プロジェクト実行者
ストーリー
✽ プロジェクトのコンセプト
未知の野菜「シマフリル®」の多面的可能性を引き出し、それぞれを商品化、販売を目指します。
今回のプロジェクトは、その中のひとつ、搾油の設備を整えるために挑戦しました。
✽ 因島 さいとう農園
初めまして、さいとう農園の齋藤浩といいます。
このページに目を留めて頂いた事、心から御礼申し上げます。
有難う御座居ます。
私の詳しい経歴等はプロフィールや、後述の「✽プロジェクトの魅力 ヒストリー・概要」に織り込みましたので、そちらを見ていただければお分かりいただけるのではないかと思います。
お手数ですが宜しくお願いします。
✽ 未知の野菜 シマフリル® とは
「シマフリル®」 は、
青大葉高菜&日本あざみ菜の交配種で、
農林水産省への新種登録も済ませ、特許・商標登録をした新種の野菜です。
「シマフリル®」の別名「緑の葉っぱ なざみちゃん」は、広島県産応援登録野菜です。
お味は辛味がありますが、後に残らず爽やかです。生で食べて頂くことのできる野菜で、辛味が強いと感じられるのなら、加熱していただくこともできます。
茹でてもアクが出ません。油との相性も抜群なので炒め物や天ぷら、かき揚げにも出来ます。
特徴は。。。。。。
播種からどの段階でも供することが出来ます。
一株を大きく育てていくと、数十枚の中葉から大葉を収穫することが出来、花を咲かせると良質の種が取れます。
✽ クラウドファンディングに至った経緯
これまでにない稀な野菜なので、既成の規格的農産物の流通に乗せられず、販売経路が確立されていません。ゆえに、販売実績が薄く、金融機関等での資金調達が難しい状況です。
しかしこの野菜の素晴らしさ、秘めたる力が健康問題や環境問題等を少しでも改善出来るのではないかと感じています。その可能性を何らかの形にして、今以上に伝えていくためには資金調達を必要としています。
健やかな生活や、環境改善に興味を持っておられる方々で、このシマフリル®に関する企画が面白そうな企画だなと感じて頂けた方のご協力をお願いしたいと考えました。
またクラウドファンディングでは、多くの方々に「シマフリル®」(別名「緑の葉っぱ なざみちゃん」)の名前や特徴等を知って頂き、何か興味を持っていただけるのではないかと考えました。
リターン商品の「シマフリル®」「緑の葉っぱ なざみちゃん」で、実際に食して頂き、感想を頂くことや、新しいアイデア、献立が出来るのではないかとワクワクしています。
✽ プロジェクトの魅力 ヒストリーと概要
この新種の野菜は、現在、広島県尾道市因島で無農薬・無肥料で栽培していますが、その発端は「さいとう農園」の農園長である私が東京農工大学に在学していた37~38年前に遡ります。
東京農工大学での私の専攻は環境科学科の土質学で、私は土の世界と宇宙との関係性を学び、土壌に生息する微生物なども研究していました。
そして、その農工大の同級生に驚く程感性が鋭く、教授にも引けを取らない知識を持ち、新種野菜の開発を研究している変人が居ました。
彼の研究は、今後、地球規模で起こるであろう食糧危機に備えるために、色々な側面から対応していけて、更にそれ一つでも栄養バランスに優れ、生きていくための糧になり、地球との共生ができるものの開発でした。(そして今、私はその食糧危機が起こっているのだと感じることが多くなっていると感じています)
なぜか、その同級生と私は妙にウマが合い、その新種野菜の開発・研究を土壌の面からのサポートをしていたのです。
が、在学中には完成に至らず、卒業と同時に共同研究は中断され、音信不通になり、それぞれの人生を歩んでいました。
(因みにその変人の同級生は首席で卒業しました(笑))
主席卒業友人と私の母校
ところが卒業から22年後、卒業後もライフワークとして研究を続けていたこの変人同級生と運命的な再開があり、私は再度土質・土壌学の面からこの研究栽培のサポートをすることになったのです。
二人で細々と研究開発を続けていましたが、奇跡的な再開から3年後、同級生は「この葉っぱを世に出してくれ」と私に言い残し、あっけなくこの世を去ってしまったのです。
友人がお世話になった病院
当時、私は、ある会社の管理職で、ハードな勤務ながら経済的には恵まれていたサラリーマン生活を続けて行く事も出来たのですが、
同級生が最後に絞り出すように言い残した言葉を脳裏から拭いさることが出来ず、栽培を決意し家族を説得しようと試みました。
しかし無名の野菜の栽培・販売に経済的裏付けがない事で、家族を選ぶか野菜をとるかの二者択一を迫られ、それまでに築き上げてきたもの一切合切を家族に残し離婚。早期退職し、独りで新種野菜を栽培する道を選んだのでした。
私が46歳の時でした。
栽培を始めるために、あてもなく栽培に適した畑を探し回りました。そして、何故か前職で走る回っていた因島に辿り着き、気候や土壌的に栽培に適した休耕地を見つけたのでした。
前職では見知った土地でも、畑違いの畑探しで困難を極めましたが、ようよう休耕地の持ち主に話を聞いてもらえ、そのご厚意で休耕地を借りることも出来、耕作地を確保できたのです。
そのお借りした30a(900坪)の畑を、これまた譲り受けたくわ1本で耕し、同級生から引き継いだ種を黙々と植えて行きました。
