プロジェクト実行者
ストーリー
- 「誰もが安心してデジタルを活用できる世界」の実現に向けた応援サポーター募集プロジェクト
- ヒアラブルデバイスを活用したアイデアを実現するアプリケーション開発用SDKを限定公開
- NECの耳音響認証技術とフォスター社のセンシング技術を搭載したイヤホン型ウェアラブルデバイス
※このプロジェクトはMakuakeとMakuake Globalの合算された応援購入総額による All or Nothing型です。
※Makuake及びMakuake Globalにおけるリターン数は各2,100個となります。
※プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2023年01月17日までに、Makuake Globalとの合算で79,600,000円の目標金額(合算サポーター数2000名)を達成する必要があります。目標金額を達成しなかった場合、お申込みいただいていたサポーターへ応援購入した金額が全額返金されます。その為、リターン(商品)も届きません。
※目標金額達成判断の基準となる合算の応援購入総額は、Makuake Globalのサポーターにおいてもリターン価格を39,800円とみなして算出いたします。
※最新の合算サポーター数は、以下のURLよりご確認ください。なお、合算サポーター数はリアルタイムで反映されているものではなく、日次更新の情報です。
<https://www.makuake-world.com/default/nec-hearable-global/12513.html>
※Makuake Globalと合算した応援購入総額は、プロジェクト期間中の毎週火曜日(2023年1月3日を除く)に以下に反映されます。
合算サポーター数:73人 合算応援購入総額:2,905,400円
このプロジェクトについて
今回のプロジェクトでは、NECが提供する生体認証技術の一つである「耳音響認証」技術を搭載したヒアラブルデバイスを用いて、誰もがワクワクするような近未来を一緒に目指していく応援サポーターをグローバルで同時に募集します。
未来をヒアラブルデバイスで創造する
今回のプロジェクトの応援サポーターを対象として、ヒアラブルデバイス本体だけでなく、耳音響認証技術とセンサ技術を活用したアイデアを実現しやすいよう、NECがオフィシャルに用意したアプリケーション開発SDKを限定公開いたします。
※ご提供するSDK(Software Development Kit)の対象OSはiOS/Androidとなります。
その他、製品仕様などのご質問については、「実行者へ問い合わせ」よりお問い合わせください。
想像できる近未来としては、例えば、ヒアラブルデバイスをあなたの耳に装着するだけで、認証された人々だけがアクセスできるバーチャルなネットワーク空間上で、安心してコミュニケーションできるデジタル世界の実現であったり、個人をエンパワードするパーソナルアシスタントのような実世界サービスの実現が可能になると考えています。
NECの目指す世界
急速に進むデジタルトランスフォーメーションにより、社会は圧倒的に便利になっていきます。同時に「なりすまし」などのリスクも高まります。そこで期待されるのが、生体認証技術です。生体認証は、実世界とデジタルの世界を「安全」という扉でつなぐ重要な役割を果たします。NECは、一人ひとりがもつ生体情報を「鍵」とし、必要に応じて複数の生体認証を組み合わせたマルチモーダルによる高度な認証をデジタルの世界の入口に構築することで、なりすましや悪意のある攻撃のリスクを排除し、「誰もが安心してデジタルの利便性を最大活用できる社会」を実現していきます。
ヒアラブルデバイスのユースケース
各種法人向けソリューションとして
テレワーク環境はもちろん店舗や倉庫など幅広い利用シーン
在宅コールセンターにおいてオペレーターの個人認証に用いることでテレワーク環境でのセキュリティー対策強化にもつながります。
また、店舗や倉庫などでは、周囲の騒音をカットできるので、音声認識エンジンを活用することで、音声のテキスト化やシステムへの音声指示を行うこともできます。加えて、デバイス内蔵のセンサなどからのデータをクラウド上で分析することで、装着者の頭部への衝撃や活動状況の検出、遠隔からの装着者の見守り実施することも可能です。
- NECが提供する法人向けヒアラブルソリューション
リアルとバーチャルを融合させた空間演出
「音響定位」という独自技術を活用する事で、臨場感のある演出が可能となります。NECの技術を応用することで、仮想的な空間に音源を固定させ、ユーザがその場所を訪れると自動的に音が聞こえてくるイメージで、街全体をテーマパーク化することができます。
