大切なパートナーと二人だけの特別な時間を

お城のような歴史あるお屋敷という非日常空間で

大阪の街の賑やかさと現代からかけ離れた歴史あるお屋敷。

それがこの『なごみ城』

時代をさかのぼり当時のまま残る建物と景観

それは積み上げたわだかまりを綺麗に落とし、

まるで出会った頃の新鮮なお二人へと…

はじめまして、本プロジェクトを立ち上げました黒明ふさこと申します。

心が解放できる、ここ『なごみ城』で　“わだかまりケーキ”　をカットして、笑いから　“和（なごみ）”へ…。

1,000年続くなごみ城で、大切な方との　『新しい未来を創る』スタートを切る。

私たちが心を込めてその“おもてなし”いたします。

岡山で縫製業を営む両親のもとに生まれた私。

制服などを縫って仕上げるお仕事。

結婚し広島へ出ていた私でしたが、後を継ぐ筈だった弟が家を出たために「私が何とかしなきゃ」という使命感で実家に戻りました。

1997年からは、3人の子供、主人とともに。黙々とミシンを踏み続け、来る日も来る日も同じ作業を繰り返す生活を16年間、当たり前だと感じていました。

ただ、内心では不満を抱えていたのです。

後々わかることですが

「ずっと同じことをしたくないな」

「言われたことをただやるのはつまらない」

という想い。

自分のやりたいように変えてみたい、自分の人生を切り拓いてみたい！

そう深いところでは思うけど、自分には力が無いと決めつけ、両親に言われるまま仕事や家事、子育てを淡々と“こなす”ようになっていました。

そんなある日、主人が自死したのです。

当時、お互いの価値観の違いから別居するようになっていました。

自分を責め罪悪感に打ちのめされていた私。

そんな時、縫製業を継がせたいというもののワンマン経営を続ける父とも次第に距離が出来て自分の居場所がどんどん無くなっていったのです。

その事もあり、2012年には副業として夜に飲食のバイトに（土日）

そこで人にも恵まれ、次第に薄皮をはがすように心の重しや疑問が消えて心が少しずつ軽くなっていきました。

その頃、今のパートナーと出会いました。

共に励まし合ううちに心の傷はいつしか癒えていき、自分と同じように考える人が世の中に居ることに勇気づけられて、気がつけば一緒に生きていきたいと思うようになっていたのです。

そして、私はそれまでで一番大きな決断をしました。

住み慣れた実家を出てパートナーと新しい暮らしを始める！

こっそり準備を進めて、2014年のある日、置手紙して仕事終わりに飛び出しました。

神戸での新しい暮らしはとても新鮮で楽しく生き返ったような心持ち。

2015年には大阪に引っ越しましたが、お互いにどこかへ勤める気はなく、色々なことを試していたのですが、ある時に友人から頼まれた飲食店の手伝いから方向が定まりました。