私自身、土壌の事は詳しくても、植物の栽培の方法が皆目わからない状態から、色々な方法を試しては失敗をくりかえしました。それを何度も何度も繰り返しながら無農薬・無肥料での栽培方法を確立していったのです。
サラリーマンを辞めた事で定期的な現金収入は全く無く、畑と種はあっても販売できるにはほど遠く、乗っていたガス欠の自家用車をねぐらにし、食べる物に困る日が長きにわたり続きました。 畑には変人が住み着いたと噂が広がり、物見の人が何人も訪れ、中に食べ物を差し入れてくれる人も居てくださって、頂いたもので一時的に空腹を凌ぎました。
新種野菜の栽培と聞いて興味本位や、何か利己欲に利用できないかと近づいてくる人もかなり多くありましたが、私がこの野菜にかける情熱と、思いの丈が違う事が解るとほとんどの人が去っていきました。
これから共に人生を歩める伴侶が欲しいなとも思っていた私も、自分の風変わりな生き方や、私の新種の野菜への情熱も含め、こころから理解できる人は居ないだろうし、現れないのだろうなと考えていたのです。
ここ何年か前から、同級生と細々と栽培していた頃と同様な栽培できるようになり始めたのですが、悲いかな無名の新種野菜。 販売しようにも既成の野菜販売のルートに乗せる事ができず、独りで栽培しているので、時間的にも経済的にも営業に出かける事もままならぬ時間が過ぎて行きました。
そして因島で栽培を始めて紆余曲折の10年目の昨年(2014年)、転機はひょんなことから起こりました。経済的支援ではないが心から私を応援支援してくれる人に出会えたのです!! そして今、二人で歩き始めているのです!!
折よく広島県が県産品の応援するHPを始めるというので応募し、広島県因島でしか栽培されていない事や無肥料・無農薬での栽培等が評価され、登録してもらうことが出来、農林水産省の開設している「美味の国日本」のHPにも掲載してもらう事も出来ました。
また栽培・販売に力を注ぐための農業経営者として尾道市の認定農業者に認定してもらいました。
が、それと販売実績は平行線ではなく、実績が先行しないと融資を受けられない現実があり、まだ農業資材等の先行投資や、「シマフリル®」の可能性を引き出す設備投資等が捻出できない現状なのです。
✽ 「シマフリル®」の栄養価は素晴らしい!!
「シマフリル®」は栄養価のデータも測定してもらっています。
その成分分析をしてもらった検査機関の責任者に「野菜として、こんなにバランスが取れているものは稀である。どこで入手したのか!?」と言われたくらいこの野菜は素晴らしいのです。
野菜の最高峰といわれているケールと比較したグラフを見てください。
身体の中に貯め込まれた毒素などを輩出するための食物繊維は、ケールより多く含まれています。また妊娠・授乳時と女性にとって欠かせない葉酸がほかの野菜に比べてもかなりの量が含まれています。
ビタミンKは不足すると、鼻血、胃腸からの出血、月経過多、血尿、血液凝固の遅延などといった症状が現れます。また、慢性的なビタミンK不足は、昨今問 題になっている骨粗鬆症や骨折を引き起こすことが知られていますが、そのビタミンKが生のほうれん草より1.4倍くらい含まれています。
そしてそれらの栄養素を吸収しやすくする働きをもつナイアシンも適度にあって、含まれている栄養素や一緒に食べた他の物の栄養素が効率よく機能するのです。
要するにほかの野菜では突出している栄養素を持つものもありますが、全体的なバランスが取れている野菜はそう多くないのが現実なのです。
そして何より、これからその秘められた本領を発揮させていくために色々な試作をし、製品化し、販売していきたいと思っています。
勿論、日本中の方々に「シマフリル®」「緑の葉っぱ なざみちゃん」を美味しく食べてもらう事で、手にしていただいた方々の身も心も喜んで頂けると思っています。
そして近い将来、「シマフリル」からバイオディーゼル燃料を製造し、地球の内臓物を掘り起すことなく、畑の作物から現状維持できるような効率の良い循環をするエネルギー環境の世の中にしていきたいと考えているのです。
そしてこれらを産業化していき、「シマフリル®」から色々な産業や就労の機会を創出し、これまで「シマフリル®」の栽培を陰から支えて下さった因島の方々への恩返しとして、研修システムなども構築し、新規就農の方を受け入れ、因島特産の地場産業として稼げる農業で、就農者が増加し、少しでも因島の活性化につなげていければと考えています。
そして後述しますが「シマフリル®」「緑の葉っぱ なざみちゃん」は、その食べ方の応用範囲が広く、毎日でも食べる事が出来、効率よく身体に役立つ野菜なのです。
✽ いろいろな成長段階での収穫
●スプラウト
●幼葉 「緑の葉っぱ なざみちゃん」
●大葉 「シマフリル®」
◎軸ごと
◎葉先カット
◎小型葉(シソの葉状)
●カットした時に残る軸や茎をパウダーにして
◎青汁に加工
◎製パンや製菓、製麺の材料
◎ふりかけ等の加工食品への応用
●漬物や大葉の軸のピクルス
●菜の花
●種
◎マスタード的利用
◎搾油
栽培するのに、「シマフリル®」は病気に強く土壌には拘りません
栽培初心者でも基本的な事を守れば、容易に育成出来ます。
収穫した種と葉っぱには放射能数値は検出されません。
要するに放射能汚染された場所でも栽培・収穫可能なのです。
だからどこでも播種可能です。
サラダに抜群で和洋中の食材にもOK!
