女性社員が考えた新しい蚊帳
「Kaya House/蚊帳ハウス®」

これから徐々に暑くなってくると、虫や冷房の風に悩まされる季節がやってきますね。
創業1930年の蚊帳メーカーで勤める女性社員６人が、現代の困りごとにあわせて、自分達も使いたい新しい「蚊帳」を作りました。
昔の蚊帳を知っているからこそ、良いところは残し、現代では使いづらい部分を改良しました。当社だからできる、自社で織った消臭機能のある蚊帳生地を使うなど様々なこだわりを盛り込んでいます。

昔の蚊帳は、家族みんなで使用する大きなサイズが主流でしたが、一人でも扱いやすく現代の小さな部屋でも気軽に使用できるように小さくしました。
また、天蓋や間仕切りのようにインテリアとしてもおしゃれに使えて、睡眠、読書や仕事などのパーソナルスペースも作ることができるので、自宅での時間をより快適に過ごすことができます。

生地には自然に優しい素材を使い、お子さんやペットにも優しく
畳みやすさや、設置のしやすさにも配慮したデザインです。

こんなお困りないですか？

・冷暖房の風が強すぎるので調整したい
・家の中で隔離しすぎない、パーソナルスペースが欲しい
・赤ちゃんやペットのために、虫除けに薬品を使用したくない

利用シーン / 利用方法

KayaHouse/蚊帳ハウス®はシングルベットサイズだから、一人部屋やリビングなど気軽にお使いいただけます。

シーン１.冷暖房の風除けに
就寝時など、冷房の風が強すぎると感じることがありますよね。
蚊帳があれば冷暖房の風をやわらげてくれます。
ベッドの上に吊ることで、ホテルライクな空間を作ることもできます。

シーン２.完全に遮断しない、パーソナルスペースをつくる
リビングでも、ちょっとリモートワークしたり、読書したり、集中したい時に。
蚊帳を吊っておくことで完全に周囲を遮断しないパーソナルスペースを作ることができます。
手軽に一人でくつろぐ空間を作りたい方にオススメ。
子供にとっては秘密基地みたいなこの空間。 家族で取り合いになるかも。

シーン３.薬品を使用せずに虫を避ける
網戸がない部屋や、半屋内で。
特に今年の夏は節電対策で窓を開けておきたい状況も増えるかもしれません。
元々虫除けとして使用されていた蚊帳（かや）はそんな時に役立ちます。
「風は通すが虫は通さない」粗めの生地は通気性がよく、見た目も涼しげです。

※KayaHouse/蚊帳ハウス®は屋外や水に濡れる場所ではお使いいただけません。
詳しくは商品の仕様をお読みください。

こだわりポイント

１.一人でも畳みやすく軽量。コンパクトに収納できる

天井と側面を面ファスナーで接着して組み立てる仕組みにしたことで、一人でも簡単に取り扱うことができます。
また、側面のみをパーテーションとして使用することも可能です。
（新しい蚊帳として、意匠登録申請中(出願番号：意願2023-3031)です）

2.こだわりの蚊帳生地を使用
奈良の自社工場で織っているこだわりの蚊帳生地３種で作りました。
どれも自然に優しい素材でできています。化学繊維よりも熱がこもりにくいと言われています。
自社で生産している生地だから、高機能繊維をリーズナブルな価格でご提供することが可能なのです。

①蚊帳の備長炭®
独自の製法で備長炭（紀州産備長炭）を練りこんだ綿(ワタ)を原料にした糸を使用しています。
備長炭の消臭効果が期待できます。

②蚊帳の柿渋®
独自の製法で柿渋を練りこんだ綿(ワタ)を原料にした糸を使用しています。
自然の色が美しく、アイボリーのような優しいお色です。

③蚊帳のリネン
経糸がコットン、緯糸がリネンの片麻生地を使用しています。
リネンは多くのファンがいて、ナチュラルな色が人気です。

３.創業1930年。歴史あるメーカーがひとつひとつ手縫いで作ります

当社の創業は1930年。奈良の地で今も産業資材織物や「蚊帳織り」のふきん、タオル製品などを作っています。
今回のKayaHouse/蚊帳ハウス®も、生地を織るところから全て奈良の自社工場で作っていて、１張り１張り全て手縫で作っています。
奈良市のならまちに直営店があり、こちらで実際のKayaHouseを体験していただくことも可能です。(直営店ならっぷ：〒630-8371　奈良県奈良市光明院町5番地)

