【 NANOCELL ペンケース 】

● 二本だけを携帯することにこだわったペンケース

バッグに入れておくのは、2本が「ちょうどいい！」と思い立ったのが

このペンケースを作るきっかけです。

スマホやタブレットなどの情報端末が充実している昨今。

それでもペンの1、2本バッグに入れておきたいと思うことがあります。

大切なペンが1本とその予備、あるいは赤ペン、スマホのタッチペンなど…

ものをたくさん充実させるのとは逆に、必要最低限の豊かさを大切にする。

整理することによって一つのものをより長く使うことができるから、ゴミが減り、環境にもやさしい。

お気に入りのペン2本がミニマムに入れられて、環境にもやさしいスマートなペンケースがあるといいな。

そんな思いからNANOCELLのペンケースは出来上がりました。

本体ケースは、サスティナブルな未来素材であるCNF（セルロースナノファイバー）が含有されており、自然をイメージした落ち着いたカラー展開で、エコフレンドリーな製品に仕上がっています。

たった2本だけのシンプルな贅沢、味わってみてはいかがでしょうか。

● 無造作に転がるを解決するペンスタンド機能！

NANOCELLペンケースは、ただペンを入れるだけのケースではありません。

うっかり無造作に机に転がってしまうペンを、ケース上部の丸い穴に立てて置いておけばペンスタンドとして機能します。

差し込み口が勾配になっていて、ハードケースだからペンが理想の傾きで凛と立ち、いちいち出し入れせずにそのままスッと使用できます。

● 弾性率1.5倍の丈夫なハードボディ

本体に使用されているプラスチック（ナイロン：PA6）には未来素材のCNFが10%入っているため、一般のナイロン（PA6）に比べて1.5倍も弾性率が強く、頑丈で割れにくくなっています。

（※弾性率：弾性率は、変形のしにくさを表す物性値です）

● オールシーンにしっくりくる、コンパクトでスタイリッシュなデザイン

フォーマル、カジュアル、ビジネスシーンやレジャーなど… いつでもどこでも鞄やバッグ等に入れて、オールシーンで使える筆入れになるように想定しました。

子供から大人まで男女問わず、幅広い層でご使用いただけます。

コンパクトで場所を取らないので、荷物の隙間に差し込んでかさばることなく仕舞えます。

［サイズイメージ］

● ４色のナチュラルなカラー展開

困難とされるCNFへの着色を実現、やさしさのある美しい自然な色味を表現しました。

マットで手触りのやさしいシボ加工が施されており、細かい傷が目立ちにくいように仕立ててあります。

カラーバリエーションは全部で４色

左から

・アースブルー

・アースピンク

・アースグリーン

・アースイエロー

※自然木材由来の材料のため色の個体差や色むらが生じます

● サスティナブルな未来素材、セルロースナノファイバー含有

本製品には、CNF（セルロースナノファイバー）と呼ばれる、環境負荷が低く持続可能な循環型社会を形成することができる未来素材として注目されている木質系のバイオマスを、プラスチックの強化剤として含有しています。

日本の国土の2/3を占める森林から取れるこの森林資源を有効に工業活用することは、疲弊している林業の活性化を促し、二酸化炭素の吸収源であり持続可能な資源を生み出す森林が潤うことで、林業と工業が融合した新しい循環型社会の形成が期待されます。

岡山県では持続型資源である山の木材を活用するグリーンバイオプロジェクトの活動の中に間伐材を原料に高付加価値を生むセルロースナノファイバーを製造する試みがあり、本製品の材料を担うモリマシナリー株式会社では、積極的にセルロースナノファイバーの開発を進めてきました。

木の繊維を紐解いていくと、繊維の太さが100ナノメートル（nm）以下のCNF（セルロースナノファイバー）と呼ばれる繊維が抽出されます。繊維は軽量でなんと鉄の５倍の強さを持ち、熱変形も少ないという有用な特性があります。