『自分の店を持ちたい！』

それからお金を貯めるため、飲食店に勤めました。

そして2018年4月。

遂に大阪天神橋に持ち帰りの和菓子店（寿ぎ庵）をOPEN！

メニューは“蓮根のおはぎ”1品のみでスタート！

カウンターでその場で手作り。

お客さんとお話しながら提供というスタイルの小さなお店。

素材となる蓮根は、次男の息子が就職した倉敷の蓮根農家から送ってもらった蓮根です。

すごくおいしくて感動した事でこのメニューに決定しました。

そんな中、お客様とのお話の中での一幕。

パートナーが以前、ホテルや料亭に料理を作って納めていたことを話すと、それが食べたいという要望が増え、週末だけ一組２人限定で蓮根料理を始めました。

あっという間に口コミで2か月待ちの状態に。

そして、お客様からは、もっと静かなもっと広い所でという声が上がりました。

移転しようかと物件を探している時に、昔からいいなと思っていた箕面へ移住します。

街の雰囲気もあり、ふと古民家という言葉が浮かび探したところ、庭のある素敵な物件に出会いました。

そして改めて、

「蓮根のお菓子とお料理と…」

という看板で始めたところ、ありがたいことに予約が入り忙しい日が始まりました。

でも、なぜか心が躍らない…

次第にまた

「何のためにやっているのか？」

が分からなくなって悶々とする日が続きます。

私はどうしたいのだろう？

自問自答を繰り返していました。

そんな時、ふとしたことから私は答えを見つけました。

私は、静かにゆっくりと安心して心落ち着かせられる「場」を作りたいんだ！

すぐに新しい場所を探しはじめました。

そして…

とんでもなく広くて、とんでもない歴史がある（1000年以上続いた名家）お屋敷。

出会った瞬間に一目惚れしてしまいました。

当初は何をして良いのかサッパリ分かりませんでした。

とりあえず、出来ることをやっていこうと、家の掃除や蔵の片付け、ジャングルのようになっている外庭の草刈りから始めました。

やったことのないことばかりですが、道具を買って見様見真似で進めました。

そして、一通り片付いてリニューアルオープンにまではこぎつけました。

しかし、家屋敷や庭の整備は、むしろこれからが本番という感じです。

皆さんに喜んでいただくためには、もっと整備しなければという焦りもありました。

が、資金がもうありません。

そんな時、Makuakeに出会ったのです。

そして準備を進めているうちに、忘れていた大切なことを思い出しました。

実は、以前パートナーと試行錯誤しながら作った「セカンドプロポーズ」という儀式。

いろいろな事情で頓挫しましたが、形を変えてここでやれる、いや、ここでこそやりたかったことが実現できると思ったのです。

私たちは再婚です。

離婚に至るまで、お互いに、それぞれに学んだことがあります。

それは、「感謝や想いをキチンと伝える」ということ。

日常の些細な出来事の中に本当は伝えなければいけないことがあります。

まぁいいか、とそれを疎かにするから【すれ違い】が生まれるんです。

言わなくても分かってよ…

言ってくれればやるのに…

こんな思いがそれぞれの胸の中にたまり、いつしか爆発してしまいます。

心理学を学んでそのことに気づいた私たちは、お互いに言いたいことを言えるのでとても楽です。

結婚記念日や誕生日などに、是非、今まで恥ずかしくて言えなかった感謝や想いを伝えてください。

ここは誰の目も気にしなくていい完全プライベートな空間です。

そして、必要とあらば、男性・女性、どちらの気持ちもよく分かる私たちがお手伝いします。

今までの感謝や想いを伝える場として“なごみ城”を使っていただけたらと思います。

ホッと落ち着くおばあちゃん家みたいな気の張らない安心感、二つの川に囲まれた他の人が入れない広大なプライベート空間、天空の奥座敷からの非日常な眺め。

そして、次の1000年に向けてリスタートしようとしているこの地は、仕切り直し・リスタートの場です。

そんな場によりふさわしい空間を、もっと皆さんに喜んでいただける空間を私たちは作っていきたいのです。

その想いで今回、Makuakeにチャレンジする事を決意しました。

そして、Makuake限定でスペシャル価格のコースやお取り寄せ品をご用意しました！

①ウエルカムギフト　特製和牛肉味噌&恋する華蓮（甘味）

●特製和牛肉味噌

　内容量140ml

厳選した牛肉を贅沢に使用し、ごぼうや蓮根、トマト、玉葱などの野菜の旨味を存分に活かしました。白味噌と赤味噌を絶妙にブレンドし、ゆっくりと時間をかけて練り上げた逸品です。

お客様からは「味噌の中に肉があるのではなく、肉の周りに味噌が絡まっているような感じがする」との嬉しいご感想もいただいております。牛肉の濃厚な旨味が、野菜と味噌の風味によって引き立ち、「旨味の塊」として仕上がりました。