コンセプト動画は下記リンクからご覧いただけます。
- NECが提供する「空間音響MR™」SSMR
製品について
装着者が「自分」であることを認識できる
このヒアラブルデバイスには、耳音響認証という生体認証の技術が使われています。
生体認証(バイオメトリクス)とは、人間の身体的または行動的特徴を用いて個人認証する仕組みです。NECは半世紀にわたり生体認証に取り組み、世界トップクラスの生体認証技術で世界約70の国や地域に貢献してきました。生体認証は一人ひとり固有の身体的特徴を鍵としているため、なりすましや偽造が困難でより確実なセキュリティを必要とする場面での本人確認に適しています。物理的なカギを持ち歩く必要がなく、紛失することもありません。また、昨今の、衛生面の価値観の変化にともない、非接触で衛生的な生体認証活用への期待が高まっています。
耳内部の音響は、指紋や瞳の虹彩のように各人固有のもの。NECの耳音響認証技術(特許取得済み)で個々により違う、装着者の耳穴の形状で決まる音の反響を用いて個人を特定します。耳の構造を活用した生体認証は人体の内部の情報を用いるため、詐称が困難で安全性が高くなります。メガネ、帽子、マスク、手袋をしていても『ヒアラブルデバイス』では瞬時かつ安定的な認証が可能です。
各種センサを搭載したヒアラブルデバイス
このヒアラブルデバイスには言葉を伝える「マイク」、音を聞く「イヤホン」、個人を特定する「生体認証」、そして使用者の状態を可視化できる「9軸センサ」に加えて、「外耳孔表面温度」や「脈関連情報」をセンシングできる新しい技術を搭載しているため、使用者が「いつ」「どのような状態」であるかを可視化することができます。
※脈関連情報をセンシングできる技術は現状、実験レベルでのご提供となります。センシング精度を保証するものではありません。
『ヒアラブルデバイス』を認証デバイスとしたアプリケーション開発により、パーソナライズされたコンテンツの提供など、ハンズフリーで利用できる様々なサービスの実装も可能になると考えています。
上記の未来が実現できれば、スマホやウェアラブルグラスと異なり、両手や視界は自由な状態で、ストレスなくサービスをご利用いただけます。
また、その先にはエンターテインメントやビジネス、教育、観光など幅広い分野の未来に貢献できると考えています。
1つのイヤホンに2つのマイク
イヤホンマイクの内側と外側に配置した、2つの集音マイクによってノイズを高精度に検知するノイズキャンセリング方式を採用。イヤーピースで遮音した後に、どういうノイズが耳の中に残るかは、人それぞれの耳の形や装着状態などによって大きく異なります。
外側のマイクだけではどうしても拾いきれないノイズも、耳の内側の音導管の部分にマイクをつける事で、飛行機のような低域のノイズだけでなく、人の声や雑踏の音など、中高域のノイズまでキャッチできます。正確にノイズを把握することで、全体帯域での正確な逆位相のキャンセル波を生成できるので、高いノイズキャンセル性能を実現しています。
『ヒアラブルデバイス』はイヤーチップ内側のマイクで“耳の中で響く自分の音声”を集音し、外側のマイクで“発話に混入する騒音”を拾得することで、騒音成分を打ち消し処理します。それによって、ノイズがないクリアな音声を相手にお届けすることができ、普段通りのスムーズな会話をすることが可能です。
NECでは『どういうときの雑音をどう消すか』『その制御をどうするのか』を研究し、必要な音声の質を落とさずに、必要ない雑音をどれだけ消せるのか、その加減や技術を構築しました。
NECの独自技術により、発話音声の背景の雑音や、電話回線のノイズ、複数話者の声が混在する状況などの、人の声の聞き取りが難しい状況でも、集音した音声から個人の特徴を効率的に抽出する新手法を用いることでクリアな言葉を届ける事ができます。加えて、鼓膜-ドライバー間の音情報を取得する従来のノイズキャンセルイヤホンは、ドライバーの前面にマイクを設置している構造が主でしたが、本製品ではマイクをドライバー背面に設置する事によりドライバーから出る音を阻害せず音質を保ちながら、生体情報の取得を可能とする構造を開発し採用することで音質にもこだわりました。(フォスター電機 特許出願中)
【 通話アクティブノイズキャンセリング 】
▼ 騒音環境下での通話アクティブノイズキャンセリングの擬似体験ができます。
ユーザビリティを考慮したプロダクトデザイン
長時間耳に直接接する外周部分には、耳へのストレス軽減とフィッテングの観点からシリコンを採用。また、操作性を向上させ、外側からの水や汗の侵入を防ぎIPX4(外側)に対応するためタッチパッドを採用しています。