栄養価のバランスが良く毎日食べても飽きません。
サラダ、おひたし、煮物、炒め物、揚げ物、
ポテトコロッケ、マカロニサラダ、サンドイッチ、
薬味、刺身の妻、かき揚げ、天ぷら、
和風、洋風、中華 OKです!!
ありとあらゆる使い方が出来ます。
ほかにももっと色々出来ると思えます。
その上、種から食用油が抽出出来るのです。
そして今回のクラウドファンディングでは、そこに焦点を当てています。
国産の原材料「シマフリル®」で食用油を作りたいと思います。
「シマフリル®」「緑の葉っぱ なざみちゃん」には捨てる所ががありません!
植物油から生成されるバイオディーゼルは、自然の真理を壊すことなく、循環していくシステムです。そのエネルギーを活用し、生活しうる環境がどんなに素晴らしい物であるか、想像してみてください。解らないことが有れば、どんどん質問してください。
後は、資金とやる気です。
やる気は無尽蔵にあります。
早逝した同級生の想いと共に、「シマフリル®」「緑の葉っぱ なざみちゃん」を皆さんと一緒に大きく育てていきたいと思います。
どうか宜しくお願いいたします。 さいとう農園 齋藤 浩
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2015年11月25日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
お得にお試しコース
5,400円(税込)
(更新日:2016年03月21日)
★御礼メール
★オフィシャルブログへ御名前記載
http://nazamichan.blog.jp/
★なざみちゃんクッキングリーフレット(只今作成中)×3
★試食用になざみちゃんかシマフリルを約200g
★因島の案内パンフレットいろいろ
☆さいとう農園の販売品の20%OFF年間パス
どんなお味か?試して納得!楽しむコース
10,800円(税込)
★御礼メール
★オフィシャルブログへ御名前記載
http://nazamichan.blog.jp/
★なざみちゃんクッキングリーフレット(只今作成中)×3
★なざみちゃん、シマフリルの10パック(1kg)とお楽しみおまけ因島産柑橘の盛り合わせ
★なざみママ謹製なざみちゃんの京風お漬物かシマフリルのピクルス
★因島の案内パンフレットいろいろ
お送りする時期、お野菜の内容は変動する事がございます。
☆さいとう農園の販売品の20%OFF年間パス
美味しさ味わうたっぷりコース
54,000円(税込)
★御礼メール
★オフィシャルブログへ御名前記載
http://nazamichan.blog.jp/
★なざみちゃんクッキングリーフレット(只今作成中)×3部
★因島の案内パンフレットいろいろ
★さいとう農園の販売品を20%off
★なざみちゃん1kgとシマフリル1kg
★なざみママ謹製なざみちゃんの京風お漬物かシマフリルのピクルス
のセットを2016年1月と2月、3月の3回を予定しています。
加えて只今さいとう農園で企画中のなざみちゃんを使ったオブジェが出来上がり次第お送りする予定です。試作が出来上がり次第オフィシャルブログにてアップしていきます。
お送りする時期、お野菜の内容は変動する事がございます。
【限定3名様】因島さいとう農園でなざみちゃん達と触れ合うコース
108,000円(税込)
★★★
因島のホテルでのデラックスツインルーム滞在お一人さま1日宿泊相当分の割引券のご提供。
(交通費はご負担ください)
※日程等詳しい事は後日ご相談。
★御礼メール
★オフィシャルブログへ御名前記載
http://nazamichan.blog.jp/
★なざみちゃんクッキングリーフレット(只今作成中)×3部
★さいとう農園の販売品を20%off
★なざみちゃん1kgとシマフリル1kgとお楽しみおまけ柑橘の盛り合わせと
★なざみママ謹製なざみちゃんの京風お漬物かシマフリルのピクルス のセットを2016年1月、発送を予定しています。
お送りする時期、お野菜の内容は変動する事がございます。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 地域活性化カテゴリの 「未知の野菜シマフリル®から未来のエネルギーを絞り出しちゃうプロジェクト」プロジェクト詳細ページです。