CNFをプラスチックに分散させることで、強度の向上、熱変形耐性といった特性を持たせることで、サスティナブルで環境負荷の少ないペレットの開発にも成功しました。

NANOCELLブランドは、その先進的な素晴らしい技術を道具として具現化し、多くの人に手に取っていただけるよう取り組んでいます。

【 NANOCELL ブランドとは 】

● NANOCELLコンセプト

資源の少ない日本で石油に頼らず私たちが使える原料は木であり、それをプラスチックに混ぜることで機能を強化し、なおかつ石油由来の原料を減らしていきたいと考えています。

NANOCELLブランドは環境負荷を軽減するための製品提案を通して、今後も長く使ってもらえるような品質と機能を兼ね備え、皆さんの生活の中で役に立ってほしいと思っています。

ペンケース以外に他にもこのようなNANOCELLのブランドプロダクトがございます。

・キークリップ

・カードホルダー

【 NANOCELL の デザイン 】

● ナノセル（ペンケース）におけるデザインのポイント

木質性のセルロースナノファイバーを樹脂に入れると、強度や靭性（バネ性）、対候性など、色々な物性が強化されるので、NANOCELLではそのような強化された物性をアピールできるような製品を考えています。

このペンケースでテーマとした物性は強度です。

製品を箱型に設計すると樹脂だけでもある程度の強度が出ますが、セルロースナノファイバーを入たものは、わざと手でたわませてみると、目視でわかるくらい強度と靭性が上がります。

強度が上がるという事は、製品の厚みをより薄くすることが可能になったり、セルロースナノファイバーが石油由来の樹脂に代わるので根本的に石油由来の樹脂の使用量を減らすことができます。

ペンケース自体の機能性としては、2つの特徴があります。2本しか入らないということとペン立てになることです。

普段ペンケースを持ち歩いていると、実際はほぼ決まったペンしか使用していないことに気づき、2本で十分なんじゃないかと前から思っていました。それをそのまま形にしました。

ペン立てというのは、正面の穴にはペンが斜めに刺さるようになっていて、ペンを一旦置くときのスタンドになります。太さの違うペンでもしっかりペンが立つように穴の勾配にこだわり設計しています。この2点が特徴になっています。

● ビジュアルアイデンティティーの斜めストライプについて

NANOCELLはこのペンケース以外にも新たな製品を企画中ですが、まずはセルロースナノファイバーの特性が一番伝わりやすいようにラインナップを考えているので、製品のカテゴリーがステーショナリーだけに収まらなくなります。

そうなった時に、製品カテゴリーが異なっても同じブランドとして認識してもらうために、ブランドロゴ以外にもビジュアルアイデンティティーを付与しようと考えました。

この斜めの波形状は、木製品の表面仕上げに使用される『浮造り』という技法をモチーフにしています。セルロースナノファイバーは木の繊維をナノサイズに細かくした木質性なので、少しでも“木”が感じられるようなパターンを考えました。

● 『NANOCELL』ロゴ、ネーミングについて

『NANOCELL』／ナノセル というネーミングは、セルロースナノファイバーを使っていることをわかりやすく表現するために、伝わりやすい造語として考えました。ブランド名自体が凄くストレートに素材の事を表してるので、ロゴも王道感を感じられるゴシック体で表しました。

【 NANOCELL 開発チーム 】

■ モリマシナリー株式会社 （ CNF原材料開発 ）

岡⼭県⾚磐市仁堀東1383

TEL 086-958-2352

HP https://mori-machinery.com/

■ Saito Design Studio ( ブランドディレクション )

東京都大田区山王1-31-11 弓削多ビル2階

TEL 03-6874-6657

HP https://www.saitodesignstudio.com/

■ 株式会社ミヨシ （ プラスチック金型・射出成形 ）

東京都葛飾区西新小岩5-19-14

TEL 03-3692-0662

HP https://www.miyoshi-mf.co.jp/

以上の三社で製品ブランドの企画開発を行っております。

● リターン

ペンケース× 1個

￥3000 先行販売応援価格

ペンケース× 2個

￥5700 先行販売応援価格6000円から5％off

ペンケース× ４個

￥10800 先行販売応援価格12000円から10%off