また、耳に装着されているかどうかを判断できるように近接センサを内蔵しています。これにより装着されていない時には無駄なバッテリーを消費しないなどヒアラブルデバイスとしての基本的な機能もおさえています。
本製品では4.85mm超小型ダイナミック・ドライバーを採用し、様々な耳へのフィッティングを向上させることでより正確な生体情報取得を可能にしました。さらに、製品内部に耳垢(じこう)やゴミが入る事を防ぐため、いつも清潔に保てるメンテナンスのしやすいメッシュ付きイヤーチップを本製品用にも採用することで、耳垢(じこう)による生体認証精度の低下にも対処しています。
前回プロジェクト実績
2年ほど前にオンライン会議で『伝える』際のノイズ音をキャンセルし、コミュニケーション精度を上げる『ヒアラブルデバイス』としてプロジェクトを実行し、用意をしていた500台のすべてをサポーターへお届けすることができました。
製品仕様
<主な仕様>
ドライバーユニットの型式:ダイナミック型
ドライバーユニット:φ 4.85mm
再生周波数帯域:20Hz ~20kHz
電源:リチウムイオン充電池(内蔵式)
充電時間:約 1.5~2 時間
待受時間:約 50 時間
動作時間:連続再生時間 / 最大6 時間
連続通話時間 / 最大 6 時間
質量:本体 約8g x 2個, 充電器(USBケーブル除く) 約60g
通信方式:Bluetooth ver.5.2
対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP
対応コーデック:SBC、aptX、AAC
防水等級:本体外側 IPX4相当、本体耳内側 IPX2相当、充電器(非防水)
センサ機能:9軸センサ(ジャイロ, 加速度、地磁気)、近接センサ
本体サイズ:25.0mm x 21.7mm x 27.2mm (イヤーチップ含む)
充電ケースサイズ:41.0mm x 67.0mm x 47.0mm (充電ケーブル除く)
付属品:充電ケース、充電ケーブル(USB Cable Type-C - Type-A)、イヤーチップS・M・L(Mは本体に装着済み)、取扱説明書
◆ 製造元:フォスター電機株式会社
https://www.foster.co.jp/
プロジェクトへの想い
NECでは、「安全」「安心」「公平」「効率」という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指しています。
前回のプロジェクトでは、オンラインでのコミュニケーションが活発になってきた時代における新しいコミュニケーションスタイルの実現と、ヒアラブルデバイスが目指す未来の世界を世の中に伝えていくために、企業の研究・技術から新製品・新規事業創出をサポートするMakuake Incubation Studio(MIS)と一緒にMakuakeに挑戦し、おかげさまでご用意していた500台すべてのヒアラブルデバイスを、サポーターのみなさまにお届けすることができました。改めて感謝申し上げます。
NECの独自の技術である耳音響認証と通話アクティブノイズキャンセリングを搭載したヒアラブルデバイスについては、前回プロジェクトの公開後からたくさんのお問い合わせをいただき、耳音響認証のユースケース拡大に期待される声や、追加販売に関するご要望、海外進出に関するお誘いなど、NECが目指す社会価値創造や、製品に込めたコンセプトに共感していただけた、たくさんの声を頂戴することができました。
今回は、日本国内だけでなくグローバルのみなさまと共に、ヒアラブルデバイスが目指す世界を一緒に作っていきたいと思いますので、皆様、応援のほど宜しくお願いいたします。
FAQ
Q:リスニング時のノイズキャンセリングには対応していますか?
A:しています。
Q:ハイレゾ再生には対応していますか?
A:Bluetooth仕様なので、ハイレゾ対応ではないですが、AAC、aptXの高音質コーデックに対応しています。
Q:BluetoothのマイクはWidebandに対応してますか?
A:しています。
Q:バッテリー交換はできますか?
A:できません。
リスク&チャレンジ
※生産及び品質向上のため、予告なしに製品仕様及びデザインを変更する場合がございます。 ※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により、出荷時期が遅れる場合がございます。 ※本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2023年01月17日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「生体認証が創る、デジタルの未来。NECのテクノロジーを結集したヒアラブルデバイス」プロジェクト詳細ページです。