プロジェクト概要

ありそうでなかった「トマト」と「パイナップル」の組み合わせ

自社のトマトジュースの品質に確固たる自信を持つ、私たち「七久里（ななくり）農園」（長野県飯田市）は、商談会で偶然出会った沖縄原産「ピーチパイン」を使ったパイナップルジュースのおいしさに着目。「トマト」と「パイナップル」をブレンドした、全く新しいおいしさのトマトMIXジュースを開発しました。

ありそうでなかった「トマト」と「パイナップル」のミックスジュース。ただ、これはおそらく、今まで誰も挑戦してこなかった組み合わせというわけではなく、安定的なおいしさの開発までたどり着けなかったからこそ、市場に出ていないのだろう…と想像しています。

私たちはこの出会いをきっかけに、その挑戦に乗り出し、自社のトマトジュースに沖縄の「ピーチパイン」のパイナップルジュースを組み合わせるという形で取り組んでみました。

そしてようやく「これは面白い！これはいける！」という手応えを確信し、このたび、生産規模を拡大できる段階に至りました。

トマトやトマトジュースは、人により「好き嫌いがはっきり別れる」というイメージを持たれがちです。「七久里農園のトマトジュースはおいしいです！」と私たちは自信を持って言えますが、苦手な人が抱いてしまったトマトジュースへのマイナスイメージはなかなか拭えません。

でも、そうしたトマトジュースへの先入観を超えていきたい。子供や大人、おじいちゃんやおばあちゃんもみんなで飲める、みんなに愛されるトマトMIXジュースを世の中に送り出したいと、私たちは考えています。

一方 コロナ禍で苦境に立った全国の生産農家は数知れず。それでももっと良いものを、もっと美味しいものをとあきらめずにがんばっています。

そんな中、競い合っていた農家仲間が、手を取りあって新しいことにチャレンジしたらどうなるだろう？・・・それもまたこのプロジェクトの動機でした。

全くカテゴリーは違う農家同士でも、それぞれがよりよい品質、美味しさを追求していることは同じ。

その一流を目指すモノ同士のコラボ作品ができたら、それはきっとこれまでになかった美味しさと価値を生み、また、その価値を消費者のみなさんに認めていただけたなら、まだまだ苦境の農業もがんばりようがある！そう信じて立ち上げたのがこのMakuakeプロジェクト。

そしてその初めての作品が「七久里島のＪ」（ななくりじまのジェイ）。

これは、長野の山あいの小さなトマト農家が、遠く離れた沖縄の離島・西表島（いりおもてじま）のピーチパイン農家の協力を得てたどり着いた味覚追求の物語であり、既成の農産物市場への挑戦の物語です。

その名も「七久里島のJ」。まだ誰も味わったことのないトマトジュースの“コク”と、ピーチパインジュースの“さらりとした甘さ”を絶妙なバランスでブレンドし安定生産できるところまで、私たちはとことん開発にこだわりました。

この味で、この飲み心地で、トマトジュースとパイナップルジュースの既成概念を変えたい！

私たちはそう考えています。

※ 商品名にある「七久里島」は、当社「七久里農園」が所在する長野県飯田市の日当たりの良い緩斜面集落の名前である「七久里」に、ピーチパインジュースの故郷である沖縄・西表島が持つ「楽園の島」のイメージを組み合わせた実在しない空想上の島です。

では「J」はなんでしょうか。なぜ「ジュース」ではないのか―。

みなさん、是非リターン商品を味わいながら架空の島、七久里島（ななくりじま）に想いをはせてみてください。

【画像】七久里農園のトマト／ただものではないトマトジュースを！？

プロジェクト詳細

～これまでにない単一果汁の組み合わせで楽しいテイストのイメージ～

七久里農園のトマトジュースは２０１８年にベルギーで行われた国際味覚品評会で「２つ星」（優秀味覚賞）を獲得するなど、複数の栄誉をたまわっています。

ただ、その商談会で出会ったピーチパインジュースの質の高さに驚きました。

私たちは日頃、トマトのことばかり研究しており、南の島の甘いフルーツに気をとめるということはありませんでした。ですが、この時ばかりは偶然に出会ったそのピーチパインジュースの美味しさは衝撃的でした。

商談会に来ておられたバイヤーさんからも、私たちのトマトジュースとピーチパインジュースを組み合わせれば「まったく新しい味わいのミックスジュースになるのでは」と助言を受け、私たちは次第に新しいジュースの開発に向かって背中を押されていきました。例えばトマトジュースが苦手な人にも、パイナップルジュースが苦手な人にも「これならおいしい！」と言って飲んでいただけるような、新感覚のミックスジュースの誕生を予感しながら。

開発段階に入ってからは、２つのジュース同士の調合割合を、何度も何度も変えては試飲を繰り返し…、やがて私たちは「これがベスト」と確信できる割合比率にたどり着きました。それはまさしく、私たちがみつけた「黄金の調合比率」です。