設置方法

天井に設置する金具やピンは付属しておりません。
ご自宅に合わせてご用意ください。
穴をあけたくない方には対荷重のある、石膏ボード用のピンなどがオススメです。

仕様

【セット内容】
・蚊帳
・吊り方の説明書
・吊り紐（環境に優しいパルプで出来た組紐です）
※吊るためのフック、金具は付属していません。

【種類】
・蚊帳の備長炭®（備長炭生地を使用した蚊帳）
・蚊帳の柿渋®（柿渋染めの生地を使用した蚊帳）
・蚊帳のリネン（コットンリネンの片麻生地を使用した蚊帳）

【サイズ】
奥行き約1m50㎝×幅約2m20㎝×高さ約185㎝
シングルベッドくらいのサイズです
・全て手作業で製造しているため、サイズには若干の誤差があります。
（紐の部分は含みません、付属の紐は15m巻きで自由な長さにカットしてお使いください）

【素材】
・生地
備長炭 レーヨン65%、綿35%
柿渋 レーヨン100%
リネン 麻50% 綿50%
・吊り輪と補強部分 ビニロン100%
・面ファスナー ナイロン100%
・紐 パルプ90%、ポリエステル10%

【使用時のご注意】
・お洗濯はできません。
汚れた時は、固く絞った布などで優しく拭き取ってください。

・屋外や水に濡れる場所でのご使用はお避けください。
生地の糊が落ちて、型崩れの原因になります。

・直射日光の当たる場所でのご使用はお避け下さい。
直射日光の当たる場所でのご使用は、屋内の場合でも紫外線による劣化が発生し、生地の強度が低下しますので、できるだけ直接日の当たらない場所でのご使用をお願いいたします。

・畳みしわや折りしわがつきます
しわが気になる時は、当て布をして優しくアイロンをかけてください。

スケジュール

2023年5月8日 プロジェクト終了
2023年6月中旬頃より順次発送開始
2023年7月末ごろまでに発送完了予定

リターンについて

KayaHouse/蚊帳ハウス®
超早割り【限定15個】20%OFF
※３種の生地からお選びいただけます
蚊帳の備長炭®
通常価格 20,900円→16,720円（税・送料込）
蚊帳の柿渋®
通常価格 20,900円→16,720円（税・送料込）
蚊帳のリネン
通常価格 20,900円→16,720円（税・送料込）
◾︎6月中にお届け

KayaHouse/蚊帳ハウス®
早割り【限定30個】15%OFF
※３種の生地からお選びいただけます
蚊帳の備長炭®
通常価格 20,900円→17,765円（税・送料込）
蚊帳の柿渋®
通常価格 20,900円→17,765円（税・送料込）
蚊帳のリネン
通常価格 20,900円→17,765円（税・送料込）
◾︎6月中にお届け

KayaHouse/蚊帳ハウス®
通常【限定35個】
※３種の生地からお選びいただけます
蚊帳の備長炭®
通常価格 20,900円（税・送料込）
蚊帳の柿渋®
通常価格 20,900円（税・送料込）
蚊帳のリネン
通常価格 20,900円（税・送料込）
◾︎７月中にお届け

資金の使い道

製品の材料費、製造費、梱包、発送費等

私たちについて

「シンプルで優しい、もっと気持ちいい毎日を」コンセプトにしたブランド
Nawrap(ならっぷ）は奈良の蚊帳生地メーカー丸山繊維産業株式会社の製品ブランドです。

丸山繊維産業株式会社は、1930年に丸山商店として奈良蚊帳をつくる会社として創業しました。明治の初めから昭和40年頃までの約100年間は、奈良蚊帳は奈良の伝統産業として栄え、奈良町ではミシンの音があちらこちらで聞こえていたそうです。
しかし、上下水道の整備や冷暖房の普及により、蚊帳の需要が少なくなるにつれて1965年に蚊帳製造業から撤退。
その後は農業資材や産業資材の織物を中心に製造をシフト。蚊帳織りの魅力を知ってもらうためにふきんやタオルなどの身近な雑貨も作っています。
しかし、その歴史は誰にも語られず、「蚊帳織り」の技術も廃業する人が増えどんどん失われつつあります。

そんな現状の中で、どうしたら私達が携わる「蚊帳織り」をもっとたくさんの方に知っていただき、快適なライフスタイルを提案し、お客様に喜んでいただくことが出来るのか？ と考えた女性社員６人のアイデアからKaya House/蚊帳ハウス®は生まれました。

ミーティングでは、やはり「祖業である蚊帳」に立ち返りたい。との意見が多く。
蚊帳の良いところを残して、今のライフスタイルにあった形で提案しなおそう！
と出来たのがこのKayaHouse/蚊帳ハウス®です。
・核家族化した社会でこれまでの蚊帳は大きすぎたので小さく。
・コロナ禍でリモートワークも始まり、パーソナルスペースの需要の増加を解決できないか。
・虫除けというより冷暖房の風をよけるのに使いたい。
・大きすぎて畳むのが困難なので、畳みやすく。
・自然に優しい素材の蚊帳は高価格なものが多いため、もっと手に取りやすい価格に出来ないか。
などなど、企画構想からまる２年をかけ、試行錯誤しながら作りました。

新しい蚊帳で、たくさんの方に喜んでいただけたら嬉しいです。