鍛冶職人と縫製職人がタッグを組んだ、ここにしかない鉈(ナタ)が登場！！

鉈は硬度が高い青紙1号の鋼(ハガネ)を使用した切れ味抜群で、デザインも船の先端のようにエッジが効いた今までにない鉈に仕上がりました。

シース(鞘)はかっこよさを追求しデニム生地とレザーを使用した焚き火に映えるデザインとなりました。

この鉈は薪を割ったり

フェザースティックを作ることだってできる。

大自然の中で楽しむ、焚き火の時間を有意義なものにしてくれる。

この“ナタ”は

薪を割ることが出来る・・・だけじゃない。

野菜や肉だって切れる、魚だってさばける。

こんな鉈見たことない。

今回のプロジェクトでまず手を挙げたのが、岡山県の北西部に位置する古くからたたら製鉄が盛んであった新見市で、代々鍛冶職人を営んでいるこの道36年の三輪英俊氏だ。

三輪氏は、朝早くから工場に入り今日も愛情を込め一本一本手作りで刃物を生み出している。

鍛錬から研ぎまでのすべての工程を納得のいくまで一人で行う事で抜群の切れ味を実現している。

シース(鞘)は岡山県の南部に位置する世界的にジーンズで有名な倉敷市児島で、代々縫製業を営んでいるこの道20年の河合広樹氏が鉈に合わせて一つ一つ手作業で仕上げている。

この職種の違う二人の職人が出会い、今までに見たことのないデザインの鉈が産み出された。

我々が目指したものは・・・

お父さんがヒーローになれる“ナタ”！

いつも仕事を頑張っているお父さん。

家族からはそんな頑張っている自分を見てもらえる機会があまり無い。

仕事一筋でこれといった趣味もなく・・・

まぁ人生こんなもんだろうと思っていた。

しかし、同僚に誘われた家族ぐるみのデイキャンプで一変した。

ふだん仕事でおとなしい同僚が、マイ鉈で薪を割り火をつける姿をカッコイイと思ってしまったのだ。

鉈を巧みに使いこなす同僚が自分にはヒーローに見えたのだ。

岡山県新見市で100年近い歴史のある三輪刃物工場で3代目鍛冶職人の三輪英俊が自分の為に作った一本の鉈がある。

その鉈は、第一次キャンプブーム（1990年代）でまだ駆け出しだった3代目が、キャンプ時に使いやすさを求めて作った自分専用の鉈だ。

時は流れ、今は第二次キャンプブームである。

偶然にも３代目と出会ったのは、我々（CANTRYHAUSU）がキャンプで使える鉈を探している時だった。

我々が訪れたとある朝市には、3代目が一本一本手作りで仕上げた至高の一品の刃物が並んでいた。

刃物はどれも朝日に照らされ独特のオーラを放ち黒光りしていた。その見た目は他の刃物とは違い心が躍りわくわくした。

この出会いがきっかけで、3代目がキャンプ時に使いやすさを求めて作った鉈を現代に蘇らせたいという思いに共感し、このプロジェクトが始動した。

この鉈は、先端に行くほど薄くなり、まるで船の先端のようにエッジの効いた特徴的な形、3代目曰く理にかなった形状である。

他の鉈との違い

先端に行くほど薄くなっていて、料理にも使える。

しかも、先端が軽いので女性でも扱いやすい。

先端の薄い所を使えば、肉だって切れる。

肉の切り口は切れ味が良い刃物でないと見れない光沢もある。

野菜だってお手の物。

手元に行くほど本来の鉈の厚みがあり、薪を割ることも出来る。

柄は職人が一本一本手作業によって仕上げを行い、手になじむ形状とエッジの効いた刃先とのバランスを追求した。

柄についたパラコード(紐)を小指にかければ安全性に配慮して使う事が出来る。

安全に気を付ければ、竹もいとも簡単に切れる。

これ一本でキャンプに行ける。そんな鉈が出来上がった。

しかし、問題が出てきた。

この鉈は、切れすぎる！

この切れすぎる鉈をどうにかしてかっこよく持ち運ぶために、岡山県産のデニム生地のシース（鞘）に収めたい。

そこで一人の児島にいる職人が立ち上がった。

児島にいる、その職人の名は河合広樹。

この職人は4代目であり、河合商事の社長である。

シース作りは難航した。切れすぎる鉈にデニムは相性が悪かった。

鍛冶職人からは、「デニムでシースを作るのは無理だ」と言われた。

その難題を解決する為に何度も何度も打合せと試作を繰り返した。

試行錯誤の末、切れすぎる刃をカバーする部分には高強度で耐熱にも優れたポリプロピレン製のシートを使い、デザイン、形状、使いやすさ、すべてを満たすシースの目途が立った。

