はじめに

このプロジェクトは歴史ある京都の祭（なぎ神社 神幸祭）の維持・継承を目的にスタートしました。毎年開催している神幸祭は令和３年５月１６日に１００周年の節目となります。しかしその神幸祭で使用する衣裳装束、祭具など破損が目立っているため修繕・修復いたしたく、又、祭具等を保管する倉庫、祭典を行う斎場は大変老朽化しており早急の修繕が必要であります。

なぎ神社とは

京都市中京区に位置し、正式には、元祇園梛神社（もとぎおん なぎじんじゃ）といいます。素盞嗚尊（スサノオノミコト）をお祀りし、今年で１１５２年を迎える歴史ある神社であります。８６９年（貞観１１年）京都で疫病が流行し、その悪疫をナギ払い、疫を鎮めるために牛頭天王（素盞嗚尊）を勧請しお祀りしました。当時この地に数万本の梛の木があり、その林中にお祀りしたのが始まりで梛神社といいます。

後に八坂の郷におうつりのとき、花を飾った風流傘を立て、棒を振り、楽を奏して神輿に神さまをお遷ししてお送りしました。これが祇園祭の傘鉾の起源ともいわれています。

後世に遺し、伝統を守るために

現在の神幸祭の形になり、今年で１００年を迎えます。京都の人々に愛される神社で規模は大きくはありませんが、祭りは盛大に行われます。ミニ時代祭りとも言われ、行列の先頭を歩く少年勤王隊はかわいくもあり、勇敢でもあり行列の花形であります。

梛神社の少年勤王隊を巣立っていった子ども達は後に、京都の三大祭（時代祭）の維新勤王隊の担い手となる為、時代祭との繋がりも深いです。

このような歴史と伝統ある祭り、文化を後世に遺し、未来ある子どもたちのために維持継承していきたいと考えています。

リターンについて

【makuake限定の巡行絵図、makuake限定の名前入りお守り、お札、御朱印】をお届け致します。

100年記念 巡行絵図

゛蘇民将来子孫也゛のお札の付いた「茅の輪（ちのわ）」は宮司が一体一体心を込めて奉製いたします

リターンの御朱印３０種

資金使途

神幸祭の維持・継承に使用させていただきます。

①１００年の経年劣化により衣裳装束、祭具の修繕が必要となりました。修繕費用に充てさせていただきたいと考えております。

②神輿蔵、鳳輦庫（ご鳳輦や祭具、衣裳などを収納する倉庫）梛神社拝殿（祭典を行う斎場）の老朽化に加え、平成３０年９月４日に上陸した台風２１号により被害を受けているため、修復費用に充てさせていただきたいと考えております。

さいごに

私たちは神社行事を通じて、家族の絆や地域社会とのつながりを大切にしていきたいと考えております。

古来から続いてきた伝統や文化を守り、次世代に繋いでいきます。

コロナ禍で皆様が、それぞれにご苦労なされていると思います。

コロナに負ける訳にはいきません。

「必ず夜は明ける 日はまた昇る」 この言葉を信じて、前を向いて力を合わせて進んでいきましょう。

終息しましたら、ぜひ京都へ 、そして当神社へお参りください。

お待ちしております。