＜お召し上がり方＞
日本酒のお供に、また熱々のご飯と合わせてお召し上がりください。生野菜や温野菜とも良く会います。

●恋する華蓮（かれん）

蓮根を牛乳で煮込んでいくと、まるで練乳のように濃厚な味になります。

これに果物（季節の果物 秋：いちじく、冬：柿）をワインで煮詰めたものを合せて細かく叩き、クリームチーズでまとめた濃厚なカナッペです。

蓮根の濃厚な味とワインで煮詰めた果物が混然一体となって、得も言われぬ至福のハーモニー。クラッカーに載せてお召し上がりください。

途中でシナモンを振りかけると、また違った味わいが楽しめます。

②早期お試しプラン　甘味懐石（一汁一菜）

なごみ城にあった着物をリメイクした裃を着て奥座敷で1品ずつ一汁一菜と甘味五品をお召し上がりいただけます。

<メニュー>

●お食事

蓮の実おこわ・冬野菜の椀・鶏と蓮根とごぼうの甘辛仕立・香の物

●甘味

嶺岡豆腐　黒蜜きな粉・ココア添え

龍塩餡　龍の最中と共に

丹波篠山産黒豆の生かすてら　金箔載せ

栗南瓜のパイ包み焼き

濃厚胡桃汁粉

●ドリンク

食事はほうじ茶・甘味は碾茶で

サイフォンでいれる味わい深い珈琲

③ゆっくり滞在プラン

11：00~15：00　2名

・ウェルカム（一の間にてグラスワイン＋恋する果蓮）

⇒お食事（奥座敷で一品ずつゆっくり）

⇒和室で中庭を眺めながら

<メニュー>

●ウェルカム

グラスワイン＆恋する華蓮

●先付

葱・和牛蓮味噌和え

●八寸

冬の三種盛り

●椀物

海老と蓮根の真丈

●揚物

冬の幸の蓮根挟揚げ

●旬菜

冬野菜の蓮根レース包み

●煮物

冬の蓮根饅頭　湯葉餡

●焼物

特厚蓮根ステーキ　土手焼仕立

●ご飯

土鍋で炊いたごはん・香の物

●甘味

幸雲のかけはし　フルーツ添え

●ドリンク

珈琲または紅茶

④Makuake限定：和菓子のおせち

テーマ：リスタート（再出発の時）

内容　

1.胡桃かりんとう
（互いの存在があってこそ）
2.蓮の実きんとん
（浮足立たず心を落着けて）
3.金時人参ムース重ね
（相手に幾重なる感謝を）
4.丹波黒豆生かすてら金箔添え
（焦らずマメにコツコツと）
5.金柑蜂蜜寄せ
（踏出す価値はまさに黄金）
6.紅白巴餡
（陰陽あってお互い輝ける）
7.蓮根辛子和え
（ピリッと氣を引き締めて）
8.鱈の黄身寿司
（人目や常識を氣にしない）
9.特製和牛肉味噌
（共に乗越えた年月の厚み）

※九品としたのは「九｣は1桁の数字で最大のものであり、
究極を極めて、完結・完成を意味することから、ここを
目指す意味で選んでいます。

⑤スペシャルプラン

11：00～17：00　2名

【フルプラン：RE・ペアリングの流れ】

セレモニーが始まると、まずお二人を特別な空間へとご案内いたします。

そこには、普段の忙しい日常から少しだけ離れた、心落ち着く温かい雰囲気が広がっています。

お二人がリラックスできるよう、まずはウェルカムドリンクで乾杯。

グラスを手に、ふっと肩の力を抜いていただき、これから始まる特別な時間への期待が高まる瞬間です。

次に、奥座敷へ移動して“天空の城”を実感しつつ特別な食事を二人っきりで味わっていただきます。

未来を見通す“蓮根の懐石料理”を楽しみながら、自然と会話が弾むひととき。

お二人が普段とは違う、ゆっくりとした時間を共有する中で、日常の中ではなかなかできない会話が生まれるかもしれません。

徐々にリラックスした雰囲気が流れ、心がほぐれていく感覚を感じられることでしょう。

先付から始まり、メインとなる蓮根ステーキが運ばれる頃には、驚きとともにさらに深い満足感が広がります。

美味しい食事を楽しみながら、セレモニーは少しずつクライマックスに向かって進んでいきます。

そして、食事が終わり蔵へ移動してセレモニーのハイライトがやってきます。

大切な人からのビデオレターがサプライズで上映され、お二人の心に感動の波が広がります。日頃なかなか伝えられない感謝や想いのメッセージが詰まった映像に、思わず涙があふれてしまいます。これまでの歩みや、これからの未来に向けた温かい気持ちが、お二人の胸に刻まれる瞬間です。

＊ビデオレターは想い出の写真を選んでいただき、簡単なヒアリングさせて頂いた後、私たちが作成致します。お手間はかかりませんのでご安心ください。

感動が冷めやらぬまま和室へ移動し、ここで「わだかまりケーキ」のカットが行われます。このケーキには、二人の間にあるかもしれない小さなわだかまりや過去の誤解を、すっきりと切り離すというシンボリックな意味が込められています。

二人で一緒にケーキを切ることで、「これまでのわだかまりをここで終わりにしよう」という決意を象徴します。

お互いの絆が再び強く結ばれる、特別な瞬間です。

“わだかまり”を食べてしまって無くした後は、外庭へ出てお二人で一緒に空へ風船を飛ばします。

お二人の名前を書いたその風船には、これからの未来への希望や願いが込められて。風船が空高く舞い上がる瞬間、これからのお二人の人生がさらに明るいものになることを象徴しています。

