▼「泣く綾乃」プロジェクトについて。

▼イントロダクション

『工藤綾乃が泣ける女優になるために応援お願いします』と言われて、メッセージを書いたのが始まりでした。

泣く練習を重ねている工藤綾乃、その彼女を支えるメンバーが集まり、このプロジェクトが立ち上がりました。工藤綾乃のデビュー10年目の2019年令和元年、工藤綾乃のこれからの未来を見据えて短編映画を作ります。

この映画は、とある劇団が舞台。公演に向けて、舞台を作り上げていく仲間たちと、演技の壁を乗り越えようとする主人公の葛藤が描かれています。役者は、実力の世界、運の世界、縁の世界、見栄の世界、、、。そんな中で、夢を見て、もがきながら生きている若者たちの人間模様を、コミカルで繊細なタッチで描きます。

主人公は『工藤綾乃』。さらに、作品に勢いをつけるのは、数々の映画やドラマで安定した演技力をみせる『落合モトキ』、ドラマやバラエティーでマルチに活躍中の『奥山佳恵』、Tiktokで40万以上のフォロワーを持つ『松尾悠花』、など、いま注目され活躍する名優たちが大集結しました。

監督は、独特の言い回しで日常を切り取り、奇妙な柔らかい時間を表現することで国内外から評される板橋基之。音楽は、「舟を編む」で日本アカデミー音楽賞を受賞した渡邊崇。板橋組のトップランナーたちと共に作り上げていきます。

▼STORY

東京の片隅の小さな劇団「マンゴー帝国」。次回公演の舞台にむけて劇団員たちがワイワイと動き出していた。演出兼作家の座長はテーマが“涙”だと熱弁し、過去最高傑作を作ると意気込んでいる。主演を務めるのは劇団の看板役者・工藤綾乃。アルバイトで生計をたて、今宵もまた酒を飲み、将来有名な役者になりたいと夢見ている。公演が近づく中、客演で参加してきた駆け出しのイケメン俳優・琢磨。演技のレベルの高さに圧倒される綾乃。その影響からか、綾乃は演技で泣くことができなくなってしまう。

「演技で涙を流す」という葛藤の日々、演出家からのプレッシャー、仲間の支え、将来の夢…。綾乃は、女優として生きる覚悟に、押し潰されそうになる。

果たして、綾乃は公演本番に泣くことができるのか。

▼出演者紹介

★工藤綾乃 役：工藤綾乃

★村田琢磨 役：落合モトキ

▼落合モトキよりメッセージ---------

みなさんこんにちは。落合モトキです。今作は工藤さんの実体験を基にして創られた脚本とお伺いいたしましたので、工藤さんの心境、葛藤を描けるように村田役を精一杯演じさせて頂けたらと思います。

★鈴木主任 役：ラバーガール 飛永翼

▼ラバーガール 飛永翼よりメッセージ---------

こんにちは、ラバーガール飛永です。
僕も仕事でうまくいかず、悔しくて泣いた事があります。
この仕事では泣かないようにしっかりとやり遂げたいと思います。
頑張りますので、支援の方もよろしくお願いしますね！

★オクトパス佳恵 役：奥山佳恵

▼奥山佳恵よりメッセージ---------

泣く努力。 泣く、って行為こそ全力。 泣こうと思って泣けなかった苦い思い出は私も経験しています。泣けた経験以上に泣けなかったことは今でも心に残ったまま。

全力、努力はかっこいい。

そのすぐ近くに寄りそうことができる このたびの機会に感謝しています。

オクトパス佳恵として。笑

ともに作品を作りましょう！

★内田悠花 役：松尾悠花

★田中香音 役：花影香音

★山本外野 役：奈良原

工藤綾乃×落合モトキ 映画『泣く綾乃』 from Motoyuki Itabashi on Vimeo.

▼監督/staff紹介

★脚本・監督：板橋基之

1976年生まれ。東京都中野区出身。ドキュメンタリー、広告映像などを企画・演出する傍ら映画を撮り続けている。初監督作品『おべんとう』(16)が「ヒューストン国際映画祭」でレミ賞を受賞し、「モントリオール世界映画祭」「クレルモン・フェラン短編映画祭」「SSFF&ASIA」など、数多くの映画祭で上映される。『aLIVE』(17)では「モンテカティーニ国際短編映画祭」でBest experimentalを受賞し、「シュールで催眠術的な力がある」と評される。2018 年にはndjc2018 に選出され、『くもり ときどき 晴れ』を監督する。

▼監督よりメッセージ---------

工藤綾乃デビュー10周年作品という記念すべきプロジェクトに参加させていただき感謝いたします。23歳現在の工藤綾乃というキャリア10年分の女優の魅力と向き合い、そしてこれからも、この演技の世界で生きていける女優として、新しい魅力を引き出すことをお約束します。そして、今回の映画も国内外の映画祭で上映される骨太な映画を目指します。皆様と一緒にこの映画を作れることに感謝し、全力で走らせていただきます。

★音楽：渡邊崇

1976年広島出身、関西在住。第37回（2013,「舟を編む」）日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞 映画「湯を沸かすほどの熱い愛」「帝一の國」をはじめ、室内楽コンサート用に楽曲を書き下ろすなど幅広い活動を続けている。 音楽を担当した平林勇監督作品「663114」がベルリン国際映画祭で特別表彰、毎日映画コンクール大藤信郎賞などを受賞。その他にも携わった映画がカンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭など多くの映画祭で上映されている。大阪音楽大学准教授。

★プロデューサー：勝俣円

★制作プロダクション：株式会社DASH

▼スケジュール

・撮 影 2019年10月下旬〜11月上旬（内3〜4日間）

・編 集 2019年11月 ・完 成 2019年12月

・上 映 2020年1月予定

▼最後に。

皆様からお預かりした資金は、映画制作費、PA費として活用させていただきます。
どんな人も生きて活動する中で、いろんな壁にぶつかって、心が折れそうになったことがあると思います。ちょっと踏ん張って、ちょっと一歩踏み出してみる。そんな経験のある人にぜひ観ていただきたい作品です。

『泣く綾乃』という作品を一人でも多くのメンバーに応援してもらいたいと思っています！

皆様のご支援を心よりお待ちしております。