外観は岡山県産デニムと姫路レザーで、鉈を固定するためのボタンにはCANTRY HAUSUのロゴが入っている。

アウトドアシーンでこの鉈を使えば、自分もかっこいいヒーローだ！

「お父さんがヒーローになれる“ナタ”！」

「ＴＨＥ ＡＮＳＷＥＲ ＹＯＵ ＬＥＡＤ」

答えはあなたが導く・・・

今回のプロジェクト協力者は

三輪刃物工場 三輪英俊氏(右)

河合商事 河合広樹氏(右)

≪留意事項 メンテナンスに関して≫

N-180は日立金属製の青紙1号を使用している為切れ味の持続性は良いですが、鋼の硬度が高い為、石や金属、骨や冷凍食品などを切る際は刃こぼれの原因になりますのでご注意ください。金属部分は鉄を使用している為、錆びる事があります。使用後は、水分をよくふき取って食品油などでコーティングする事をお勧めします。切れ味が悪くなった場合や刃が欠けてしまった場合は研ぎが必要になりますので、弊社にてメンテナンス対応が出来ますのでお問い合わせください。

※刃の研ぎなどのメンテナンスについては、CANTRY HAUSUのECサイト（https://www.cantryhausu.jp/）で対応を予定しています。希望の方はお問い合わせください。

≪禁止事項≫

アウトドア・調理等の用途以外の危険な使用はしないでください。

普通の鉈と違い切れ味が鋭いので、刃を触らないでください。

子供の手の届くところに置かないでください。

製品による怪我に関して弊社では一切の責任を負いかねます。

充分気を付けてご使用ください。

≪ご使用に際して≫

薪を割る場合や枝打ちを行う場合は、柄に近い刃の部分を使い安全にご使用ください。

食品などを切る場合は、食器用洗剤等で洗浄してからご使用ください。

鉄を使用している為、使用後は錆びやすいので水分はふき取って収納してください。

※錆びは塩分や水気、酸などに空気が触れて酸化することで生じます。

この鉈はとても硬く、その分刃が欠けやすいため、石や金属、骨や冷凍食品など極端に硬いものに強く当てたりこじったりすると刃欠けの原因になりかねないのでご注意ください。

<鉈として使用した場合の注意点>

枝打ちや、薪割りを行った際に木の樹液等が付くことがありますので、使用後は必ず汚れを取り、乾いたタオルなどで水分を完全に拭き取ってください。ふき取った後は錆の原因になる為、食品油等を薄く塗ってからシースに入れて保管してください。

<食品を切る時に使用した場合の注意点>

食品を切る場合は、食品洗剤で洗ってからご使用ください。使用後は必ず汚れを取り、乾いたタオルなどで水分を完全に拭き取ってください。ふき取った後は錆の原因になる為、食品油等を薄く塗ってからシースに入れて保管してください。

<シース取り扱いの注意点>

鉈をシースに収める時は刃がシースに擦れないように注意して収納してください。

シースに関しては、扱い方によって破損の原因になるのでご注意ください。

仕様

【鉈】

材質(刃) ： 青紙1号の鋼(日立金属製)

材質(柄) ： 白樫

刃長 ： 約180㎜（商品によってサイズは若干異なります）

全長 ： 約350㎜（商品によってサイズは若干異なります）

重量(鉈) ： 約320ｇ（商品によって重量は若干異なります）

【シース(鞘)】

材質 ： 岡山県産デニム / 姫路レザーコバ塗仕上げ / 真鍮(ボタン)

全長 ： 約220㎜（商品によってサイズは若干異なります）

全幅 ： 約65㎜（商品によってサイズは若干異なります）

重量(シース) ： 約 80ｇ（商品によって重量は若干異なります）

スケジュール

2020年11月15日(日) ：プロジェクト開始
10月初旬 ：商品生産
12月15日(火) ：プロジェクト終了
2021年12月16日〜1月末日 ：商品発送期間

※最初の5本については12月18日(金)までに商品発送予定。

※次の20本は12月23日(水)までに商品発送予定。

※26本目以降は12月24日(木)以降に順次発送予定。

年内に発送を完了できるようにプロジェクトメンバー一丸となって対応いたします。

CANTRY HAUSUでは、地域の伝統産業を守り、地域を元気にする事で世の中に貢献していきます。

商品製造：三輪刃物工場、河合商事㈱

企画・販売元：㈱yuimo/CANTRY HAUSU