新たなスタートを切る二人の決意が、未来への道を照らしてくれるでしょう。

セレモニーの最後には、スタッフから感謝の言葉をお伝えし、記念撮影を行います。

この特別な時間が、お二人の心に長く残るように、写真にその思い出を刻みます。

そして、お見送りの際には、また次にお会いできる日を楽しみに、笑顔でお別れです。

このセレモニーを通じて、お二人は再び心を通わせ、これまでの関係を振り返りながら、未来に向けた新たな一歩を踏み出していただけることと思います。

そして、今回このセレモニーにモニター参加してくださったこちらの岡川ご夫妻様より嬉しいご感想頂きましたので、その一部を共有させて頂きます。

私たち夫婦は結婚してから３３年が経ちました。

セレモニーの中で最も心に残ったのは、ビデオレターでした。
「いつもありがとう。あなたがいてくれたから、私たちはここまで来れました」
深い想いのメッセージに、思わず涙が溢れました。
そして、これまでの私たちの歩みを、お互いがそれぞれに見守っていたんだと実感しました。

このセレモニーを通して、これまでの二人の歩みが鮮やかに蘇り、過去の想い出やこれからの未来への希望をしっかりと心に刻みました。

風船を飛ばした瞬間、二人で見上げながら「これからも一緒に歩いていこう」と自然に思えました。
風船がゆっくりと天高く舞い上がる様子は、まるで私たちのこれからの未来を象徴しているかのようで、気持ちがとても軽くなりました。

また、“わだかまりケーキ”のカットもすごくよかったです。
わだかまりを象徴するケーキを二人で一緒にカットして食べた時、まるで心の中の小さな曇りが晴れたような気がしました。
こんな体験ができるなんて、思ってもいませんでした。

もしこのセレモニーに申し込んでいなかったら、私たちはこんなに深く夫婦のことや、自分自身について見つめ直すことはなかったかもしれません。
日々の忙しさの中で、こうした時間を持つことがどれほど大切かを改めて実感しました。
本当に貴重な時間を過ごすことができ、心から感謝しています。

私たちが感じたこの特別な時間は、ぜひ他のご夫婦にも体験していただきたいと思います。
お互いの気持ちを伝え合う、新たなきっかけとして、このセレモニーはまさにぴったりです。
どんな関係であっても、きっと新しい発見や感動が得られるはずです。
未来に向けて、もう一度二人で手を取り合うために、このセレモニーをおすすめします。

PS：後日談）あれから…今まで思っていても、なかなか口に出さなかった主人が「こう思う…」という風に、少しづつ想いを話してくれるようになりました。おかげで、私たちの間はもちろん、子どもたちともコミュニケーションがスムーズになり家族の風通しが日に日に良くなっています。あの日はまさにスタートだったんだなぁとしみじみ幸せを感じています。

岡川昌裕様・佳代子様
（今回のお申し込みは佳代子様からでした）

私たち二人の過去の失敗

まぁいいか…。

見て見ぬふりをしてきた結果、“わだかまり”が大きくなったことが原因です。

わかってくれよという思い込み、わかってくれるだろうという…

でも、感謝の気持ちって、わかっていてもなかなか口に出していうのは簡単ではありません。

そしてそれは、月日が経てば経つほど、言えなくなっていきます。

その“わだかまり”

いっぺんに取り払わなくてもいい。

日々お互いに少しずつ小さくしていく、このセレモニーがそのきっかけになればいいかなって思っております。

心が解放できる、ここ『なごみ城』で　

縁起の良い蓮根料理をお召し上がりいただき、“わだかまりケーキ”　をカットして、笑いから　“和（なごみ）”へ…。

1,000年続くなごみ城で、大切な方との　『新しい未来を創る』スタートを切る。

私たちが心を込めて“おもてなし”いたします。

■黒明房子（くろみょうふさこ）

和み舎代表
岡山県出身

独身時代、企画の仕事に携わり、数々のヒット商品を生み出す。

結婚後は、3人の子どもを育てながら父の副業で始めたフランチャイズの飲食店の店長として、未経験の飲食業界に飛び込み、地域に愛される店となる。

その後、父の会社に入社し経営に携わるが、前の主人の死をきっかけに実家を離れ、新しいパートナーとともに新たな挑戦をスタート。

2018年、大阪天神橋にて和菓子店を開業。2020年には蓮根料理専門店として箕面に移転。

2023年、「なごみ城」と出会い、その1000年の歴史に魅了され、次の世代へこの宝物を残したいという強い使命感を持つ。

なごみ城は、ただ単に歴史的な建造物ではなく、心の気づきを再確認し、夫婦が新たな未来を共に歩む再スタートの場。そうなるべく、日々出来ることをコツコツ続けています。

『なごみ城』

住所 ： 〒582-0014 大阪府柏原市青谷2046

席数 ：貸切のみ（1日1組様限定）

営業時間：11:00〜17:00

定休日 ：不定期