分に発揮しそれによって林業の生産活動も活発化することに繋がります。

大切に育て、大切に使う。

ヒノキを余すことなく使うことが林業家を支え、その後の森林が守られることになります。

発酵温浴nifuでは、製材時に生まれるおがくずを厳選し発酵温浴で利用したり、精油やエッセンシャルウォーターを作るなどヒノキを余すことなく活用することで、吉野の大自然と歴史ある吉野林業をリスペクトし、伝え広げる活動をしていきます。

nifu天然精油アロマミスト / 仕様

nifu天然精油アロマミストは、３種全てに吉野ヒノキの天然精油を使用しています。

精油濃度は4〜5%の配合で、天然精油の香りを十分に堪能することができます。

アロマの中には一部が精油、残りのほとんどを合成香料で作っているものも多くありますが、nifu天然精油アロマミストは合成香料完全不使用で精油を多く使用しているため、濃厚でクオリティの高い香りです。

また、揮発のためのアルコールは食品に使用するのと同等レベルのアルコールを使用。

さらに界面活性剤や防腐剤の添加がないため、まるで森林の中にいるような自然の香りに包まれます。

こんなシーンに

リターンについて

nifu天然精油アロマミスト
「Sleep」
「Yuragi」
「Meditation」

各50ml(化粧箱入り)

nifu hinoki clean天然ミスト 180ml

吉野ヒノキのエッセンシャルウォーター。
空間やファブリック、お掃除にご利用できます。
靴箱やゴミ箱、お手洗いにも。

実行者 / 発酵温浴nifu

発酵温浴nifuは女性専用の酵素風呂専門店です。 奈良県吉野産のヒノキを使用し、発酵熱を利用したエコロジーな温浴で女性の美と健康のサポートをさせていただいています。 温活、妊活、菌活、腸活などのキーワードでメディアにも多く取り上げていただき、ダイエットやデトックス・美肌目的など、健康や美容に関心の高い女性のお客様にご利用いただいています。