野菜とフルーツの組み合わせ自体は決して珍しくはありません。

しかし、恐らくこの組み合わせは単体果汁では市場で見たことがないのではないでしょうか。

「飲みやすい野菜ジュース」として野菜にフルーツが合わせられることはあります。

また、「美味しいトマトジュース」としてそのトマトの品種やブレンド等にこだわった工夫はたくさんのメーカーが挑戦され、いいものもたくさん生まれています。

でも私たちは、ありがたいことに、既成概念に囚われないトマトジュース、いや、想像すると「えっ？と思ってしまうようなジュース」に到達することができたのでした。

★テイストイメージ★

「トマトとパイン？」

お話する人、１００％、頭の中に「？？？？？」というのが浮かんでいるのが手に取るようにわかりました。

かく言う私自身も、「どんな味になるんだろう」と思ったくらいですから。

しかし、ブレンドテスト始めた瞬間、その疑念は確信になりました。

野菜の青臭さ、余韻の短さ、甘みの深さ・・・野菜単独ではどうしても出せない部分がまるで埋め合わされるようにパイン果汁がマッチしたのです。

もちろん、このパイン果汁自体がとても秀逸で、「ピーチパイン」と呼ばれる濃厚な甘さが人気の西表島産のものをご提供いただきました。

一方、私たち七久里農園が栽培し、ジュースにも使用しているトマトは「桃太郎トマト」という品種です。桃太郎トマトは甘味が強く、酸味は適度で食べやすい、と評判のトマトです。「トマトが赤くなると医者が青くなる」というヨーロッパのことわざではないですが、トマトはビタミンＣが多い野菜でもあります。

しかしながら、トマトジュースがあまり好まれない理由の多くは、その口に含む前と後味で感じる青臭さだと感じてはいました。

濃厚なトマトを使うことでそれはある程度解消されてはいるのですが、それでもどうしても鼻に残るのです。

ところが、このパイン果汁が絶妙な比率で加わることで、イメージとしてはこのような味わいの変化が口の中で起きたのです。

① パイン果汁の持つ甘い香りを感じる

② 口に含んだ瞬間に感じる青臭さはなく、トマトの酸味とパイン果汁の甘みのバランスがとれた口当たりになる

③ ノド越しは濃厚トマトジュースの重厚感。そしてトマト本来の甘さと濃さを感じます。

④ ノドを通りこした後は、不思議なことにパインの甘みがほのかに残ります。ワインのように鼻から息を抜くことで、最後にもう一度パイン果汁のうまみが戻ってきます。

ゴクゴクと飲み干すイメージではなく、香り、舌触り、味わい、余韻・・・それぞれのシーンをちゃんと追いかけられるストーリー性のある味わいのあるジュースとなったのです。

恐らく、みなさんにとっても未知であろうこのトマトジュースを味わっていただきたく、Makuakeでデビューをさせていただくことを決意しました。

お得な早割とともに、いろんなリターンもご用意しております。

是非、私たち農家のひとつの挑戦でもあるこのジュース、何卒、応援購入をよろしくお願いします！

仕様

［容量］720mlボトル

［賞味期限］240日

［保存方法］開封前：常温保存／開封後：冷蔵保存

［出荷時荷姿］箱入り

［原材料］トマト（長野県産）・パインアップル（ピーチパイン／沖縄県西表島産）

スケジュール

◆ ９月３日／Makuake プロジェクト開始

◆ １０月中旬／Makuake プロジェクト終了～順次リターンとして出荷開始

◆ １０月末／リターン出荷完了

リターンについて

リターンには今回デビューとなる「七久里島のＪ」を中心として、七久里農園の自慢の商品などを組み合わせてのリターンをご用意いたします。

また、「七久里島のＪ」は発売前ではありますが、既にその取り組みやオリジナル性と希少性、さらにはその美味しさも含めて新聞社さんに取材を受けて現段階でもお取引などのお引き合いを既にいただいている話題性を持っています。

「七久里島のＪ」に組み合わせられる自慢の商品には国際品評会（INTERNATIONAL TASETE INSTITUTE／ベルギー）で星を獲得したオリジナルトマトジュースもあり、たっぷりと七久里農園のトマトを堪能いただけるセットもご用意します。

資金の使い道

応援購入によっていただいた資金は、主にこれから最終的に整えるラベルシール制作費や化粧箱、また、パンフレットやプロモーション費に活用させていただきます。

少量からの生産なので今回のMakuakeデビューでも多くの数がご用意はできないのですが、皆さまの応援購入によりコンプリートできたならば、さらに一般販売に向けての生産費用にも充当して、より多くの方、そして、今回応援していただいた皆さまからのリピート購入のご希望をいただけたときに商品が供給できるように準備して参ります。

実行者紹介

実行者：伊藤貴裕（株式会社 七久里農園 代表）
こんにちは！初めまして！

七久里農園の伊藤と申します。

実は、この七久里の地には移住してきた者ですが、この地の豊かな自然と、野菜などの作物にとって望ましい土壌に魅了されて、一心不乱にいろんな農作物を育てて参りました。

そんな中でコロナ禍といった自然災害とはまた違う危機的状況を私たちも経験させてもらっています。

けれど、それで諦める程度の思いではやはりダメですよね。

こんな時だからこそ、こんな時代だからこそ、私たちの仕事は本当に必要なんだという思いを胸に、新しいことにチャレンジをしようと決意しました。

手前味噌ではございますが、できあがったこのブレンドジュースで本当に私たち自身もこれまでの概念が変わった思いでした。

そして、もっとたくさんのいろんな農家さんとつながってがんばっていくこともまたひとつの未来への楽しみともなりました。

その初めての作品になる「七久里島のＪ」ミラクルブレンド（トマト＆ピーチパイン）、是非とも味わってみてください。

よろしくお願いします！