赤く焼きあがるビーツ餃子

鮮やかな赤みの中に高い栄養価を秘めながら、その魅力が十分に知られていない「スーパーフード」ビーツ。
魅力を十分に伝えられる加工食品としてこの「ビーツ入り餃子」を開発した矢先、大雪のせいでビニールハウス倒壊という甚大な被害に見舞われました。
それでもビーツは作り続けますし、ビーツ餃子の生産も止めません！

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スーパーフード「ビーツ」

ビーツという野菜がなぜ「スーパーフード」と呼ばれるのか。それには栄養学的な根拠のほか、見た目の印象からも納得しやすい、明らかな理由があります。

ビーツの根（可食部）にはカリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウムなどのほか葉酸、ビタミンB・C類、食物繊維といったさまざまな成分が含まれ、栄養学の面から高い栄養価が認められてます。

例えばカリウム、葉酸の含有量は白かぶの約2倍。また、食物繊維もレタスの約2倍含まれています（いずれも可食部100gあたり）。

※参考：食品成分データベース：https://fooddb.mext.go.jp/

一方、どんな野菜にもそれぞれ固有の栄養価が含まれているわけですが、あえてビーツが「スーパーフード」として注目されるのには、大きく２つの理由があります。

それは、ベタシアニンという赤い色素のポリフェノールと、一酸化窒素（ＮＯ）です。

ビーツの根を輪切りにすると、表面の赤みよりもさらに色鮮やかな「真紅」とも呼ぶべき、美しい赤色の果肉が現れます。

ビーツには見た目・機能のいずれの面にも共通する「赤」の魅力を持ち併せています。そしてその赤は、常に血液の赤をイメージさせます。この「赤」のインパクトこそがビーツがスーパーフードと注目される理由であると私たちは捉えています。

ビーツ餃子の特徴

私たちが開発したビーツ入りの餃子には、

・白っぽい皮を通して具材の赤みが透けてみえている
・具材にビーツをたっぷり使っているので中身がピンク寄りの赤い色
・焼くとさらに赤く染まり、焼き面以外でビーツ入りらしい赤みの特徴が伝わる

という新しさがあります。

コリコリとした歯ごたえ

原材料の主役に「粗みじん切りした切り干しビーツ」を使っているので歯ごたえがコリコリしています。

ビーツは切り干し加工することによって果肉の繊維質が締まり、歯ごたえのある適度な硬さになります。短冊切りで切り干しにしたビーツをさらに細かく粗みじん切りで刻み、餃子の中身としてちょうど良い具合に混ぜこんでいます。

いわゆる「普通の餃子」は、焦がした焼き面の皮以外はしっとりやわらかい食感といえるでしょう。それに対してビーツ餃子は、コリコリとした食感が新鮮。ビーツという根菜の特性を印象的なおいしさに生かしています。

原材料は全て国産

使用している自社栽培のビーツ（切り干し、粉末）をはじめ、原材料はすべて国産です。

原材料一覧：野菜（ビーツ、キャベツ、ニラ、ショウガ、ニンニク＝すべて国産）
皮（小麦粉＝国内製造、塩）豚肉（国産）醤油、ごま油、食塩、本みりん、酵母エキス、コショウ
※一部に小麦・豚肉・大豆・ごまを含む

野菜と肉の使用比率は 野菜７：肉３ という割合にしました。
野菜がたっぷり入っているため、あっさりした味わいです。
また、ニンニクは食べた後の匂いが残りにくい青森県産のものを使用しています。

皮へのこだわり

餃子の皮の原材料となる小麦は、北海道産の2種類の特等粉を独自にブレンドした桜を使用しています。特等粉とは、小麦の中心部分から少量しか取れない希少価値の高い特別な小麦粉のこと。通常は高級ケーキやパンに使用することが多く、餃子の皮に使用することは珍しい粉です。

ビニールハウス倒壊

ニュースなどの報道でご存じの方も多いかと思いますが、今年日本列島を襲った大寒波の影響で、長野県内の多くの農家が大雪によるビニールハウス倒壊という被害を受けました。当農園もビーツ栽培用の大きなハウス1棟が雪の重みで押しつぶされてしまい大きな損害を被りました。

ハウスの骨組みである鉄製のパイプが折れてしまったため、ハウス1棟を丸ごと建て直さなければならず、せっかく芽を生やしていたビーツも全てだめになってしまいました。種撒きからやり直しを行い、現在はトンネルをかけて栽培しています。

今後もたくましいビーツを育て、おいしいビーツ餃子をたくさん生産してまいります。

おいしい餃子の焼き方

スケジュール

2023年3月17日（金）開始
2023年4月16日（日）終了

2023年5月 リターン品発送（手渡し）予定

リターンについて

①ビーツ餃子12個×4パックセット

②ビーツ餃子12個×8パックセット

③ビーツ餃子12個×3パックとフローズンフルーツ3パックのセット

④たけろくおあがり亭にてお渡し、ビーツ餃子12個×3パック+ビーツスムージー（190g）

七久里農園の紹介

長野県の南部、飯田市山本の七久里（ななくり）地区で営農する私たち「七久里農園」がビーツ栽培を始めたのは2022年春。土壌や肥料の質にこだわる農家として長年野菜作りをしてきた私たちはトマト、キャベツ、白菜、かぶ、キュウリ、ネギ…とさまざまな野菜を作って農家経営を拡大してきましたが、21年にヨーロッパ由来の珍しい野菜「ビーツ」との出会いがあり、満を持してビーツ栽培に着手しました。

2023年1月には南箕輪村でレストラン「たけろくおあがり亭」をオープンし、自社栽培の野菜を使ったラーメンなどを提供しています。店舗では「赤く焼きあがるビーツ餃子」も召しあがれますし、手渡しのリターン品もありますので、お近くにお寄りの際はぜひお立ち寄りください。

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